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タイトル:憂国通信  2008/12/20


東京スカイツリーの怪 29年前に小学生が予言 


「東京スカイツリー」描いた墨田っ子探せ!
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081211-OYT1T00435.htm?from=nwlb

≪東京都墨田区の小学生が29年前に描いた「未来の墨田」の絵に、区内で建設が進む「東京スカイツリー」(高さ約610メートル)のようなタワーが描かれていたことがわかった。
複数の子どもの合作とみられ、同区は未来図をズバリ的中させた想像力の持ち主を探している。≫

このニュースを聞いてすぐ「墨塔奇譚」という語呂合わせを思いついたが、既にその名称を使用しているブログが存在した。地味な話題だが、それなりに注目している人もいるようだ。

タワー「予言者」を推理 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20081219-OYT8T00111.htm

≪東京スカイツリーの建設を見通したかのように、29年前の小学生が「墨田タワー」を描いた墨田区の未来予想図。区が探している想像力の主は、まだ見つかっていない。区は「区北部在住の小学校高学年で、現在は40歳前後」と推定する。絵を詳細に読み解いて推理すると――。≫

ケチを付けるようで悪いが、子供は塔を描くのが好きである。「予言」というのはいかにも尾鰭をつけたようにしか思えない。
勘ぐれば、話題作りのために墨田区と東武鉄道が仕掛けた宣伝工作かもしれない。マスコミで騒いでいるのも読売だけだから「提灯記事」の臭いもする。

完成予想図を比較すると、子供の絵のほうがいささかずんぐりした印象だが、全体的イメージは似ている。しかし、塔というと、イメージされるバリエーションもそれほど多くはないだろう。

東京スカイツリー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC

≪2003年12月にNHKと在京民放キー局5社が600m級の新しい電波塔を求めて、「在京6社新タワー推進プロジェクト」を発足したのがきっかけである。2006年3月に現在の建設予定地に決定した。東京スカイツリーの建設目的は、東京都心部に建てられている超高層ビルの増加に伴う東京タワーの電波障害を低減することにある。建設計画の中で地上デジタル放送やワンセグ放送が普及してきており2011年7月24日には地上アナログテレビ放送が終了するため地上デジタル放送用の電波塔となるが、地上デジタル放送のために建設計画が始まったわけではない。2011年7月24日までに地上アナログテレビ放送が終了するのに備えて2008年7月14日に着工されたが竣工は2011年12月となり、その後試験放送などを経て開業は2012年春の予定である。≫

子供の予言などよりも「どうして地盤の悪い墨田区に高層塔を建てる気になったのか?」のほうが不思議である。電波塔ならば千葉県の柏あたりが地価も安くエリア的にも関東平野の中心でよさそうに思うのだが…。東武線の駅もあるしね。
地域再開発という錦の御旗もあるだろうが、箱物というと「天下り」の関与が気になる。
「利権」関係がどうなっているのか確認する必要がありそうだ。気になるので、今後も調査を続ける予定である。

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