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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2008/05/10 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ごくせん 局 名 日本テレビ 放映日時 土曜21時 キャスト 山口久美子（仲間由紀恵） 猿渡五郎（生瀬勝久） 緒方大和（高木雄也）（「高」は本当は中がはしご状の漢字） 風間 廉（三浦春馬） 本城健吾（石黒英雄） 市村力哉（中間淳太） 倉木 悟（桐山照史） 神谷俊輔（三浦翔平） 夏目誠一（小泉孝太郎） 鷹野 葵（平山あや ） 鮎川さくら（星野亜希） 牛島豊作（佐藤二朗） 鳩山康彦（魁三太郎） 鶴岡圭介（石井康太） 熊井輝夫（脇 知弘） 朝倉てつ（金子 賢） 若松弘三（阿南健治） 達川ミノル（大江戸一家） 内山信二 菅原 誠（両國 宏） 馬場正義（東 幹久） 赤城遼子（江波杏子） 黒田龍一郎（宇津井健） 原作 『ごくせん』森本梢子（集英社ＹＯＵコミックス） 脚本 江頭美智留 横田理恵 松田裕子 主題歌 「虹」 Ａｑｕａ Ｔｉｍｅｚ （ＥＰＩＣレコード） あらすじ 第４話「姉と弟涙の絆！！」 警視庁の非行撲滅週間を受けて赤銅学院でも夜間パトロールを行う ことになった。 「問題を起こしそうな連中にはくれぐれも注意してくださいよ」 猿渡教頭（生瀬勝久）は久美子（仲間由紀恵）をチクリとした。 「そんな、うちの連中は最近団結力が上がってるんですから」 猿渡教頭の言いように久美子は不満だ。 「団結ってそれじゃかえって危ないじゃないですか。だいたい３Ｄの 連中が街を歩いているだけで非行なんですから」 猿渡教頭はどこまでもパトロールで３Ｄの生徒が引っかかると思っ ているらしい。 そんな折、廉の姉薫子（山田優）が学校を訪ねてきた。廉（三浦春 馬）の帰りが最近遅く、バイトをしていることを相談に来たのだ。廉 は両親ともすでに亡くなり、姉と２人暮らしだった。生計は薫子が昼 は歯科助手、夜はキャバクラ嬢として働いて立てていた。だが廉は薫 子と話をしようとせず、久美子たちも困惑するばかりだった。 薫子は廉の保護者としての意識から、廉の最近の行動を心配してい た。その日夜中の１時過ぎに帰ってきた廉を薫子は注意した。 「うっせーな。カンケーねーだろ。俺は金貯めて家を出るんだ」 「何言うの。あたしがいなければ何もできないくせに！」 廉の反抗的な態度に、薫子の怒りは激しかった。 「まさかお酒出すような仕事してるんじゃないでしょうね」 薫子は廉を問い詰めた。 「てめえに言われる筋合いはねえよ！」 廉は自分の部屋に閉じこもってしまった。 ところが、てつ（金子賢）とミノル（内山信二）が偶然ホストクラ ブに入るところを見た。それを聞いた久美子はさくら（星野亜希）、 葵（平山あや）とともに潜入してチェックしてみた。しかし廉の姿は なく、どうやらてつたちの見間違いらしい、そう思ったところに店員 が廉を呼ぶ声がした。久美子が声のほうに行ってみると、廉が調理場 で皿洗いをしていた。 当然廉は高校生であることがばれてクビになってしまった。久美子 は薫子に心配をかけるなと注意したが、廉は「うるせー！関係ないだ ろ！」とかえってあたりちらすだけだった。廉がなぜそこまで反抗的 なのかわからず久美子は戸惑うばかりだった。 「あいつは姉さんの気持ちを何もわかっちゃいねえんだよな」 久美子はため息をついた。 「けどよ、それが本心で言っているかどうかはわからねえ。ただ自分 の本心に気づいてないだけかもしれんしな」 龍一郎（宇津井健）が言った言葉に久美子は考え込んだ。 そんなところに廉が夜回り中の刑事に注意されたのに怒って、殴る という事件を起こしてしまった。久美子や薫子は警察署に駆けつけ頭 を下げたが、廉は苛立ち反省する色がなかった。 「学校としては風間くんに厳しい処分を下すべきだと思っています」 赤城理事長（江波杏子）は冷めた口調だった。 「あの、退学ということでしょうか。それだけは許してください」 薫子は何度も頭を下げた。それを見た廉は激怒した。 「何頭下げてんだよ！カンケーねーんだからやめろよ。俺の人生だ、 退学だっていいじゃねえか！」 あくまで反省しない廉に薫子は落胆した。昔は薫子もムチャをやっ ていた。けれど両親が亡くなってから自分が廉を守ろうと心を入れ替 えて頑張ってきたのに……。廉が薫子にとっての支えだった。 廉のことを心配して大和（高木雄也（Hey!Say!JUMP））たちが久美 子のところへやってきた。大和は言った。最近廉が薫子に反抗的なの は、薫子の結婚話が流れたことにあるという。廉のことを気遣う薫子 に相手が弟まで面倒見切れないと言ったのを廉は気にしていた。自分 がいたら薫子の邪魔になる、いないほうがいいと廉は考えていたのだ。 廉は繁華街を1人歩いていたが、腹立ち紛れに蹴ったポリバケツが ガラの悪い男たちに当たってしまい、因縁をつけられてしまった。廉 は人気のないところに連れ去られ暴行を受けた。３人の男相手に廉は 太刀打ちできずやられっぱなしだった。だが、後を追いかけてきた久 美子と薫子、大和たちが何とか追い払い、救い出すことができた。 薫子は廉の傷の手当をしようとしたが、廉はそれをはねつけた。 「みっともねえまねしてんじゃねえよ、姉貴は俺がいないほうがいい と思ってんだろ！」 廉は薫子に当たった。 「ふざけたこといってんじゃねえよ」 久美子が怒鳴りつけた。 「いない方がいいやつを助ける人なんていないだろうが！」 久美子は言った。殴られた刑事が事件沙汰にしなかったのは、薫子 が必死に頭を下げたからだ。今までそうやって薫子に守られてきたの だと。 「いいか風間、家族ってのはいて当たり前みたいに思えるけどそうじ ゃない。どんな形でもいつか必ず別れが来る。だからどんなにうざく ても面倒でも支えあわなくちゃダメだろ。お前もお姉さんを守らなき ゃいけないだろ」 「そんなの、無理だろ」 「無理じゃない、お前にとってお姉さんはたった１人の家族だろ」 その言葉を聞いて廉は走り出した。 廉は学校に戻り、赤城理事長に頭を下げ、退学処分を取り下げて欲 しいと頼み込んだ。 「刑事さん殴って、学校に迷惑かけて今は本当に反省しています。学 校を辞めたくないんです」 「あなたは大きな過ちを犯したのです。その責任をとることも教育な のです」 「俺、学校なんてどうでもいいって思ってました。でも今は卒業した いと思ってます。姉ちゃんのために。俺がちゃんとしないと守れない ですから。お願いします！」 廉はもういぢど頭を下げた。 「お姉さんに感謝しなさい」 赤城理事長は一言言い残して立ち去った。久美子も大和たちも一様 に安堵の表情を浮かべた。 こうして廉は退学を免れた。薫子を校門まで送っていく廉の姿に久 美子は思わずもらい泣きしてしまった。廉はクラスに戻ると退学にな らずに済んだことを報告した。歓喜に沸く３Ｄの生徒たちを見て久美 子は言った。 「よぉーし、３年Ｄ組２８人、全員そろって卒業するぞ。ファイトー ッ、オー！」 また一歩絆が深まっていくのを久美子は心の底から実感した。 寸 評 今回は廉のお姉さんと久美子のキャラがかぶっていたせいか、久 美子の存在感が弱かったような気がしました。 これまでのシリーズと比較すると、今ひとつテンポやキレみたいな ものが悪いような気がします。猿渡教頭の影も薄いですし、久美子も 教師経験を積んでいるのに、毎回龍一郎から諭されるシーンはまるで 新人教師のように見えますし。各キャラの特長、性格がまだかみ合っ ていない感じがします。 執 筆 者 けん（） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 先日加入している健康保険組合のサービスの一環で無料歯科検診を受けてき ました。虫歯自体は特になかったのですが、以前治療した歯の詰め物が完全に はまっていないとか、固定するときに使ったセメントが残りっぱなしというこ とがわかりました。歯は大事ですから、きちんと治療してもらわないと困るの で、どの歯医者の評判がいいか、ＨＰなどで調べていますが、なかなかわから ず困っています。（けん） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |