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===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2008/10/18 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ブラッディ・マンデイ 局 名 TBS系 放映日時 土曜19時56分 キャスト 高木藤丸(三浦春馬) 折原マヤ(吉瀬美智子) 九条音弥(佐藤 健) 加納生馬(松重 豊) 宝生小百合(片瀬那奈) 高木竜之介(田中哲司) 霧島悟郎(吉沢 悠) 原 作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ』 脚 本 蒔田光治 主題歌 『』 あらすじ 第二話 ウィルステロ 遂に勃発!!迫り来る日本最後の日 手の甲に、蝶の入れ墨をした男。 女子高生が路上の地だまりを踏む。 血だまりの奥から、パンツ一丁の男の死体が現れる。 それを見た女子高生は一瞬ニヤリとするが、すぐに「キャー」と悲 鳴を上げる。 高木遥(川島海荷)が透析を受けている病院へと急ぐ高木藤丸(三 浦春馬)。 宝生小百合(片瀬那奈)が、妹の高木遥(川島海荷)は大丈夫かと 聞くと、医師が大丈夫だと言っていた、と藤丸。 <<生け贄だ>> やがて小百合は、その医師は偽物だと、藤丸に言う。 病院へ駆けていく藤丸。 藤丸は、ベッドの上で顔まで布団をかぶせられた人を見る。そして 勇気を出して、布団をめくると、遥の掛かりつけの女医・京子(宮澤 美保)が、口から血を出して、白目を剥いて死んでいた。 カウンター上の固定電話が鳴る。 恐る恐る藤丸が受話器を取ると、「センター街の奥にある廃ビルへ 来い。制限時間は30秒」と言われる。 「誰だ?」と藤丸。 「いいのか?もう10秒経ったぞ」と言われる。 センター街に向かって走る藤丸。 <<祝祭が始まる>> THIRD−iに掛かってきた電話を取る霧島悟郎(吉沢悠)。 「ショッピングモールでは、楽しませて貰った。でも今度はホンモ ノだよ。もうウィルスは送ったよ。ヤスダユキコ、世田谷区奥山」と 名前と住所を言う。 藤丸が指定の場所に駆けつけると、遥はビルの屋上の柱に、鎖で縛 り付けられ、身体に爆弾を付けられている。 遥の膝の上に置かれた携帯が鳴る。 藤丸が出ると、藤丸が遥の時限爆弾のスイッチを入れてしまった、 と言う。 「THIRD−iにハッキングし、ヤスリースクの映像をすべて消 去せよ」と藤丸に命じる。 藤丸は、無理だと頭を抱えるが、出来なければ遥の命はないと言わ れ、とりあえずマヤから貰ったノートパソコンを取りだし、 THIRD−iにハッキングする。 その頃、J(成宮寛貴)は、ブルー・バードには、FALCON (藤丸)のようなことができるかな?FALCONは、マル3(特殊 三課)に到達した、と言う。そして、FALCONは、自分たちの手 の中へ落ちたと。 かおるたちは、防護服を着て、ユキコの家へ行き、ユキコには感染 症の疑いにより、強制入院の措置が執られる、という。 ユキコの部屋から、ウィルスを送ってきた宅配便の箱を発見。 病院で検査したユキコのからだから、ウィルスが発見される。ウィ ルスは、『ブラッディ・エックス』。 加納生馬(松重豊)たちは、街中で挙動不審な男を見つけ、連行す る。 THIRD−i側でも、澤北美姫(阿南敦子)がハッキングに気が ついたが、ハッキングをシャットアウトできない。霧島は、やむなく 電源を落とすよう指示する。 藤丸はなんとか全部のファイルを消去していた。 藤丸は、電話の相手に、ファイルを消したのだから、遥の時限爆弾 を解除するよう言うが、相手は電話を切ってしまう。 霧島が車で移動中の加納に、THIRD−iのコンピュータのシャ ットダウンを伝える。ハッキングしたのは藤丸、と。 ビルの屋上に駆けつける加納たち。 爆弾を調べた刑事は、爆発到達範囲は5メートルと言う。 加納は、連行した男の手錠の片方を、遥の近くの柱に止める。 加納は、藤丸の身体を押さえて、遥から遠ざける。 藤丸は、遥を助けろと暴れる。 男は時計を操作すると、後は赤でも青でも好きな方のコードを切れ と言って、風船ガムを噛むと、息絶える。 小百合がナイフを取り出すと、赤いコードを切る。時計がゼロを指 したとき.....何も起こらなかった。 加納は、勝手な行動を取った小百合を叱り、藤丸に、 THIRD−iへのハッキングは犯罪だ。なぜ我々にすぐに知らせな いのだと叱る。 藤丸は、THIRD−iは遥の命を軽視している。遥の命を藤丸は 守るのだ、と抗議する。 遥は病院へ運ばれる。 ユキコは様子を見に来て、「あまり食べていませんね」と言う看護 師に、食器をたたき落とし、「いつ感染結果は出るの!」と苛ついた。 そして看護師に、「早く、パソコン持ってきて。わたしの書き込み を待っている人たちがいるの」と言う。 [午前8時46分 BLOODY−X 感染者第一号] 病院に運び込まれた遥。小百合は大丈夫だろう、と言う。ただ、気 になるのはあの男が行っていた、「祝祭は始まった」という言葉、と 言う。 二人の居るところから向こうに見えるガラスの部屋の中の人物を指 し、小百合はあれが感染者第一号。彼女はあと数時間のうちに、高熱 を出し、口や鼻、消化器などあらゆる粘膜から出血し、死ぬという。 ユキコは付き合っている男性もおらず、友達も少なく、唯一の楽し みがネットへの書き込み、とかおるは報告。 美姫が霧島に、もう少しでFALCONに破壊されたシステムは復 旧する。消去されたのは、どうやらヤスリースクのあの映像だけらし いと報告。 復旧できそうかと問う霧島に、難しいかも知れない、と美姫。 加納は、ターゲットは誰でも良かったのかも知れない。予行演習は 終わった。感染実験も終わった。次はいよいよと言う。 まるでテロリストを知っているようだな、と突っかかる霧島。 [午前0時14分 感染者第一号 発症] 加納は「THIRD−i」の所属する警察庁警備局の局長で、テロ リスト事件の指揮を執っている・苑麻孝雄(中原丈雄)に、藤丸はま だ高校生。敵に脅されれば、簡単に従う存在。隔離すべきだ、と言う。 霧島は、敵がほしがっているのはFALCON。そうすると藤丸に は敵も高木竜之介(田中哲司)も近づいてくる可能性があるので、泳 がせておくのに都合がいいターゲットだ、と言う。 それに対して加納は、敵は動いている。のんびりしている暇はない、 といい、二人は対立する。 苑麻は、今指揮命令系統の乱れは、致命的。沖田耕一(工藤俊作) が亡くなり、竜之介がスパイとなった今、もう二度とこういうことが 無いように。沖田の代行は、霧島に任せる、と言う。 霧島は加納に、そういうことだ、と言う。 藤丸が、遥の手の甲を見ると、赤い発疹が出ている。慌てた藤丸は、 遥に起こされる。悪夢だった。 小百合が、遥にはどこも悪いところはなかった、と言う。 喜ぶ藤丸に、遥はケーキが食べたいという。 あきれる藤丸。 [感染者第一号 症状 ステージ2] 翌朝、藤丸は遥に、休んでいるからって、遊びに行くんじゃないぞ、 と釘を刺す。 藤丸は、学校へと向かう。 途中、高木家を見張っている船木勘助(蛍雪次朗)と伊庭刑事(尾 崎右宗)に、竜之介を待っていても無駄だ。それよりも、遥を守って 欲しいと言う。 だが船木は、我々の仕事は、竜之介を張り込むこと。遥のことは、 範囲外だ、と冷たい。 採血した看護師は、ユキコに、「大丈夫ですよ」と声を掛ける。 するとユキコは、いきなり看護師の手から注射器を奪い、看護師の 手の甲に突き刺す。青くなる看護師。 看護師は抵抗するが、隔離される。 朝、藤丸を追いかける新聞部副部長の朝田あおい(藤井美菜)。 新聞部の部室に連れてこられる藤丸。 竜之介のことは大変だ。新聞部としては、竜之介の身の潔白と、遥 の機器について、特集したいと言う。 だが藤丸は、「お前らには、関係ない」と部室を出る。 心配して付いてきた九条音弥(佐藤健)に、「なんで余計なこと、 しゃべるんだよ」と文句を言う。 藤丸は、音弥を連れて、理科研究室へと行くと、脅されて削除され られたファイルを再生する。 その映像は、去年のクリスマス、教会で祈る人々が、突然ウィルス に感染し、倒れていくもの。 藤丸は、もうすぐ日本でも、このウィルスがばらまかれる、と言う。 映像を見ていた音弥は、あるところで止めて、もっと拡大して見せ てくれ、と言う。 藤丸が拡大すると、そこにマヤらしき人影が写っている。 そこにマヤがやってきて、「授業さぼって、何をやってるんだ」と 軽い口調で言う。 音弥が、ネットを見ていてと言い訳し、藤丸との連係プレイで、何 とかごまかして、映像を消すと、USBメモリーを抜く。 マヤが校庭を歩いていると、藤丸が現れて、マヤは去年のクリスマ ス・イヴ、何をしていたか聞く。 マヤは少し考える風にしたあと、1人寂しくレンタルDVDを見て いた、と答える。 藤丸は、そのレンタルビデオ店の会員証を貸してください、とマヤ に言う。 貸してくれたマヤに、訳はあとで話しますと藤丸。 マヤの前に、出門が現れる。 藤丸は、そのレンタルビデオ店の向かいの喫茶店に入り、ハッキン グし、マヤのレンタル記録を見る。 その時刻の防犯ビデオを再生すると、両方ともマヤが一人きりで写 っていた。 その時、マヤが喫茶店の窓ガラスをトントン叩いた。 ドキッとする藤丸。 道を歩きながら藤丸は音弥に、マヤのアリバイは完璧だった。 12月24日も、12月25日も、一人寂しくDVDを見ていたよ、 と言う。 音弥は、それにだまされるな、と言う。 朝、シャワーを浴びて、上がったマヤは、バスタオルを身体に巻い て、携帯に出る。 「何も問題はありません、J」と言うマヤ。 そこに、藤巻と音弥が訪ねてくる。 服を着たマヤは、二人を部屋に上げる。 二人は、マヤと朝食を食べたい。おバカな男子高校生に、謝る機会 を与えてください、とおどけてみせる。 マヤは、外出着に着替えている。 隣の部屋から、藤丸が音弥に、妹が心配だから帰る、という声が聞 こえてくる。 着替え終わったマヤが戻ってくると、そこには音弥だけがいて、藤 丸は帰ってしまったので、二人きりで朝食を食べましょう。おごらせ てください、と言う。 マヤは、オイシイ店があるから、行こうと言って、車に音弥を乗せ る。 するとマヤの部屋の浴槽のふたが中から開き、靴を手に持った藤丸 が現れる。 マヤの部屋を調べる藤丸。 店に入る、マヤと音弥。 藤丸はマヤのノートパソコンを立ち上げる。 メニューを見ているとマヤは、「ちょっとお手洗いに行ってくる」 と立ち上がる。そして店の外へ出てしまう。 [症状 ステージ4(最終段階)] ユキコは、「わたし、もうすぐ死ぬ.....」とつぶやく。 傍らに、防護服を着た女性が立ち、ユキコの言葉を、パソコンへ打 ち込んでいく。 遂にユキコの心臓が止まる。 [午前4時34分 感染者第一号 死亡] 霧島は、家族には別の死因を伝えるよう、かおるに指示する。患者 のそばにいたかおるには、つらいだろうという霧島に、患者ではなく、 ヤスダユキコさんだと、かおる。 <<扉が開いた。血の祝祭、ブラッディ・マンデイ>> 竜之介は藤丸に、公衆電話から、第一号患者が死んだ。遥だけは守 ってくれ、と頼む。 音弥は、戻ってこないマヤを不安に思い、外へ出てみると、いない。 携帯で、藤丸に連絡する。 だが藤丸は、あと10分かかる。ここでひけるかよ、と言う。 マヤは車を降り、エレベータに乗ると、カバンの中の拳銃をチェッ クする。 やっとダウンロードできた藤丸は、慌てて外へ出ようとするが、ド アに赤い光が点滅しているのを見つけ、外へ出るのを止める。 マヤが自分の部屋の前まで来る。 すると藤丸が部屋の前に立っている。財布を落としてしまった。マ ヤの部屋かもしれないので戻ってきた、と言う。 鍵を開けようとしたマヤを藤丸は止める。中から変な音が聞こえる。 危険だから、藤丸が先に入って様子を見ると言って、マヤから鍵を受 け取り、開ける振りをして、反対に回す。 ドアは開いていたのだ。 先に部屋に入り、方々を見て、大丈夫だと言う。 ソファーに座らされた藤丸は、そっと尻ポケットから取り出した財 布を、ソファーの下に入れる。 そしてマヤが音弥を置いてきたことを知ると、携帯を取りだし、音 弥に自慢しよう、と言う。 電話に出た相手に、今、マヤと二人きり。マヤに襲われそう、とお どける。 財布、見つかったとソファーの下から取り出してみせる藤丸。 藤丸は、マヤのノートパソコンに挿したUSBメモリーを回収し忘 れており、これをどうやって回収しようかと、策を練っていたのだ。 コントローラーを隠してから、クーラーを付けて欲しいと言い、隣 の部屋にコントローラーを探しに行くという。 でも、マヤは窓を開ければ涼しいから、コントローラーは今探さな くていい、と言う。 「涼しいですね」と相槌を打つ藤丸。 藤丸は、クリスマスのマヤのアリバイ、勘違いしていたと言う。ロ シアは、ロシア正教なので、クリスマスは1月7日だと音弥に教えて 貰った。今年の1月7日、マヤはどこにいたのかと聞く。 マヤは、教会にいた、と答える。 どこの?と聞かれ、ヤスリースク。あの映像に映っていたでしょう、 と言う。 マヤは、隣の部屋に何があるの?と入っていき、USBメモリーに 気付く。 戻ってきたマヤの手には、ピストルが握られている。 寸 評 藤丸って、もっとやる気のない子かと思っていたのですが、この 事件にのめり込んでいますね。 今まで、高校生でありながら、藤丸の技術が卓越していることが描 かれていますが、音弥もなかなかの情報通というか、策士ですよね。 マヤの正体が、こんなあっさりと割れるとは思いませんでした。せ っかく高校教師に潜り込んだのに、これからどうするのでしょうか。 そういえば、先週書き忘れましたが、藤丸自身で分散コンピューテ ィング(グリッド・コンピューター)を構築したというのでしょうか? だとすると企業が企画するのと違い、ハッキングして、構築したので しょうか。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 「イノセント・ラブ」−−イノセントには、純粋・無垢という意味のほかに、 無罪という意味がある。よくアメリカの法廷で、Guilty or Innocent. と問い かけているのですね。これって、今刑務所に入れられているヒロインの兄が、 実は無罪だったという暗示になっているのでしょうか? ドラマを見ると、ついついいろいろなものを深読みしてしまって。 何もないのに思わせぶりなシーンとかあるとがっかりするんですよね。(鈴 木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) 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