大阪・心斎橋 中国人観光客向けキャンペーン
いよいよ中国の旧正月(春節)の時期がやってくる。この期間に、日本への旅行を計画している人もいるだろう。そこで今回、華人の方々に人気の高い大阪・心斎橋の耳よりな情報をご紹介する。
●心斎橋筋商店街の新マップ
中国人観光客の誘致に力を入れている心斎橋筋商店街では、店舗や周辺地図などの情報が盛りだくさんのマップをリニューアルし、無料で配布している。日・英・中・韓の4か国語対応で、「銀聯」カードが使える百貨店やドラッグストアなどの約40ものお店をイラスト入りで紹介。その場所が一目でわかる上、周辺にある「銀聯」対応のATMも掲載していてとても便利だ。
また今回のマップでは、380年におよぶ商店街の歴史を詳しく紹介している。これを読むと、いっそう心斎橋での買い物が楽しめること間違いなし。このマップは、商店街にある8か所の配布ラックなどで入手可能だ。
●大丸心斎橋店
心斎橋のシンボルともいえる百貨店、大丸心斎橋店において、最も高い人気を誇るのが、1階にある化粧品、資生堂のカウンターだ。ここで、旧正月(春節)に合わせた中国からの観光客向けのキャンペーンを行う。
対象商品は、美白ケアのブランド「White Lucent」と、エイジングケアのブランド「Benefiance」。洗顔・化粧水・乳液・目もと用クリームのキットセットを、「White Lucent」が26, 250円(税込)、「Benefiance」が25, 305円(税込)で、2月1日から販売する。さらに、セットで何点か購入した場合、上記のキットのサンプル(試供品)、資生堂オリジナルコットン、ポーチをもれなくプレゼント。このプレゼント分だけでも、かなりお得な買い物となる。 大丸心斎橋店では、2年ほど前から、「化粧水」「ファンデーション」といった種類や、肌の悩み、商品の色などをそれぞれ一覧にした中国語と日本語の対比表を用意。店頭のスタッフと言葉がはっきり通じなくても間違いなく買い物ができるシステムとなっており、在庫も豊富で「銀聯」カードも使えるため、好評を博している。なお、一番人気は「Benefiance」の目もと用クリームで、昨年、ダントツの売り上げだったという。(飾磨亜紀執筆)
|