メルマガ:【英語ネット独学のすすめ】
タイトル:今日は、「オンライン辞書」についてお話します。  【英語ネット独学のすすめ】  2008/05/02


こんにちは、

メルマガ 【英語ネット独学のすすめ】 の発行者の

倉田 幸暢です。



今日は、「オンライン辞書」についてお話ししようと思います。


英語学習に欠かせないものといえば、
なんといっても辞書です。

辞書といえば、紙の辞書や電子辞書などがあります。


しかし、紙の辞書は重く、かさばるうえに、
目的の言葉を探し出すまでに時間がかかってしまいます。


一方、電子辞書は軽く、かさばらず、
目的の言葉を瞬時に探し出すことができ、
さまざまな便利な機能もついています。


しかし、その反面、値段が高いです。

本当に高い(笑)。


高性能なものだと、3万円〜4万円、
中には5万円以上のものもあります。

(もっと安い電子辞書もありますが、電子辞書はへたに安モノを
買ってしまうと結果的に時間もお金も無駄にすることになるので、
どうせ買うのであれば高くてもできるだけ高性能なものを買ったほうが
いいと思います)


このように、紙の辞書も、電子辞書も一長一短です。


しかし、インターネット上のオンライン辞書を使えば、
最も高価で最も優れた電子辞書の機能と同等か、それ以上の機能を
無料で利用することができるのです。

これを使わない手はありません。


では早速いってみましょう。




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 目次

  1.オンライン英和・和英辞書

  2.オンライン英英辞書

  3.英英辞典の用語集

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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■1.オンライン英和・和英辞典
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


まず、オンライン英和・和英辞典が利用できるサイトを
ご紹介したいと思います。


以下でご紹介するサイトは、
どれを使わなければいけないということもないので、
ためしに使ってみて、しっくりくるものを利用していただければ
よいと思います。


なんてったってタダですから(笑)。


これらすべてを使わなければいけないということもありません。

用途や好みに応じて使い分けていただければよいと思います。


また、辞書を使うときは、ただ単語の意味を調べるだけではなく、
聞き取りや会話のときのことを考えて、その単語の発音を
チェックする習慣をつけることも重要です。

そして、できればその発音をまねて自分でも発音してみましょう。




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● 英辞郎 on the Web
  http://www.alc.co.jp/
---------------------------------------------------

このサイトは、英語・語学書の総合出版社アルクが運営するサイトです。

このサイトには、英和辞書・和英辞書ともに
慣用句や熟語などのイディオムが大量に収録されています。

また、このサイトを利用すると、目的の語句を直感的に探し出すことが
できるので、とても便利です。

ただ、発音記号は書かれているのですが、
発音そのものを聞くことはできません。

このサイトは、一般的な単語から、スラング、イディオム、ビジネス用語、
経済用語、法律用語、特許用語、コンピュータ用語、科学技術用語、医学用語、
固有名詞(組織名、企業名、人名、国名、映画名)などを網羅しています。



---------------------------------------------------
● Yahoo!辞書
  http://dic.yahoo.co.jp/
---------------------------------------------------

このサイトでは、『プログレッシブ英和中辞典』と
『新グローバル英和辞典』の2つの英和辞典が利用できます。

『新グローバル英和辞典』の方だと、発音を聞くことも
できます(音声ファイルの形式はWAV)。

また、和英辞典は『プログレッシブ和英中辞典』と
『ニューセンチュリー和英辞典』の2つが利用できます。



---------------------------------------------------
● goo辞書
  http://dictionary.goo.ne.jp/index.html
---------------------------------------------------

『EXCEED 英和辞典』(約12万語)と
『EXCEED 和英辞典』(約9万4千語)の2つの辞典が利用できます。

発音の音声は、MP3とWAVの2つ形式で聞くことができます。




次にご紹介する「Yahoo!翻訳」のサイトは、
オンライン辞書のサイトではありませんが、
「訳す」という意味では同じなので、ついでに紹介しておきます。

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● Yahoo!翻訳 - テキスト翻訳
  http://honyaku.yahoo.co.jp/
---------------------------------------------------

このサイトは、単語単位ではなく、
文章単位で訳したい場合に使えます。

英語から日本語、日本語から英語、どちらの翻訳もできます。


また、このサイトの翻訳後の画面の中段で、
左に日本語、右に英語が表示される対訳の部分では、
下の2つの機能を利用することができます。

その機能とは、
「対訳ハイライト」という機能と
「クイック辞書」という機能です。


「対訳ハイライト」とは、マウスポインタ(矢印マーク)を
翻訳結果の文章の語句に重ねると、その語句に対応する
訳語(英語 / 日本語)の色が変わってハイライトされるという機能です。

この機能によって、
どの語句がどのように訳されたのかを知ることができます。


もうひとつの「クイック辞書」とは、「対訳ハイライト」の機能で
ハイライトされて色が変わっている語句をダブルクリックすると、
自動的にその語句の意味をYahoo!辞書で検索し、
別ウィンドウでその検索結果が表示されるという機能です。

これにより、文字を入力しなくても、すぐに検索して
その語句のより詳しい意味を知ることができます。





┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■2.オンライン英英辞典
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


次に、オンライン英英辞典が利用できるサイトをご紹介したいと思います。


もしかすると、


「英英辞典は上級者が使うもの」


というイメージをお持ちかもしれませんが、
英英辞典はけっして上級者だけのものではありません。

むしろ、たとえ英語を学習し始めたばかりという場合であっても
できるだけ英英辞典を使っていくことをおすすめします。


その理由は、


「できるだけ多くの英語に触れることによって、英語に対する抵抗感をなくす」


という目的もありますが、もっというと、


「英語を(頭の中で日本語に訳さずに)英語のまま理解する」


ということを習慣付けるためです。

実際、英語を頭の中でいちいち日本語に訳してから理解していたのでは、
どうしても理解のスピードが遅くなってしまいます。


そうはいっても、いきなり英英辞典を使うことには抵抗があるかもしれません。

しかし、下のほうでご紹介している
 "Dictionary - MSN Encarta" というサイトなどは、
解説や例文のなかで使われている単語は初歩的なものが多いので
比較的理解しやすく、上級者でない方にも使いやすいと思います。


また、これらの「オンライン英英辞典」も、
上の「オンライン英和・和英辞典」のところでお話したように、
用途や好みに応じて使い分けていただければよいと思います。

なんといっても、道具は自分に合ったものを選ぶのが一番ですから。




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● TheFreeDictionary.com
  http://www.thefreedictionary.com/
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このサイトでは、言葉の定義、発音、語源、複合動詞、イディオム、
関連語、同意語、反意語などを知ることができます。

このサイトの検索結果の画面の下の方には
その言葉の使用例としてさまざまな書物からの引用文が表示されます。

また他にも、アルファベット順で前後に隣り合わせている単語への
リンクなども表示されます。



---------------------------------------------------
● YourDictionary.com
  http://www.yourdictionary.com/
---------------------------------------------------

このサイトでは、言葉の定義、発音、イディオム、語源、関連語、
同意語、用例などを知ることができます。

発音の音声は機械的で、すこし聞き取りづらいです。

しかし、収録されているイディオム、同意語、用例などは豊富です。



---------------------------------------------------
● Dictionary and Thesaurus - Merriam-Webster Online
  http://www.merriam-webster.com/
---------------------------------------------------

このサイトは、辞書で有名なアメリカの出版社である
Merriam-Webster Inc., (メリアム・ウェブスター社)が
運営するオンライン辞書のサイトです。

このサイトでは、言葉の定義、発音、語源、関連語、
同意語、反意語などを知ることができます。



---------------------------------------------------
● Dictionary - MSN Encarta
  http://encarta.msn.com/encnet/features/dictionary/dictionaryhome.aspx
---------------------------------------------------

このサイトでは、語句の解説に比較的やさしい単語が使われているので
一つの言葉の定義を知るために何度も辞書を引き続けなくてもすみます。

解説の文章も平易です。

そのため、このサイトはこれまで英英辞典を使ったことがない人や
あまり多くの単語数を知らないという方に向いていると思います。

そのかわり、収録されている単語数は、他のオンライン辞書と比べると
若干少なめのようです。

このサイトでは、言葉の定義、発音、語源などを知ることができます。





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┃■3.英英辞典の用語集
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以下は、オンライン辞書のなかで使われている用語やその省略形のリストです。

オンライン辞書を使うときの参考にしてください。



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● 品詞
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 noun (略:n.)名詞

   singular(略:sing.)単数形

   plural(略:pl.)複数形

 verb (略:v.)動詞

   intransitive verb(略:intr.)自動詞

   transitive verb(略:tr.)他動詞

 adjective (略:adj.)形容詞

 adverb (略:adv.)副詞

 preposition(略:prep.)前置詞


-------------------------------------
● 文の成分
-------------------------------------

 subject 主語

 object (略:obj.)目的語

 complement 補語


-------------------------------------
● Inflected form 語形変化
-------------------------------------

 past 過去形

 present participle 現在分詞

 past participle 過去分詞(略:pp.)

 3rd person present singular 三人称現在単数形


-------------------------------------
● その他
-------------------------------------

 Definition 定義

 Phrasal verb 複合動詞、句動詞

 Idiom イディオム、熟語、慣用句、成句

 Derivative 派生語

 Synonyms 同意語

 Antonyms 反意語

 Etymology 語源

 Thesaurus シソーラス (類義語辞典)




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ここまで、いろいろなオンライン辞書のサイトをご紹介してきましたが、
これらのオンライン辞書の登場によって、紙の辞書や電子辞書の価値が
なくなったというわけではありません。

実際、私は今も電子辞書を多用しています。


ですが、インターネット上で英語を読んだり聞いたりする機会は
これからもどんどん増えていくでしょう。

むしろ、積極的にインターネット上の英語情報を利用していくことが
今後ますます重要になっていくでしょう。

そのようなとき、これらのオンライン辞書がきっと役に立つと思います。


ぜひ、これらのサイトを活用して英語の能力を
向上させていってくださいね。



今回のメルマガの内容についてでも
他の事についてでもいいので、
なにかご意見、ご感想、ご質問などがあれば
メールをください。

このメールをそのまま返信してくだされば
こちらにメールが届きますので。



では、また次回お会いしましょう。



ありがとうございました。


倉田 幸暢






 追伸

  以下は、当方が作成した無料レポートです。
  下記のURLからご請求いただけます。

  どうぞご利用ください。



   『アメリカのリーダーたちのスピーチや、
   ハリウッド映画のさまざまなシーンから、音声・映像・原稿を使って、
   "思いを伝える英語"を学ぶ方法 【図解・全34ページ】』

   http://www.english.self-education.info/ms-user/amrh-r-intro




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   英語学習に活用する方法 【図解・全33ページ】』

   http://www.english.self-education.info/ms-user/nhk-r-intro








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   発行者:倉田 幸暢
   発行システム:『Mailux』
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