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タイトル:Daily Drama Express 2009/04/16 BOSS (1)  2009/04/23


===================================================== 発行部数   26 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/04/16 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル BOSS
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 大澤絵里子(天海祐希)
 野立信次郎(竹野内豊)
 木元真美(戸田恵梨香)
 花形一平(溝端淳平)
脚  本 林宏司
主題歌  「」

あらすじ  第一回 最強アラホー 女刑事、ボスになる!

 アメリカ ニューヨークの街を闊歩する女性。


 とあるベッドでその女性は朝、目覚める。
 そこに男性が珈琲を持って来て、起こす。

 実は、5年ぶりに帰ってきた日本のため、焼酎だ、日本酒だとかを
いい気になって飲み過ぎて、酔って彼の家で寝てしまったのだ。勝手
に服をすべて脱ぎ、勝手にベッドを選挙し、彼はソファーで寝る羽目
になったのだ。
 彼は、頼むから、買ったばかりのパソコンに吐くなと言う。
 もうお前は40で崖っぷち。今度は失敗をするな。もう後は無い。
お前が失敗したら、オレが困る、と言う。
 相変わらず、自己中なのね、と女性。


 警視庁での記者発表。我が国でも犯罪の多様化に対応するため、
『捜査一課特別犯罪対策室』を創設。

 でも、上層部は中身が説明できないので、参事官補佐の野立信次郎
(竹野内豊)が説明する。アメリカなどでは一般化した、プロファイ
ルなどを駆使して、犯罪捜査にあたると言う。

 トップは、アメリカで5年間、向こうのシステムを勉強してきた精
鋭。

 記者会見が終わると、上層部の人間は、『捜査一課特別犯罪対策室』
の室長、警部・大澤絵里子(天海祐希)は、アメリカに行っていたと
言っても、語学研修。不祥事を起こして、降格処分となり、キャリア
としてはやっていけないので、アメリカへ行って、ほとぼりを冷まし
ていたのだ。

 絵里子の世話役は、同期の信次郎が引き受けさせられていた。
 室員たちは、各部署をお役ご免になった人材ばかり。

 絵里子は朝食代わりに、お菓子を食べながら、警視庁へ行き、別館
にあるこれからの自分の職場『捜査一課特別犯罪対策室』に明るく入
る。

 そこに童顔の青年が入ってくる。
 絵里子は、少年課は向こうと言うが、彼は刑事だった。
 名簿を見ると、交番勤務から抜擢されたようだ。ガッツだけが取り
柄の花形一平(溝端淳平)。

 女性は、地下鉄の駅から警視庁までのわずかな距離を歩かず、あく
びをしながらタクシーに乗り込む。

 その女性・木元真実(戸田恵梨香)は、科捜研に居たのだが、朝起
きられず、お払い箱になり、ここへ来た。席に着くなり、カバンを枕
にして、また寝てしまう。

 部屋にクールな青年が入ってくる。こんな掃きだめはダメだとやる
気がない。彼は片桐琢磨(玉山鉄二)。

 そこに、タンポポの花を持った中年のおじさんが入ってくる。まさ
かこの人まで刑事!?−−へらへらとして気弱そうな山村啓輔(温水
洋一)だった。僻地の生活安全課に勤めていた。『落としの山村』と
して有名らしい。
 そんなプロが来てくれるんだと期待する絵里子。

 今度はやくざ風の男が入ってくる。ビビる絵里子に、実は暴力対策
室から移動してきた岩井善治(ケンドーコバヤシ)だったのだ。
 岩井が山村に、落としたカバンを渡す。
 このように、落とし物が天下一品ということなのだ。

 岩井は、来る途中、信号待ちの時に少年のおしりをなでていた。


 屋上で話す絵里子と信次郎。
 信次郎は、この部署は格好のために作られただけ。うまくいけば、
もうけものだけど、うまくいかなければ、潰せばいい。女性係長と言
うだけで、世間受けする。
 人員を集めるため、各科に精鋭をと頼んだら、嫌われているせいか、
あんなのばかり集まってきた、と言う。
 あんなので、どうしろというのよ、と絵里子。
 信次郎は、絵里子と同期の腐れ縁も、もう18年以上になる。骨は
拾ってやるから、安心しろ。すぐそこの川に撒くけどな、と言う。
 やる気を失いそうになる絵里子。


 捜査一課に、焼死体発見の連絡が入る。

 4月16日午前10時35分、荒川区緑二丁目の河川敷で、身元不
明の焼死体が発見された。現在管轄署において検視を実施中であるが、
直接の死因の解明に至っておらず、現在、自他殺の両面から現場を中
心とした地取り捜査を実施中。

 現場へ行く絵里子。

 焼死体は上半身が焦げ、片腕が折れていた。近くの鉄塔に被害者の
靴後が残っていた。

 絵里子は、花形に、持ってきたビデオカメラで野次馬を映すよう言
う。

 現場に犯人が戻ってくるなんて、ドラマだけの世界ですよ、と文句
を言う片桐に、絵里子はここ第六エリアで同じように事件が起きてい
ないか、山村と岩井に調べておくよう言っておいてくれと言う。

 地面を見つめている真美には、鑑識に状況を聞いて来いって、言っ
たでしょと怒鳴ると、真美は自分は刑事じゃない、と動かない。
 そして、つばが飛んだと文句を言う。
 絵里子は、怒ればつばが飛ぶのも当たり前でしょ!と更に怒鳴る。

 真美は、今でも科捜研からの異動に納得していないという。
 絵里子が、警察といえども組織。異動はつきものでしょ、と諭す。

 真美は、人間に興味が無い、と全然動かない。
 給料分は仕事しなさい、と絵里子。

 騒ぎが起き、絵里子が駆けつけると、花形がビデオ撮影をしながら、
死体のひとがたの中に入ってしまっていたのだ。
 花形を引きずっていく絵里子。

 絵里子の前に捜査一課の係長の小野田忠(塩見三省)が現れ、部外
者は出ていってくれと言う。
 うちにみも捜査権はあります、と絵里子。

 小野田は、捜査一課といえば、たたき上げの男の職場。チャラチャ
ラとして、香水の匂いをさせたような奴らの来る所じゃない、と嫌み
を言う。

 片桐は、いいところに異動したなと捜査一課員たちに、嫌みを言わ
れている。

 怪しい男が現場を見ている。


 『捜査一課特別犯罪対策室』では、山村が絵里子に指示されたとお
り、過去の事件を調べている。
 岩井は、そんなこと、まじめにやるみとないだろう、とさぼってい
る。


 絵里子は、花形を連れて、科捜研へと向かう。
 中へはいると、鑑識官で監察医でもある奈良橋玲子(吉瀬美智子)
に、分析結果が出たか聞く絵里子。本当に焼死か?と。

 花形がシュークリームを差し入れすると、玲子は受け取り、花形に
いくつ?と聞く。
 23と答えると、可愛いと玲子。

 玲子は、確かに上半身が焼けていたが、死因は心臓麻痺。落ちたと
きのショックで、焼けた内臓はバラバラ。
 胸部に微量の化学物質が着いていた。それはRDX。
 RDX.....とつぶやく絵里子。
 爆薬の成分、と玲子。


 片桐に声を掛け、新しいボス、どう?と聞く信次郎。
 そして内ポケットから退職願を取りだし、今、公務員辞めてどうす
るの?今オレ達、モテモテだよ。合コンに呼ぶから、と言う。
 片桐は、もう組織がイヤになりました、と言う。
 だから、あのボスに付けたんだと信次郎。


 刑事部長に呼び出される絵里子。
 刑事部長は、現場に出ているそうだな。着任早々張り切っているの
はわかるが、絵里子はマスコミ対応でも勉強していればいい。どうせ
『捜査一課特別犯罪対策室』なんて、マスコミ向けのお飾りなんだか
ら、と言う。

 絵里子は、刑事部長は、信次郎に負けたくないだけでしょう。
 刑事部長は几帳面な性格。男ばかり3人兄弟の長男でしょう、と言
う。
 プロファイリングのつもりか?と刑事部長。
 当たってますか?と絵里子。


 『捜査一課特別犯罪対策室』では、被害者の前園が最後に掛けた電
話の録音が見つかったと言うことで、再生をしている。
 それは男性の泣き声のようなもの。

 片桐が、その携帯は持つ主不明の使い捨て携帯。ただ、その携帯か
ら発せられた電波は、現場から350メートルの位置にある中継所が
拾っている。

 前園は高所恐怖症だった。それを無理矢理高い鉄塔に登らせている。


 そこに山村と岩井が戻ってきて、3月20日午前2時35分頃、江
戸川区大森高架下で、通称『シゲ』さんと呼ばれていたホームレスが、
上半身が焼けて亡くなっていた。
 シゲさんはたき火のそばで、アルコール度数90度ものウォッカを
飲んでいたので、それに引火したのではないかと考えられていた、と
報告する。

 絵里子は、そんなことを調べるだけで二日間もかかっているの?ブ
ルーシートに残された髪の毛からDNA検査して貰ったら、シゲさん
は全くアルコールを受け付けない体質だった。
 それを今回も無理矢理飲まされている。そして、そこでもRDXが
見つかっている。
 これぐらいのことは簡単に調べられよ、と絵里子。

 すなわち、両方とも爆死させられている。これは爆弾を使った連続
殺人。
 犯人は、ドンドン犯行をエスカレートさせるおそれがある。
 絵里子は片桐に、爆弾の知識のある人を捜させる。
 大学教授とか?と片桐。
 絵里子は、むしろ犯人は高学歴ではなく、技術一筋でコツコツとや
っている人の可能性が高い。自分のことが認められず、世間に対する
不満を募らせているのではないか、と言う。
 そして真美に、人が嫌いでも、これぐらい調べられるのよ、と言う。


 聞き込みをする片桐。訪ねた会社の社長は野口。近々合併するとい
う。

 花形は、現場付近の防犯カメラのビデオを借りてくる。

 真美はCDをPCにセットする。

 岩井と山村は一緒に調査に回っている。

 絵里子自身も聞き込みをしている。

 やる気を出した真美は、録音の解析を勧める。

 花形は頑張って監視カメラの録画と、先日映した野次馬の映像を見
比べる。

 『捜査一課特別犯罪対策室』で検討する絵里子と片桐。爆弾なんて、
どこでも作れるようですよ、と片桐。

 絵里子は、犯人は必ず戻ってくると言う。灯油を掛ければ後元にた
れる。上半身だけ焼けるなんてあり得ない。爆弾を投げたなら、そり
結果を知りたいはず。テロ以外なら、必ず犯人は現場に戻ってくるは
ず、と言う。

 真美が貼ったポストイトに気付き、読み上げる絵里子。
 声紋分析の結果。
  男
  168〜171センチ
  45〜55歳
  給料分の仕事はしています

 絵里子は、声紋は声の指紋と言われている。専門家が分析すれば、
例えボイスチェンジャーを使っても、本人のものか分かる、と説明す
る。


 焦った様子で、携帯の相手と話している中年サラリーマン。約束を
守ったら、止めてくれるんですよね、と念を押し、カバンの中の包丁
を確かめる。

 オープンカフェで珈琲を飲んでいる絵里子と信次郎。
 絵里子は早き地取り捜査に行かなければならないから、早く用件を
言って、と言う。
 信次郎は、真美はかわいいよな。合コン設定して、と言う。
 絵里子があきれていると、騒ぎが起こる。

 見ると包丁を手にしたさっきのサラリーマンが、銀行から飛び出し
てきて、カバンを開け、中の札束を指し、約束を守ったから、止めて
くれと言う。

 信次郎は絵里子を押し出し、警官なんだから、止めろと言う。
 絵里子が回りを見回すと、前の事件の目撃者ビデオにも映っていた
ストラップを持った男が去っていく。

 前に出てきた絵里子が警官と知ると、その男は、警官なら止めてく
れと言って、上着を脱ぐ。
 すると彼のベストには、時限爆弾が取り付けられていた。

 彼は、無理矢理そのベストを脱ごうと引っ張る。
 そのため、ベストに付いていた管の中で薬液が混ざり、次の瞬間、
爆発する。

 爆風に吹き飛ばされる絵里子と信次郎。

 爆風が収まり、絵里子が見ると、男性の上半身だけが燃えて、黒こ
げになっていた。

 彼の名は小島。強盗をしたふれあい銀行に勤めていた。

 目撃証言から、小島が誰かと通話していたことがわかる。

 凶器はベスト爆弾。無理に脱ごうとすると、塩化カリウムが混ざっ
て、爆発する死のベスト。

 玲子が、ほかの2体からも同じベストの繊維が検出されているとい
う。

 そこに山村が臭い匂いをさせながら戻ってくる。
 シゲさんの仲間のホームレスに飲まされちゃって、と。

 タバコを吸おうとした山村が、ライターを取り出す。シゲさんの遺
品のライターだった。
 そのライターには、『野垣工業』と書かれている。

 片桐が、ふれあい銀行は評判の悪い銀行だったと言って、小島が担
当した融資先のリストを持ってくる。
 その中に、野垣工業がある。

 今までの間隔から考えて、すでに次のターゲットに爆弾ベストが装
着されている可能性がある、と絵里子。

 花形が、目撃者に同じような人物が見つかったが、映像が曖昧で、
と言う。

 すると真美がパソコンを操作して、解像度を上げ、遂に男の顔が分
かる程度に鮮明になる。


 その男を逮捕する捜査一課員。
 男は、ポケットからあのストラップをたらし、ポケットの中にスタ
ンガンを入れていた。

 その男・化学薬品を扱う工場を営む野垣泰造(武田鉄矢)の取り調
べ。
 刑事部長は、絵里子の出る幕はない。記者発表の原稿でも考えてお
くよう言う。

 野垣は、今、何時かと聞く。時計を質に流してしまって、と。
 刑事は、お前に時間は関係ない。時間なら、たっぷりあるからな、
と言う。

 ふれあい銀行の融資先になっていた企業にも捜査員が行き、被害者
がいないか調べている。

 野垣は、スタンガンで被害者を失神させ、その隙に爆弾ベストを着
せていた。その外し方は、誰にもわからない。

 その頃真美は、ヘッドホンを掛けて、パソコンで再生した音を聞い
ていた。

 そこに信次郎が来て、真美の声も可愛いと言うと、ボスが取調室に
来るよう言っている、と伝える。

 その時、野垣の部屋から、自分の犯行を認める反省文が見つかった
と、持ち込まれる。

 その頃、絵里子は取調室の隣の部屋で刑事部長に、ああいうタイプ
は、自分の技術がわかる人にしか話をしない。
 逆に、その男より知識があって、その男のプライドをたたきつぶせ
れば、案外あっさり自白するものだ、と言う。
 そんなことができるやるはいない、と小野田。
 絵里子は、自分ならできる、と取調室へ向かう。

 絵里子は、野垣が流した時計を取り戻したと手に持って、入ってい
く。

 絵里子は、RDXの可塑性を低めるにはどうするのかと問う。
 野垣が答えた薬剤に対して、その比率まで問う絵里子。
 野垣は数値を答えるが、ただそれは繰り返し実験しないと導き出せ
ない、と付け足す。

 隣の部屋で、その話を聞いていた真美は、FBIが対爆弾犯対策に
用いる交渉術ですね、とつぶやく。まず腕時計を取り出したことによ
り、ラポール−−犯人との親和性が生まれる。そして自尊心をくすぐ
る。あとはどうやって自尊心を打ち砕くか、と。

 絵里子は野垣に、爆弾について、野垣と一緒に研究していた戸倉に
すべて聞いた。解除方法も聞いた。案外簡単だったのね。液体窒素を
掛けて、電池を凍らせてしまえばいいのね、と。

 そして野垣の誤算は小島が生きていたこと、と言い出す絵里子。三
度の熱傷に、腎臓破裂の重症だったが、命は助かったという。
 どこの病院だ?と野垣。
 北荒川第三病院、と絵里子。
 それじゃあ、花を贈らなきゃ。何号室だ?と聞く。
 703号室、と絵里子。

 それを聞いていた真美は、交渉術で嘘は絶対言っちゃいけないのに。
ばれたとき、相手に主導権を握られてしまう.....とつぶやく。

 絵里子は、次のターゲットもわかった。もう爆発物処理班が向かっ
ている、と言う。

 そこに小野田が入ってきて、そっと絵里子にメモを渡す。そこには、
ターゲットが全部外れだったとある。

 絵里子がメモを受け取り損なって、メモは腕時計のそばに落ちる。
 慌ててメモを隠す絵里子。

 絵里子の腕時計を見た野垣が、突然高笑いをする。
 ドカーンだと言う。
 そして北荒川病院は5階までしかないんだよ、と。
 それに、液体窒素では解除できない。温度センサーが付いているの
で、冷やしたらドカンだ、と言う。

 絵里子の携帯が、岩井と通じていた。
 岩井の前には、椅子に縛られ、爆弾ベストを着せられた公共科学社
長の野口洋子がいた。

 野垣は、その爆弾の解除は、直列に繋がっているのを並列につなぎ
替えるだけ。戸倉も考えつかなかった方法だ、と威張る。

 絵里子は電話の向こうの岩井に、今の解除方法、聞いたでしょ、と
言う。

 びっくりしている野垣に、絵里子は実は時計は15分進んでいるの。
わたしって、せっかちだから。その時計も、15分、進めてある。今
はまだ12時ではなく、11時48分。爆弾も無事開示をされた。

 あの野垣の部屋で発見された文書は、自首するためのものではない。
野口に読み上げさせるためのものだった。

 野口は5年前、野口の会社との取引を切った。そのために、野垣の
会社は倒産した。
 その野口が東京エレクトロンとの合併という晴れ舞台で恥をかくの
が、一番の復讐だという。

 連行される野垣は絵里子に、「貧乳」と言う。
 胸を反らせてみせる絵里子。


 刑事部長の部屋にいる絵里子。記者会見、なかなか良かったですよ
と絵里子。

 小野田は、自分まで騙していたのか?と怒る。

 絵里子は、『捜査一課特別犯罪対策室』でも、独自に今日の被害者
を探した。野垣の恨みを買った人物は大勢いたが、今日イベントがあ
るのは、野口だけだったので、野口にターゲットを絞ったという。

 刑事部長は、アメリカで学んだプロファイリングですか?と問う。
 絵里子は、女ですから、あれぐらいの演技ができて当然。あのメモ
もわざと落とした。それなのに小野田はビビリ過ぎ、と言う。

 面目の潰れた刑事部長と小野田を前に、心の中で、「オレのおかげ
だろ」とつぶやく信次郎。

 絵里子は真美に、犯人は真美の分析より5センチ身長は低く、年齢
は4歳年上だった。もっと精度を上げなさい。これじゃあ、給料分、
働いているとは言えないわよ、と辛辣。


 信次郎が片桐に、絵里子がキャリアを捨てることになったのは、一
人の男を追いかけたため。
 それがみっとも無くて、アメリカに逃げていただけだ、と耳打ちす
る。

 片桐が絵里子の後をそっと追うと、絵里子は職人風の男性と待ち合
わせをしており、会うと、そのまま腕を組んでウキウキと歩いていく。


寸  評  絵里子は、アメリカに逃げて語学研修をしていただけと言われて
いる割に、プロファイリングも交渉術も身につけ、鑑識の玲子まで手
玉に取っている。
 なかなかの傑物です。
 信次郎は、単なる絵里子の同期というよりかは、もっと何かを秘め
ている。あるいは、絵里子が5年前に起こした男絡みの騒動って、信
次郎と関係があるのでしょうか?

 それにしても、このドラマを見ながら、頭の中にしきりと思い出さ
れていたのは、『チーム』です。天海祐希と、浅野温子が二重写しに
なっていました。
 これから、やる気が無いって言うか、やる気の方向性がおかしいメ
ンバー達をどう育てていくかですね。
 その中で、真美の鑑識の技術などが、役立っていくのでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 『片付けられないXX』というのが、時々話題になりますが、わたし自身も
片付けは苦手です。
 その要素としても苦手なのが、思い切ってものを捨てること。
 子供の時、ものがないというか、足りない生活をしたため、もし、後でこれ
が役だったら?と思ってしまうと、なかなか捨てられないのです。
 最近は、心を鬼にして、いろいろ捨てまくっています。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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ID  :MM3E195F16414CD 
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