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タイトル:憂国通信  2008/11/29


ドル破綻 米政府の金融支援策の総額は7兆5000億ドル 第二次大戦全費用の2倍に 


≪米時間25日、米ABCニュースは「政府による金融支援策は、潜在的な支出も含めると7兆5000億ドルに達し、米国史上最大の支出になるだろう」と報道した。この額は、昨年の米国内で生産された物品やサービスの総額の半分に値するという。≫

アメリカが第二次世界大戦に費やした費用をインフレ率によって現在価値に換算すると3兆6000億ドルになるとのことである。またアメリカが、過去の朝鮮戦争やベトナム戦争、イラク戦争や、さらには月着陸を含んだ今日までに投入されたNASAの全費用などの合計額をも大きく上回るらしい。

米政府の金融支援策の総額は7兆5000億ドル第二次世界大戦に費やされた全費用を上回る
http://moneyzine.jp/article/detail/111828

この話題に関して2ちゃんねるでも様々な意見が交わされている。最近の2ちゃんねるの利用者は30〜40代が急増しているようだ。レスを見てもそれが頷ける。レス主の大半がサラリーマンで、晩酌しながら投稿しているようである。

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1227797013/

≪ID:YUlUR72V氏
本日の東証1部+2部の時価総額は271兆4839億円。≫

一時期に比べて目減りしましたね。 

≪ID:Ww7waQLE氏
 経験則で世界中の全資産(6百兆ドル)の4%が毀損すると24兆ドル。その半分が米国だとすると12兆ドル。7兆5千億ドルじゃまだ足りないな。 ≫

なかなか博識ですね。たぶんそうでしょうね。

≪ID:CT9sXTEF氏
その昔内需拡大のため公共投資500兆円とか約束したバカな国があってな≫ 

「属国はつらいよ」ですね。
こんなネタを拾ってきた人もいます。

ID:owoY67FU氏
       
三菱UFJが90億ドルで助けたモルガンスタンレー、社員に総額64億ドルのボーナスを支給 
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&sid=aGC3zwn2nbHM&refer=commentary 

ID:RnDRhT0x氏

【サブプライム問題】竹中平蔵氏「民営化した日本郵政はアメリカに出資せよ」「アメリカにも貢献できるし、新たなビジネスの基礎も出来る」★4 
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1208997686/l50 

≪ID:YTOQvFnx氏
我らが政府は相変わらず赤字国家の下支えか。人がよすぎる。将来に当たって本当に戦略らしい戦略は何もないのか?≫

ないんです。「この国民にしてこの政府あり」ですね。 

≪ID:LTxirrtx氏
金本位制(笑)だっけ。 
金が足りないって。試しに計算してみよう。 

現在の工業実需+宝飾品実需+貯蓄需要で約2800円/グラム。 
http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/d-gold.php 

地球の地殻より上にあるの金の総量は42000トン(うち16%の6,800トンが日本にある) 
http://www.nims.go.jp/jpn/news/press/press215.html 

多めにとって3000円/g、1ドル=100円として、 3,000[円/g] ÷ 100[円/ドル] × (42,000 × 1,000,000)[g] = 1,260,000,000,000[ドル] 

たかが1兆2600億ドルしかない。工業実需、宝飾品実需、貯蓄需要、全部足してもその値段しかつかない。米国のGDPのたった1/10。金融支援策さえ賄えない。もちろん流通しているFRB保証証券の額にも及ばない。それでも金本位制とか妄想を継続しますか? ≫

今回の話とは関係なさそうだけど、雑学知識としてはおもしろいですね。

≪ID:dvtVa4zV氏
中国はすでに自分の内需に大規模な財政出動することと今後は外貨準備のうちゴールドを増加させると表明してる。
つまり遠回しに「うちはこれ以上、米国債の買い増しは無理」ってメッセージ ≫

上記の雑学知識と勘案すると、金相場は更に上がりますね。

≪ID:AXqcviT+氏
アメロ≫

「『アメロ』とは何じゃい?」という諸兄も多いだろう。今ひとつマイナーな単語である。

アメリカ新通貨? アメロ AMERO
http://d.hatena.ne.jp/hourou-33/20070824/1188267826

≪ユーロにならって米国とカナダ、それにメキシコが一体となって北米経済圏をつくる構想があり、2010年までに実現すると「AMERO」と呼ばれるようになるというものでした。
これからの米国ドルの行方をシュミレーションすると、次のようになります。
Step1) 米国政府は現在のドル(グリーンパック)を国内では流通不可にし、すでに準備してある新ドル(ブルーノート)を発行。新ドルは兌換紙幣とする(金との交換が可能)。
Step2)新ドル発行とともに、旧ドルは大暴落する。旧ドルを大量に抱えた中国や日本は、デフォルト(国家破産)状態となる。
これが米国が借金をゼロにする「クラッシュ・プログラム」と呼んでいるものの実態で、これまで数年あるいは数十年かけて準備されて来ました。
このような事態が伺えても、いつまでも米国一辺倒の政策を続ける自民党政権は必ずや日本国民を「地獄」へと導く事になる筈です。おそらくこれから数年日本国民の多くは、米国の裏切りによる恐るべきハイパーインフレの中で塗炭の苦しみを味わうのは間違いないでしょう。≫

という借金チャラ計画である。鎌倉時代の徳政令みたいなものである。いかにもアメリカだったらやりそうな話である。

ところが、もっと深読みしている説まである。

アメロ
http://www.sizen-kankyo.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=188307

≪アメリカ統合構想は天文学的な見地から、これから寒冷期に入る状態を見極めてからの発動かと思います。氷河期に入るという内容はICPP・他の組織との見解が逆ですが、多くの科学者が警告しており、データで証明されております。≫

「地球温暖化」と騒いでいるが、「実はそれはガセで、本当はこれから氷河期が襲う」という話である。
「そんなトンデモ話とアメロとどういう関係があるんだ?」と怒り出す諸兄も多いだろうが、ワザとガセ情報を流して一儲けたくらんでいる可能性は否定できない。
「人の行く裏に道あり花の山」とは株式相場の格言である。
トンデモ話と解するのが常識だが、最近のアメリカの経済政策は「デタラメ」である。何やら「破綻」を見越してやっているような気もしないでもない。

「北米共通通貨=アメロ」導入というオバマの隠し玉
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1128&f=business_1128_006.shtml

≪ID:ri5nFVLK氏
イラク戦争以降買い増した米国債は日本がダントツ 

★海外保有米国債のうち、日本政府は36,8%に当たる7120億ドル(約85兆円)の米国債を保有している。 
米ドルと米国債を買ったことで、積み重なった外貨授準備高んp変遷をみると。 
財務省外貨準備等の状況より1ドル約120円で換算。 

2001年始め 約43兆円・・・この年小泉政権発足 
2002年始め 約48兆円 
2003年始め 約56兆円・・・この3月イラク戦争開始 
2004年始め 約81兆円 
2005年始め 約101兆円 
※2005年以降はほぼ横ばい。 

アメリカのイラク戦争遂行に60兆円もつぎ込んだ小泉政権!
http://ch11635.kitaguni.tv/e296233.html ≫

為替差損で25兆円目減りしちゃいましたね。
こうなったら日本もアメリカの上を行くハイパーインフレで「円」を潰すしかないですね。
中国・韓国を入れて「グォエン」でも作りますか?
「えっ?韓国なんか入れるな」ですか?
儲け話じゃないですからね。心中する時は巻き添えにする数の多い方が頼もしいのです。

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