メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/03/11  2009/03/11


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年3月11日 発行
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□本日の結果
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03/11 03/11特別会員銘柄DH +1.34% 合計+1.34%
03/11 03/10一般会員銘柄BS +6.87% 合計+6.87%
03/11 03/10一般会員銘柄KK +2.05% 合計+2.05%
03/11 03/10一般会員銘柄DE +2.49% 合計+2.49%
03/11 03/10一般会員銘柄FS +7.69% 合計+7.69%
03/11 03/04大日本スクリーン製造(7735) +6.84% 合計+7.76%
03/11 03/02野村ホールディングス(8604) +10.10% 合計+8.02%
03/11 03/01一般会員銘柄ID +3.73% 合計+2.21%
03/11 02/18特別会員銘柄MM +4.65% 合計+1.35%
03/11 02/18一般会員銘柄SS +4.48% 合計+4.83%
03/11 02/15特別会員銘柄DA +3.54% 合計+6.24%
03/11 02/11特別会員銘柄ND +6.21% 合計+7.41%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は321円高の7,376円と大幅反発となりました。
昨晩の米市場が大幅高となったことから、朝方から買い先行となりました。
朝方の買いが一巡すると伸び悩む場面もありましたが、
今度は売り物を吸収するとジリジリと上げ幅を拡大する展開となりました。
後場に入っても崩れることなく高値圏を維持し、
高寄り後もさらに上昇して取引を終了する強い動きとなりました。

□相場総括
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本日は現物及び先物で買戻しが主体となって上昇を演じました。
特にこれまで先物を売り続けていた米系証券が買い戻しに転じてきております。
ただ一方で欧州系の大口換金売りが引き続き観測されており、
まだ外国人売りの状況が続いており、今後も上値を抑えてくる要因と
なってきそうです。
今週末はメジャーSQとなりますが、ロールオーバーは順調に進んでおり、
波乱は無さそうと見られております。

□新興市場動向
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新興市場は3市場揃って上昇しております。
米市場の大幅上昇を受けて朝方から買い先行となり、
日経平均の大幅上昇を背景に新興市場にも買いが波及しました。
ただ東証1部大型株が買われる中で、このところの流動性の欠如及び
業績基盤の弱さからの業績不安などが足枷となり、
積極的な買いは限定的となりました。
新興市場からは投資家離れが続いており、今後も厳しい状況が続きそうです。

□個別銘柄動向
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3月2日メルマガ銘柄の野村ホールディングス(8604)が暴騰したのを筆頭に、
金融、外需を中心に買われました。
本日はここまで売り込まれていた大型株が買い戻される動きが目立ったため、
中小型株への資金の流れが限定的となりました。
ただ、このまま素直にV字回復は難しいと見られていることからも、
積極的に出る場面はもう少し待つことにし、これまで大きく売り込まれた
銘柄を中心に慎重姿勢継続で見ていきます。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の米市場は続伸基調が期待されます。
米時価会計制度の見直しや空売り規制再開に具体的な進展があるかどうかが
焦点となってきそうです。
これらになんらかの具体的なアクションが見られれば、
ダウ節目の7,000ドルを超えてくるような展開が想定されます。
逆に、材料が何も無い状態では、節目の7,000ドルで上値が重くなりそうです。

昨晩は、シティグループの1〜2月業績が黒字になったと強気の業績見通しを
示したことから買い先行で始りました。
他の金融機関については1〜2月の業績が好調と伝わっておりましたが、
シティグループの不透明感からこれまで反応し切れなかったこともあり、
勢いをつけて金融株が買われました。
その後もバーナンキFRB議長の講演において、企業の時価会計制度を見直す
可能性が発表され、空売り規制やアップティックルール
(空売り時に直前の取引価格より高値でしか売ることができない規制)が
再導入されるとの思惑が好感され、一段高となりました。

□注目海外指標・決算
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主要企業決算は、ナショナルセミコンダクターやポール・コーポレーション
などが予定されております。
経済指標では、MBA住宅ローン申請指数、2月財政収支の発表が予定されてます。
予想では、2月財政収支が-2,050億ドル(前回-1,756億ドル)となっております。
2月財政収支では悪化が見込まれておりますが、財政刺激策はまだ反映されて
いないとの見解が広まっており、今回の数値が市場に大きな影響を
与えてくることは無いと見られております。
また住宅関連指標としてMBA住宅ローン申請指数の注目度が高まっており、
前回は-12.6%となっております。

□その他海外注目材料
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米市場において要人の講演や発表は予定されておりません。
今晩は上でも記した通り、昨晩思惑として先行した米時価会計制度の見直しや
空売り規制に関して具体的に進展が見られるかに注目が集まります。
テクニカル面では、米証券各社が下げ止まりのレポートを出し始めており、
下げ渋っていたダウ6,500ドルから急反発となったこともあり、
心理的な好転はありそうです。
ただ昨晩の上昇は買い戻しや短期筋が主体で、実需筋が入っていないという
声も聞かれ、依然油断はできない展開が続くものと思われます。
何らかのマイナスインパクトが伝われば、失望売りも絡んで
一気に暴落局面を作りかねないと指摘する声もありますので、
慎重姿勢は継続する必要がありそうです。


■明日の展望
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明日は、底堅いながらも上値の重い小動きに終始するものと予想されます。
本日が大幅高となったこともあり、現在の状況だと7,500円の節目を前に
一旦戻り待ちの売りが強まりそうです。
逆に今晩の米市場などが腰折れとなり、明日が反動の反落となってくる
可能性もあり、引き続き慎重に見ていく必要がありそうです。

□テクニカル分析からの展望
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本日は、5日線及びボリンジャーバンドの-1σ、一目均衡表の転換線を
一気に突破し、MACDは陽転となりました。
ただ5日線、-1σ、転換線はそれぞれ下降を続けており、
MACDは陰転と陽転を繰り返していることもあり、完全な底打ち感はありません。
現在のところでは下落トレンドの中でのひとつの自律反発のリバウンドとしか
見ることはできません。
ただ7,000円割れ濃厚と言われていた場面において、どのような理由があろうと
踏み止まり、昨日の十字足を形成後の大幅反発となったことからも、
心理的にはかなりの改善が見込まれそうです。
完全にリバウンド相場入りするためには、25日線を捉える必要があり
7,500円を突破する必要があり、出来れば基準線の7,640円まで
突破しておきたいところです。
この水準まで戻れば遅行スパンの上方転換シグナル発生も意識されそうです。

□総括・今後の方針
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本日の大幅上昇により、とりあえずは底割れが遠のきました。
心理的にも好転するような久々の強い上昇だっただけに、
買い戻しを主体としながらも底堅い動きを続けるものと期待します。
戻り基調継続となれば、これまで大きく売り込まれた銘柄を中心に
大型株が先導して買われていくことが想定され、
少しは狙いを定めて見たいところです。
ただ依然底打ちを確認したわけではなく、これまで幾度も「底打ちか!?」と
思われる場面を裏切られてきた経緯もありますので、
引き続き慎重姿勢は継続していきます。
今週末にSQを控えていることも様子見姿勢を強める要因となってきそうですので、
買いは引き続きリスクの取れる範囲に留めておきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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セブン銀行 (8410)
現在値:233,500円

3月に入って、相場環境の悪化と共に大きく売られてきましたが、
昨日の22万円割れを底値に自律反発基調となっております。
また短期筋ですが、本日米系ファンドが買いに入ったとの観測があり、
テクニカル面で底値圏にあることからも、短期的な戻りに期待できそうです。
ただ相場は依然不安定であり、テクニカル面で見方が強い公開銘柄と
なりますので、取引はリスクの取れる範囲に留めておきたいところです。

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