「週刊・東京流行通訊」の読者の皆さんがより楽しんでいただくための資料といたしますので、アンケートにご協力下さい。ご協力いただいた方の中から、抽選30名でアラヤのオリジナル記念品「SASAO作品パレット型ハガキ」を差し上げます。

性別

年齢 10代 20代
    30代 40代

地域
中国大陸 日本
台湾・香港・マカオ
アジアほかの地域
アジア以外

ネットで買いたい日本製品
面白い家電小物
CD、DVD、ゲームソフト
美容関連・化粧品
斬新なファッション
おもちゃ・和風工芸品
デザイン文具
アイディア商品・雑貨

Email

 
個人情報の取り扱いについて
ご回答者の住所・氏名・電話番号、および電子メールアドレスなどの個人を識別できる情報を、原則として下記目的のみに使用いたします。1.当選者へプレゼントを送付するため 2.アンケート集計処理を正確に記すため。例外的に他の目的に利用する場合は、ご提供いただく際に別途、その使用目的を明記いたします。
【photo by Kazuhiro Matsumoto】
 

【編集部からのお知らせ】
先月のアンケートに参加していただいた読者の方々から抽選を行い、以下の15名が当選しました。Mayumi.Iwasaki、monica、alice.11、odelia、nicky、alex.zhang、wei-chen、zhushaohua、ivy、savao100v、murphy.xi、vicky、liujie618、tina_wong1215、yej。当選した方は、登録したメールボックスから名前と住所をメールでお送りください。話題の人気グッズウソ発見リングをお送りいたします。

→こちらのブログと「東京流行通訊」がとてもすばらしくて、ずっと注目しています。こんなにたくさんのすばらしい内容をもっと多くの人が知って登録したら、とてもいいことだと思います。お互いに連絡して理解し合い、協力し合うことはできないでしょうか?【滬江日語 小歪

←超人気の「滬江日語」に本メルマガの記事を不定期に転載していただき、ありがとうございます。お互いにもっと深い協力関係を結べることを期待しています。メールで詳しく相談いたしましょう!

→確かにとても美しいところですね。日本で勉強していた頃、休みにはそこに行くのが一番好きでした。面白い大道芸人やのみの市、それから花見にもいい場所でした。……本当に懐かしいです。(本メルマガ第40号の「編集長のフォトエッセイ」を読んで)【台湾 Tiffany

→文章を読んで、あの美しい場所のことを思い出しました。春の桜、秋の紅葉……本当に東京人が休みに出かけるのにいい場所ですね。(本メルマガ第40号の「編集長のフォトエッセイ」を読んで)【台湾 世界を目指すパティシエ アントニ

←井の頭公園についての拙文に、日本留学の経験を持つたくさんの読者から共鳴のお便りをいただいて、ふと気がついたのですが、多くのフランス帰りの日本人がパリに思いを寄せるのと同じで、記憶の中に刻まれた東京の生活の印象が、一生その人の心に残るのかもしれませんね。「編集長のフォトエッセイ」が、懐かしい思い出を呼び起こすきっかけになれば嬉しいです。

【更新速報】

1.アラヤ株式会社大阪支社の仕事環境が変わる。

2.携帯で撮影した東京の午後の晴れた空

 
12/5(Fri)-12/7(Sun)
Port D'attache Vol.1
アクセサリー・ジュエリー

12/6(Sat)-12/11(Thu)
meg.×cherry
2人展:イラストレーション

12/7(Sun)-12/13(Sat)
妄想動物園
グループ展:絵画・立体・写真・工芸・雑貨・サウンドなど

12/8(Mon)-12/14(Sun)
auo 「『BROOCH』 auo Accessory展 -vol.3-」
アクセサリー

  ALAYA
 
 
 

2008年12月5日第43号(通巻第150号)・FOR LADY・
 

「泥華」ですてきな夜を

【コラム編集:詩音】幻想的な朝霧の中で、蓮の花が泥の中から出てきて少しの汚れもなく花開き、濃厚な香りが一瞬のうちに感覚の世界を満たしていく。そして清楚な光が、私たちを深いリラクゼーションに導いてくれる。……これが、ラグジュアリーキャンドルブランド、「DEICA〜泥華」が作り出す独自の美しい世界だ。

ゲストをもてなすとき、あるいは家族での集まりや恋人とのディナー、さらには一人で静かな時間を過ごすとき……、幻想的で温かいキャンドルの光は、視覚的な美しさだけでなく、マイナスイオンを発生することによって心をリラックスさせるのとともに、健康状態も整えてくれる。

マイナスイオンは「空気のビタミン」とも呼ばれる。滝や森林、あるいは雨の降った後のさわやかな空気の中には、大量のマイナスイオンが含まれている。適量のマイナスイオンが除塵と滅菌を効果的に行って空気を浄化してくれ、また、私たちの肺の機能を改善して、病気を克服する能力を高め、元気いっぱいにしてくれる。都市では、大気汚染や電気製品の電磁波のために、私たちが生存する空間に疲労をもたらすプラスイオンが満ちあふれている。今回ご紹介するキャンドル、「DEICA〜泥華」は、ヨーロッパ産の良質な原料を使用しており、癒し効果を最大限に発揮しながら、通常のキャンドルの3倍ものマイナスイオンを放出する。その香りにはフランスの高級エッセンシャルオイルを使用し、深いリラクゼーションを存分に楽しむことができる。

今年DEICAは、世界初の漢方シリーズ「泥華健美」を発売した。女性のヘルシーな生活に関するエキスパート、吉川千明さんの監修によるもので、香りには漢方の生薬を使用しており、人体機能を調節して生命力を補ってくれる。このシリーズには「若巡香(じゃくじゅんこう)」「女神香(にょしんこう)」「蘇芳香(そほうこう)」など5種類があり、必要と好みによって選ぶことができる。

 また、DEICAの人気商品「CROWN」は、その美しいデザインが世界のブランド「エルメス」に認められ、エルメス銀座店に飾られている。

(C)2008 DEICA JAPAN CO.

株式会社DEICA JAPAN http://www.deica.jp

もっと指先を美しく

手の爪を整えて美しく装飾し、指先をもっと魅力的にすることは、気持ちを伝えたり、自分の品位を高めたりすることでもある。一年を忘れて新年を迎えるために集まる機会が多い冬に、ふだんのネイルにさらに華やかさを加えて、美しい心で特別な日を迎えてみてはいかがだろうか?

銀座のネイルアートサロン、トゥーソレイユ。この名前は、フランス語で「太陽のように明るく元気いっぱいに」という意味だ。日本のファッション雑誌のほとんどすべてに、トゥーソレイユを主宰するネイルアーティスト、松下美智子さんの提案が載せられている。彼女は高度なテクニックのみならず、高い品位を備えており、日本女性たちに絶大な支持を受けている。また、世界のネイルアート界でも何度も賞を受賞し、海外からも注目を集めている。

まもなく新年を迎えるこの季節に、松下さんが読者のみなさんに提案する、冬のパーティにピッタリのネイルアートをご覧いただこう。

●さわやかなブルーをベースに、大小さまざまなシルバーのラメを配し、華やかでいて清潔感を失わない、好印象を与えるスタイルは、新年会などの大事な機会に適している。
●上品な色のフレンチネイル。同系色の3Dフラワーとストーンで飾り、一点豪華主義がエレガントな美しさを与える。個性的なダンスパーティや新年のあいさつに適している。
●ホワイトパールのベースとパープル系の色がぶつかり合って、成熟した神秘的なイメージ。華やかな場面にピッタリだ。
●長期間にわたって使える透明×ホワイトのフレンチネイル。自由に流れるゴールドラメとストーンをあしらって、その場に合った魅力を引き出してくれる。服に合わせやすく、個性も失わないスタイルだ。

トゥーソレイユには、フェイシャルエステとまつげメニューもあり、ネイルアートと一緒に行なうことで、トータルに美しくなることができる。

(C) 2008 tout Soleil

トゥーソレイユ公式サイト http://www.tout-soleil.com

麻布十番の身だしなみサロン

男性の美容や身だしなみへの意識が高まりつつある中、自らを磨くためのあらゆるサービスを提供するサロンが、東京・麻布十番に誕生した。あるべき自分に出会える粋な大人の身だしなみサロン『粋然荘(きぜんそう)』だ。

このサロンは、独自の審査基準を満たした会員のみが利用できる完全会員制で、所在地は非公開、完全個室対応など、顧客のプライベートに最大限配慮した形態をとっている。提供されるサービスは、ヘアスタイリング、ヘッドスパ、ヘアレストア、シェービング、フェイス&ボディのエステ、手と足のネイル、歯のホワイトニングやクリーニング、オーダーメイドスーツの仕立てなど、男の身だしなみに関するさまざまなコンテンツがそろっていて、ゲストはそれらのサービスを、広く落ち着いた個室の中ですべて体験することができる。また、のべ2・4名のスタッフによって、甲斐甲斐しくサービスを施される様は、さながら王様のような気分を味わえるだろう。

上記のサービス以外にも、コンシェルジュを中心にホテルのような徹底したホスピタリティと、靴磨きやスーツの消臭ケアなどの細やかな心配り、こだわりの空間演出や音楽や映像などの充実したアメニティなどにより、あたかも「上質な書斎」でくつろぐような居心地の良い時間を堪能できる。

また、会員男性のご夫人や彼女などから「私も行けないの?」といった要望が多かったため、「おつれさま会員」として例外的に女性やカップルへのサービスを始めたところ、とても評判良く、今ではおつれさまから女性の友人へ、さらにはそのご主人という風に、口コミが広がってきている。

今後の展開としては、ご自宅へスタッフを派遣するデリバリーサービスなども検討中。さらに、粋然荘のオリジナルブランド商品の開発も進めている。また、『中国やロシアなど、大勢の富裕層を抱えながらサービス産業が未成熟な国への進出も考えていきたい。』と、オーナー月尾氏は答えている。近い将来、中国にも男性のための本格的な身だしなみサロンが誕生するかもしれない。

(C) 2008 KIZENSOU

粋然荘公式サイト http://kizensou.jp/

不惑の年の女性スターたち

その年の世相を反映し、強烈なインパクトを与えた言葉を表彰する「2008ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。女優・天海祐希に代表される「アラフォー(40歳前後という意味)」と、お笑い芸人のエド・はるみが両手の親指を立てて叫ぶ「グ〜!」が年間大賞を受賞した。表彰式で、天海祐希は「今までは『アラフォー』というと肩身が狭かったけれど、もっと大胆になっていいと思います。これからも明るくやっていきたい」と述べていた。

「グ〜!」は英語の「good」から来ており、国内外を問わず言った人も聞いた人も楽しくなる言葉で、必ず笑顔が返ってくるだろう。エド・はるみは仕事のために、表彰式に3時間以上遅刻してやってきた。彼女は今回の受賞を意外なことだと語った。記者に年齢を聞かれると、満面に笑みをたたえて「それは国家機密です。年齢にとらわれず、夢に向かうことはすてきなこと。私もまだまだスタートラインです。恋愛よりお仕事でがんばります」と語った。

天海祐希は宝塚歌劇団で「天性の男役」と言われ、観客動員力は劇団でトップレベルだった。これまでにさまざまな好感度調査で、「理想の上司」「新入社員から見た理想の女性上司」「いちばんいっしょに飲みに行きたい女性上司」などに選ばれている。一方、エド・はるみは女優になるという夢を抱きながら、マイクロソフトの資格を取得し、パソコン教師やマナー講師などの仕事をしていたという。3、4年前にお笑いの世界に入り、昨年から舞台やテレビに登場して、たちまち日本に笑いの旋風を巻き起こした。

2人の受賞者の共通点は、不惑の年を越えていても若者のような美しさと活力を持ち続けていることだ。それによって同世代の女性たちの憧れとなり、お手本となっているのである。

天海祐希公式サイト http://www.ken-on.co.jp/amami/
  エド・はるみ公式サイト http://haruhappyharuru.laff.jp/

少女マンガランキング

雑誌「CREA」は、読者が選んだ2008年度の最も人気のあった少女マンガのランキング1位〜100位を発表した。この100のマンガには、最新作品もあれば、世代を超えた名作もある。おもしろいのは、「CREA」は1992年にも同じような調査をしているが、16年前に挙がった多くの作品の中で、今年も上位に登場したものがあったことだ。時は流れても、その輝きは失われていないのがわかる。

第1位、人気大爆発の音楽がテーマのマンガ「のだめカンタービレ」、著者:二ノ宮知子
千秋真一は、指揮者になる夢を持っているが、飛行機恐怖症のために留学ができず、将来に悩んでいる。野田めぐみは、家は貧しく、部屋は汚いが、天才的なピアニストだ。物語の舞台はクラシック音楽で、2人の個性的な音楽仲間の交流と成長を描いたコメディ。2004年に講談社漫画賞(少女部門)を受賞し、第21巻までで約2800万冊を売り上げた。

第2位、豪華で壮麗な歴史絵巻「あさきゆめみし」、著者:大和和紀
大和和紀は、時代の移り変わりの中で女性が奮闘する姿を描くのが得意。「あさきゆめみし」は、1979年から14年間にわたって連載された、彼女の作品の中で唯一、古代の華麗な宮廷を描いた作品だ。92年に選ばれたときは100位だったが、現在は第2位に急上昇。少女マンガを熱愛する読者たちにとって、この古典文学のマンガ版は必読書といえる。

第3位、「ガラスの仮面」 作者:美内すずえ
少女マンガのトップとされる「ガラスの仮面」は、1976年から連載を開始し、現在も連載が続いている。このマンガを改編した舞台ドラマとアニメもともに好評だった。92年には第4位だったが、16年後には第3位に上がった。

そのほか、「NANA」(第9位)、「大奥」(第11位)、「働きマン」(第14位)、「CIPHER」(第34位)、「花より男子」(第40位)、「おいしい関係」(第97位)など、ランキングの中の多くの作品は、世界各地にたくさんのファンを持っている。

(C) 2008 ニノ宮知子・講談社
(C)2008 大和和紀・講談社
(C)2008 美内すずえ・白泉社

2008年「CREA」少女漫画ランキング   http://xbrand.yahoo.co.jp/magazine/crea/822/1.html
 1992年「CREA」少女漫画ランキング   http://xbrand.yahoo.co.jp/magazine/crea/915/7.html

京の中心で 獅子舞が占うおみくじ

【コラム編集:飾磨亜紀】京の台所、錦市場を東に向かって抜けていくと、突然、目の前に大きな鳥居が現れる。ビルの間にピッタリ収まっているようにも見えるその鳥居、実は隣接する建物の2階部分に突き刺さるような形で立っているのだ。これはビルを建設する際に鳥居を壊さないよう配慮した結果で、両隣の店に入って2階に上れば、実際に壁から突き出る鳥居の一部を見ることもできるという。

そして、この鳥居をくぐると、道はつきあたりにぶつかり、錦天満宮に到着。学問、商売繁盛にご利益のあるといわれるこの神社は、規模こそ小さいものの、京の繁華街の中にあることで、地元の人だけでなく、観光客もたくさん訪れている。境内に湧き出る「錦の水」は京の名水にも選ばれ、その横に鎮座する「神牛」には、来年の干支が「丑(ウシ)」ということもあって、ご利益を求める人々は後を絶たない。

さて、錦天満宮のもう一つの名物が「からくりみくじ」。本殿の左側に設置されている、箱状の機械おみくじだ。このガラス張りの箱の中には獅子舞がいて、人が近づくと、なんと踊り出して出迎えてくれる。そして、お金を入れて「和英文みくじ」「こどもみくじ」などの種類から選んでボタンを押すと、そのおみくじをくわえて持ってくる仕掛けになっている。特に、英語で書かれたおみくじは珍しく、海外からの観光客が歓声をあげながらシャッターを切る姿も見られた。

おみくじは1回200円(2008年11月現在)。この、どこかコミカルに舞う獅子に自分の運勢を占ってもらうというのも、なかなかおもしろい。きっと京都巡りの記念になるだろう。【写真、情報提供:洛人】

錦天満宮|「そうだ 京都、行こう。」 スポット情報 http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/spot/sp_nishikitenmanguu

「東京タワー」交響曲

東京と言えば、訪れたことがあってもなくても、大多数の華人たちが自然に連想するのは「東京タワー」だろう。東京タワーの開業以来、累計1億500万人の来場者のうち、5人に1人が外国人だというのもうなずける。そして「東京タワー」を魅力的なものにするのに一役買ったのは、おそらくあの美男美女が恋に身を焦がす日本のテレビドラマではないだろうか。誰が中国語に訳したのか知らないが、中国語では東京タワーのことを「東京鉄塔」と書き、「鉄」の字が加えられているために、パリのエッフェル塔のようなイメージで捉えられがちである。しかし私は、この翻訳がタワーの骨格や構造を強調しすぎて、そのロマンチックで温かいイメージを見過ごしていると思う。

今でも時折、初めて東京タワーに出会った日の大きな感動が心によみがえる。それはまだ日本に来たばかりの、寒風が身にしみる冬の夜だった。仕事の面接に失敗して、落ち着かない気持ちを抱えたまま帰りの駅が見つからず、落ち込んだ気持ちでやや急な坂を上っているとき、ふとまばゆい金色の光が正面に見えてきた。――それが、初めてしっかりと東京タワーを見た瞬間だった。深く透明な夜空に、赤、黄、オレンジの照明で浮き出した骨格は、意外にも柔らかく透明なイメージで、温かさに満ちていた。

二十年の歳月の間、東京タワーはたくさんの夢を与えてくれ、時には失望した心を支えてくれた。近くの芝公園では、赤いタワーを背景として、揺れるブランコの上で愛を語り合った。最上階の特別展望台に立って、東京の家々の灯りを眺めながら、疲れた心身を抱えて友を求める心を癒したこともあった。三田で仕事をしていた頃は、残業をして最終電車に乗るのが日常だったが、遠くに見える東京タワーに手を振って「おやすみ!」と言うのは忘れなかった。一日中、東京タワーを眺められるはずの晴海の新居にようやく引っ越してきたところ、雨後のたけのこのように建ち並ぶビル群にその姿は遮られてしまったが、ビルの隙間からてっぺんに立つ避雷針が垣間見られるのを発見した時は狂喜した。

今夜、333メートルのタワーに200個の赤、黄、青など7色の照明灯がはめ込まれ、華やかな光が一斉に周囲に振りまかれるその瞬間、私は再び東京タワーの下に立った。開業50周年を記念し、「ダイヤモンドヴェール」と名づけられた特別な装飾が、タワーのおなじみの顔を新しい顔に変えた。タワーを包む純白の光が、国際都市東京の冬の星空に広がっていく。愛、地球、環境、平和…雄大な交響曲がタワーを包み込み、空へと響いていく。

江国香織は、「世の中でいちばん悲しい景色は雨に濡れた東京タワーだ」と言う。女性の繊細な心がとらえるのは、憂鬱で感傷的な瞬間なのかもしれない。東京タワーが私に与えてくれたものの多くは「憧れ」であった。言葉では伝えるのが難しい、いつも人生の成長過程と共にある「憧れ」であった…。

Copyright 2005-2008 Tokyo-Fashion.net All Rights Resverd.
E-mail:info@tokyo-fashion.net