メルマガ:屋久島発 田舎暮らし通信
タイトル:屋久島発 田舎暮らし通信  2008/12/13


 
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  2008/12/13
『世界自然遺産の島』   屋久島発・田舎暮らし通信(第214号)

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このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の
社員が本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。


●准看護師の木村さん

10月末に埼玉県から原地区の借家に移住された木村さん(44歳)は、
猫のない生活は考えられないというくらい大の猫好き。
ノルウェィジャンフォレストキャット(原産国北欧で古い歴史を持つ猫)
のメス2匹を飼っている。鳴き声が少なく、おとなしく温厚な猫。毛が
ふさふさしていて、狸っぽくて体格がよい。虎柄の方はリンちゃんで3歳、
白と黒のノラクロみたいな方はオンプという名前で4歳。リラックスしてくる
と仰向けで大の字になって寝るとか。

「猫は私が生まれる前から家で飼っていたので、猫が家に居なかったという
ことがないのです。いるのが当たり前の生活をずっとしてきました」
木村さんの職業は准看護師。趣味は手作りビール作り、登山、畑仕事。
好きな音楽はピアノのクラシック、カーペンターズ、サザンなど。
好きな作家は椎名誠。なぜか子供とお年寄りには好かれるとか。

平内に購入した所有地に休みのたびに足を運び、開墾と畑づくりをしている。
「岩や石がとても多いので、屋久島での畑作りにはツルハシが必需品です」
夢は、ログハウスを3年後を目標に建てたいそうだ。木村さんはマニアック
な物まねが得意で、アニメの『チキチキマシン猛レース』のケンケンのまね
が上手である。他には『解決タマゴン』の主題歌を歌ってくれるので、
いうことなし。

「高校を中退して建物の内装の仕事、ボード職人を20年ほどしてきましたが
(途中で1年間、だんごやさんで働いたこともある)、38歳の時、人とかかわ
る仕事がしたいと思い立って看護師になろうと決心しました。
看護助手の仕事をしながら病院、県の奨学金を受けて准看護学校へ、2年間
通い准看護師の資格を取りました。看護助手の時からずっと手術室で働いて
いました。忙しい職場だったので看護助手の時に月の残業が160時間を越えた
こともありました。

現在は、宮之浦のひまわりのお家という小規模多機能型居宅介護事業所で
仕事をしています。いままでとまったく違う仕事ですが、職場の皆さん
よい人たちばかりなので仕事も楽しいし、丁寧に粘り強く仕事を教えて
いただいています。これまで自分の求めていたものがここにあるのではと
感じています。」と木村さん。
大変な努力家で素晴らしい。私はとても感心してしまった。

木村さんが屋久島を気に入ったわけは、ニュージーランド滞在中に見た山の
植生と屋久島が似ていた事や空気のウマさなどだが、ここまで惚れ込んだ
理由はよくわからないという。何かに導かれたのかも?
36歳のときから1年間、ニュージーランドで暮らしていた木村さん。
ニュージーランドに行く前は、2年間英語の勉強と資金をためて準備周到で
行ったとか。そこで出会った色々な国の人々からパワーをもらったり、
人生観が変わったりしたという。

ニュージーランド各地方の山々を巡り、バックパッカーズで仕事をしたり、
空・海・山・川のアクティビティを堪能したそうだ。シャトルバスによる
交通網がとてもよく整備されていて大概の場所に簡単にいけることや、
ハードハイキングコースがたくさんありコースや山小屋がきちんと整備され
ていた事などが、とても印象的だったという。そんな登山好きの木村さんが
屋久島の山に魅せられ、移住までしてしまうことになった。

「でも来島3回目で移住したので、屋久島の山はモッチョム、縄文杉、宮之浦
岳はカミナリで途中で退却。太鼓岩などあまり行けてません。
原地区は特に水道水がおいしいようなので、今度ビールを作るときは水道水
で作りたいと思います。埼玉にいる頃は、ペットボトルの水を購入していま
した。手作りビールキットも売られており、材料はネットで購入しました。

手作りビールは、酵母がビンの中で生きているので大変おいしいです。
瓶詰めをして数ヶ月間熟成をさせて作ります。待ちきれずに飲んでしまう
ことも・・・。そろそろビールが減ってきたので作ろうかと思ってます。
作り方は、モルト、ホップ、水を鍋に入れて一時間ほど沸騰させてから急
冷却し、発酵器にいれて酵母を投入。数週間眠らせた後、瓶詰めして炭酸を
発生させます。地味な作業ですがひそかな楽しみでもあります。運が良けれ
ばあなたも飲めます!」という木村さん。
興味のある人は台所の窓の隙間から見せてもらおう。


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