メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第429号]  2008/11/26


△▼ Weekly Mail Magazine △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

             【実 践 留 学 道 場】

             第429号(2008/11/26発行)

       毎回発行部数:約590部、 累計発行部数:281,814部

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、ヒデクラです。

 月曜日の祝日が多くなったせいか、何んか最近3連休が多いように感じますが、
やはり休みが多いのは嬉しいです。特に、3連休に入る前の週末の金曜日の定時
頃が、ワクワクして一番嬉しいですね。この3連休で何をしようかと。
 ただ、平日の時間が経つのが早く感じるのと同様に、3連休も入ってしまうと、
あっと言う間に過ぎ去ってしまい、最終日の夕方になると、「ああ、今回の連休
も結局あまりたいしたことができなかったな。」と後悔する今日この頃です(笑)。

 ところで、国際教育交流を推進していますIIE(Institute of International
Education)のレポート(Open Doors 2008)によると、2007〜08年米国の大学におけ
る留学生の動向としては、米国への留学生数は前年比7%増で過去最多の623,805
人のようですが、逆に、日本人留学生数は毎年減少してきており、前年比でも4%
減少して、第4位の33,974人となっているようです。
 これは、日本人の留学ブームがだんだん下火になってきていると理解すべきなの
でしょうか? それとも、昨今の経済不況により、留学費用が捻出できなくなって
きているのでしょうか? 以前、企業のグローバル化が話題となり、また、MBA
取得等を目的とした、日本の企業派遣の米国大学院留学生も結構いたかと思います
が、やはり昨今は景気の影響を受けている企業も多く、人数的に少なくなってきて
いるのかもしれませんね。


 今回は前置きが長くなりましたが、早速今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『あなたにとっての留学とは?』[第5回] 
 
    ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          『あなたにとっての留学とは?』
          ================
          [第5回:現地での学生生活は?] 


 ●現地での学生生活は?


  これまで数回にわたり、留学生やまわりが抱える問題について、その内容
 や対応策を、特に私生活面を中心に考えてきましたが、今回は、留学先での
 学内での生活について、その問題や対応策について触れることにしましょう。


  読者の中には、まだ学生の方や既に就職されている方もいるかと思います
 が、何らかのかたちで「留学」と言うことに対しての、興味や希望がおあり
 の方のほとんどは、「留学したいな」、と思っても、具体的にどうして良い
 のか分からない方や、現地の留学生活等の不安のある方が多いのではないで
 しょうか? 
  かくいう私も、既に物語風『波乱万丈の留学体験記』でも書きましたよう
 に、留学するにあたって、最初はかなり不安でした。
  留学を決意した時点では既に米国出張も経験し、ある程度の英語が話せる
 という自負もあったのですが、それでも正直言って色々不安はありました。

  しかしながら、物語の最後のほうでも書きましたように、留学中には色々
 な出来事がありましたが、思いきって留学をしてほんとうに良かったと思っ
 ています。

  ラッキーも重なっていたとは思いますが、最初には想像もしなかった大学
 院修士号取得という、自分自身にとって最大のご褒美が得られ、そのあとの
 自分自身の人生にとって大きなインパクト、自信も得ることができました。

  一部の英語が堪能で優秀な人は、難なく留学をこなし、修士号くらい簡単
 に取得できるかも知れませんが、私の場合は、留学準備段階で、TOEFL
 も規定の550点になかなか届かず、条件付きで入学を許可された(笑)くら
 いです。しかし、そのような私でも、わずか1年程で、他の国から来ている
 大学生や米国現地の大学生と同じように修士号が取得できたのです!

  今回は、私が留学先でどのような学生生活を送って、かつ、留学成功の為
 にどのようなことを心がけてきたかを中心に、以下、お話し致します。


  ▼どのような人が留学しているか? ▼

  私の留学した米国の大学は国際色豊かな大学であり、世界各国、色々な国
 から多数の留学生が来ていました。
  大学院生はそれほどでもなかったと思いますが、学部生のなかには、結構
 日本人留学生もいたと思います。

  私は自分自身も条件付きで入学を許可された身分でしたので、あまりえら
 そうなことは言えませんが、ひとつ驚いたことがあります。

  それは、学部の日本人学生のなかには、まだまだ英語が十分でなく、条件
 付き入学というよりも、英語力強化のクラス受講がメインで、一部だけ大学
 のコースの受講を許可されている、という人が多数いました。
  そして、これらの学生はある一定の時期までに規定のTOEFLの点数に
 達しなければ、それ以上在籍することが出来ず、TOEFLの条件の低い他
 の大学に変わるか、留学を諦めるしかなかったようです。
  現に、なかなか点数が伸びずに、志半ばでやむなく途中で他の大学に移っ
 た日本人もいました。

  ちょっと余談になりますが、TOEFLに関しては大変興味深い話があり
 ます。

  留学生の中には中国からの留学生も多数いましたが、私が感じるに彼らの
 英語力や発音等々それほど素晴らしいとは思わなかったのですが、とにかく
 彼らのTOEFLの点数は高かったようです。
  特に、文法のところは満点があたり前で、2つや3つ間違えるなど論外の
 様子でした。
  ですから、他のセクションも同様に高得点で、TOEFLトータルの点数
 も、中国人留学生平均としてかなり高い状況でした。

  こと私の場合、いくつか取らされました英語強化クラスの成績は全て優秀
 でオールAであっても、なかなかTOEFLの点数は伸びませんでした。
  そこで、彼ら中国人留学生にどうすれば、そんなにTOEFLで高得点が
 とれるのかと、一度質問したことがあります。
  明確な回答は返ってきませんでしたが、やはり自国でTOEFL向けの何
 らかの特訓をしていた様子でした。私はそのような特訓を受けたことが無い
 ので詳細はわかりませんが、日本でもそのような訓練をすれば、TOEFL
 の点数は上がるのでしょうか?
 (私は、これは本末転倒だと思いますが、TOEFLが留学生の英語力を判
 断するモノサシである以上、このような特訓も仕方ありませんね。)


  何故私がこのような話題を取り上げたかといえば、世界各国からの留学生
 のなかで、日本人は最初から「英語力」という面でハンディーを背負ってい
 ると痛感したからです。
  中国以外にも、世界各国色々な国から留学生が来ていましたが、彼らは既
 に基本的な英語の壁を乗り越えて、すぐに専門分野の勉強をすべく留学して
 いました。
  先程の例にあげました日本人留学生のように、英語強化クラスばかり取っ
 ていては、お金が余分にかかるだけでなく、専門分野の勉強にさく時間も無
 くなってしまいます。この時点で、既に英語に弱い日本人はハンディーを背
 負っているのです。

  したがって、真剣に留学を目指されている方は、日本にいる間に頑張って
 英語のトレーニング(英語の勉強ではありません。トレーニングです!)を
 しっかりして、大学が要求する規定のTOEFLの点数を、是非、クリアす
 るようにして下さい!

  これが留学成功の為の、先ず第一番目の秘策です。

 (私がしたような条件付き入学は、費用面でも時間面でも無駄ですので、余
 りおススメしません。ただ、語学留学がメインの方は、条件付き入学だと英
 語強化クラスを必須で取らされますので、英語を学ぶ機会や日本人と出会う
 チャンスも多くなり、精神衛生上、このほうが良いかも知れませんね(笑)。
 蛇足でした。)


  ▼学内生活のノウハウ▼
 
  ここで、「学内生活のノウハウ」と題して、大学内でも生活全般に関わる
 話をしておきましょう。

  どこの大学でも同じだと思いますが、学年が始まる最初の時に、オリエン
 テーションの一環として、学内ツアー(ツアーと言っても大したものではあ
 りません。自由参加で、もちろんタダです!)なるものがあると思いますが、
 これらのイベントには恥ずかしがらずに積極的に参加するべきです。
  時には、学内のみならず大学の周辺まで色々案内してくれることもあり、
 新たな発見があるかも知れません。

  これらのイベントは、大抵上級生が何人かの新入生を引きつれて案内する
 ことになり、私もいい年をしていましたが、初心に戻ってこのツアーに参加
 しました(笑)。
  私の場合は、だいぶ前のことなので、どのような組み合わせでまわったか
 忘れてしまいましたが、確か男女混ぜて7〜8名くらいのグループでまわっ
 たと思います。
  また、その際に”大学で良く使われる用語”が書かれた紙が配られ、その
 中に学内でよく使われる、"What's up?"(調子はどう?、と言うような軽い
 挨拶の言葉)等々が書かれており、参考になった記憶があります。
  そして、私の場合は年齢が皆より上(私は既に日本会社に勤めており、社
 費留学で行っていましたので)ということもあり、また、英語のヒアリング
 力もそれほどでは無いという意識もあり、余りまわりの人と積極的に話もせ
 ずに、ただ、ついてまわっただけでしたが、若い人にとって、これらのイベ
 ントは友達を見つける絶好の機会にもなるでしょう。

  一人で海外に行って留学していると、タマに疎外感を感じたり、寂しくな
 る時もあると思いますが、このような時に友達がいるのといないのとでは、
 大違いです。積極的に行動し、多くの友達をつくりましょう。

  また、日本ではあまり考えられませんが、米国にいると、全く知らない人
 から話しかけられることも良くあります。

  ある日、授業の合間に、カフェテリアでひとり寂しく(笑)、コーラを飲み
 ながら本を読んでいた時のことです。
  急にそばにいた女の子(多分、二十歳を過ぎていたとは思いますが、私
 より若いので、こう呼ばせて貰います)が、話しかけてきました!

  彼女は、米国内の他の大学から、最近転校、編入してきたようであり、ど
 こか近くに安いアパートを探そうとしているようでした。未だその時には、
 彼女の言っていることは完全には理解できませんでしたが、大体言わんとす
 る内容は理解できました。
 (多分、私はあきらかに海外からの留学生(中国人に見られていたかも?)
 であり、既にどこかアパート等を探して住んでおり、何らかの情報を持って
 いると思ったのでしょう。残念ながら、私と付き合いたくて話しかけて来た
 様子ではありませんでした(笑)。)

  このようなことは、学内だけでなく、バスの中や色々なところで遭遇しま
 すので、私も最初はビックリしたことがありましたが、そのうちに慣れてし
 まいました。
  このように、留学先では、時によっては書物なんかよりも、他人との会話
 から、手っ取り早く情報を得ることが出来ます。


  今回、学内生活の内、授業以外の面しか触れることができませんでしたが、
 私からの留学先での学内生活での成功へのアドバイスとしては、何でも恥ず
 かしがらずに積極的に聞いて、情報をどんどん入手することでしょうか。

  大学の最初の授業の登録のやり方等々説明を読んだだけでは良く分からな
 いことも、人に聞くとすぐに分かることもあります。質問して、もし回答の
 英語が理解できなかったら、また、別の人に同じことを聞けば良いのです。
 何の心配もいりません。
  それよりも、勝手に思いこみで間違った手続きをやり、後で問題が起こる
 ほうが、もっと大変になり、心配です。

  最後に、大学の授業登録の話題が出たところで、今回はこのくらいにして、
 このあたりの詳細は、次回としましょう。


                      −  第5回 完 −

      −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−−

  今回の『あなたにとっての留学とは?』、如何でしたでしょうか?
 読者の皆さんのご参加により、より良いコラムにして行きたいと考えて
 います。是非、このコラムにご意見、ご要望をお寄せ下さい! 

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============
              (お願い!)

   本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
  いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます。


   私が「でじたる書房」さんにて販売しています下記の電子書籍、
  私自身のこれまでの実体験をベースに、英語・留学関連のノウハウ
  を余すところなく公開しています!

    昨今、厳しい時代ですが、貴重な小遣いの一部(コヒー一杯分
  程度)を投資され、是非、買ってやって下さい。m(_ _)m
  
  ・第2作:『あなたも出来る海外留学!』
     〜真の海外留学への最短コース〜  
    http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/9971
  (でじブック形式、56ページ、525円税込)

  ・第3作:『あなたも成れる英語達人!』
     〜実践英語習得への近道〜
    http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/10043
  (でじブック形式、124ページ、630円税込)

  ・第4作:『あなたも読めるペーパーバック』
     〜すらすら洋書多読への近道〜
        http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/10147
  (でじブック形式、66ページ、315円税込)

  ・第5作:『続・あなたも取れるTOEIC900点!』
     〜TOEIC入門から高得点への近道〜
    http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/10170
  (でじブック形式、202ページ、420円税込)


   尚、「あなたも〜」シリーズの第6作も計画中です。どうぞ、
  ご期待下さい!


   今後も、更なるメルマガの内容充実のために、是非、読者の皆さん
  から、メルマガや上記の書籍に対しての貴重なご意見を頂きたく、

     ・アメブロのURL、
       http://ameblo.jp/studying-abroad-blog/

   あるいは、
   
     ・掲示板のURL、
       http://yy2.ziyu.net/yy/Hajime.html

  に、どんどんご意見、ご感想をお寄せ下さい。


   以上、道場主の戯言でした。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、12月3日発行予定です。●●●


 (お願い) 一番下のP.S.も、是非お読み下さい。更新済み!
=====================================================================

■タイトル:【実践留学道場】 (第429号 2008/11/26 発行)

■このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用
 して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
 □まぐまぐID: 0000034453
 □購読の登録・解除:
   http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/merumaga.htm
 □バックナンバ: http://archive.mag2.com/0000034453/index.html

■このメールマガジンは、(株)電網社の『MailuX』を利用して発行して
 います。( http://www.mailux.com/ )
 □MailuX ID: MM3F2C21707E783
 □購読の登録・解除及びバックナンバ:
   http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3F2C21707E783

■このメールマガジンは、『melma!』を利用して発行しています。
 ( http://www.melma.com/ )
 □melma!ID: 00105720
 □購読の登録・解除及びバックナンバ:
   http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/merumaga.htm

■このメールマガジンは、『めろんぱん』を利用して発行しています。
 ( http://www.melonpan.net/ )
 □メルマガID: 008537 
 □購読の登録・解除及びバックナンバ:
   http://www.melonpan.net/mag.php?008537

■各メルマガの解除は、ご自身で行なっていただけるよう、お願い致します。

■ご意見、ご感想: h-tamonin@jcom.home.ne.jp

■発行人: 多門院 英蔵("道場主”&"師範”&"編集スタッフ”)

■関連ホームページ: http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/

=====================================================================
Copyright (c) 2000-2008 Hidekura Tamonin
許可なく複製・転載することを禁じます。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

P.S. 以下に、英語・留学・海外生活関連で、読者の皆さんの参考に
    なるようなサイトやメルマガを今後どんどん紹介して行きます!

     ↓↓↓  下記は英語・留学関連サイトです。 ↓↓↓
     ↓↓↓ 是非一度、各サイトをご訪問下さい。 ↓↓↓
==== [ ▼PR ] =======================================================
          ☆★☆ でじたる書房 ☆★☆
  あなたも出せます! 電子書籍 電子出版エージェントのでじたる書房 
  ===============================
   ♪♪小説や実用書等々、手軽にダウンロードして読めます♪♪
 ↓↓例えば、下記の私が販売しています留学関連書籍をご覧ください↓↓
   ⇒ http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/9971
======================================================= [ ▲PR ] ====
   ▲面白い書籍、役に立つ書籍が目白押しです!(道場主より)
==== [ ▼オフィシャルサイト ] =======================================
■    ☆★☆ 多門院英蔵の趣味(英語・資格)のページ ☆★☆    ■
□   ==========================    □
■                                 ■
□  ♪メルマガ【実践留学道場】のオフィシャルホームページです♪  □
■ 実践英語、留学ノウハウ、各種秘蔵コレクション等々内容盛り沢山  ■
□ の多門院英蔵の趣味(英語・資格)のページです。是非、ご覧下さい。 □
■  ⇒ http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/index.htm    ■
□                                 □
■「誰も言わなかった実践英語習得の秘訣」http://tinyurl.com/k5tpc  ■
□ 楽天で購入可⇒ http://dl.rakuten.co.jp/shop/rt/prod/200600035/ □
■                                 ■
□  ▼道場主のブログです。「留学アンケート結果」もありますョ▼  □
■     ⇒ http://ameblo.jp/studying-abroad-blog/       ■
======================================= [ ▲オフィシャルサイト ] ====

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。