メルマガ:クリスタルノベル〜百合族
タイトル:クリスタルノベル〜百合族 Vol.006  2009.4.20  2009/04/20


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   ◇∞◆  クリスタルノベル〜百合族〜    ◇∞◆
    ◆∞◇      Vol.006  2009.4.20       ◆∞◇


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                    ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ 
            
             ♪ − 星の降る夜空の向こう


「はあ……気持いい……」
「我慢しなくてもいいから、いきたくなったらいっていいのよ」
 沙耶の言葉を聞き、子宮の奥深くにズキッと鋭い快感が走った。胸はキュン
と痛み、目の前が白く曇り、外界の音が消えた。腰の奥からさらに快感がこみ
上げてきた。
「あぁん、あぁん、あんあん……ハァッ……ああっ、あぁぁぁ!」
 腰が自然に大きく上下に踊りだし、口から喘ぎ声が漏れ出た。
(私、いかされるんだ……)
 人に見られたら死にたくなるような恥ずかしい姿に震えながら、ひたすら快
楽を貪った。
「ああ、いい……あぁぁ……はぁぁぁぁ……ああっ!」
 一回目の波が襲って来た。目の前で星が幾つも弾け、身体の奥から次々に強
烈な快感の波が寄せて来た。私は大きな悲鳴を上げ、沙耶を抱きしめた。得も
いえぬ快感を甘受し堪能した。
「はあ……はあ……はあ……」
 私一人の荒い息の音だけが浴室に響いた。ぐったりと弛緩した私の身体を沙
耶が抱きしめてくれた。
「身体を洗わないとね」
「いい……自分で洗うから」
「ダメ……私に洗わせて」
 沙耶は湯船から上がると直接手のひらでボディソープを泡立てて、バスタブ
の縁に座っている私の裸体を後ろから指先で洗い始めた。
 首筋から肩、肩から腕に、指先がゆっくりと移動していった。
 それから沙耶は私を抱きかかえるように両手を前にまわし、丹念に私の胸を
撫で回してから、お尻に降りていった。
 その沙耶の指先の動きだけで、私は身体が再び熱くなっていくのを感じた。
 沙耶はバスの中に入って私の前に来ると、私の両足を裏側から踵まで洗い、
くるぶしから膝に向けてゆっくり上がってきた。
「あああ……」
 私は徐々に上に上がってきた指先を敏感なところに導こうと腿を少し開いた。
しかし、沙耶の指先は私の期待を裏切り、腿のあたりまで達すると、私の濡れ
た秘部を避けてゆっくりとおなかを撫で回し、それから泡のついた指先で胸を
揉みしだいた。
「んっ……あんっ」
 私は乳首が再び硬くなっていくのを感じた。
 沙耶の巧みな指使いに加え、泡立ったボディソープのぬるぬるした感触がな
んとも言えず気持ち良くて、乳房を撫で回されているだけで、どんどん身体が
熱くなってきた。
 沙耶の指先が急に下におりて、私の薄い陰毛の茂みに触れた。それを掻き分
けるように、敏感な箇所に沙耶の指が到達した。
「あぁっ」
 その瞬間、私の膝が崩れ、沙耶の胸にしがみついた。
「いっぱい濡れちゃってる」
 片方の手で私を抱きとめながら、もう一方の手で私の秘部をゆっくりと擦っ
た。
「あ……あっ……」
「気持ちいいの?」
「……うん……すごく……気持ちいい……んんっ」
「ねえ、あなたのあそこ、見てもいい?」
「え……やだっ、そんな……恥ずかしい……」
「おねがい……」
 沙耶にジッと見つめられ、恥ずかしくてたまらないのに、私は思わず頷いて
しまった。
 沙耶が私の手を引いてバスの中に入れると私の脚の間に入り、お尻の下に手
を入れて私の腰を浮かせた。
「あ、やだ」
 私の下半身が水面に浮いた。大きく開いた脚の間に沙耶の目があった。沙耶
の目の前に私の恥ずかしい部分がさらけ出されているのだ。



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  発行者      : 春野 水晶 

  * タイトル:『クリスタルノベル〜百合族〜』
  * 発行周期:不定期(週3回発行予定)

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