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夏休み終わりそうなのに宿題ぜんぜんやってなくて徹夜でやってたらネタがわんさか出てくるという罠。 うわーん眠いよぉぉ! 巳田先生の胸で眠りたいよー!! 一晩抱き枕になってくださいせんせー!肉薄くてもかまいませんからあああ! むしろ、少し薄いくらいが好きですからぁ〜 抱っこさせんかぁ〜っ。も〜ぅ ……。 もう誰にでもいいからセクハラしたい……(ボソ でも起きてきたお父さんにやるのはやめておきました。 女子大生が父親の尻を揉んだらさすがにまずいだろうからね! それにしてもさっきから脳内を蝶野夫婦妄想が巡っててたまらないです…… 刺爵さんかわいい……奥手って面白い…… もう今なら夫婦生活を赤裸々に綴れてしまう。 あ、さっき一つ前のメルマガを見返したんですけれどね、誤字多すぎで凹みました。 今書いてる文章にも何箇所か変な場所があるかもしれませんがどうかご容赦ください。 文章の内容自体がおかしいのはこのさい気にしない! 記事連続しますが新歓の続きです↓ ボーリング場を出るとヨドバシの紙袋をひっさげた見覚えのある姿。 「あい〜、みんな楽しめたぁ?」 蛙井と合流した後、六人は適当に歩くことにしました。 もう夜に近い時刻になっていますから、飲食店には暖かな光が灯っています。 「創造主、そろそろ夕食にしますか?」 「ん〜……そうだな……」 猿渡の提案に創造主は微妙な反応をしました。 なんせ今まで眠っていたものですから胃袋が活動していないのです。 「とりあえず買い物でもするかな、適当な服屋はないか?」 「ああ、それならいい雰囲気のお店があちらに♪」 創造主の言葉に買い物好きの花房は張り切って先導を始めました、 「まったく、女ってのは本当にムダ遣いが好きだよねぇ」 そういうあんたもいるんだかいらないんだか解らないようなものをわんさか買ってきただろう……と、喉まで出かかりましたが新人の鷲尾は賢明にも黙っていました。 花房と創造主がコートを選びに店の中に入ってしまうと、残された男四人は退屈そうに立ち尽くす他ありません。 オシャレな洋服屋の前で棒立ちになる四人は少し浮いていましたが、それほど酷く目立つことはありません。 鷲尾がぼーっと空を眺めていると、例によって手持ち無沙汰の猿渡がトントンと肩を叩いてきました。 「なぁ、あそこに居る女。すごくうまそうじゃないか?」 彼の示す方を見れば、なるほど……佇まいの美しい妙齢の女性。 しかし鷲尾は軽く頭を振りました、 「花房のほうが綺麗だ」 「馬鹿、ホムンクルじゃ喰えないだろ」 そう言われて、ああ『そっち』のほうかと一瞬気まずくなったりならなかったり…… もしかしたらベースの人間は相当なスケベだったのかもしれませんね。 鷲尾がぽりぽりと頬を掻いていると、目当てのものを手に入れた二人が店から出てきました、 「それじゃ、ご飯を食べにいきましょ」 夕飯は美味しいステーキ屋で食べました。 皆大人なのでそれなりに高いものを食べて、のんびりとした時間を過ごします。 しかし八時を過ぎた頃になると、巳田が明日も仕事があるので帰りたいと言い始めました。 「じゃあ一端出るか」 とりあえず皆で巳田を見送ります。 「これで酒が飲める」 創造主の要望で二次会は居酒屋で行うことになりました。 「酒が飲める」だなんて言った割にはカシスオレンジやカルーアを頼む創造主を微笑ましく感じつつ、鷲尾も適当に注文します。 酒の名前や種類を、彼はなぜか知っていたのでした。 しかしいざ飲んでみると、あっという間に酔いが回ってしまいます。 「へー、弱いのかぁ」 面白がってさらに飲ませようとする蛙井でしたが、花房が蹴りを入れて阻止しました。 「人間はこんなものを常飲してるのですね」 早くもお冷離脱の鷲尾(笑) 「その図体で酒に弱いのは面白いな」 創造主には好評だったのでよしとしましょう。 「あ〜……」 初めこそ鷲尾の下戸を笑う攻爵でしたが、間を置かずしてほろ酔いとなりました。 吐血するほど飲む程浮かれてはいないので、大人しく鷲尾と共に冷や水を空けます。 「水は美味いなぁ」 酔っ払い特有の発言にも、鷲尾は素直に頷きます、 「ええ、本当に」 真顔で酔いまくってる二人を尻目に、酒がある程度飲める三人はぺちゃくちゃとしゃべくりつつ飲み食い。 そのうち夜も更けて話の種も尽きました。 酔っ払い二人は何時の間にかぐうぐうと寝ていたので、とりあえず鷲尾のほうを引きずり起こします。 「ちょっと、起きなさいよあんた。創造主をお送りする仕事があるでしょ?」 「んあ……他の皆は?」(眠 「猿渡と蛙井ならもう帰ったわよ、終電に間に合わなくなるからね」 「……花房は?」 「私は適当に泊まって帰るわよ」 「そうか……」 「ほら、いつまで寝ぼけてんの!ちゃっちゃと顔洗ってきなさい!私は創造主にコートを着せておくから」 「ふぁい……」 宴の後とはもの哀しいものなのです。 鷲尾がてくてくと戻ってくると、コートに身を包んだ創造主を背負った花房が待っていました。 「もうお勘定も済ませたから、店出るわよ」 自分よりも身長のある攻爵を軽々と担ぎ上げる美女に、店員は少なからず驚いている様子でしたが、流石に突っ込んではきませんでした。 人影も疎らな吉祥寺。 夜風が火照った頬に心地よい。 「それじゃあ私は行くけど、帰りに創造主を落っことしたらただじゃすまないわよ!」 花房は最後まで花房らしいのでした。 眠ったままの創造主を受け取ると、鷲尾はとりあえず人気の無い路地まで歩いていきます。 こんな時間とはいえ変形を人に見られるわけにはいきません。 「むむ……」 いざ変形する段階になって、鷲尾は一つの壁にぶち当たることになりました。 「部分変形か完全変形か……」 完全変形のほうが人を乗せて運ぶのに向いていますが、寝ている創造主がずり落ちないとも限りません。 「……」 悩んだ結果、部分変化した腕で創造主を掴み挙げました。 なんだか失礼な気もしますが落っことすよりはマシなはずです。 それから創造主が目を覚まさぬよう、鷲尾は静かに舞い上がりました。 空高く浮かんだ月を眺め、夜でも活動できる人間の身体も捨てたもんじゃないと思ったりしつつ、限りなくゆっくりと、帰路を辿るのでした。 (END) ゜*゜.+:o:+.゜*゜.+:o:+.゜*゜.+:o:+.゜* わーい終わった終わった♪ これのどこが新歓?というツッコミが入りそうなもんですが、新歓なんてこんなもんなんですよきっと。 カラオケとか行かせてみたかったけど文字数の関係でカットいたしました。 皆がどんな歌を歌うかけん当もつきませんしね(汗 酔いつぶれちゃう鷲尾と攻爵は多分折り重なるようにして寝てたんだと思います。 新人に創造主を独占されて花房の姐さんもピキピキですね。 創造主を落としたらうんぬんの台詞は森下の願望です。 一回くらい落としてくれたら面白いのにね(創造主しんじゃうよ!! 単体で落としたら危なそうだけど鷲尾も一緒に落ちれば怪我をしないで済むと思います。 いや、冗談でなく落とそうかと考えてました。 鷲尾酔ってるから操作誤るかなぁ〜なんて…… でも寝てる創造主を起こすのは気が引けたんでやめときました。 これにて『ホムンクルスで新歓』は完結です! ここまで読んで下さってありがとうございます^^ *:;;;:*゜。+☆+。゜+*:;;;:*:;;;:*゜。+☆+。゜ 森下里虎 E : kamiosandaisuki@yahoo.co.jp HP: http://tool-4.net/?morimori *:;;;:*゜。+☆+。゜+*:;;;:*:;;;:*゜。+☆+。゜ |