メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/04/28  2009/04/28


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年4月28日 発行
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□本日の結果
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04/28 04/27一般会員銘柄NA +8.75% 合計+8.75%
04/28 04/23一般会員銘柄GO +2.47% 合計+5.07%
04/28 04/23一般会員銘柄AC +2.98% 合計+4.71%
04/28 04/23プライムワークス(3627) +10.31% 合計+10.84%
04/28 04/20一般会員銘柄NG +7.41% 合計+47.46%
04/28 04/15特別会員銘柄FS +7.56% 合計+34.88%
04/28 04/13特別会員銘柄FC +4.93% 合計+8.77%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は232円安の8,493円と大幅反落となりました。
昨晩のシカゴ日経先物はやや高く返ってきたものの米市場は下落、
円高進行や、明日が祝日となり本格的に連休入りとなることから、
売り優勢で取引を開始しました。
一方で前場中は売りが一巡すると、連休前にポジションの偏りを嫌った筋が
先物に買い戻しを入れたこともあり、小幅上昇に転じて前場を終了しました。
後場に入ると一転し、先物へ断続的に大口の売りが出ると指数が押し下がり、
25日線を割り込んだところからは現物の投売りも重なって
下げ幅を拡大しました。
Globex米先物やアジア市場が総じて軟調となったこと、
為替が1ドル95円台に突入したこと、直近の短期資金の逃げ足が速まって
いたことなどから、先物・現物の売りに勢いが付きました。

□相場総括
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短期基調は下向き継続、中期基調も下向き継続となっております。
日経平均は25日線、基準線、節目の8,500円を次々と下回り、
チャート上では揉み合いからの下放れの格好となり、
上昇局面の終焉を迎えた可能性が出てきました。
一方で、本日は5月オプションSQをも睨んだ先物への仕掛けと見られる
動きが確認されており、それに連休前の手仕舞い売りが絡んで
大きく下落したことになっております。
特にドイツ証券が日経平均型、TOPIX型ともに大きく売り越しており、
本日の後場の下げの一要因と思われる動きを見せております。
予測ですが、オプション8,500円プット売りと絡み、
先物にヘッジ売りを大量に入れてきた可能性が指摘されております。
このため、完全に上昇局面終了、下落開始と見るのは早計と思われ、
連休中の米市場次第ということになってきそうです。
連休中は重要イベントが目白押しとなってきますので、
これを通過した後の方向性を見極めたいところです。

□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となりました。
朝方は小動きながら堅調推移となり、連日同様ネット関連銘柄が買われました。
しかし連休前ということもあり資金の逃げ足が速くなっており、
日経平均が伸び悩むと利益確定売りが優勢となり、
前場中頃には下落に転落しました。
豚インフルエンザ関連銘柄に資金が集中していたことも、
新興市場ネット関連銘柄から資金が流出する一要因となりました。
本日は利益確定売りに押されましたが、連休前なので利益確定売りを
早めた動きとなっており、新興市場のネット関連銘柄の物色が
終焉したという訳では無いと思われます。
連休中に米市場を中心に下への波乱があれば別ですが、
落ち着きさえすれば調整一巡から再度買われることも想定されます。

□個別銘柄動向
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後場にかけて主力銘柄を中心に幅広い銘柄が売られました。
証券、不動産、鉄鋼、非鉄金属、商社が軟調推移となり、
円高要因から自動車、ハイテクなども売られました。
連休を控え、既に国内機関投資家や一部国内外ファンド・ディーラーが
休みモードに入っていることから買いは限定的と留まり、
豚インフルエンザ関連銘柄に一極集中する格好となりました。
個別では朝方に4/23メルマガ銘柄のプライムワークス (3627)が10%を超える
大きな上昇を見せ、この時点で会員の方には早めの回転をお勧め致しました。
場中もキャッシュポジションを高めることが望ましいとしてきましたが、
もう一段の上昇が欲しいところで失速した銘柄が多かっただけに
残念な結果となってしまいました。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の米市場は続落が想定されます。
ストレステストの結果を受けて、当局がバンカメとシティに対して
資本増強の必要性を指摘したと報じられており、
金融懸念が強まる可能性がありそうです。
ただバンカメとシティの結果について、大いに不満と述べていることも
伝わっており、5月4日の結果公表を前に、ニュースフローで神経質な
動きを示してきそうです。
他、豚インフルエンザ関連が米市場に取っては大きな重しと
なってくることが想定され、為替のドル弱含みを含めて、
慎重に見る必要がありそうです。

昨晩の米市場は、ダウが51ドル安と3営業日ぶりに下落しました。
豚インフルエンザ感染拡大から警戒感が拡がり、売り優勢の展開となりました。
ただ節目の8,000ドルを割り込むと、テクニカル的な押し目買いが入り
相場を下支えし、GMの再建計画発表も好感される格好で下げ幅は
限定的となりました。
ヘルスケアセクターが相場を牽引し、一時は50ドル高まで戻す場面も
ありましたが、インフルエンザ問題が重しとなることに変わりは無く、
再び下落に転じて終了しました。

□注目海外指標・決算
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今晩の米主要企業決算は、ファイザー、オフィスデポが予定されております。
経済指標では、2月S&Pケース・シラー住宅価格指数、
4月消費者信頼感指数の発表が予定されております。
予想では、2月S&Pケース・シラー住宅価格指数が前年比-18.7%(1月-18.97%)、
4月消費者信頼感指数が29.5(3月26.0)となっております。
双方上下ブレのリスクは半々と見られており、予想の範囲を超えて
ブレたほうに反応があるとされております。

□その他海外注目材料
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豚インフルエンザ拡大懸念から、ドル安、株安が懸念されており、
加えてクライスラー問題、ストレステスト結果前という不透明要因から、
手控えが進むことが想定されます。
クライスラー問題においては、30日の最終期限を前に、
債権者や労組との交渉が続いている模様とされており、
ギリギリまで不透明感の残る格好となっております。
ストレステストについても、ウォールストリートジャーナルが
シティグループとバンク・オブ・アメリカに増資が必要との認識示唆と
報道しており、結果発表を前に神経質な展開となりそうです。


■明後日の展望
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祝日明けの東京市場は、連休中の中日となることから、
米市場の結果を受けてその内容を反映するだけの相場展開となりそうです。
また30日は国内主力銘柄の決算が控えていること、
米市場においてはクライスラー再建策最終期限を迎えることから、
ポジションをどちらかに傾けるような場面は無さそうです。
このため、豚インフルエンザ関連銘柄や、低位株物色の動きが想定されますが、
本日売られた新興市場ネット関連銘柄に落ち着きが出るかどうかに
注目したいところです。

□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅下落となり、これまでサポートラインであった25日線を
大きく割り込み、下放れの格好となってしまいました。
5日線との短期デッドクロスも意識されるほか、パラボリックも陰転、
一目均衡表では転換線が上値のまま基準線も割り込んでしまいました。
次の下値メドは上げ幅の3分の1押しとなる8.386円近辺となりそうです。
また週末には雲のねじれが起こり、今後は雲が上昇することから、
雲に沿って切り上がっていく可能性も残され、雲の中に突入さえしなければ
短期調整で終わることも考えられます。

□総括・今後の方針
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東京市場は祝日明けの30日、翌日の1日が取引日となりますが、
連休の合間ということ、決算を含む国内外のイベントが多いことから、
様子見ムードが一層強まる可能性があります。
こうなると日計りの資金でインフルエンザ関連や低位株物色の動きが
強まることも想定され、一部余剰資金でデイトレードなどの
超短期物色の格好となってきそうです。
ただこういった取引に無理に興じることはありませんので、
連休明けまでは休みとしまっても良いと思われます。
連休明けの段階で、再度上値を試す動きとなっていくのか、
押し目探る動きになっていくのか見極めたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。



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