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タイトル:幸福ニュース第421号  2008/07/11


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幸福ニュース(しあわせニュース) 第421号 2008年7月11日
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 今回は『わが子に希望を託せよ」(岩崎保著)という本から、
秀才の育て方を紹介致します。子どもや孫の子育てにご活用いた
だければと思います。

        【秀才の育て方】

 人間の脳細胞は約140億個で、人により大きな差はほとんど
ありません。頭の良し悪しは、脳細胞の配線具合で決まります。
頭を良く使うことを習得したかどうかによるのです。

 複雑に沢山からみあった脳にするためには、ある特定の時期に
訓練する必要があります。それは、満3才から小学校6年までの
時で、この時の勉強の仕方で、地頭の良し悪しがほぼ決まるそう
です。遺伝よりも環境の影響の方が大きいのです。

1)満3才から小学校低学年までに読書好きにし、本を沢山読む。
読書の習慣をつける。これによって文科系の脳が確立する。
(満3才ごろに脳髄の細胞が決まる。昔は数えの5才から漢書籍
の素読を始めていた。)(両親の読書。家庭の雰囲気が大事。)
(そのためには、まず、(絵)本を読み聞かせ、ひらがなとカタ
カナを教える。かるたなどの遊びを通してでも良い。)

2)小学校高学年(4年〜6年)で、算数の文章題をたくさん
(500問位)解かせることにより、理科系の脳が確立する。
数学が強くなる。(単純な計算問題ではなく、文章例題であるこ
とが重要です。理数系の考える才能の基礎になります。)

3)上記2つを本人が面白がり楽しんで、自分から進んでやるよ
うに、うまく持っていくのが最大のポイント。無理強いはかえっ
て逆効果になります。ほめることが大切です。

4)何事も人よりちょっと早くスタートすると、人より良くでき
るので、面白みを覚え、やる気が出やすい。英語も小学5〜6年
生から、英会話学校か塾にかよわせるとよい。

5)芸事やスポーツでプロの超一流にするには、3才、遅くとも
小学生の頃から始める方がよい。(歌舞伎の初舞台やイチロー選
手の例)

6)小学校前に覚えたことを一生涯忘れないようにする為には、
続けていかないと忘れてしまう。小学高学年(あるいは中学校時
代)まで続ける必要がある。

7)中学や高校の時よりも、小学生の時のほうが才能は飛躍的に
伸びやすい。

8)中高一貫教育自体だけで効果があるわけではなく、競争倍率
の高い中高一貫校へ入る為の小学校時代の勉強により、頭脳が非
常に伸びることも大いに影響している。

9)相撲やボクシングで一番上達するのは、自分より少し強い相
手と練習することです。弱い相手といくら練習しても強くなりま
せん。逆に強すぎる相手との練習は、自信喪失してやる気を失っ
てしまいます。

10)親の義務は子どもを躾けることです。また、先生の言いつけ
は必ず守るような素直な子に育てることも大事です。それから、
勉強のできる子より、勉強の好きな子に育てるとよい。何事も、
本人の好き、やる気が一番大事です。

11)どんなレベルの高い生徒が集まった学校でも、教科をマスタ
ーし、学力が理想どおり伸びる学生は、2割以内だそうです。で
すから、無理に難しい学校に入って、下位グループにいるよりも、
本人の実力に合った学校で上位クラスにいる方が良いのです。

12)食育も大事です。高蛋白・高脂質・高甘味や食べすぎやカル
シウム・亜鉛不足などに注意すること。

13)学校秀才ーーー記憶力、理解力、判断力型で、官公庁、大会
         社向き。
  社会秀才ーーー想像力、決断力、行動力型で、実社会向き。
         学歴とは関係がない。

14) 家庭と家庭文化が重要。夫婦仲が良い。情緒がある。神仏を
拝む。一緒にご飯を食べる、等々。 

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【坂村真民詩集】

『 あるがままに 』

才なき人は才なきままに
処するがよい
花にたとえるなら
侘助のように
鳥にたとえるなら
みそさざいのように
おのれの花を咲かせ
おのれの歌をうたい
嘆かず
訴えず
なにごともあるがままに
生きるのが一番よい

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*早くも梅雨があがり、真夏となりました。今年はまだ、せみが
鳴かないのがきがかりです。一体どうしたのでしょう?

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