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愛するチームの存続の為に We are Provincia! 第37号/2008.7.20 「FWの○○クンが、しょぼいシュートばかり〜」 ご無沙汰です。相変わらず働いていました。 ついでにブルーな気分にもなって、心療内科で診てもらいました。 鬱の兆しありとのことで、一番軽めの薬をもらったのですが、 これが効き目抜群。 そんなに真面目に考えたって、所詮は仕事ですよ、 ビルの外に一歩出れば、社長や本部長もへちまもないですよ 冥土への道に王なしと、山手線で靴にカメラを仕込んで女性を盗撮 していた痴漢を見破って捕まえたボブ・サップの弟さんが、日本語で コメントする時代ですよと、 上司や同僚の肩をビシビシたたいてあげたくなりました。 今どき誰だって、うつモードに入りやすい環境ですから、入口付近 かなと感じたら、専門家に不満話を聞いてもらうと予防になりますよ。 会社の人達を全員、送り込みたくなりました。 でも、なにも心療内科まで足を運ばなくても、 この秘境で、オバカモードにひたっておけば、 心の病なんて、おっぺけぺっけー(○C 川上音二郎)ですよい。 このカルトなメルマガが初めてな御方、 http://caltio.tsukaeru.jp/magazine_index.html のVol9から読むと大筋がつかめます、かな。 ┌─────────────────┐ │◆ あのクラブばかり、なぜモテル? | └─────────────────┘ 今一番乗りに乗っているサポって、 やっぱりタイガースサポでしょうね。 サポ・ファンがごまんといるけれど、あのクラブ自体は、実は プロヴィンツィアですね。バックにテレビ局がいて、メディアで 露出してるわけでもない。 親会社小さいし。あ、阪急なんだっけ(^^;)。 地元で少年野球教室とか、まめに開いているわけでもなさそう。 (ジュニア)ユースがあるわけでもない。 なのに、あの地元での浸透ぶり、うらやましい限り。 今でこそ常勝軍団ですが、 万年再下位の暗黒時代ですら、けっこうな観客動員だった。 普通のクラブだと、サポはともかくファンから見切られますが。 あのクラブの人気の秘訣を、パクリたい。 しょぼいプロビンツィアクラブに、移植したい。 と思いつつ、次元が違うかなとも感じていたのですが、 最近の試合後のアットホームさだけは、パクレそうと思いはじめま した。 ┌───────┐ │◆ 兄貴の系譜 | └───────┘ 投手力や打線がどうのとか、素人の私には書けません。 昔はともかく最近、よそのチームと決定的に違うのは、 <1>兄貴と慕われてるカリスマ系が、継続して存在してる 点だと思います。(星野監督〜金本選手) 学校でも職場でも、頼りがいのあるリーダーシップのとれる人って、 今どきなかなかいない中、出色です。 本人はけむたがっているみたいだけど、小回りの利く某地元スポー ツ新聞が、さっさと兄貴に仕立て上げて、ファンの間であっさり定着 (順番、逆かな)。 金本選手を連れて来たのは、やはり兄貴系の星野監督です。 優勝した時のコメントが確か、「みんな〜、よく我慢して来たな。 よかったなー」だったかな。典型的兄貴キャラです。 あのチームを応援してると、 昨日のナイターで傷だらけの兄貴が盗塁を決めたのだから、 兄貴に続いて、俺だって今日の営業で盗塁するぞと、 生活に、はりが出る? おそらくフロントは、成り行きで獲得したのでしょうが、 他の監督・選手を補強していたら、常勝軍団になっても、あれだ けの人気を保てたかどうか。 保てたかもしれませんね。。。なにせ、タイガースだから。 ┌─────────────────┐ │◆ 増殖する義兄弟、お立ち台劇場へ | └─────────────────┘ そこで終わらずに、 さらに、バラエティ豊かなつなぎが生まれます。 <2>兄貴につっこまれる弟 同級生 お笑い系 & ベタな脇役が、試合でそこそこ活躍、 試合後のお立ち台でも笑わせてくれる 新庄選手がいた頃から、それなりに面白かったのですが、 広島東洋カープ時代に兄貴を慕っていた選手が加入したことで、 「ひさびさにヒットをお打ちになられた新井が、ここで ホームランを打たないとしばくぞというオーラを〜」 「新井さんがしょぼいゴロばかりお打ちになられているので、 私が代わりに」 と弟分をいじり出してから、面白さに幅が出て来ました。 39・40歳の同級生トリオが、揃い踏みで活躍した日は、 「(自分もお立ち台に上がれるなんて)おまけで得した気分です」 「隣に新井君がいなくて、(今日のお立ち台は)気持ちいいです」 「(40歳で勝つ喜びは?)39歳の時と変わらないです」 「(お立ち台の)締めは、苦手です」 「(決勝点を打った感想は?)ウォォォーーッ」 と日本語以前の叫びで答えるベテラン なぜか、「ヒロシ」なるあだ名のついたプエルトリコ人 そんな小ネタを、しっかりフィードバックするスポーツ新聞 もはや、ただのスポーツチームではなくなってる(^^)。 まさに、関西のお笑い文化を体現しつつあります。 「僕は神と交信しながら走っているんだ」(○C アイルトン・セナ) みたいなキャラは、いけません。 吉本喜劇のように、いかにもプロなお笑い芸となると、白けます。 素朴な、ウォーッですよウォーッ。 ベタだから、また打ってお立ち台に上ってくれと、愛着が増すん です。 わざわざお金かけてプロモーション打たなくても、お立ち台その ものがプロモーションの場、教祖様達のご登壇をあおぐ信者の集会 で、フロント的には笑いがとまらないでしょう。 サッカーで近いのは、 柏の石崎監督の広島風お好み焼き http://www.sanspo.com/soccer/top/st200803/st2008030606.html でしょうか。 「サポーターもワシらの家族」という言葉が、あのクラブでは 白々しく感じられない。 シーズン前のサポーターミーティングに出席して、観客収入が増え るからといって浦和戦を国立でやるのはとサポから詰め寄られて、 「浦和に勝ちます」と答えるあたり、答えになっていませんが、 いいですね。 某クラブにも、真似してほしいな。。。 サポーターミーティング、復活させてくれよ。 選手とサポの距離は、野球より近いけれど、 選手同士のかけ合い、あまりないですね。 団体競技だけど、一対一などこか個人主義的。 だから、日本に定着しきれないのかな。 皆さんよくご存知のことを、ダラダラと書いてしまいました。 そろそろ、このメルマガ恒例の、 阪神のような補強が逆立ちしてもできない金欠クラブの場合、 一体どうする?コーナーに入ります。 ┌──────┐ │◆ プチ兄貴 | └──────┘ 曲りなりにもチームの大黒柱となっているベテランは、パスです。 「お、俺が兄貴?番長?大将?一体、どうして?」 と驚かせましょう。 毎週同じ選手を「兄貴」「ハマの大将」とか呼んでると、 少ない観客に慣れている彼ら的には、 かえって肩に力が入ったり 萎縮してしまうかもしれません。 その日活躍してる選手を、後半から兄貴コールして、 「今日のサポ達、誰を兄貴と呼ぶのかな」 「あいつが兄貴と呼ばれて、俺が兄貴と呼ばれないなんて、 どういうことよ」 とジェラシーの1つや2つ生まれた方が、マンネリモードなJ2 クラブには◎です。 助っ人には、ヒロシならぬ○○○コール。 なんでもいいんです。愛の感じられる、ひねりの入ったネーミングを。 「???」な本人に、チームメイトが意味を解説することで、次の試 合から本人もハッスル。 チーム間のコミュニケーション不足も、少し解消されます。 ┌────────────────┐ │◆ 勝てなかった時こそ、お立ち台 | └────────────────┘ お立ち台って、そもそもサッカーにはないですね。 だからダメなんです。 日本古来の文化を、もっとフィールドに入れなきゃっ。 ついでに言うなら、ゴールを決めた後の観客に向かってのパフォー マンス。あれをやめさせたから、人気が出ないです。 祭りの要素が減って、弱肉強食な場に成り下がったんです。 第2、第3の新たなカズダンスが生まれてこないようでは、ジリ貧 になって当たり前です。 野球のお立ち台は、ヒーローが上がるための場でしょうが、 サッカーでは逆にします。 つまり、罰ゲームとしてのお立ち台です。 「俺たちひょーきん族」というTV番組で、でぶなキリストが、 セリフをとちって懺悔してる出演者に、バケツの水を浴びせる判決を 下してましたが、まあ近い線です。 引き分け or 負けたら、挨拶をしてロッカールームに引き上げる前 にくじを引く。 ババを引いた3人が引き返して、メインスタンド、バックスタンド、 ゴール裏の3カ所のお立ち台に、それぞれ立つ。 「せっかく応援してくれていたのに、今日は負けてしまって申し訳あり ません」 なんてベタなコメントには、バケツの水一杯と却下したいところですが、 あのクラブにだけは入りたくないと逆効果になりかねないので、まあ よしとしましょう。 「みんなー、ごめんな。俺たちが弱いばっかりに、肩身の狭い思いを させてしまって」 これもベタですが、気持ちが伝わって来て○です。 次のゲームもこてんぱんにやられそうだけど、また来たいという気持 ちになります。でしょ? もともと日本って、スパっと男らしく謝る人には優しい。 野次られる前に、お立ち台でいさぎよく謝る。 すると、帰りのバスや車を取り囲まれることもなくなるはず。 クラブの事務方の残業低減にもつながって、 その分、補強にお金を費やせます。 今の時代、病院や学校ですら、サービスの時代です。。。 ちょっと、おかしい気がするが。 今日は誰がお立ち台に?という方へ関心が向かって、相手チームの サポとイザコザをしかかる衝動も減るはず。 そして、もうお立ち台に立ちたくないと、 試合に必死で戦ってくれると思うのです(^^)。 ちびっこサッカー教室、ファン感謝デー、商店街のイベント に参加・協賛して、涙ぐましいくらい努力しても、、、 肝心の試合で弱かったり、好調でJ1昇格が望めるのに観客動員に 結びつかない、オーラのとぼしいクラブが目指すべき道が、こんなと ころにあると思うのです。 それにしても、某クラブを応援してると、ほんといろんなアイデア 浮かんで来るなー(^^)。 物価の値上がりや税収不足で、 もうこのクラブをサポートできませんと、バンザイしちゃう自治体 や企業が増えやしないか、心配です。 正直、その最右翼が某クラブです・・・。 今回は、プチ兄貴モードで書いてみました。 なまけ@つぶれてたまっか ──────────────────────────────── 引退した選手のうち、 ◇サッカーの現場(監督・コーチ・審判)以外で働いている人で心当 たりの方がいらしたら、ご一報下さい。取材打診してみます。 とは言っても、以下のようなアンケートです。 [Q] 今の仕事に、サッカー選手時代のことが役に立っていますか? [Q] サッカー関係の仕事にとらばーゆのチャンスがあったら、どんな 仕事がしたいですか? [Q] 生まれ変わったら、またサッカー選手を目指しますか? [Q] サッカーサポ・ファンに何か一言 ◇○○選手と名前を聞いても、サポの記憶にそれほどだった人も、人 こそ歓迎です。 ──────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 9サイト合わせて282名の方々、登録ありがとうございます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |