エコに取り組むコンビニ
【コラム編集:詩音】日本にあるコンビニについて、みなさんもすでに詳しくご存知だろう。だが、そのコンビニのエコ活動についてはいかがだろうか?地球環境の保護を目的としたエコバッグや持ち運びができるマイ箸から、購入価格の一部が環境保護事業に募金される食品や飲料まで、日本のコンビニは今や、多くの人々にとって環境保護活動を学び、行動するための窓口になっている。また、販売されている商品以外にも、あまり気づかない細かな心配りがある。そのうちの3つを今回、ご紹介しよう。
セブンイレブンでは、昨年11月から、食品のプラスチックケースを包むラップをやめ、テープをはってとめている。これにより、毎年570トンものラップの使用を減らすことができる。期限切れの食品も肥料にしていて、セブンイレブンで大人気のにんじんスティックはこの肥料で育てられたものだという。
ローソンで買い物をした時、レジ袋を断るとエコポイント(会員限定)がもらえる。このポイントを使ってCO2削減、造林・緑化、動物保護などのエコ活動に参加できる。
ファミリーマートにある緑・白・青の3色の看板は、2004年から一部の店舗で、長寿命で消費電力が少ない白色LEDを用いている。店内の照明も5段階になっていて、光の強さを調節でき、日光を十分に利用して電力を節約することができる。また、食べ物を入れる容器も植物を原料としたプラスチック容器に徐々に変更している。このプラスチックは、燃焼してもCO2が発生しない。
また、ローソンとファミリーマートの店員が着ているユニフォームは、回収したペットボトルの再生繊維に少量の綿を加えた布で作られている。この技術は、今年の北京五輪でも使用された。参加した全選手にTシャツが配られ、環境保護コンセプトの普及に用いられた。 |