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[机上の妄想]シュワーベンへの追想に透けるJap.擬装“チェンジ&右翼”一派の狂想(偽イデオロギー) ・・・政治の“合意形成のプロセス”にまで市場原理主義を持ち込もうとする“小泉一派の狂想曲”が聴こえてきました。 ・・・・・ <注記0>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090125 【画像1】シュワーベンの中心都市、アウグスブルクの風景(画像は、http://www.med-ges-2007.de/ort_3b.htmlより) [f:id:toxandoria:20090125141904j:image] ・・・アウグスブルク(標高490m)の起源は非常に古く、アウグストゥス帝時代のBC15年にローマ軍団の駐留地が設けられたことに始まります。今も、ロマンティッシェ・シュトラーセの中間にある交通の要です。 【画像2】アウグスブルク大聖堂(Augsburger Dom/画像は、http://www.med-ges-2007.de/ort_3b.htmlより) [f:id:toxandoria:20090125141905j:image] ・・・アウクスブルク大聖堂(創建・建造・改築/9〜14世紀)は、オットー朝時代(10世紀)の青銅扉(南扉)と身廊の南窓を飾るロマネスク期の美しいステンド・グラスで知られています。 【画像3】多元文化的な作曲家・メンデルスゾーン(Felix Mendelsshon Symphony no 4 Saltarello op 90) [http://www.youtube.com/watch?v=PO4dkn8tNwU:movie] <注記1> 周 知のとおり、Jap.はJpn.の蔑称であるが、その余りの時代錯誤(アナクロ)ぶり、その余りの世界の現状についての非常識ぶり、その余りもカルト風で 異様な“文化的一穴主義”(狂想)の怪異・醜悪さ故にこそ、敢えて『Jap.擬装“チェンジ&右翼”』一派というコトバを使った。 <注記2> 『Jap. 擬装“チェンジ&右翼”』一派とは、「二院制不要論」(“一院制+大選挙区制”へのカイカク)あるいは「三権分立不要論」、果ては「憲法不要論」まで俎上 で持て遊ぶオドロドロしさという意味で、漆黒の日本政界の闇から生えた“毒キノコ”か魑魅魍魎の如き輩・郎党およびそのシンパを指す。 例 えば、それは「衆参統合一院制議連」(会長:衛藤征士郎)の森・小泉・安倍・福田らの元首相経験者および、その胡散臭げな界隈に屯する中川(秀)・マダム 寿司こと小池百合子らのネオリベ信者および竹中平蔵等の政界寄生虫の如き御用学者そして財政・公務員リストラなどを口実に新政策グループを発表した渡辺・ 江田らのJap.ネオリベ(Jap.リバタリアン←<注>オバタリアンではない!/参照、自称リバタリアン・経済学者:池田信夫、http://ascii.jp/elem/000/000/106/106330/、リバタリアニズムとは=http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%ea%a5%d0%a5%bf%a5%ea%a5%a2%a5%cb%a5%ba%a5%e0)勢力。 <注記3> <注記1>、<注記2>の詳細については下記◆を参照乞う。 ◆2009-01-17付toxandoriaの日記/「一院制」などを煽る一部メディアと小泉・竹中らネオリベの癒着がもたらす「擬装CHANGE」の弊害、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090117 ◆2009-01-19付toxandoriaの日記/アナクロ“麻生マンガ【世襲内閣】”と“見得きり【世襲男・小泉】”が日本にもたらした悲惨な現実、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090119 ・・・以下は、下記記事★に対するコメント&レスの再録です・・・ ★2007-04-23付toxandoriaの日記/2007年春、ドイツ旅行の印象[ベルリン編2]、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070423 wat_hodgy 2009/01/23 18:23 初めて拝見しました。力作で感心しました。さて、ヒットしたのは、全くの偶然です。シュ ワーベンと言う聞き慣れない地名を検索していました。 今 年は、国際天文年だとか、一説には、ガリレイが観測をスタートさせてから400年に当るとの事。私 は、ケプラーの著作が世に出てから400年でもあると、、、言いたい。後者が何故漏れるか?日本では、前者の方が、後者より、知名度が高いからかな? 小 生ドイツ語が苦手、訪問体験またなく、シュワーベンについて、ご教示賜われば、幸せです。 toxandoria 2009/01/24 03:35 wat_hodgy さま、コメントありがとうございます。 当日記の『バンベルク編』、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070505にも書いてありますが、シュワーベン (シュヴァーベン /Schwaben)は中世のシュワーベン公国(フランク時代のアレマン公国)があった地域で、プロイセン王国〜ドイツ帝国の支配者であったホーエンツォレルン家の発祥地です。 バーデンヴュルテンベルク州の中・南部からバイエルン州南西部辺りを含む一帯ですが、現在はバイエルン州の南西部に「シュヴァーベン行政管区」の名が残っており、その中心都市はアウグスブルクです。 シュワーベンにあるホーエンツォレルン城(Burg Hohenzollern)とホーエンツォレルン家の詳細については、下記URLをご参照ください。 http://travel.goo.ne.jp/ab/special/ebis/germany/p03_0005db2.html 近いうちにオーストリアへ出向く予定のため「ドナウ・ネットワーク(中欧ハプスブルク帝国)」を調べ始めたところです。東隣りのバイエルンとオーストリアの歴史が深くかかわっており興味が尽きません。 現 代日本に巣食ってしまった“ネオコン(ネオリベ、リバタリアン)的 、ヒトラー(ナチス)的”なエセ・イデオローグ(=擬装右翼 and 擬装チェンジ一派などの政治的狂想家・超利己主義者たち)への“天敵・ワクチン的要素”が中欧ハプスブルク帝国の“多層・多民族的な歴史・文化の空気”の 中に存在するような気がします。 ケプラーといえば・・・宗教改革の嵐に追われたケプラーが、中欧の先進都市チェコのプラハでチコ・ ブラーエ(デンマーク出身/神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2 世の皇室付帝国数学官に迎えられプラハに移住/ケプラーはその助手となる)と共に研究に従事し、ブラーエの死後に自らも天体観測を行い『ルドルフ 表』(1627)を完成させたことが思い出されます。 ・・・以下『〜 〜 〜』は、同上の記事★の中から表題に関連する部分をクローズアップしたものです・・・ ●この記事★の文章中で「<ナチス革命> → 擬装チェンジ(小泉一派の擬装改革)、<ナチス党> → Jap.擬装“チェンジ&右翼”一派」の置き換えを試みると、1930年代のドイツの社会状況が現在の日本に酷似していることに驚くはずです。この意味で、今の日本は非常に危機的な状況へ追い込まれていると見なすべきです。 ● 従って、一種の狂想(偽イデオロギー)に取り憑かれた小泉純一郎ら「衆参統合一院制議連」がぶち上げる「一院制」による“日本政治のカイカク”(=政治の 合理化・効率化の実現)が、米国オバマのCHENGE(=不同意への同意のための合意形成のプロセスを重視するという理念を掲げたCHENGE)とは似て 非なるものであることに一人でも多くの日本国民が気づくべきです。 『 1929年のドイツでは世界恐慌の勃発で外国資本の流入が途絶えたため、ドイツ経済は一層衰退し失業が極度に増大しました。 不況の深刻化につれて<ナチス革命>の状況が現れ、<ナチス党>は急速に多くの人々を吸収し勢力を拡大します。 新たに<ナチス党>へ参加した人々の中には、あらゆる階層のクビになった人々、破産した商店主や困窮した小企業の経営者たち、極貧の農民たち、共産党や社民党に失望した労働者たち、生活に必要な定職に就くこと が出来ず人生に絶望した若者の大群などがいたのです。 や がて、1932 年7月の国会選挙で<ナチス党>は1370万票を獲得し、その得票率は37.4%に至り、総議席数670のうちの230議席を占めてしまいます。絶対過半 数で はないものの 第1党となった<ナチス党>の勢いを見せつけられたヒンデンブルク大統領は、ヒトラーへ連立内閣の副首相の座を提案しますが即座にヒトラーはこれを拒絶 し、首相以下の全てが<ナチス党>による政府を要求します。結局、政局が行き詰まり、1933年1月30日にヒンデンブルクはヒトラーを首相に任命するこ とになり ました。 このヒトラー体制が固まるまでのプロセスから見えてくるのは“いつの時代であっても大衆は分かり易く美しいモノと、バラマキ的、朝三暮四的な目先の利益誘導に弱い”という現実です。これは専制国家体制下であれ民主主義体制下であれ同じことのように思えます。 言 い換えれば、それは“人間は目前の心と咽の渇きには耐えられない”という現実があるということです。そして、狡猾で冷酷な野望を持つ権力者とは、このよう な現実に対する明快な信念の持ち主です。そして、この“目前の心と咽の渇き”を癒すモノが“水のように中立的なモノ”とは限らず、それは目先の「“マンガ 的なほどに一見分かり易く美しいモノ”であったり、福祉であったり、カネのバラマキであったり、仕事と売上の配分であったり」ということになる訳です。 今 回の統一地方選挙の結果などを見ても、やはり、このようなルールの作用が透けて見えています。この“マン ガ的なほどに一見分かり易く美しいモノ”の悪魔的な恐ろしさ(危険性)は、“目前の心と咽の渇き”を感じている大衆にとってみれば、それが政治権力者の邪 悪な信念の強 さ、あるいは狡猾な権力者の意志忍ばせた騙しのテクニックであるにもかかわらず、それが「人間的な誠実さ」と見えてしまうことだと思います。 (2007/04/23 09:20) 』 (関連参考情報) 『 小泉元首相らの気狂い騒ぎに直言する 』 (平野貞夫メルマガ)、http://ameblo.jp/wayakucha/entry-10197467731.html 「二院制」と「一院制」そのメリット・デメリットとは?、http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/1112005110202 2008-05-24付toxandoriaの日記/“一院制”を持ち出し自らの「失政」を偽装する小泉的なるもの不誠実、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20080524 Wein、Weib und Gesang:幼児化の文化教育政策、http://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein/e/b6483fe4014e3f29be5ee5a8f547f327 |