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===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2008/05/12 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル CHANGE 局 名 フジテレビ系 放映日時 月曜21時 キャスト 朝倉啓太(木村拓哉) 美山理香(深津絵里) 神林正一(寺尾さとし)「さとし」は、常用・人名外字 宮本ひかる(加藤ローサ) 韮沢勝利(阿部寛) 月丘瑠美子(堀内敬子) 朝倉貴江(富司純子) 鵜飼武彦(伊東四朗) 小野田朝雄(中村敦夫) 二瓶栄 (神山繁) 堀内達彦(大林丈史) 近藤光輝(風間杜夫) 脚 本 福田靖 主題歌 マドンナ『マイルズ・アウェイ』 あらすじ 第1話「小学校教師が日本を変える!?政治の素人が最年少総理大 臣に!!」 物々しい警備の中、大物政治家の政友党の幹事長・小野田朝雄(中 村敦夫)、長老議員の二瓶栄(神山繁)、外務大臣・堀内達彦(大林 丈史)総務会長・神林正一(寺尾聰)が現れた。 ヘリコプターから降り立ったのは、テニスウェア姿の総理大臣・鵜 飼武彦(伊東四朗)。 手を捻挫してテニスができない神林の代わりに、秘書の美山理香 (深津絵里)がテニスの相手をすることになっている。 間もなくすると、鵜飼はぎっくり腰で、救急車で運ばれる。鵜飼は 支持率低下を抑えるために、若さをアピールしようとしたのだが、裏 目に出てしまった。 理香は優しく打ったつもりだがと言い訳をする。 翌日。神林の部屋。美山理香は出勤途中も携帯電話で仕事を次々と こなすやり手のキャリヤウーマン風の女性だ。神林の秘書には近藤光 輝(風間杜夫)もいる。 福岡県選出の議員・朝倉誠とその後継者である長男がベトナムで事 故による死亡。理香は、神林に依頼され、補欠選挙の手伝いを任され た。 理香は後援会会長らに打診するが、長男が有力な後継者だったため、 候補者がいないというのだ。朝倉には、勘当同然の次男・朝倉啓太 (木村拓哉)がいることを知った理香は、啓太が小学校の教諭をする 長野の分校へ行く。 啓太に会った理香は、立候補を勧めるが、啓太にその気は全くない。 理香は、啓太が、小学生たちにもなめられるような頼りない教師であ るが、唯一顔がいいことに目をつけ(女性票をとりこめると思い)、 啓太を立候補させると神林に報告する。 しつこく啓太につきまとう理香。啓太は自分のことを何も知らない のにと言うと、理香は、啓太のプロフィールを読み上げる。 1973年3月5日生まれ。朝倉誠の次男として生まれ、中学・高 校と天文クラブに在籍。信州大学を選んだのは、星のきれいな所で暮 らしたかったから。世の中には無関心なロマンチスト。 弔い合戦に日本人は弱く、小学校教師である啓太にはクリーンなイ メージがあると理香は言うが、啓太は政治が嫌いだと言う。 理香は啓太が出なければ、母・朝倉貴江(富司純子)に出馬しても らうとまで言ったため、啓太の気持ちがゆらぐ。「もし、僕が立候補 して落選したらあきらめてもらえますか?」と啓太。理香は「もちろ ん」と言いながらもOKが出てほくそえむ。 啓太は学校を退職し、実家のある福岡へ。啓太の一番のライバルは、 元県知事の外木場清光。前回の選挙では父と 800票という僅差だった 相手だ。 選挙に勝つために、選挙プランナー・韮沢勝利(阿部寛)がやって 来た。選挙経験は 200回で 199勝という実績を持つ。負けたのは初め の1回だけ。 電話調査では、外木場 42パーセント、啓太 23パーセントと、啓太 の劣勢だ。 韮沢はテキパキと全員の仕事を割り振る。 理香はキャッチフレーズを考える係になった。理香は啓太に分厚い 政策資料を渡したのだが、韮沢は選挙は短期決戦だから、当選してか ら覚えろと言う。 理香が考えたキャッチフレーズは、「若さで政治改革!」。選挙活 動が始まったら、俄然やる気になった母の貴江。啓太だけが一番やる 気が薄い。 選挙カーに乗って街宣活動を始めようとするが、啓太の髪の毛が天 然パーマのまま。嫌がる啓太の髪をセットし、町に出かける。 選挙カーでは、後援会長の姪・宮本ひかる(加藤ローサ)がうぐい す嬢として、流暢に話すが、啓太は声が小さいと理香から叱咤される。 選挙活動が終わって、事務所に電話する理香。選挙プランナーの韮 沢の悪口を言うが、電話が終わると、韮沢が後ろにいた。 韮沢は財務省の官僚だった理香の前職を知ってて、理香自身が選挙 に出たいのではないか?啓太にむかついているのではないか?と言う が、理香はそんなに器の小さい人間ではないと言い返す。 選挙に疲れて、プラネタリウムにやって来た啓太。啓太の後をつけ てやって来たひかるに声をかけられる。 ひかるは、啓太に興味津々のようだ。ひかるは、大学を卒業して就 職せずにブラブラしていたのだが、選挙のうぐいす嬢を頼まれたのだ と話す。 ひかるは、啓太に恋人がいるか?を聞いて、啓太を驚かせる。 電話調査ではじわじわと差が縮まってきた。商店街で主婦層にアピ ールしてのスキンシップ作戦。啓太は「ファンです」と言う主婦に 「僕もお母さんのファンです」と言えるぐらいになってきた。 啓太は、韮沢に選挙プランナーになった理由を聞く。この国で行わ れる戦況は、4年間に 3700 から 3800 で、選挙プランナーは食いっ ぱぐれのない仕事だという。 韮沢は、啓太に自分が立候補した時の写真を見せる。韮沢が負けた 唯一の選挙とは自分が立候補した市会議員選挙。手伝ってくれたのは 5人だけ。啓太の選挙では何十人もの人が手伝っているし、党の本部 も応援しており、御輿に乗っているのはそれだけでも選ばれた人間な のだと話す。 啓太は「できませんよ」と言うが、韮沢は「どうして決め付けるん だ。やってみればできるかもしれないじゃないか。」と言う。 啓太は、やる以上は最後までやると約束する。 投票日の前日、太田商事から利益供与を受けた18年前の疑惑が地 方紙に載ってしまう。選挙はこれで厳しくなった。事務所内に重くる しい空気が流れる。 朝の街頭演説。啓太は、有権者から疑惑について聞かれる。啓太は、 あの記事の内容は本当だと認めてしまう。理香は制止しようとするが 啓太に止められる。子どもの頃、父に本当か?と尋ねたが、父は何も 答えず、「政治には金がかかる」と言ったからだ。 啓太は、父の不正を謝り、自分が出馬したことで、みんなに謝る機 会ができてよかったと話す。 檀上を降りた啓太は、理香と韮沢に謝り、マイクを置いて行ってし まう。 韮沢は、「あんなに素直に謝るやつを初めて見た」と言う。 夕方のニュースで、朝の啓太の演説が流れる。韮沢がテレビ局に送 ったのだ。 開票速報。 一次、 啓太 7,500票、外木場 15,000票。 二次、 啓太 25,500、外木場 40,000票。 啓太は、選挙に負けたと思いスーツケースに荷物を詰めている。 三次、 啓太 59,000、外木場 70,500。 四次、 啓太 81,300、外木場 88,000。差が縮まってきた。 五次、 啓太 114,500、外木場 119,400。 しかし、選挙速報のテロップで、外木場の当選確実が流れる。 啓太が選挙事務所に現れ、謝る。 韮沢が、1986年メキシコのワールドカップでマラドーナがプレイし た球戯場の話をする。観客の収容人数は 114,550人。それより多い人 間が啓太の名前を投票用紙に書いて期待したと話す。 ところが、テレビニュースで、最終の投票結果が報道される。 啓太は 127,312票。外木場は 127,148票。 啓太の当選だ。選挙事務所が勢いづく。 一人困惑気味の啓太。 翌日。啓太の教え子たちの喜びの声が報道される。複雑な気持ちの 啓太。 啓太は、自動車で国会議事堂へ向かい降りて見つめている。警備員 から立ち退くように言われる。 寸 評 最後の街頭演説で、父の不正を認める以外は、木村拓哉らしさ (気の強い、周りから反対されても意志を通すなど)を全然感じさせ ず、誰がこの役をやっても同じでは?という印象を受けました。 深津絵里と阿部寛が役柄的に目立っていましたね。 深津絵里は、今後、木村拓哉の秘書になる? 選挙活動をもっと引っ張るのかと思いましたが、今回で当選。これ から議員活動をどのように行っていくのか楽しみです。 満を持して始まった感のあるこのドラマ。5月12日から放映とい うのは異例ですよね。初回はテンポもよくよくまとまっていたと思い ます。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今回は、「バッテリー」と「Around 40 〜注文の多いオンナた ち〜」、韓国ドラマの「ファン・ジニ」を見ています。 「バッテリー」は、最近原作を読んでみたのですが、主人公の強い性格や心 理描写が丁寧に描かれていておもしろかったです。(たま) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |