|
□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□ 転職の法律を知る 第二号 http://career-law.com/ □■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□ ------------------------------------------------------------------------------ 〜転職の中で気をつけるべき法律とは〜 ------------------------------------------------------------------------------ ■退職を拒否される ==================================== 退職したいと申し出ても、会社側からは辞めないでくれと引き止められるのは良くある 事。なるべくなら会社と同意の上で円満に退職したいもの。退職について法律上はどう なっているのでしょうか? ==================================== ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 期間を定めていない雇用契約(正社員) 雇用契約が期間を定めない雇用契約であれば、会社が仮に退職に同意しなくても、退職 を申出て一定期間が経過すれば退職できる事になっています。その期間は、就業規則に 準じる事になりますが、民法上では2週間となっています。やむを得ない場合は2週間前 に退職願を提出する事で強引に退職が可能です。 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 期間が定まっている雇用契約(契約社員、派遣社員等) 法律上は「やむをえない事情があるとき」のみ即時解除できる事になっています。「転 職する」と言う理由はやむをえない事情とは考えらませんので、有期雇用の場合は基本 的には契約満了まで働く必要がありました。 しかし、有期雇用契約は最長3年(改正前 は最長1年)とされており、契約期間満了の義務はなくなり、契約後1年を経過すればい つでも退職が可能になりました |