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===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2008/08/04 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 太陽と海の教室 局 名 フジテレビ系 放映日時 月曜21時 キャスト 櫻井翔太郎(織田裕二) 榎戸若葉(北川景子) 神谷龍之介(小日向文世) 根岸洋貴(岡田将生) 白崎凜久(北乃きい) 田幡八朗(濱田 岳) 屋嶋灯里(吉高由里子) 楠木大和(冨浦智嗣) 日垣茂市(鍵本 輝) 澤水羽菜(谷村美月) 川辺英二(山本裕典) 芝草修平(矢島智人) 長谷部杏花(戸田恵子) 脚 本 坂元裕二 主題歌 UZ『君の瞳に恋してる』 あらすじ 第3回「死ぬな!お兄ちゃん まさかの船上手術」 理事長の神谷龍之介(小日向文世)が生徒の成績を検索し、目をと めたのが川辺英二(山本裕典)。二年生までは学年10位以内。現在 は100位以下で欠席も多く最近は不良のような格好。父は一昨年亡 くなっており、父の死による精神的ショックは考えにくい。 神谷は、川辺がわが校の偏差値に影響すると判断し、榎戸若葉(北 川景子)に手紙を託す。 先日、川辺にいきなりキスをされた若葉は二人きりになるのを恐れ て白崎凛久(北乃きい)と根岸洋貴(岡田将生)に同行を頼む。 三人が川辺の家の前にいると、エプロン姿で赤ちゃんを抱っこし二 人の子どもと一緒の川辺と出会う。 家の中は散らかり放題。若葉は川辺に理事長からの手紙を渡す。川 辺によると、母はありが島の病院に春から入院し、川辺が子どもたち の面倒を見ており、面倒を見てくれる親戚もいない。 翌日。川辺は欠席。すると川辺の妹と弟が教室に入って来た。若葉 は子どもたちを追いかけるが逃げられ、櫻井朔太郎(織田裕二)が子 どもの興味を惹く言葉を投げかける。子どもたちによると、一番下の 妹が東京のおじさんに連れて行かれたという。 川辺は理事長室でお話をしている。川辺は理事長の指示で児童相談 所に連絡し、東京の親戚が赤ちゃんを預かることになった。 教室では、子どもたちの乱入で授業にならず、生徒が他の先生を呼 びに行こうとするが、朔太郎が子どもたちにチョークを渡し、子ども たちが先生だと言って、教室に来た川辺を屋上に連れ出す。 屋上。朔太郎は「本当に納得しているのか?」と聞くと川辺は仕方 がないんだと答える。妹たちとの生活はすでに限界でこのまま生活を 続けたら妹たちを嫌いになると言う。 朔太郎は、凛久、洋貴、尾島灯里(吉高由里子)、田幡八朗(濱田 岳)、日垣茂市(鍵本輝)にエプロンを渡す。 理事長室では、4時に川辺家に児童相談所の職員がくるが、川辺は 心が弱いので自分が自ら行って立ち会うと言う。 朔太郎や凛久たちはそれぞれ家事と育児を分担する。若葉は、その 様子にあきれて「まだ18なのに一人で頑張ってきたんです」と川辺 を弁護する。朔太郎は「もう18だろ、辛いことだけだったか」と川 辺に尋ねる。 児童相談所の職員が来る。神谷もいる。神谷は未成年で4ヶ月もの 間ここで暮らしていたことは問題だと言う。 川辺が妹たちを呼びに2階へ行くと、妹と弟が川辺に受験を頑張れ るようにと絵馬を渡す。それを見て妹たちを抱きしめる川辺。その様 子を洋貴たちが見ている。 若葉が2階上がってきた。部屋には茂市しかおらず、川辺たちは 2階から脱出していた。 理事室。校長の長谷部杏花(戸田恵子)もいて、朔太郎は芝草修平 (矢島智人)から「あなたがそそのかしたそうじゃないですか」と責 められる。神谷は、川辺の行き先は母親の病院と目星をつけ、赤木 (池田鉄洋)らに先回りしてフェリー乗り場で待つように指示する。 それを知った朔太郎は「どうしてそんなことをしようとするんです か。追い詰めちゃだめなの、逃げてるやつには居場所を作ってやらな くちゃ」と言う。 川辺と妹と弟はフェリーに乗り込むが、赤木たちが自分たちを探し ていると知り、係員以外立入禁止の札のある場所に入って行く。 長谷部と若葉は車でフェリー乗り場へ。長谷部は若葉に戦場で撮ら れた朔太郎の写真を見せる。そこには朔太郎の履歴書も入っていて、 朔太郎がエリートなのに若葉は驚いた。若葉は長谷部から朔太郎がな ぜ日本に戻って来たかを教えてもらう。 朔太郎は商社勤めの頃、エネルギープロジェクトで内戦の激しい場 所に行き、小さな学校でありがとうを交換したのだという。道案内を してくれた少年と知り合い、彼にお礼を言うと、少年が日本語でお礼 は何と言うのか聞いてきた。「ありがとう」と教えると、少年は繰り 返し言ってその言葉を覚えた。少年は一生この国から出られない、こ の国で死ぬだろう、でも僕は海の向こうの言葉を知っている、「あり がとう」と言うと、空を飛ぶ鳥になれた気がすると言った。それを聞 いた朔太郎はそれが勉強するということなのかと思い、その村で先生 になった。 少年・アミーは18歳になって戦場で傷を受けて亡くなった。アミ ーのなきがらを抱きしめていた朔太郎を、日本から来た18歳の高校 生が携帯で写真を撮っていた。それを見た朔太郎は不幸だと言われて いるどんな国の子どもたちより日本の子どもの方が不幸かもしれない と思ったという。 赤木たちが川辺を必死に探していると、朔太郎が港に向って手をふ っていた。赤木たちは、川辺が船にいないと勘違いし船を降りた。 朔太郎と洋貴たちは川辺を探し始めた。川辺はボイラー室にいたが、 熱で汗だくになり、このままいても妹たちのためにならないと出よう とすると、弟がピストルを落とした。それを拾おうとすると、機材が 倒れて川辺は下敷きに。 朔太郎は「立入禁止」の札のあるところへ入って行った。重い扉を あけると川辺の妹たちが立っていた。 川辺の足に何か刺さっているのを見つけた朔太郎は、「動かすな」 と洋貴に指示。動かすと出血多量になり危険だからだ。係員に知らせ ると、船に医者はおらず、救急車は頼んだという。 朔太郎は川辺の様子を見て、これ以上圧迫が続くと危険と判断する。 朔太郎は、釣り糸、釣り針、救急箱などがあることを確認し、川辺の 体の上にある機材をどかすことにする。 朔太郎が手術を考えていることを知った若葉は反対する。「どう責 任をとるんですか?」と言う若葉。「責任をとるっていうのは何かが 動く前にとることなんだ。誰もやりたがらないことはあるよ。でも、 それは誰かがやらなきゃいけないことなんだ」と言う朔太郎。 朔太郎は、洋貴、茂市、八朗と共に機材を上げる。若葉はその様子 を見ているだけ。 朔太郎がスパナないか?と聞くと、若葉のそばにあり、若葉はそれ を取り上げ自らボルトのねじを緩めた。 機材が上がり、朔太郎が川辺を引きずり出した。足にはえぐられた ような傷。朔太郎はデッキに川辺を上げて縫合した方がいいと判断し、 デッキへ。 川辺の足と釣り針を消毒薬で消毒し、朔太郎は川辺の足の縫合を始 めた。それを見た川辺は「先生、縫い物得意ですか?俺、妹のボタン 直そうとして背中縫いつけちゃって。もってうまくやれると思ったの にな」と言う。 それを聞いた朔太郎は「そうかな。あの子たちの目を見りゃわかる。 あの子たちはお前を信じている目だよ。お前もあの子たちを信じろ。 自分を信じられた時迎えにいけ」と言う。 朔太郎は、一人で頑張っているのはお前だけじゃない、世界に大勢 いる。一人一人だけど、一人じゃない。一人一人離れていても決して 一人じゃない」と言う。 カフェでは、楠木大和(富浦智詞)と澤水羽菜(谷村美月)が勉強 している。 川辺が病院に搬送それ、病院の待合室で眠る洋貴たち。 海を見つめる朔太郎。朔太郎を見つけた若葉は「あなたの写真見ま した」と声をかける。戦車の前に朔太郎が立ちはだかっている写真だ。 若葉が何を守ろうとしたのかと聞くと、朔太郎は生徒たちが作った花 壇の花だと答え、定期券入れに入れてある写真を見せた。そこには、 花壇の花と朔太郎と生徒たちが写っていた。 若葉は長谷部から聞いた「ありがとうと言うと海を渡る魚になれた 気がする。ありがとうと言うと、空を飛ぶ鳥になった気がする」とい うアミーの言葉をつぶやく。 若葉は「何て言うんですか?あなたがいた国では『ありがとう』は? 」と聞くと、朔太郎が「マハドゥサン」と言う。若葉は朔太郎に「マ ハドゥサン」と言い二人は微笑み合う。 寸 評 川辺が子どもたちの生活に負われている設定なのに、似つかわし くない金髪と今時の髪型に違和感がありました。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 子どもの夏休みも半分ぐらい過ぎましたが、日中は暑く外遊びはできないの で、家にいることが多くなってしまいます。(たま) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |