メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 08/10/27  2008/10/27


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2008年10月27日 発行
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□最近の結果
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10/27 10/22一般会員銘柄PH +13.85% 合計+56.71% ストップ高!
10/27 10/22特別会員銘柄MB +6.98% 合計+20.00%
10/27 10/21特別会員銘柄NK +12.66% 合計+28.72%

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□本日の総括
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本日の日経平均は486円安の7,162円と大幅続落となりました。
先週末の米株安から、朝方は売り優勢で始まり2003円安値水準を割り込んできま
したが、割り込んだ後は先物主導で買い支えられました。
ただ壊れた市場では買いは限られ、先週末終値近辺での乱高下となりました。
後場に入ると、前場堅調だったGlobexやアジア株が軒並み下落し、円高基調も進
み始めたことから先物主導で大量の売りが出、急落して引けております。
また3メガバンクが相次いでストップ安になるなど金融株が下げを主導しました。
短期基調は下向き、中期基調も下向き継続となっております。
これで日経平均は今年だけで高値から半値近くの下落となりました。

新興市場は3市場揃って売り物に押されて下落しております。
前場中に円高基調が一服したことで、短期資金が新興市場から東証1部へと流れ
込み、朝方から冴えない展開となりました。
後場に入ると日経平均が急落し、合わせるように下げ幅を拡大しております。
とにかく市場が壊れてしまっているため、テクニカル的な判断はまったく出来な
い状況であり、日々動きを見て判断していくことになりそうです。


□今晩の材料・動向
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今晩の米市場は続落が想定されます。
先週末の米市場は大幅下落し、寄り前段階では主要な米株価指数先物が値幅制限
いっぱいまで下落しておりました。
引けでは下げ渋る動きとなりましたが、下げ止まる気配は見られません。
今晩は米市場でも2003年3月以来の8,000ドル割れを試す展開となりそうです。

今晩の主要企業決算は、フィディリティ、ロウズ、ベライゾンなどが予定されて
おります。
主要経済指標では、9月新築住宅販売件数が予定されており、事前予想では、前
月比-1.1%の45.5万(前回-11.5%の46.0万件)となっております。
なお、先週末の9月中古住宅販売件数は、前月比が増加し市場予想を上回りまし
たが、差し押さえ物件が増加しただけと見られており、市場は反応を見せません
でした。
今回の新築住宅販売件数の予想も低い水準ですが、真の住宅市場状況を計る意味
で注目されている指標です。

基本的に材料の有無に関わらず、世界的な株安の動きに歯止めがかかりません。
バーナンキFRB議長は景気対策を促す発言を議会へ行っておりますが、大統領選
を前に政府も身動きが取れない状況となっていることが状況を悪化させてます。
引き続き個別材料や決算に神経質に反応する状況が続きそうです。
また日本固有の問題である為替の動きにも注目されます。


□来週の展望
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明日も下値模索の動きが継続するものと想定されます。
本日はG7において、「円の過度の変動を懸念、注視して適切に協力する」との声
明を発表しております。
声明自体への反応は限定的でしたが、日本が単独で「円」に対して介入したとし
ても、それは他国の承認済みという考え方ができるとの見方が拡がってきました。
これで国内での介入への効果に対する懸念が幾分和らいでおります。
また日銀、政府が株式買い取りやカラ売り規制など緊急対策を打ち出しましたが、
もはや手遅れ状況となっており、これを材料に買われることは無さそうです。

テクニカル面では、バブル崩壊後安値である2003年4月安値を割り込み、下値で
は節目らしいものが無くなりました。
強いて言うなら、1973年高値水準の5,300円〜5,000円あたりとなりそうです。
突っ込み過ぎなのは誰の目にも明らかですが、為替を始め日本固有の売り材料に
よりとにかく下落が止まりません。
ボリンジャーバンドでは-2σまで到達しましたが、突き抜けたわけではありませ
んので、反転するようなシグナルは出しておりません。
MACDは-1,000を付けており、これは1990年8月以来となります。

先物のイブニングセッションでは日経平均が6,000円台に突入しており日経平均
5,000円が笑い話ではなくなって来ております。
自己資本運用の比較的資金が豊富なファンドなどは、日経平均5,000円まで下落
を織り込んだ戦略を立ててきております。
一方で資金難が続くファンドも多く、11月の決算に向けて換金売りが止まらない
状況が続いております。
廃業を検討する動きもちらほら見られ、混乱は続きそうです。
とにかく、ここでは下げ止まるのを待つしかありません。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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