アジア初!ビバリーヒルズ発フローズンヨーグルトを味わう
京都の中心部、河原町を少し北上した蛸薬師の角に、フローズンヨーグルト専門店「sno:la(スノーラ)」が先日オープンした。聞くところ、アメリカのビバリーヒルズに昨年、1号店ができて以来、ハリウッドのセレブたち御用達となり、サンタモニカ店に続いて、この京都がアジアで初めての出店だそうだ。肌寒くなりつつある季節もなんのその、2人のスイーツ好きがその味をしかと確かめてきた。
店内に入ってすぐ、ガラスケースの中には、季節のフルーツやフレークがとてもきれいにディスプレイされていた。よく見ると、どれも原材料や産地にこだわったものばかり。つい、あれもこれもと食べてみたい気分になってくる。ベースとなるフローズンヨーグルトをチョコレートやキャラメル風味など6種類の中から選び、その上にナッツ類やお菓子など約30種類ものトッピングから好きな分だけ載せていくと、自分オリジナルのデザートができあがる。
「洛人」が選んだのは、一番シンプルなプレーンタイプ。後味もスッキリ、フルーツソースの自然な甘みとの相性は抜群だ。一方、私は同じプレーンタイプに、柿とキウイ、そして京都らしく“八ッ橋”をトッピング。フルーツの味がより際立つと同時に、八ッ橋の渋みが酸っぱいヨーグルトになかなかマッチするものだと新たな発見だった。
しかもこのヨーグルト、無脂肪かつ無添加でとても低カロリーだし、たんぱく質やカルシウムも豊富。さらに、カップやスプーンはサトウキビ、ケナフなどを利用して地球環境を汚染せず、店内の内装もリサイクル材のみというこだわりよう。「健康志向で、環境保護にも配慮」という点が、意識の高いセレブたちの人気を博したのだろう。今後、パリや東京にも出店予定だそうだ。
唯一、気になったのが値段。我々の注文した商品はSサイズながら500円を超えた。ただし午後のひと時、ビバリーヒルズのセレブ気分になれるのなら、あの値段はリーズルナブルといえるのかもしれない。【提供:洛人】 |