|
===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2008/03/08 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 1ポンドの福音 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時 キャスト 畑中耕作(亀梨和也) シスターアンジェラ(黒木メイサ) 修道院長(もたいまさこ) 向田勝己(山田涼介) 向田聖子(小林聡美) 三鷹秀夫(光石研) 原 作 高橋留美子『1ポンドの福音』 脚 本 福田雄一 主題歌 『』 あらすじ Final Rouns 結婚!?への道大作戦 愛と焼き芋で旅立 チャンピオンベルトを腰に巻き、「シスター!」と叫び、駆けてい く畑中耕作(亀梨和也)。 向田ジムでは、耕作の祝賀会の用意が調っている。でも、耕作がま だ来ない。 そういえば、上田(岡田義徳)もいない。 石坂(高橋一生)が辞めた、と言う。 向田聖子(小林聡美)は、できが悪くても、息子同然。まあ、本当 の息子のことは、よく分からないけど、と笑う。 耕作が修道院を訪ね、シスターアンジェラ(黒木メイサ)の名を叫 ぶと、厳格なシスター・ミリー(江口のりこ)が出てきて、アンジェ ラは遠くの修道院で神にお仕えいることになった。どこの修道院かわ からないし、例え分かっても、言わない。耕作さえいなければ、アン ジェラはずっとことの修道院にいられたのに、と言う。 アンジェラに会えないと、落ち込む耕作。 チャンピオンベルトを横に置いて、公園に腰掛ける耕作。子供達が 寄ってきて、かっこいいと言う。 耕作はあげる、と言い、子供達は喜んで貰っていく。 上田は、建物の前の階段に腰を下ろしていた。 ふと道の向こうのバス停を見ると、アンジェラが座っている。 バスがやってくるが、アンジェラは乗らなかった。 上田は、アンジェラの大荷物を見て、「お出かけですか?」と声を 掛ける。 アンジェラは、遠くの修道院へ行くと答える。 上田は、自分はボクサーを辞めたが、アンジェラは辞めてはいけな い、と言う。 それって、おかしくないですか?とアンジェラ。自分がいると、多 くの人に迷惑を掛けるから、いけないのだ、と言う。 上田はとりあえずアンジェラを、漫画喫茶に連れて行き、話をする。 旅立ってしまおうとするアンジェラに上田は、漫画喫茶では、漫画 30冊を読んでからでないと、法外な値段を取られるんですよ、と囁 く。 向田ジムでは、上田が辞めてしまったことを知ったみんなが、上田 について話している。 元ヤン・ボクサー児島(浪岡一喜)は、上田にもチャンスがあるだ ろうと言うが、三鷹秀夫(光石研)は、チャンピオンになれる望みが 無いのに続けるのはつらい、と言う。 石坂(高橋一生)は、普通の会社員なら、30才なんてまだ若手だ が、ボクサーでは、身の振り方を考えなければならない年だという。 上田が向田ジムに飛び込んできて、アンジェラ、30冊、と叫んで いる。 だが、耕作がいない。 聖子が来て、耕作のパターンなら、修道院へ飛んでいって、アンジ ェラがいないことを知って落ち込んで、三品食堂で大食いしているで しょ。何年一緒にいるんだ、と言う。 みんなで三品食堂に駆けつけると、本当に耕作はやけ食いしていた。 みんな、とりあえず状況のつかめない耕作を引きずって、漫画喫茶 へ連れて行く。 でも、アンジェラが座っていた席に残されていたのは、積み上げら れた30冊の漫画とメモ。 『遠くの修道院に旅立ちます。さようなら』 耕作は、100冊って言ってくれればいいのに、と嘆くが、上田は、 こんなにアンジェラが読むのが早いと思わなくて、と言う。 寝込んでしまう耕作。慰める上田。 翌日も、リングサイドのベンチの上に横になったままの耕作。 児島は上田に、どうにかしてくれと言う。アンジェラを取り直した 罰として、と。 石坂は、上田はどうするのだ?と聞く。 上田は、耕作がああじゃな、と言うが、石坂は、ここを離れられな いだけじゃないか、と言う。 堀口(石黒英雄)がお好み焼きに誘っても、児島がオレのタクシー で日光行くかと誘っても、反応しない耕作。 石坂は、三ヶ月後に防衛戦を控えたチャンピオンを、お好み焼きに 誘うかと言い、そみそみ女がいなけりゃ戦えないその根性、たたき直 すべきだという。そんな状態で世界と戦えるか、と。 耕作は、世界なんて関係ない。そもそもチャンピオンになれたのだ って、アンジェラがいたから。偶然なんだ、と言う。 石坂は、それでは耕作に負けたボクサーたちが報われないんじゃな いか、と言う。 石坂や上田達4人は、仕方なくアンジェラを捜し始める。 リングの上に寝たままの耕作。 聖子が、耕作が貰ったチャンピオンの認定書に書かれている言葉を よく考えるよう言う。 『チャンピオンたる者は何時、いかなる場所で、誰と戦っても、そ のウェイトでは、常に勝利者でなければならない』 チャンピオンが勝ち続けることで、チャンピオンに負けたボクサー たちが浮かばれるのだ、と。 耕作は、ロードワークに出かける。 上田達は、耕作なら日本中の修道院を探して回るのじゃないか、と 言い合う。 修道院へ行き、戻ってきたところのシスター・ミリーにアンジェラ の行方を聞くが、知らない、とシスター・ミリー。修道女はウソはつ かない、と。 上田達は公園のベンチに座って、ファーストフードを食べようとす るシスターの姿を見つける。彼女はアンジェラだった。 旅立ったはずでは?と問われたアンジェラは、上田に勧められた漫 画の続きが気になって、すべて読んでしまった。今日こそ、本当に旅 立つ、と言う。 上田達が、耕作に会ってくれと頼むと、アンジェラは、彼らから逃 げようとする。 シスター・ミリーは修道院長に、向こうの修道院から、アンジェラ がまだ到着視しないと連絡があったと報告する。 修道院長は、ジムに行ったんじゃないの?と言うが、シスター・ミ リーは、そのジムからアンジェラを訪ねてきたのだから、ジムには行 ってないはずだという。 アンジェラは突然修道院に駆け込んでくると、礼拝堂に立てこもる。 バリケードを築いて、誰も中へ入れない。 そこに、シスター・ミリーと修道院長が来る。 シスター・ミリーは、ここはあなたたちの来るところではないとと 怒るが、修道院長は、あの人達に任せましょうと言う。 上田たち四人が、いろいろアンジェラに話しかけようとするが、反 応がない。 修道院長は、アンジェラは、いろいろな人に心にかけられていてい いわね、と言う。 上田が児島に、大至急耕作を呼んでくるよう言う。 その頃耕作は、公園のベンチに寝転がっていた。 そこに小学生の子供たちが来て、そのうちの一人が耕作からもらっ たチャンピオンベルトを腰に巻き、「チャンピオンマン!」と言うが、 弱い。 耕作はそのベルトを受け取ると、「チャンピオン パンチ!」「チ ャンピオン キック!」とやってみせる。このチャンピオンベルトを 着けると、通常の100倍強くなれるんだ、と言う。 かっこいい!と、子供たち。 耕作はそのベルトを返してもらってもいいかと聞き、似合っている からいいよと子供たち。 自信を持つ耕作。 シスター・ミリーがアンジェラを、修道女なのに規律違反も甚だし い、と怒る。 修道院長が代わり、アンジェラに優しく、ここにとどまれば何も変 わらない日々が送れる。でも、一歩外へ出れば、世界は変わる。どち らを選ぶかは、アンジェラ次第だと言う。 耕作が礼拝堂の前に駆けつけ、アンジェラのために勝ちました。そ のチャンピオン・ベルトを見せに来ました、と言う。 耕作を中に入れてくれるアンジェラ。 耕作のチャンピオン・ベルトを見て、おめでとうございます、とア ンジェラ。 耕作はアンジェラに、なぜ黙って出て行ってしまおうとしたのかと 問う。 アンジェラは、耕作のことをドンドン好きになってしまうことが怖 かった。だから試合も見に行けなかった、と謝る。 耕作は、ずっとアンジェラのことを守りたいと思っていた。でも、 今はそれができなくなってしまった。なぜなら、チャンピオンは、 1人だけだからだ。チャンピオンは、ボクサー全員の夢を一身に背負 い、リングに立たなければならないからだ。だからいつかアンジェラ がリンクに来てくれることを待っているという。 ジムで耕作のことを待つ、聖子と三鷹。 いい加減待ちくたびれて、一度チャンピオンを出せただけで、よし とするか。いっそのこと、結婚でもしちゃおうかな、と聖子が言い出 し、期待を持つ三鷹。 でもそこに聖子の息子・向田勝己(山田涼介)が帰ってきて、三鷹 の告白は、かき消される。 やがてボクサー達が戻ってくる。 「どこまでランニングに行ってるんだ」と聖子。 耕作も一緒に戻ってきていて、アンジェラを追いかけるのを止めた と言う。アンジェラが振り向いてくれるまで、ずっとチャンピオンで 居続けるから、と。 聖子が早速、耕作の初防衛戦の相手を知らせる。怖そうな顔をして いて、今まで対戦相手を病院送りにしてきたボクサー。 耕作は、それでも勝つという。 上田は、石坂をチャンピオンにすると言う。上田は、トレーナーに 転向することを決めたのだ。三鷹に頭を下げる上田。 勝己もボクシングを始めることにすると言う。 向田ジムの発展を祈って、円陣を組む一同。 向田ジムに大勢の入門希望者が殺到する。 三鷹と聖子は、1人入門金三万円を取り、次々と入門させる。 耕作はこっそりと菓子パンを食べようとするが、ファンに囲まれて、 逃げ出す。 耕作はランニングの途中で修道院の前を通るが、アンジェラのこと を思うだけで、何もせず、再び走り始めた。 防衛戦前日、聖子は耕作に、もう耕作は根性無しじゃない。アンジ ェラがいなくても、ここまで来られたのだから、と言う。 試合前の調整を三鷹と終えた耕作が、闘志をみなぎらせて座ってい ると、白いスカートを翻し、ベージュのパンプスを履いた女性がやっ てきて、耕作の前に立つ。 顔を上げた耕作が、「シスター・アンジェラ.....」と呼びかける と、「もうシスターではありません。耕筰さんに会いたくて、シスタ ーを辞めて、来てしまいました」と言う。 「オレも会いたかったです」と耕作。 「試合、頑張ってください」とアンジェラ。 「はい」と強く頷き、リングへと向かう耕作。 教会で、黒留め袖を着た聖子が、修道院長と、こんなことがあるも んですね、と話している。 修道院長は聖子に、よろしくお願いします、と頭を下げ、こちらこ そと頭を下げた聖子と、お互い頭をぶつけてしまう。 チャンピオン・ベルトに見守られて、結婚式を挙げる耕作とアンジ ェラ。 堀口徹平は、ライト級新人王になる。 石坂は、バンタム級王者決定戦に向けて、三鷹と練習を続けていた。 聖子は三鷹に、向田ジムもボクサーが増えて、手狭になった。次の チャンピオンが出たら、建て替えようかと言う。 三鷹は、その前にと水を向けるが、聖子に無視される。 勝己は上田のトレーニングを受けている。 三品食堂では、『四品丼』を新発売。今までの三品丼に、ビーフス トロガノフが加えられている。 修道院では、一同揃って、その『四品丼』を食べる。 朝、家を出る耕作。アンジェラが耕作を呼び止め、忘れ物のグロー ブを渡す。 耕作は礼を言うと、走っていく。 でもジムにたどり着く前に、焼き芋を買い食いしている耕作。 追いかけてきたアンジェラが、「耕作さん!」と止める。 耕作は食べるのをやめ、アンジェラはそっと耕作の口の周りの汚れ を手でぬぐう。 耕作は世界フライ級王者を目指している。 寸 評 あらら、こんな美しく終わると思っていませんでした。アンジェ ラは修道女のまま、チャンピオンとして精進し続ける耕作のまま終わ りかと思っていたのですが。 ハッパーエンドは、一種のカタルシスが得られます。個人的に、ハ ッパーエンドは好きです。 でも、同時にもう一ひねりも欲しいと思ってしまうのです。 ところで勝己はボクサーへの道を進むのでしょうか?それともボク サーは単に余技? 大城は、勝己の父親なのでしょうか? 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 週末になり、身体がだるくて、重くて、仕方有りません。熱はないようで、 風邪ではなさそうです。 出張の帰り、寝てきたので、元気は回復しているつもりだったのですが、予 想以上に疲れがたまっていたのでしょうか?これも年々歳々体力が落ちている ためかもと思うと、とてもつらい事実です。それに輪を掛けているのが、今頃 発症してしまったアレルギー。 寝ても、頭が重いように感じます。 戻ったら、バリバリとやるぞ!と思っていたのに、予定が大幅に狂っていま す。 会社に出社したら、会議続きで、毎日帰宅する頃には日付が変わっていたの も、影響しているかも知れません。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |