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タイトル:Daily Drama Express 2008/04/17 ラスト・フレンド (2)  2008/05/29


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/04/17 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル ラスト・フレンズ
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 藍田美知留(長澤まさみ)
 岸本瑠可(上野樹里)
 水島タケル(瑛太)
 滝川エリ(水川あさみ)
 及川宗佑(錦戸亮)
 小倉友彦(山崎樹範)
  平塚令奈(西原亜希)
 藍田千夏(倍賞美津子)
脚  本 浅野妙子
主題歌  「Prisoner Of Love」宇多田ヒカル(EMIミュージック・ジャパン)

あらすじ  第二話 命がけの秘密

 −− もしわたしに、人の心を知る能力が有れば、あの恐ろしい死
を防ぐことができたのだろうか?

 岸本瑠可(上野樹里)は、藍田美知留(長澤まさみ)と滝川エリ
(水川あさみ)のためにパンを焼き、酔い覚ましの味噌汁を飲ます。

 瑠可とエリは、水島タケル(瑛太)について、とらえどころがない
奴と話しているが、暗い顔をしている美知留。

 瑠可にどうした?と問われ、明るい表情を浮かべる美知留。

 瑠可に、仕事に行く時間、大丈夫かと問われ、慌てる美知留。

 瑠可は井の頭公園駅まで、自転車を引いて、美知留を送っていく。
 改札を通ろうとした美知留に、大丈夫か?と声を掛ける瑠可。
 何が?と美知留。
 仕事、大変そうだから、と瑠可。
 大丈夫だよ、と美知留。

 −− あの晩、あなたの涙を見ていたのに、何でそのわけを聞かな
かったのだろう。四年ぶりに会ったあなたは、とても楽しそうで、で
も時々とても楽しそうで、聞けなかった。もし聞いていたら、わたし
は何かできただろうか?あなたのために、何かできただろうか?(瑠
可)


 美知留が美容院に出ると、平塚令奈(西原亜希)は、美知留の髪が
乱れ、服がしわだらけ。そんな恰好でお客様の前に出るの?男のとこ
ろに泊まってきたって、丸わかりでしょ、と責める。

 そのあとも令奈は、わざと美知留の足を踏んだり、遅いと文句を言
ったりして、虐めた。

 美知留は、美容室の窓から下の道に立つ及川宗佑(錦戸亮)に気付
く。


 仕事が終わり、宗佑の所へ行く美知留。怒っていないの?と聞く美
知留に、怒っていない。だからもうどこにも行かないでくれ、と宗佑。
 そして美知留の身体をギューッと抱きしめる。

 宗佑の部屋へ一緒に行く美知留。
 美知留が身体をぶつけられ割れたランプシェードもきれいになって
いる。宗佑は、同じランプを買ってきたという。美知留が気に入って
いたみたいだから、と。


 瑠可は、モトクロスのラップタイムを上げる。コーチからは、優勝
をねらえるかもしれない、と言われる。


 瑠可がバイト先でバイクの修理をしていると、お客さんが来た、と
呼ばれる。

 やってきたのは瑠可の父・修治(平田満)。


 瑠可は修治と一緒に、タケルの店に飲みに行く。

 タイムが上がったと、嬉しそうに話す瑠可に、女子の優勝をねらえ
るかも知れないと修治。
 それに対して瑠可は、女子、男子なんて関係ない、と不満げ。

 修治は、そんなに好調なら、バイトを辞めて、モトクロスに専念す
ればと言うが、瑠可は、バイトはバイトで、気分転換になると言う。

 修治は、タケルとはどうなんだ?瑠可も年頃なんだから、と問う。
 瑠可は、タケルなんて考えられないという。
 修治も、タケルは軟弱すぎるな、と納得する。

 修治が帰ると、瑠可はタケルに、修治は自分の理解者で、大切な人。
修治を絶対悲しませるようなことはしたくない。
 修治は若い頃、サッカーなどもやっていて、結構筋肉がある、と瑠
可。

 タケルは、どうせ自分には筋肉は無い、とすねる。さっきの親子の
会話を聞いていたのだ。


 美知留はスパイスを沢山用いて、おいしいカレーを作っている。
 手伝おうとする宗佑に、座ってて、と美知留。

 お互いに自分が野菜を切る、と二人で包丁を取り合ったため、宗佑
の指を少し切ってしまう。

 美知留が救急箱!と言い、宗佑の指示する棚に取りに行く。

 救急箱を取り出すと、その後ろにあった本が現れる。それは、美知
留が自宅でいくら探しても見つからなかった、美知留の高校の卒業ア
ルバム。
 中を開けると、瑠可の名前の上に、赤いペンでバツが付けられてい
る。

 宗佑に呼ばれ、美知留は慌てて卒業アルバムを元通りに戻すと、救
急箱を持って、宗佑の所へ戻る。

 美知留は、自分の卒業アルバムを宗佑が持っていることについて、
尋ねる。
 宗佑は悪びれず、美知留のアルバムを持ってきたと言う。

 母・藍田千夏(倍賞美津子)に会ったの?と問う美知留。
 会っていない、と宗佑。

 どうやって?との美知留の問いに、先日あのあたりを通ったとき、
住民調査と言ったら、大家さんが鍵を開けてくれたという。

 どうしてそんなことまで、と問う美知留に、美知留のことなら、何
でも知りたいじゃないか、と宗佑。
 何となく納得させられてしまう美知留。


 エリが空港のカフェのそばを通ると、先輩の小倉友彦(山崎樹範)
が、つくねんと座っている。

 エリは、朝からいたよね。どうして?と、単刀直入に聞く。

 友彦は、妻が男を連れ込んでいる。家に電話したら男が出て、妻が
どうしているか聞いたら、シャワーを浴びていると言われた、と言う。

 エリはそんなの、家へ行って男をたたき出せばいいと言うが、気弱
な友彦に、そんなことはできない。

 エリは、今日はホテルに泊まって、明日で直しだね、と気休めにも
ならないことを言う。


 瑠可はシェアハウスの自室で、順心医科大学のホームページを見て
いる。『オペについて』とか、『セカンドオピニオンについて』など
と書かれたページを見ているとき、物音がして、慌ててノートパソコ
ンのふたを閉める。

 エリと友彦が、大荷物を運び込んでいる。なんと40インチの液晶
テレビ。
 友彦は、妻と男が留守の間に運び出した。これから暫くやっかいに
なるのに、手ぶらではなんなので、と言う。そしてそのテレビを運び
出したとき、快感だったという。
 瑠可は、二人をたたき出せばいいだろうという。
 エリは、友彦は人畜無害だという。

 エリが、DVDを3本も借りてきたので、タケルも呼んで、みんな
でDVD鑑賞をすることにする。


 仕事を終えた美知留が携帯を見ると、沢山宗佑から着信している。
 美知留は宗佑に、そろそろ帰れると電話する。
 宗佑は、パスタ料理を作りながら、美知留の帰りを待っている。

 令奈が来て、カラーリングのお客様が入っちゃった。だからお願い
ねと美知留に言う。
 今からカラーリングでは、時間が.....と美知留。
 でも令奈は、お得意様だから断れないと、強引に美知留に押しつけ
る。

 美知留が急いで宗佑の元へ行くと、いきなり美知留の頬を平手打ち
する宗佑。
 美知留が、お客さんが入っちゃって、と言い訳しようとしても、宗
佑は早く帰ってこい。ずっと心配してたんだ、と言う。

 その時、瑠可からの着信。
 電源を切ってしまう美知留。
 宗佑は美知留の携帯を取り上げ、瑠可に電話をつなぎ、話をするよ
う美知留に言う。

 瑠可は、今DVDを見ているから来ないか?と誘うが、美知留は行
けないと断る。
 瑠可は、夜遅いから、と納得する。
 美知留は瑠可に、もう電話してこないでと言う。用があるときは美
知留から電話する。まだお店にいるから、と言う。

 DVDを見ていたエリは、こんな恋がしたい。まだ、外人の恋人が
できたことが無い、と言う。
 タケルは、外へ出る。
 続いて、瑠可も外へ出る。

 −− 美知留、何でこんなに寂しいのかな。こんな気持ちなら要ら
ない。この気持ち、胸の痛み、風に吹かれて全部無くなればいい。

 タケルは、他人の恋愛なんて見ていても、ちっとも面白くないと言
い、瑠可にどうしてモトクロスなんて始めたのか聞く。
 瑠可は、一瞬空に舞う瞬間がいい。実際には一秒足らずなのかもし
れないが、その瞬間は、すべてを忘れられる。男とか、女とかという
ことも、と言う。
 タケルが、今度試合を見に行くよと言うと、瑠可は恥ずかしいから
いいと断る。

 友彦は見に行くんだろう、と先日の親子の会話を思い出したタケル
が聞くと、身内は別、と瑠可。そして、身内以外だけど、1人だけ来
て欲しい人がいる。それが美知留。美知留とは、中学生の時から一緒
だったけど、四年間のブランクがあって、と言う。


 翌日、美知留が美容室で働いていると、タケルがやってくる。
 かっこいいタケルに、令奈が担当したいと名乗り出るが、タケルは
美知留を指名する。
 令奈は意趣返しに美知留の足を踏もうとするが、スルリと逃げられ
る。

 タケルは専門用語を使って美知留に髪型をオーダーする。
 びっくりする美知留に、タケルは、ヘアメイクアーティストの卵。
それだけではまだ食べられないので、アルバイトをしていると言う。

 自分なんかが担当してもいいのかと、おそるおそる聞く美知留に、
好きに練習台にして、とタケル。
 タケルは瑠可の友達だから来た。瑠可のモトクロスの試合を見に来
て欲しいと、チケットを渡す。

 美知留は見には行けないと思うけど、瑠可には頑張って欲しいから
と、お守りをタケルに託す。

 美容室の前の道には、宗佑が立っていて、美知留に手を振る。手を
振り返す美知留。
 タケルに、彼氏?と聞かれ、そうだと答える美知留。

 自転車で帰っているタケルの背中をにらみつけている宗佑。

 やっと仕事が終わった美知留が美容室から出てきて、宗佑に、仕事、
何時に終わるか分からないので、迎えになくていいよと言う。
 宗佑は、美知留が心配だから来るよ、と言った後、男の髪を切るこ
ともあるんだね。楽しそうに話していたけど、知り合い?と聞く。
 美知留は、タケルとはシェアハウスで会ったけど、まだよく知らな
い、と答える。

 宗佑は、家に帰ったら自分の髪を切って欲しいという。


 家で宗佑の髪を切る用意をした美知留は、はさみを持つが手の震え
がおさまらない。

 宗佑は、はさみを持った美知留の手をつかみ、自分の耳を切らせよ
うとする。
 美知留は、もう絶対男の人の髪は切らないと哀願し、やっと宗佑に
許される。


 タケルは瑠可に、美知留にチケットを渡したこと。美知留がレース
を見には行けないと思うけど、頑張ってと言っていたと、預かってい
たお守りを渡す。
 そして、美知留の彼氏に会ったという。

 瑠可にどんな人だった?と聞かれ、優しそうな人だったよ。で
も.....と言いかけて撤回すると、優しそうな人だったよとだけ答え
るタケル。

 瑠可は、美知留の彼氏が、良さそうな人でよかった。美知留はあの
年ですごく苦労している。お父さんが借金作って、お母さんがだらし
ない人で。彼氏だけでもいい人で、と言う。
 そしてタケルに、一緒に住みたいと言っていたけど、いいよ、と言
う。男なんて、面倒だと思ってたけど、エリが男を連れ込んでしまっ
たから、タケルがいた方が、男臭さが抜けるかと思って、と。
 「オレのこと、脱臭剤かなんかのように、言うな」とタケル。

 −− 一緒に住もうとキミに言われて、オレはそれだけで嬉しかっ
た。エスパーでも何でも無いオレに、それから起こる出来事を予想で
きるわけはなかった。


 レースの準備をする瑠可。バイクに、美知留から貰ったお守りをつ
けている。


 美知留はご飯の支度をしながら、瑠可のレースのチケットを見てい
る。

 宗佑と一緒にご飯を食べる美知留。
 宗佑は食べ終わると、さっさと食器を流しに置く。


 瑠可は何度も観客席を見ていた。
 応援席には、修治、エリ、タケルらがやってきている。瑠可の顔は
心なしか不安に見える。

 そこに美知留がやってきた。美知留の姿を見た瑠可の顔が引き締ま
る。

 レース開始。
 −− 今日だけは、絶対負けられない。

 がんがんと責めるレースを展開する瑠可。
 だが、あまりに気負いすぎた結果、転倒。倒れたまま、立ち上がれ
ない。バイクのお守りも外れてしまっている。

 美知留が、倒れた瑠可に駆け寄る。

 瑠可は、半分気を失った担架に乗せられている。


 病院で目覚めた瑠可。ずっと美知留が瑠可の手を握っている。

 美知留は「かっこよかったよ」と声を掛けるが、瑠可は、「負けて、
かっこ悪いよ」と答える。

 病状を瑠可に伝えるタケル。瑠可は脳しんとう。ほかは足首に軽い
ねんざと打撲。修治は入院手続きに行っている。
 タケルが、怪我が軽くてよかったなと言うと、瑠可は枕元の美知留
のお守りに目をやり、美知留のお守りのおかげ、と言う。

 そこに宗佑が入ってくる。
 タケルが、「先日.....」と声を掛けようとしたが、宗佑は無視す
る。

 宗佑は美知留に、瑠可に紹介して欲しいと言い、美知留は瑠可と宗
佑をお互いに紹介する。
 お互い、美知留から話を聞いていると言って、さりげない会話をす
る。

 宗佑は、瑠可がバイクで転倒したと聞いたからやってきたが、怪我
が軽そうで良かった、と言う。

 美知留と宗佑は、そろそろ帰る、と病室を出て行く。


 瑠可のベッドサイドには、タケルと修治と瑠可の弟・岸本省吾(長
島弘宣)がいて、みんなで談笑しながらメロンを食べる。

 瑠可はトイレへ行くと、立ち上がる。負ぶっていくというタケルを
断って、瑠可は松葉杖をついて、1人で廊下を歩く。

 すると、廊下の曲がった先から、宗佑の詰問する声が聞こえてくる。
 「何で約束通り帰ってこなかったんだ。試合だけ見たら、すぐ帰る。
試合は2時に終わる予定だから、3時に帰ってこられると言ってただ
ろう」と言うと、宗佑は美知留を突き飛ばし、床の上に倒れる美知留。
 美知留はひたすら宗佑に謝るだけ。

 宗佑が椅子を振り上げたのを見た瑠可は、松葉杖を放り投げて、美
知留の身体を自分の身体で覆い、「わたしの美知留に何をするの!」
と叫ぶ。


寸  評  DVって、家の中だけで、外からはそんな暴力が振るわれている
ことが分からないことが多いと思うのですが、宗佑は、瑠可にばれて
しまって、これからどうするのでしょうか?
 それとも、瑠可も「わたしの美知留」と言ってしまって、宗佑とラ
イバルであることが判明したから、宗佑としては瑠可に隠しておく気
も無くなった、というところでしょうか。
 美知留は、瑠可の告白をどう受け止めたのでしょうか。
 また、瑠可とタケルの関係など、いろいろ人間関係が複雑かつ濃厚
となってきました。

 家族関係では、瑠可の父と弟、美知留の母は分かりましたが、宗佑
の家族はどうなっているのでしょうか?
 彼がDVを振るうようになった遠因は、家族の中にあるのでしょう
か?

 不謹慎ですが、興味津々です。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 今、土つぼにはまってしまった状態に居ます。
 知り合いがホームページを作りたいけど、上手く動かないから、手伝ってと
いうから、立ち上げだけする予定で、手を貸しました。
 そうしたら、ホームページが立ち上がったあとも、あれができない、これが
やりたいとしょっちゅう頼ってくるようになってしまって、すっかり土日の時
間が潰れてしまうようになってしまいました。
 人の手伝いをするときは、その後の影響も考えなければなりませんね。(鈴
木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
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