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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2008年10月10日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □最近の結果 =========================================== 10/10 10/09新和海運(9110) +9.30% 合計+9.30% 10/10 10/09特別会員銘柄SJ +1.57% 合計+15.18% 10/10 10/09特別会員銘柄BS +0.58% 合計+8.48% 10/10 10/08特別会員銘柄YK +9.99% 合計+9.44% 10/10 10/08一般会員銘柄JK +8.06% 合計+11.67% 10/10 10/07一般会員銘柄NF +8.13% 合計+5.10% 10/10 10/07一般会員銘柄SD +3.57% 合計+2.42% 10/10 10/07一般会員銘柄KS +4.97% 合計+7.79% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日の総括 =========================================== 本日の日経平均は881円安の8,276円と歴代3番目の下落率を記録しました。 昨晩の米市場が大幅下落したこと、大和生命、REIT破綻なども受けて売りが加速 し、先物市場ではサーキットブレーカーが発動する事態となりました。 日経平均は一時1,042円安の8,115円まで下落し、881円安で引けております。 短期基調、中期基調ともに下向き継続となり、25日線との乖離率は27.41%に達し ており、記録的な下落幅となっております。 ただ大幅下落したものの、個別銘柄動向はこれまでとやや異なり、これまで売り の中心だった外国人比率の高い銘柄が買い戻され、薬品や電力といったディフェ ンシブ銘柄が本日は売られました。 これまで売られ続けていた銘柄に買いが入ってきたことにより、外国人による 売りは最終局面では無いのかとの見方がされます。 新興市場は3市場ともに下落しており、ジャスダック平均が13日続落、マザーズ 指数、ヘラクレス指数は反落となりました。 ただ新興銘柄は以前から売られ続けていたこともあり、もはや売り物が出なく なっている銘柄については、後場に下げ幅を縮小し、プラスに転換する銘柄も 見られました。こちらにも外国人による押し目が入ってきていることが確認され、 市場全体の心理の改善待ちという状況が続いております。 □今晩の材料・動向 =========================================== 今晩の米市場は売り先行スタートの展開が予想されます。 昨晩は朝方こそ米政府が金融機関への公的資金注入を示唆したことが好感された ものの、実効性不安から引けにかけて急落しました。 また空売り規制が解除されたことで、金融機関へのヘッジ売りが加速し、これが 下落幅を拡げる一要因となりました。 本日に入って、一時的に全米の銀行預金と数十億ドルの銀行債務の保証を検討 する、米財務省が民間銀行への資本注入の具体的な方法について検討していると 報じていますが、市場はまったく反応しておりません。後手後手に回っている 対策に対する不信感が売りを加速させており、今後マーケットを先回りして インパクトのある対策を打ち出してこれるかにかかっていると言えます。 今晩の主要企業決算では、ゼネラルエレクトリック、プログレッシブコープなど が予定されております。 経済指標では、8月貿易収支、9月輸入物価指数などが予定されており、事前予想 では、8月貿易収支が600億ドルの赤字(前回622億ドルの赤字)、9月輸入物価 指数が前月比-2.5%(同-3.7%)となっております。 とにかく材料が出ても下げ止まらない株価に世界が恐怖している段階ですが、 今週末開催のG7の行方が鍵を握ってくることが想定されます。 市場からG7に対する期待感はありませんので、サプライズ的な声明の発表がある かないかで今後の展開がガラリと変わりそうです。 □明日の展望 =========================================== 来週は波乱の展開になるものと想定されます。 今週は金融危機打開策が複数発表されながら、株価の下落を止めることができず、 今後は米金融期間への強制公的資金投入といった動きが出るかに注目されます。 また来週はインテル、ノキア、シティグループ、JPモルガン・チェース、メリル リンチなど米主力銘柄の決算発表が相次ぎますので、減益であったとしてもその 規模、今後の見通しについて注目していくことになります。 テクニカル面では、MACDはさらにマイナス幅を拡げ、1992年4月以来の水準まで 下落しており、シグナルとの乖離が拡大しております。 テクニカル指標をどれも底抜けしているため、下値メドはまったく役に立って いない状況ですが、ボリンジャーバンドでは-2σを大きく下抜けており、バンド 自体も拡大していることもあり、反転してくればその戻りも大きくなりそうです。 またMACDなどが陽転するようなら、これがダマシとなる可能性は低くなるために、 何とか下げ止まりのきっかけを掴みたいところです。 下値メドとしては、節目の8,000円や本日のオプションSQ算出値の7992.60円が 意識され、これを割り込めば、バブル崩壊後の安値7,603円が意識されることに なります。なお本日のオプションSQ値は、下での「幻のSQ値」となりました。 市場関係者に話を聞いても、本日の下落は言葉にならないと言う声が多く、 もはや早期に落ち着きを取り戻すように願うしかないとのことです。 一部自己資金のみで運用しているファンド筋は、外部資金運用のファンドに比べ て資金に余裕があることから、とあるファンドマネージャーは「こんなバーゲン セール相場は生きているうちに一度だけだ」と安いところで買いを入れている とのことでした。また「早く反転して欲しいが、さらに安ければ買い増すだけ」 と強気に話す関係者もおり、これを絶好のチャンスと見る動きが徐々に増えて おります。 テクニカル指標も役に立たず、誰もがいつ反転するか予想できない状況ですが、 何とかこの局面を耐え抜き、ピンチをチャンスに変えていきたいところです。 東京市場は連休に突入しますが、G7を始め今週末の動向に注目されます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 来週に公開致します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メールマガジン登録解除 まぐまぐ・melma http://www.stock-mission.com/melmag.html めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?011680 ************************************************************************ |