メルマガ:地方の札所を巡る旅
タイトル:NO=261 洛陽三十三観音  2008/04/06


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 2008ー04-06-------第261 (毎週日曜日発行) 
  地方の札所を巡る旅 洛陽三十三観音 13  泉湧寺3
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13東山区泉涌寺 洛陽三十三観音 20番札所 【泉涌寺】真言宗泉涌寺派18−7−21

【泉涌寺】は皇室の菩提所として「御寺」と称し
戦前までは一般の参拝者は入る事が出来なかった寺である、
現在は拝観料500−を払えば誰でも入山が出来ます。

19番観音寺を出て更に東に行くと直ぐに『山門』の前に出る、
拝観料を納めて境内へ入ると左にあの有名な『楊貴妃観音堂』がある。

唐の玄宗皇帝の妃、絶世の美女「楊貴妃」を偲んで造られた
聖観世音菩薩座像が1255年に請来され此処に安置された美しい観音さまである。

口元や目元に優しさを含んだ美しさは何ともいえない、
両脇に羅漢像を侍らせて祀られている。

白砂利を踏んで更に奥に進むと正面に『仏殿』が建つ、
1668年に徳川家綱により再建された重層入母屋造りの豪壮な建物である。

内陣には運慶作の釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒菩薩の三尊像が安置されている、
天井には狩野山雪筆の「鳴龍」が描かれている。

本坊で納経を戴くが18番の善能寺(無住)の納経も此処で戴ける。

所在地 京都市東山区泉涌寺山内町27  075−561−1551

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       『美しい楊貴妃に会って』
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