メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第437号]  2009/01/28


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             【実 践 留 学 道 場】

             第437号(2009/1/28発行)

       毎回発行部数:約580部、 累計発行部数:286,415部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、ヒデクラです。

 ついこの前、年が明けたかと思っていましたら、既に1月も終わりかけになっ
てしまいました。本当に、月日のたつのは早いものです。
 このメルマガも、今年で足かけ9年目に突入しました。読者の皆さんにお役に
立ち、かつ、親しんで読んで貰えるメルマガにすべく、頑張ってゆきます!
 私自身も、今年1年、日々の雑務に流されることなく目標を持って頑張りたい
と思っています。


 それでは、早速今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『あなたにとっての留学とは?』[第12回] 
 
    ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』[英語手帳について]

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          『あなたにとっての留学とは?』
          ================
      [第12回:米国留学費用削減へのアドバイス(その2)] 


 ●米国留学費用削減へのアドバイス(その2)

  前回にも出ましたように、一声500万円以上もかかるような米国留学
 関連費用を如何に削減するか、今回は、その秘策を伝授致します。
  ただ、留学費用の件に関しては、色々留学関連雑誌等々にもそのよ
 うな記事が掲載されているとは思いますが、ここで私がお話する内容
 は、これらとはチョッと観点を変えた内容です。
  したがって、読者の方の状況によっては、すぐに適用できるケース、
 できないケースも多々あるかと思いますので、その点ご了承下さい。


 ▼ 留学費用はどうすれば節約できるの? ▼

  前回の留学費用内訳で、もっともお金がかかっているのは学費及び
 生活費でした。
  これは日本で大学や大学院に通う場合にも同様なのですが、何故か
 留学の場合は構えてしまって、最初に多額のお金を貯めないと全くど
 うしようもないように感じておられる方が多いのでしょうか?
  確かにこれは半分正解ですが、半分は間違った情報が入っています。
 この理由には、一般的には次のように考えられます。

 (1)日本だと自宅から通うことにより、生活費の負担を軽減できた
   り、また学費も自分で出すケースが少ない。
   (自分でバイトで稼いで支払っている学生もいないとはいいませ
   んが、殆どの場合は何らかの形で親の世話になっているケースが
   多いのでは、ないでしょうか?)
    ところが、米国等の海外留学では、そうそう親の世話になる訳
   にもいかず、学費や生活費等々自分の力で捻出しなければならず、
   更に、米国では知り合いもおらず、勝手も分からず、頼れるモノ
   は自分のお金だけであり、これが十分でないと不安であると考え
   られている。

   ⇒これに関しては、ある程度はやはり自分で貯めて所持していな
   いとダメですが、米国でもいざという時には日本の両親から一時
   的にお金を借りて、送金してもらったり、また別の手段としては
   日本のクレジットカードをそのまま所持し、これを支払いに使用
   して、日本の口座から引き落とされるようにするということも可
   能です。しかし、この場合には、日本の銀行口座に多額のお金を
   入れておくか、残高が厳しいときには両親等々から一時的に借り
   て、補填してもらう等々の処置が必要になるかも知れませんね。

    
 (2)日本でも留学に際しての奨学金制度があるが、かなり審査等々
   厳しくなかなか獲得することができないので、結局自費で留学す
   るしかないと、考えられている。

   ⇒これに関しては、私は公の奨学金には応募したことがありませ
   んので、難易度は良く分かりませんが、金銭的にメリットの大き
   な奨学金制度はかなり競争率が激しいようです。
    しかし、日本で手にする公の奨学金だけが全てではありません。
   特に大学院留学のケースでは、大学学内での奨学金が比較的たや
   すく手に入ります。(英語の力があり、そこそこの成績をキープ
   していれば、返済不要の学内奨学金がもらえ、これで授業料は殆
   どカバーできます。
    私のケースでは、入学時にはTOEFLが規定の点数に少し欠
   けており、条件付き入学でしたが、これをクリアーした次のセメ
   スタからそれぞれ6単位分の授業料(その当時の円換算で約27
   万円程も!)が学内奨学金として免除になりました。
      (通常大学院では、セメスタあたり9単位も取れば良いので、こ
   れにより自己負担額は3単位分(約13万円)ですむようになりま
   した。)
    また、テキスト代金も結構かかりますが、これも学内の本屋で
   学生から買い取った中古のテキストを安く販売していましたので、
   中古にこだわらない人は、これらを利用して安く済ますという手
   もあります。
    また、逆に、自分の過去のテキストもきれいに使用していると
   買い取って貰えますので、これにより出費を押さえることも可能
   です。

  このように、海外留学においても色々工夫することにより、費用を
 低減することができます。

  以上は、ほんの一例ですが、大学によっては授業料全額免除になっ
 たり、生活費も支援してもらえたり等々色々な学内奨学金制度があり
 ますので、是非、これらを有効活用して費用の削減をはかって下さい。


  ついでながら、生活費に関していえば、これも節約上のノウハウが
 色々あります。

  例えば、アパートに関してですが、米国では日本のように一人で借
 りることはあまりなく、大抵2ベッドルームや3ベッドルーム(日本
 流にいえば、2LDKや3LDK)のモノを数人で借りているケース
 が多く、大抵メインで借りている人が、ルームメイト(アパートメイ
 ト)をさがして、共同でアパートの大家さんに支払います。
  したがって、ねらい目はルームメイトが何らかの事情でアパートを
 出て、一部屋空いた時です。メインの人は誰かをさがさないとその部
 屋の分も自分が払わなければなりませんので、大抵少し有利な条件で
 借りれることがあります。
 (例えば2ベッドルームで$800のアパートの一部屋を$350で
 借りる等々。もちろんこの場合でも、リビング等々の共有スペースの
 使用条件は同じですので、自分の部屋一部屋あれば十分です。)
  自分がメインでアパートを借りるという逆のケースもあるかと思い
 ますが、その場合には早めに、少しでも良い条件で、一部屋を借りて
 くれるルームメイトをさがすことです!
 
  また、食事に関しても当初寮に住んでいたときには、学内のカフェ
 テリアでの毎回同じような食事が多い上に、料金も安くありませんで
 したので、アパートにすむようになってからは、昼は学食を食べると
 しても、朝、夕は友人と一緒に料理を作ったり(料理の腕の良い友人
 を見つけることが大切!)、近所の安くて分量の多い中華料理屋等々
 をタマに利用して、出来る限り出費を押さえました。

  ですから、このように色々自分なりに工夫すれば、生活費もかなり
 押さえることが可能です。


  次回も、引き続き、留学費用を安く抑える秘策をお送りします。
 どうぞ、ご期待下さい。


                    −  第12回 完 −

      −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−−

  今回の『あなたにとっての留学とは?』、如何でしたでしょうか?
 読者の皆さんのご参加により、より良いコラムにして行きたいと考えて
 います。是非、このコラムにご意見、ご要望をお寄せ下さい! 

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

   本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
  いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます。


   前回、「英語伝」でMy English Organizerこと、「英語手帳2009
  年版」を買って、少し変わった使い方をしているとお伝えしました。

   それは、...

   手帳というよりも、英語のノウハウブックとしての活用です。
  私の場合、「英語のことわざ」ブックとして活用しています。

  
   以前、雑誌の「NHK英語でしゃべらナイト」の別冊付録で、「1日
  1個 英語の名言・ことわざカレンダー」というのがついており、これ
  をどう活用しようか悩んでいました。
   その後、「英語手帳2009年版」を買いましたが、これもどのよう
  に活用しようか悩んでおり、この二つのドッキングを思いついたのです。

   つまり、「英語手帳」の毎日の記入スペースが、この「英語の名言・
  ことわざ」の記入にぴったりのスペースとなっており、これに内容を
  かみしめながら、毎日ひとつづつ書き写すことにしたのです。
  (これくらいであれば、そう負荷もかからず、ことわざの内容も結構
  おもしろく、「英語ではこのように表現するのか!」と、結構勉強に
  なります。)

   更に、この「英語手帳」毎週、Self Development Qusetionという欄
  もあり、週末には、ここも気軽に英語で記入するようにしています。
  (例えば、What's your favorite way to learn English? や、
   Why are you learning English? のように、気軽に自分の考えを表現
   する練習になるような質問と、これに対してのサンプル解答が既に
   記載されていますので、日記感覚で気軽に英語が書けるようになって
   います。)

   1年後、英語のことわざ、自分の英語への思い等々が沢山つまった、
  自分だけのオリジナル手帳が完成するのが楽しみです!


   以上、道場主の戯言でした。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、2月4日発行予定です。●●●


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