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タイトル:憂国通信  2008/06/01


ビルマ軍政、国際社会の援助資金の少なさに不満表明 

ミャンマー軍政、国際社会の援助資金の少なさに不満表明
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200805300021.html

ヤンゴン――大型サイクロンの直撃を受け、甚大な被害が出たミャンマー(ビルマ)の軍事政権は29日、同国で先に開かれた国際援助国会合に触れ、「被災者はチョコレートを必要としていない」と会議で表明された約1億5千万ドル(約158億円)の拠出額の少なさに不満を表明した。AP通信によると、国営紙などが報じた。 

北朝鮮の話ではない。ビルマの軍政が言っているのである。

同国も加盟する東南アジア諸国連合(ASEAN)のスリン事務局長は、軍政は被害総額として約110億ドルの数字を示し、援助資金もこれに見合う額を期待したと語っていた。ただ、この数字の根拠については国連機関、援助団体も疑問を呈していた。 

1兆2000億円よこせと言っているのである。援助物資は案の定こいつらにピンハネされ、被災者には4割程度しか届いていない。

国営メディアは29日、被災者は外国の支援物資がなくても生存出来ると主張。野原で育つ新鮮な野菜と川魚があるとも述べた。 

このあたり、前後の脈絡がなく意味不明の文章だが、要するに、「軍部が援助物資をピンハネしても、被災者はそこら辺に生えてる草や魚を捕って生き延びているぞ」ということみたいだ。
ビルマには狩猟採集民もいるみたいだから、確かに彼らには生活に支障はないだろう。

軍政は23日、同国を訪れた国連の潘基文事務総長に対し、これまで拒否してきたすべての外国援助要員の入国を容認すると表明。大きな姿勢の転換となったが、国際支援国会合で自らが自由に使える資金援助をにらみ、柔軟な態度を示すことが必要との計算が働いたとの見方があった。 

「転んでもただでは起きぬ」権力を握っている人たちはいずこも性格が似ていますなあ。

サイクロン禍の死者で、軍政はこれまで計7万7千人以上、行方不明者は約5万6千人と発表。ただ、死亡数については国際赤十字は最大で12万8千人、国連は10万人以上と推定、軍政の数字と大きくかけ離れている。また、被害の全容解明も外国の専門家の入国拒否もあり十分に進んでいないとみられる。 

上記の数字と似たような数の自殺者が毎年出ても意に介さない某国の首脳と考えがよく似ているよ。
えっ、「日本の自殺者は毎年35000人程度だろう。いい加減なこと書くな」ですか?
一応「某国」と書いたでしょう。日本の場合は、政府公表の自殺者は35000人です。真に受ければですが…。ちなみに失踪者は10万人、変死者は14万人です。

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