|
|
===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2008/05/26 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ＣＨＡＮＧＥ 局 名 フジテレビ系 放映日時 月曜21時 キャスト 朝倉啓太（木村拓哉） 美山理香（深津絵里） 神林正一（寺尾さとし）「さとし」は、常用・人名外字 宮本ひかる（加藤ローサ） 韮沢勝利（阿部寛） 月丘瑠美子（堀内敬子） 朝倉貴江（富司純子） 鵜飼武彦（伊東四朗） 小野田朝雄（中村敦夫） 二瓶栄 （神山繁） 堀内達彦（大林丈史） 近藤光輝（風間杜夫） 脚 本 福田靖 主題歌 マドンナ『マイルズ・アウェイ』 あらすじ 第３話「今夜、総理誕生！！」 帰宅した朝倉啓太（木村拓哉）は、神林正一（寺尾聰）から、総裁 選に立候補してほしいと言われたことが、うまく消化できない。宮本 ひかる（加藤ローサ）は、「なんで朝倉先生が総裁選なんですか？」 と言い、美山理香（深津絵里）は、「政治経験のないど素人が何調子 に乗ってるのよ」と言い、韮沢勝利（阿部寛）は、「いやある。政治 の世界は一寸先は闇だ。誰も予想しなかったことが起こる」と言う。 理香は神林が酔っていたと片付けようとするが、当の神林はテレビ のインタビューを受けて「私は若手を押すつもりです」と言い、先ほ どその方にも会ってきたと言う。その方はつまり啓太のことだ。 ニュースを見た韮沢とひかるは総裁選を手伝うと大張り切り。 翌日、生方恒男（石黒賢）と会った啓太は、二瓶栄（神山繁）から 啓太の推薦人になってくれと頼まれ引き受けたと言う。生方は海外の 首相でも最近は当選回数の少ない若手がなっていることを例に挙げる。 生方は啓太がなった方が、自分たち若手の声が反映されやすいと啓太 の推薦理由を語る。 テレビでは、五十川秀樹前経済産業大臣と、綿見太一郎元官房長官 が立候補を表明したと報じている。いずれも大物。 啓太の携帯に神林から連絡。選対本部のホテルを押さえたと言い、 「あとは君次第だよ」と言う。 神林の秘書の近藤光輝（風間杜夫）が「迷っているんですか？」と 神林に尋ねる。 神林は「彼女（理香）を使おう。あれはきれいごとで動くタイプだ よ」と言う。 神林の命を受け理香に会う近藤。今こそ政治の力が必要な時、「今 必要なのは国民と政治家が信頼し合って一つになることだ。それがで きるのは朝倉啓太しかいない。 あのクリーンなイメージ、人気、彼を新しい政治のシンボルにして 自分（神林）はサポートに徹しようと神林先生は決意されたんだよ」 と言って説得。 自分が勤めていた長野の小学校に行く啓太。自分の教え子たちに会 う。子どもたちは、「政治家って悪いことばっかしてない？」「お金 のためにやってるって感じ」と言う。啓太は自分はそうならないと約 束する。 何も知らない子どもたちは、啓太に「総理大臣になってよ」と言う。 夜、啓太が天体観測をしようとしていると、理香がやって来る。啓 太は「政治家になって誰のために何をすればいいんだろう」と言う。 理香は自分が五年前まで財務省の官僚だったことを話す。政治秘書 になったのは、政治家になるため。自分が見てきた政治家はこの国を よくしようなんてこれっぽっちも考えていない。自分が20年かけても 実現できるかどうかわからないことを朝倉先生はたった1ヶ月でと言 い、啓太がねたましいと話す。 理香はこのチャンスがいらないなら自分にくださいと言う。啓太が 自分の幸運に気付いていないことに腹が立つとも言う。 理香は「政治家に必要なのは決断力です」と言う。啓太は「総理大 臣になったら子どもたちに希望ある未来が用意できるんですかね」と 聞く。理香は「それは先生次第」と答える。 啓太は総裁選に立候補を表明する。 韮沢は「国民を巻き込んで朝倉ブームを作らないと勝てないぞ」と、 選対本部ではっぱをかける。 理香は「総理になろうという人が『知りません』『わかりません』 では話になりません」と言い、啓太の個人授業を始める。 一回目の討論会。啓太が教育改革をしたいと言うと、五十川と綿見 に話をとられてしまい、啓太は何もできない。 啓太の母・朝倉貴江（富司純子）は、身のほど知らずだと言って啓 太の立候補を非難する。 韮沢は啓太のＣＭ作りを提案。党首選挙のため公職選挙法の適用を 受けないという考えからだ。啓太は手を挙げて「日本の新鮮力」と訴 える。 ２回目の公開討論会。啓太は意見をつっこまれ黙り込む。すると、 サラリーマンの昼食代は１，０００円という話題が出る。啓太は 「１，０００円は高すぎますよ」と反論するが、細かいと言われてし まう。 啓太の家。韮沢から「正確な数字を並べて主張することだ」と助言 される。２００６年のアンケート調査ではランチの平均は６５０円。 ２００７年は５９０円だ。啓太の主張は正しかったが、その場で主張 できなければ後の祭。 生方が助っ人の議員を連れてやってきた。政治学を教えていた高柳 と経済産業省の官僚をしていた鴨下だ。 早速、啓太の勉強が始まる。まずは公的年金のしくみから。 啓太が二酸化酸素削減の６パーセントってどうやってわかるんです か？と質問する。 一瞬沈黙。生方が「いい質問だよ」と言う。 第３回討論会。啓太は自分の意見を求められ、二人の内容は何を話 しているかわからないと言い、自分を小学五年生だと思って説明して いただいてもいいですかと言う。啓太は先生方よりテレビを見ている 人に近いという。 啓太のわかりやすい言葉が国民に受け朝倉ブームが起きて来て、各 地で優勢になってくる。 啓太の勉強も着実に実を結びつつあった。 神林は、二瓶、小野田朝雄（中村敦夫）、垣内達彦（大林丈史）ら と会合。二瓶らは、朝倉の次は順番に総理大臣だと話している。 会合を終えた神林は、車の中で「バカな連中だ」とつぶやく。 理香や韮沢に「（啓太が）思っている以上に能力があるのかも」と 啓太を評価する。韮沢は「今頃気付いたのか」と言い、自分から押し かけてでも関りたいと思ったのは啓太が初めてだと話す。 福岡から貴江が上京してきた啓太の奮闘ぶりを見て激励に来たのだ。 街頭演説が始まる。啓太は選挙の時だけ頭を下げ、当選したら特権 階級になってしまう今までの政治家のあり方を批判。国民が何を望み、 何を信じたいのかそれがわからない人間は総理大臣ではない。皆さん と同じ目で、今行われていることの問題点を見つけ正すことを約束す る。「ぼくのすべては皆さんと同じです」と語る。 啓太の国民と同じ目線に立った主張が集まった聴衆の心を捉える。 「約束だぞ」と言う声が起こり、拍手に包まれる。その様子を神林が 車から見ている。 投票日。綿見９２票、五十川１４５票、朝倉啓太４６３票。１８代 総裁に啓太が決まった。信じられない思いの啓太。 啓太の実家でも後援会会長らが集まり喜んでいる。 啓太は、医師・月丘瑠美子（堀内敬子）の診察を受ける。異常なし。 初めて総理の椅子に座る啓太。アメリカの大統領からお祝いのメッ セージが届く。 神林の携帯には、アメリカの大統領から電話が入る。大統領から 「これであなたは実質的な総理大臣ですね」と言われる神林。 寸 評 総理はわかりやすい言葉で政治を伝えられればいいのでしょうか？ 総理の資質って一体何だろう？と思ってしまいました。 多分、日本では理想とすべき政治家や総理大臣というものが今まで いなかったから、こういうドラマができてしまうのかもとも思いまし た。 神林は、総理をうまく操作して自分が実質的な実権を握ろうと思っ ているようですが、展開的にきっとうまくいかないのでしょうね。 執 筆 者 たま（） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 息子がよく見ている子ども番組「天才テレビくん」で、「バッテリー」の紹 介をしたところ、息子が見たいと言い出して一緒に見ています。（たま） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |