メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 08/09/11  2008/09/11


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2008年9月11日 発行
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□最近の結果
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09/11 09/10一般会員銘柄DS +11.78% 合計+11.78%
09/11 09/10一般会員銘柄CI +6.09% 合計+6.09%
09/11 09/09一般会員銘柄KD +13.85% 合計+22.32% ストップ高!
09/11 09/09一般会員銘柄PH +12.18% 合計+27.74% ストップ高!
09/11 09/09一般会員銘柄ME +6.60% 合計+18.31%
09/11 09/08一般会員銘柄AP +10.00% 合計+41.43%
09/11 09/08一般会員銘柄AM +14.40% 合計+61.42%
09/11 09/07特別会員銘柄PW +3.14% 合計+5.18%
09/11 08/26特別会員銘柄ST +3.30% 合計+13.41%

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□本日の総括
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本日の日経平均は、244円安の12,102円と続落となりました。
昨晩の米市場は小反発となりましたが、シカゴ日経先物が60円安で返ってきた
ことで、朝方から売り優勢の展開となりました。
また昨晩決算を発表したリーマン・ブラザーズが市場予想を上回る赤字決算と
なった他、具体的な資本増強策が示されなかったこともあり、シカゴ先物の
終値を下回って推移しました。
メジャーSQを明日に控えたロールオーバーからの売りや、後場に入っても
アジア株が下落したことを受けて売られ、安値圏で取引を終えております。
短期基調は上向きから下向きに転換、中期基調は下向き継続となっております。

新興市場も3市場揃って下落し、ジャスダック平均は年初来安値を更新しました。
昨日買われたネット関連株が一服となったことを受けて、朝高後にズルズル
売られる銘柄が散見されました。
不動産株は相変わらず堅調推移となっておりますが、あまりに短期的に急騰
していることから、売りが出た時の下げもきついものとなりそうです。
他に見るべき銘柄も無いため、引き続きこれらセクターに注目していきますが、
リスクも高いので注意が必要となります。


□今晩の材料・動向
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今晩の米市場は揉み合いの展開が想定されます。
昨晩は注目されたリーマン・ブラザーズの決算内容が市場予想より悪化し、
再建策が発表されるものの、不透明感があるとのことから買いは続きません
でした。これをきっかけに金融セクターは売りが加速しております。
相場を下支えしたのは、フェデックスの利益見通しの上方修正や、テキサス・
インスツルメンツが収益見通しの確度を高めたことが好感されました。
今晩は、相場に勢いはありませんが悪材料出尽くしからの買戻しが入ってくる
可能性が指摘されており、来週にはモルガン・スタンレー、ゴールドマン・
サックスの決算を控えていることから、さらに売り込まれる可能性は低いと
見られております。

今晩の主要企業決算はなく、経済指標では、7月貿易収支、8月輸入物価指数、
新規失業保険申請件数、8月の月次財政収支などが予定されております。
事前予想では、7月貿易収支が580億ドルの赤字(前回568億ドルの赤字)、
8月輸入物価指数が前月比-1.5%、前年比20.2%(同+1.7%、+21.6%)、
新規失業保険申請件数が44.0万件(同44.4万件)、8月の月次財政収支が
1050億ドルの赤字(同1170億ドルの赤字)となっております。
特に注目されるのは新規失業保険申請件数であり、先週末発表の雇用統計で
失業率が6.1%へ上昇したことで雇用環境の悪化に神経質になっております。
相場のムードも悪いことから、思わぬ下ブレに注意しておきたいところです。

他、OPECでは実質減産発表をしましたが、原油相場は1バレル100ドル割れが
見えてきており、エネルギー関連、資源関連株の動向に注意して見る必要が
ありそうです。


□明日の展望
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明日はメジャーSQ算出日となりますが、既にロールオーバーが進んでおり、
明日になっての仕掛け的な動きは無いと見られております。
ただ気になるところとして、信託銀行など裁定取引業者以外から1,200億円規模
の売り観測があるとされており、この辺りが動きを見せることが警戒されます。
また明日は寄り前に第2四半期GDP改定値が発表されます。
下方修正されるとの見方が強く、大きく下ブレした場合は、SQ算出にも影響を
及ぼしてくることが警戒されるところです。

テクニカル面では、直近安値を更新し、一時12,100円を割り込んできました。
ボリンジャーバンドを見れば、-2σを下抜けてきており、バンドのライン
(12,162円)まで戻ってくることが想定されます。
ただボリンジャーバンドは引き続き下向き継続となっており、このままでは
バンド下限が12,000円に近づいていくものと思われます。
新値足では陰線が6本も並び、陽転するには12,600円を終値で上回らなければ
ならず、先は遠いものとなっております。
さらに月足の一目均衡表の雲の下限が12,585円、転換線、ボリンジャーバンド
の-1σが12,500円近辺で推移しており、強い上値抵抗線が揃っております。
25日線はさらに上の12,800円に位置し、ここをトライするには、大陽線を形成
して一気に突き抜けるしかありません。

直近安値を連日で切り下げる展開が続いており、12,000円は目前に迫ってます。
ただ12,100円割ったところでは、急速に押し目買いが入っていることから
見ても、このラインの支持線の強さはそれなりのものがありそうです。
一方で12,000円に近づくと、日経平均株価リンク債がノックインする可能性も
有り、12,000円を割り込めば一気にヘッジ売りが加速、3月安値を試す展開に
至る可能性があります。
明日はSQ算出日であり、さらに連休前の週末という要因もありますので、
手仕舞い売りなどが出易いことも頭に入れておきたいところです。
引き続きこのような場面で買いには向えませんので、様子見となります。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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