|
|
===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2008/11/06 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 風のガーデン 局 名 フジテレビ系 放映日時 木曜22時 キャスト 白鳥貞美（中井貴一） 白鳥ルイ（黒木メイサ） 白鳥 岳（神木隆之介） 二神香苗（国仲涼子） 小玉エリカ（石田えり） 石山 孟（ガッツ石松） 氷室 茜（平原綾香） 石山 修（平間勇樹） 内山妙子（伊藤 蘭） 二神達也（奥田英二） 白鳥貞三（緒方拳） 脚 本 倉本聰 主題歌 平原綾香「ノクターン」 あらすじ 第５回「カンパニュラ」 草原で、石山孟（ガッツ石松）と石山修（平野勇樹）が働いている。 修は出来立てのはちみつを白鳥ルイ（黒木メイサ）に届ける。岳 （神木隆之介）に近付くが岳は怖がって逃げてしまう。 修は、一方的にルイをバーに誘い、返事も聞かずに帰ってしまう。 在宅医療をしている白鳥貞三（緒形拳）は患者のうちに来ている。 長男が家ではなく病院に運ぶべきだと主張している。妹が病院には見 放されたと言う。病院でなく家で死にたいというのが、患者本人の意 志で、妻も妹もそれを了承している。 貞三は、長男に在宅医療の意義を静かに語る。病院では何かしらの 治療が必要で、管や点滴がされ、家族は黙って見ているだけ。家族に はなにもしなかったという悔いだけが残り、患者さんも家族とゆっく りと過ごせずにいるのはよいことではない。 札幌の大病院で長年医師をしてきて、現在は在宅医療をしていると いう貞三の言葉には説得力があった。 バー。ルイを待っている修。バーテンダーはルイは来ないと言う。 修とバーテンダーは来るか来ないかで賭けをしたが、ルイは来なかっ た。 ７月２日。手術で疲れている貞美。内山妙子（伊藤蘭）の夫・内山 （利重剛）が貞美を訪ねて来る。桂木院長（小野武彦）に呼ばれたか らだが、貞美の病状は、妙子から聞いて知っていた。 貞美は手遅れで今年いっぱいだと言う。内山は俺にできることは？ と聞くが、気持ちだけいただいておくという貞美。 ニ神達也（奥田暎ニ）の部屋からナースコール。香苗（国仲涼子） が付き添っていて、ニ神は苦しがっている。二神は何度も狭心症をし ており、痛みはそこからきているようだ。 貞美は妙子と共に、ニ神の処置に当たるが、途中で痛みが出て病室 を出る。腰の辺りを押さえ、痛みをこらえながら歩いて、何とか自分 の部屋に辿りついた貞美。麻薬パッチを何枚か出して貼り、ソファー に横になる。 貞美は、いつの間にか眠ってしまう。ニ神、風のガーデン、ルイの 踊り、妻と子どもたち、葬式、情事といろいろな夢を見る。 ドアを叩く音で起こされた貞美。妙子が入って来る。麻薬パッチが 足りなければ院長の指示ですぐに出せると言う。貞美が休みがとれる ように、院長が休暇を出張扱いにしてくれるという。 貞美は、妙子が内山に貞美の病状を話したことを口が軽いなと言う。 妙子は、淡々と「亭主ですからね。あなたの親友でしょ」と言う。内 山は、貞美のことを聞いて涙をためていたという。貞美と妙子は以前 不倫関係にあった。貞美は、いい人すぎる内山の人の良さに心が痛む。 貞美は、病気は「天罰だ」と言い、一週間ほど休むという。病状を 心配する妙子は、「ずっとマンションについてましょうか」と言う。 貞美は「やめてくれ。これ以上、俺に罪を犯させないでくれ」泣き崩 れる。 ニ神の部屋。ニ神は眠っていて病状も落ち着いている。香苗が貞美 を外に連れ出す。 駐車場には、キャンピングカー。ニ神に頼まれて貞美がリストアッ プした医療器具が納入されていた。香苗は、車屋への設置方法の指示 を貞美に頼む。 ニ神はこの車を使う意志はもうなく、貞美に使ってもらいたいと言 っているのだそうだ。突然の申し出に困る貞美。 香苗は、ニ神が貞美と話をしてから人が変わったようになったので、 二人で何を話したか？を聞きたがる。 貞美と話をしてから、ニ神は４、５日は口を利かず、「ここに ２００億の金があって意味のあることに使いたいなら何に使う？」と 聞いたという。香苗は「私にちょうだい」と冗談で言ってみたという。 香苗が「これから考える」と言うと、ニ神は「それじゃあ遅い」と言 ったという。 そして、ニ神は香苗の手を取り、「ありがとう」と言い、子どもみ たいに泣き出したというのだ。香苗は「先生父に何言ったんです」と 聞くが貞美は答えない。 マンションに帰った貞美は、書類を書いている。「日本尊厳死協会」 のものらしい。 氷室茜（平原綾香）と待ち合わせる貞美。これから「カンパニュラ の恋」のレコーディングという茜の声は弾んでいる。譜面を見て、シ ョパンのノクターンだと言う貞美。貞美は大学のオーケストラ部でチ ェロを弾いていたと明かす。「隠している過去はたくさんあるよ」と 笑う貞美。 貞美は茜にしばらく会えなくなると言う。茜はメールで連絡できる か？を聞くと、できると貞美が言ったので安心する。 この曲が発売されて、先生が一人歩いていると、曲が流れて、私が 先生への重いをカンパニュラに託して歌っていることが届くといいな と言う茜。 富良野。７月１５日。岳が「カンパニュラは、７月に咲く花です。 カンパニュラは大家族の苗字でいろんな名前のカンパニュラがありま す」とつぶやいて作業をしている。 ルイと貞三は花を摘んでいる。貞三は診察へ、ルイは旭川に苗を買 いに行く。 貞三は花を持って患者の家に。麻薬で痛みを押さえている患者は、 看護師のことを「カマキリさん」と呼んでいて、カマキリとは五月み どりのことで、看護師を五月みどりと混同しているようだ。麻薬の副 作用なのだが、カマキリさんに下の世話をしてもらうと機嫌がよいの だそうだ。病院を勧めていた息子は納得して東京に帰ったようだ。 岳が一人でいると、修がやって来た。岳に花の名前を尋ねると、次 々に答え、感心する修。ハチの顔がわかるという修に、岳は感心する。 修は、養蜂をしている場所に岳を連れて行く。修はハチに名前がつ いていると出まかせを言う。次々に岳がハチの名前を聞くので、修は 話を替える。女王蜂にはルイという名前がついているという修。姉ち ゃんと一緒と興味を示す岳。 修は、姉ちゃんこれいる？ここんところ眠れないとルイへの気持ち を岳に語る。 修は、岳に森のバーで今夜待ってる、明日も待ってる、ずっと待っ てると伝言を頼む。 ルイが苗を買って戻って来て、岳を探す。岳は、覚えたハチの知識 をブツブツ言って帰って来た。そして、ルイは岳から修の伝言を聞き あきれる。 風のガーデンの近くに、キャンピングカーが一台止まっている。 寸 評 父も末期の癌でしたが、在宅で亡くなりました。周りからは病院 でなくていいのか？と言われたのですが、病院で亡くなるよりも家で 亡くなれて幸せだったなと、今回の放送を見て思いました。 それにしても、緒形拳、末期の癌でありながら仕事とはいえ、在宅 医療のことを語る姿、すごい人だと改めて思いました。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 朝ドラマの「だんだん」、三倉姉妹ということで、あまり期待せずに見たの ですが、意外におもしろいです。（たま） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |