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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年3月10日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 (1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。) メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 03/10 03/08一般会員銘柄IB +0.92% 合計+1.67% 03/10 03/08一般会員銘柄DS +4.42% 合計+1.72% 03/10 02/19特別会員銘柄CH +3.85% 合計+62.46% 03/10 02/18一般会員銘柄SS +1.14% 合計+3.33% 03/10 02/15特別会員銘柄DA +1.33% 合計+4.18% 03/10 02/08特別会員銘柄IK +1.50% 合計+34.57% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は31円安の7,054円と続落となりました。 昨晩の米市場が下落し、シカゴ日経先物が7,000円を割り込んで返ってきた こともあり、本日は7,000割れ必須と見られておりましたが、 東京市場より早く取引の始まるシンガポール(SGX)日経先物が7,000円より 高いところで推移していたこともあり、寄付きは7,000円台を維持して始りました。 7,000円の底堅さが意識されると買い戻しが入り、 一時プラス圏に転じる場面もありましたが、商い低調で買い上がるだけの 材料が無いことからすぐに上値は重くなりました。 後場に入っても狭いレンジでの取引に終始しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調も下向き継続となっております。 年金買い観測を下支えに7,000円を維持し続けたこともあり、 期末に向けた売りの買い戻しも入ってきており、相場を支えました。 また与謝野財務・金融・経済財政相が「株安による信用収縮に政府は 断固立ち向かう」とコメントしたことで、政策発動への思惑が高まりました。 一方で上値を買うような動きは無く、買戻しが一巡するとすぐに 止まってしまう動きとなっております。 米系を中心とするファンドの換金売りが続いており、重しとなっております。 ファンドの換金売りは、米市場の悪化からファンド自体の業績が 悪化していることが原因であり、国内の現物を売り込んでおります。 現物の売りは、売ったら売りっぱなしとなることから、 後の買い戻し要因にならないのでやや深刻と言えます。 先週末あたりから、大口ファンドの現物換金売りが出ており、 短期的には日本から撤退するのではないかと噂され、 これに追随してくる動きに警戒されます。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均、 マザーズ指数が続落となり、ヘラクレス指数が9日ぶりの反発となりました。 ジャスダック平均は2003年4月以来の1,000ポイント割れとなっております。 朝方から冴えない動きが続き、大きく売られることもありませんが、 個人投資家の小口の売りが捌けずに水準を切り下げる銘柄が目立ちます。 値頃感の出た銘柄には散発的な買いが入りましたが、 これも市場全体を盛り上げる程の勢いは無く、あくまでも短期需給的な 売り買いに留まっております。 ヘラクレス指数は、主力銘柄が売られ続けたことによる反動により大証、 ダイヤモンドDが上昇を牽引、マネパやダヴィンチ、 JSRなど材料があったことにより指数を押し上げました。 □個別銘柄動向 =========================================== セクター・個別での特段の動きは無く、需給関係で下げ過ぎ銘柄には買い戻しが、 高値圏で止まった銘柄が戻り待ちの売りで売られる展開となっております。 個別では場中紹介の大阪証券取引所(8697)、アンジェス MG(4563)などが ストップ高まで上昇しましたが、全体的には冴えない展開となっております。 こちらも市場全体の方向を出すようなインパクトのある動きが出るまでは、 様子見姿勢の強い状況が続きそうです。 ■今晩の海外市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発が期待されます。 ダウは6,500ドルの節目で下げ渋り感が出始めており、直近は上げ下げ 不安定な動きながら煮つまり感が出てきております。 引き続きニュースフロー等に神経質に反応する展開が想定されますが、 アジア市場や欧州市場が底堅く推移していることもあり、 買い戻し優勢の展開で始りそうです。 ただ買い材料に欠けるところもあり、戻りは限定的となりそうです。 昨晩の米市場は、アジア・欧州市場が軟調推移だったこともあり、 金融システム不安や企業業績悪化懸念が台頭して売りが優勢となりました。 その後、ガイトナー米財務長官がバッドバンク構想について数週間以内に 詳細を公表すると発表し、一時はプラス圏に戻しましたが、 前回の例もあることから大した材料として捉えられませんでした。 また、テレビインタビューで投資家のウォーレンバフェット氏の 景気に対する悲観的な発言をしたことが嫌気された他、 保険のアフラックがUBSの投資判断引き下げを受けて下落したことが 嫌気されました。 □注目海外指標・決算 =========================================== 主要企業決算は、クローガー、ブラウン・フォーマンなどが予定されてます。 経済指標では、1月卸売在庫、IBD/TIPP景気楽観指数が予定されております。 事前予想では、1月卸売在庫が-1.0%(前回-1.4%)、 IBD/TIPP景気楽観指数が43.0(同44.6)となっております。 ただ決算・指標共に注目度は低く、市場を動かす要因にはならないと 見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩はバーナンキ米FRB議長の講演が予定されており、 現在の景気についてどのような発言を行うかに注目がされます。 他は連日同様、自動車問題、金融不安に関する思惑や材料に神経質に 反応してくることが想定され、ニュースフロー等に注視する必要があります。 すでにシティグループについて、一段と悪化した場合に備えて追加の救済策を 検討していると報じられており、金融安定化を巡る展開に注目されます。 ■明日の展望 =========================================== 明日も7,000円を意識した攻防の展開が続くものと想定されます。 世界の市況を見れば、いつ7,000円を割り込んでもおかしくないこと、 一方で7,000円での異常な底堅さから売り手、買い手共に手詰まり状態と なっており、上下どちらかに方向が傾くまではこの状態が続きそうです。 また明日は寄り前に1月機械受注が発表されますので、内容次第では 寄り付きから相場の方向性も決めてくる可能性がありますので注目されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は7,000円の割り込みを拒否し、意外な程の底堅さを見せておりますが、 引き続き下落するボリンジャーバンドの-2σに沿った動きとなっており 底打ち感は出ておりません。 また一目均衡表の転換線が上値抵抗線として働いており、 これを超えるだけにエネルギーは現在の市場には無く、 ズルズルと下落する展開が続いております。 日足では十字足を形成しており、短期底打ちのシグナルの可能性も 出てきましたが、十字足はトレンドの中間点を表すこともあります。 仮にこれが現在の下落トレンドの中間点と判断されれば、 下値メドは6,600円前後ということになります。 別のテクニカル分析から見ても、6,500円〜6,600円をとりあえずの 下値メドと出てきていることからも、7,000円割れが明確になると 一気にここへ向かっていくことが想定されます。 上下どちらに動くかは明日以降の動きを見るしかありません。 総合的に現在の世界市況を見れば下に向かっていく可能性が高いと思われますが、 NYダウは6,500ドル近辺で値頃感が意識され始めており、あとはきっかけだけと ということが言え、まずは今晩の米市場の動きに注目されます。 米市場も日本市場も上下どちらかに突っ込んだ動きが出てきてもおかしくない ところまで煮詰まってきましたので、どちらに向かっても対処できるだけの 準備をしておきたいところです。 □総括・今後の方針 =========================================== 米市場の底割れ状態を見れば、日経平均も7,000円を割り込んでも おかしくありませんが、一方で異常なほど7,000円の壁が厚くなっており、 売り買い共に手が出せない状況と言えます。 そろそろ何らかの変化が出てきてもおかしくない水準で煮詰まってきている ことから、どちらに動いてくるか注視しておく必要があります。 今週末はメジャーSQを控えていることからも、先物主導で波乱の展開になる 可能性もあり、注意しておきたいところです。 スタンスとしては、引き続きキャッシュポジションを高め、慎重姿勢を 基本として、割り切りで動いている銘柄を個別で見ていくことになります。 ただ大きく下へ突っ込んだ場面では、底打ちの可能性が高まってくることもあり、 大底形成場面に向けて準備をしておくのが良さそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー http://www.mag2.com/m/0000251962.html メールマガジン登録解除 まぐまぐ・melma http://www.stock-mission.com/melmag.html めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?011680 ************************************************************************ |