メルマガ:憂国通信
タイトル:憂国通信  2008/06/21


火星地表露出の塊はやはり氷だった! 

火星地表露出の塊は「氷」 NASAが「蒸発」で結論
http://news.livedoor.com/article/detail/3693091/

米航空宇宙局(NASA)とアリゾナ大は19日、火星探査機「フェニックス」のロボットアームが地表を掘削した跡に露出していた塊について、「水が凍った氷に間違いない」と発表した。

ロボットアームによる掘削は今月15日に行われ、さいころ程度の大きさの白く輝く塊が撮影された。氷か塩と思われていたが19日に確認したところ、塊が消えていた。この点から「水が凍った氷が蒸発したため」と結論付けた。
 同日には別の場所で、ロボットアームが氷とみられる硬い層に接触した。フェニックスはこの層の周辺の土壌をロボットアームですくい取り、水や有機物の存在を確認する作業を今後も続ける。

火星北極付近への着陸に成功した米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「フェニックス」は25日に地球の永久凍土によくみられる地面の亀裂が多角形の模様になっている地形を撮影しNASAが画像を公開している。

探査の科学部門の責任者を務めるアリゾナ大の研究者は記者会見で「この下に氷がありますよ」と自信たっぷりに語り、初の氷の検出に期待感を表していた。

こうした地形は、地表面付近の氷が凍結と融解を繰り返して形成されると考えられており、過去の火星周回機も上空から撮影していた。

火星には大量の水があるという仮説は俄然信憑性を帯びてきた。
火星は赤茶けた砂の惑星というイメージがあるが、砂の部分はごく表層に過ぎず、その少し下には大量の永久凍土が存在すると考えられる。

実は火星も温暖化している。それも地球の4倍に及ぶ急激ぶりである。火星の赤道付近の気温が平均0度以上になれば地下に埋蔵されていた凍土が融解し、火星に海が出現することになる。それに伴い大量の水蒸気と二酸化炭素が放出され、火星の大気も数倍の濃度になり、温暖化は更に加速される。

「地球温暖化の原因がCO2によるものより太陽の活動の方が大きいのではないか」という説に主張している学者にとっては有力な論拠になるだろう。

しかし、火星の場合も地球同様、「太陽活動の影響」についてはよくわかっていない。


 記事が面白いと思ったら下のURLをクリックしてくだされ!! 
<(_ _)>
↓人気blogRanking 
http://blog.with2.net/link.php?312621

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。