蒸気で目をリラックス
近頃、就寝前に蒸気で目のSPAを行うのが、日本の若い女性たちの習慣になっているそうだ。なかなか魅力的な話だが、方法は至って簡単だ。その秘密の武器は、蒸気アイマスクである。
蒸気アイマスクは、「蒸気温熱パワー」(温熱湿布)に続いて花王が売り出した人気の新製品だ。蒸気を使ったシリーズの原理は、湿布からゆっくりと出てくる温かい蒸気の熱で、貼った部分のトラブルを解消するというものだ。長時間パソコンに向かうオフィスワーカーたちの肩のこりや、サービス業で立ちっぱなしの人の腰の痛み、高齢者の関節痛、女性の生理痛、ハイヒールによるかかとの疲労やむくみ、さらには突然の腹痛まで解決する働きがあるのだそうだ。
一方今回発売された蒸気アイマスクは、特に目を酷使する人々に対応している。通勤の時も携帯でネットにつないで時間をつぶし、会社ではパソコンの前に一日坐り、退勤時にはPSPゲームで神経の緊張をほぐし、夜は家でテレビの前に坐って楽しみにしているドラマを見る生活。一部の女性たちは、さらに防水ミニDVD再生機を買って、お風呂につかりながら映画を見るという。20代から30代の若者は、毎日平均7時間以上もディスプレイを見つめており、極度の眼精疲労になっているのだ。この蒸気アイマスクは、5〜10分の間、約40℃の蒸気を放出して、目の疲労を和らげ、目をリラックスさせてくれる。
40℃の蒸気は、目に強すぎないのだろうか?疑問と不安を感じながらパッケージを開けると、何と蒸気アイマスクは非常に薄くて、触感はコットンの布より柔らかい。目に載せた瞬間から、細かく柔らかい蒸気が目の周りを包んでくれる。目の奥深いところまで温かくなる心地よさは、言葉にできないほどだ。放出する蒸気は大変細かく、肉眼でも見えない。目の衛生のため、アイマスクは使い捨てとなっている。また、花王のホームページには、目をマッサージして眼精疲労を除去するためのゲームが出ている。まず、スクリーンを移動するボールを目で追いかける。その後、目を閉じて深呼吸をし、目を開いて天井を見ながら、今見たボールの動きをまねて目を大きく動かす。とても効果があるので、是非一度ためしてほしい。(劉詩音執筆) |