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タイトル:憂国通信  2008/07/21


自民またしても国賊行為「サブプライム・ローン焦げ付きを日本が肩代わりします」 


「米住宅公社救済協力へ外貨準備活用案浮上」 
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080717/fnc0807172048018-n1.htm

≪7月16日、渡辺喜美金融担当相は訪ねてきた米政府元高官に語りかけた。

「米住宅抵当金融公社の経営不安を憂慮しています。まず、日本は政府の保有分はもとより、民間に対しても住宅公社関連の債券を売らないように言います」

うなずく米要人に対し、渡辺氏は続けた。「米政府が必要とすれば日本の外貨準備の一部を公社救済のために米国に提供するべきだと考えている」≫

さすがは属国である。「アメリカ様のためならば何でもやります」と言っているのである。
しかし、渡辺喜美というのは黒い噂がつきまとう胡散臭い御仁である。こんな御仁をよくも金融担当相にしたものだ。
えっ、「他の大臣に較べれば大したことはない」?
それを言ったらお終いですね。投票権を持っている日本人が馬鹿だと言っているようなものですからね。

≪昨年8月の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライム・ローン)危機勃発後の金融不安は、最近表面化した連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の2公社の経営危機でさらに深刻化している。米政府や連邦準備制度理事会(FRB)は公的資金注入など公社救済策を検討中だ。しかし、公的資金必要額は住宅価格下落に比例して膨張する。≫

アメリカのでたらめな金融政策がここに至って「なるべき姿になって表出した」と言うことですな。

≪両公社の住宅ローン関連債権は米住宅ローン総額の半分近い5兆2000億ドル(約550兆円)で、日本の国内総生産(GDP)に相当する。≫

ということは、米住宅ローン総額というのは日本の国内総生産(GDP)の2倍ということになりますな。奇しくも日本の借金総額と同じだ。

≪両公社が発行している住宅関連証券が投げ売りされるようだと、米国のみならず欧州、日本、中国など国際的な信用不安になる。そればかりではない。米国債への信用は損なわれ、ドルは暴落しかねない。

株式の低迷に加え、米国債とドルが暴落すれば、ドルを中心とする国際金融体制は崩壊の危機に瀕し、世界経済全体が根底から揺らぐ。≫

アメリカの命令で大量のドルを外貨として保有している日本としてはドル暴落は是非とも避けたい事態である。
日本以上にドルを掴まされている中共政府も同様だ。せっかく国土を公害まみれにして、人民を詐取し続け貯め込んだドルが紙くずになってしまえば、中共政府の権力者どもは発狂してしまうだろう。

≪渡辺案は、米国の自力による住宅公社再建には限界があるとみて、この6月末で1兆ドルを超えた日本の外貨準備を米国の公的資金注入の資金源として提供する思い切った対米協調である。≫

ギャンブル好きの飲んだくれ野郎に体を売ってつくす情婦みたいな存在だな。

≪筆者はこの考え方について、在京米金融筋で米国務省のアドバイザーに感想を聞いた。彼は言う。「同盟国日本が率先して支援の手を差し伸べてくれると、われわれは日本にかつてなく感謝するだろう。日本は救済パッケージで主導性を発揮し、中国にも働きかけてくれればより効果的だ」≫

ここまでずうずうしいと、もはや返す言葉もありませんな。「金はもっとよこせ。ついでに、金をくれるカモを見つけてこい」と命令しているのである。

≪中国の外貨準備は6月末で1兆8000億ドルに達し、米国債や米住宅公社関連債券の保有額でも日本をしのぐ世界最大の水準とみられている。中国は貿易や投機を含む投資で流入してくるドルを当局が買い上げ、主として米債券に投資している。ドルが暴落すれば中国も巨額の損失を直接被ることを中国政府は自覚しており、日本が国際協調を呼びかけると同調する可能性は高い。≫

中国も財テクが下手くそな国だ。日本みたいにひも付きじゃないんだから、もっとまともな投資ができなかったのかなあ。スーダンへの投資も先見の明がなかった。

≪思い起こすのは、1997年のアジア通貨危機である。日本の財務省は通貨危機打開のために「アジア通貨基金」設立構想を推進した。ところが米クリントン政権が強く日本案に反対し、日本主導を嫌う中国と語り合って、アジア通貨基金構想をつぶした。今回の危機は米国を震源地とする巨大地震であり、中国も米市場の安定は自国経済の死活問題である。≫

「だからどうした?」と言う話を持ってくるなよ。今回とあまり関係ないだろう。

≪渡辺金融担当相は「まだ私案の段階だが、中国にも協力を呼びかけるつもり」と言う。米金融危機が今後さらに悪化すれば、有力案として浮上しよう。≫

まあ、相手にはされないだろう。

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