|
|
===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/02/16 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル １ポンドの福音 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時 キャスト 畑中耕作（亀梨和也） シスターアンジェラ（黒木メイサ） 修道院長（もたいまさこ） 向田勝己（山田涼介） 向田聖子（小林聡美） 三鷹秀夫（光石研） 原 作 高橋留美子『１ポンドの福音』 脚 本 福田雄一 主題歌 『』 あらすじ Round ６ 強くなれ！イジメられっこと女ボクサー 向田聖子（小林聡美）は、事務室から、リング上で、シスターアン ジェラ（黒木メイサ）の愛の告白シーンを再現してみせる畑中耕作 （亀梨和也）。 みんな騒ぐが、石坂（高橋一生）は、１人冷静に、そうなると面倒 なことになる。アンジェラの夢は、信仰に生きること。だとすると、 耕作とはつきあえないことになる、と言う。 それなら、自分がアンジェラの夢になる。必ずチャンピオンになる！ と宣言する。 聖子は、耕作はまた壁にぶつかるだろうと言うが、まあ今はやる気 になっているからいいか、とつぶやく。 アンジェラは、ひたすら、あんなことを言ってしまった自分は、何 かの間違いだった。耕作のことなんて、何とも思っていない、と自分 に言い聞かせようとする。 耕作の次の対戦相手が決まる。タイ出身のボクサー。タイでは無敗 だったらしいが、日本では今回が初挑戦で、データが何もない。 耕作は、データなんていらない。オレにはシスターの愛がある。チ ャンピオンへの第一歩だ、と言う。 聖子に、それでも偵察ぐらいした方がいいと勧められ、対戦相手の 所属するジムのリングの下に隠れて、様子をうかがう。 タイの選手、タイガーは、リングに上がってきた練習相手を、一発 でのしてしまう。 外出したアンジェラは、町中の男が、耕作に見えてしまい、慌てて 自分にカツを入れる。 本当に耕作が現れる。タイガーの偵察をするために、付き合って欲 しいと頼む。 二人はラーメン屋に入る。そこでタイガーが働いている。 タイガーは、替え玉と言われると、鍋から出した麺を投げ、どんぶ りに命中させる。 耕作の正体は、タイガーにばれていた。 アンジェラは、修道院長（もたいまさこ）に願い出て、自らを外出 禁止令に処して欲しいと言う。 アンジェラに会いに行った耕作は、アンジェラが外出禁止になった ことを知って、がっかりする。 上田（岡田義徳）は聖子の息子・向田勝己（山田涼介）に、一緒に ボクシングをして、強くなって、虐められないようにしましょう、と 言う。 勝己がスポーツウェアを着ていたのは、マラソン大会が近いので、 軽く走っておこうと思ったから。上田が一緒に走ろうと誘っても、断 る勝己。 上田が勝己にパンチの練習をさせようとしたところに、耕作が落ち 込んで帰ってきて、勝己の練習は立ち消えになる。 計量した耕作は、むしろ体重が増えている。 耕作は、チャンピオンになるのだから、８キロの減量なんて、簡単 という。 上田が、アンジェラと会えないのだから、ごはんを一緒に食べに行 くこともないから、すぐ減量できるだろうという。 アンジェラはシスター・ミリー（江口のりこ）に、耕作を頭の中か ら追い出したいと相談する。 瞑想したアンジェラの脳裏に浮かぶのは、耕作の姿と声。 ミリーは『信仰の敵！』『不潔な悪魔退散』と一緒に叫びましょう という。 叫んでも、耕作の姿が消えない。 耕作の体重は減らない。 ジムに突然、アンジェラが現れる。 強くなりたい。そのためにボクシングをやりたいという。 喜ぶ耕作。 聖子は、修行なら滝行とか、と言うが、それはお坊さんでしょと突 っ込まれる。 アンジェラは、修道院のみんなには黙って出てきていた。 アンジェラのパンチの筋はなかなかいい。 その頃修道院では、アンジェラの姿が見えないので、みんな一生懸 命探していた。 シスター・ミリーがアンジェラの行くところには、心当たりがある と言い出す。 ご機嫌でバイトに励んでいる耕作。 三品食堂の娘・紀子（南沢奈央）の手を取り、「好きな人とずっと 一緒にいられるって、幸せだね」と言う耕作。 三品食堂の主人は、二人ができているのかと心配する。 アンジェラは、食事の後片付けも修行の一部と、率先して行う。 聖子は耕作が、アンジェラに好きって言われちゃったと自慢してい たが、本当かと聞く。 アンジェラは、耕作に好きだと言ったことは本当だけど、自分でも よく分からないと答える。 ご迷惑をおかけしますと言うアンジェラに、聖子はあきるまでいて 下さい、と言う。 勝己はイジメに遭っていて、国語の教科書の前ページを、のり付け されてしまっていた。 憮然として帰宅する勝己。 聖子に何か話そうとするが、聖子は練習中に話しかけないで、と相 手にしない。 上田が様子のおかしい勝己に気付き、声を掛けようとするが、三鷹 秀夫（光石研）に練習中だと止められる。 夜、シスターに部屋を明け渡した耕作と上田は、リングの上に布団 を敷いて寝ている。耕作は思わず、「シスター」と叫ぶ。 耕作の写真を雑誌の中で見つけて見ていたアンジェラは、ビクッと する。 シスター・ミリーは、あのような重大な規律違反を犯したアンジェ ラをどうしましょう、と言う。 修道院長は、好きになってしまったのは仕方ない。それよりも、シ スター・ミリーの男嫌いは、まだ直らないの？逃げてくる前は、好き な人がいたでしょ、と言う。 シスター・ミリーは、そんなこと、忘れましたと言う。 朝ご飯を作るアンジェラ。みんな、若い女性の手料理なんて初めて、 と喜ぶ。 耕作も食べようとするが、減量のできない耕作は、三鷹がよそった ご飯一口だけ。日頃の努力が足らなかったからだと言われる。 練習しているみんなにタオルを配るアンジェラ。みんなアンジェラ から受け取ったタオルの匂いをかぐ。 耕作が自転車を引き、アンジェラと徒歩で街を歩く。 耕作がアンジェラに、話をしましょうと言うが、アンジェラはその 誘いに乗らない。 公園に着くと耕作はアンジェラに、隠れてものを食べるところや、 ロードワークがきついとき、隠れる場所を案内する。 アンジェラがあきれていると、今度の対戦相手・タイガーがやって くる。耕作はチャンピオンになると言う。 タイガーもチャンピオンにならなければならないという。国には ２０人の家族がお腹を空かして待っているから、と。 タイガーが行ってしまうと、アンジェラは耕作があのタイガーに本 当に勝てるのか。アンジェラは、家族というものが理解できないが、 と言う。 耕作は、自分と結婚して家族になりましょう、と誘う。 アンジェラは怒って、さっさと行ってしまう。 聖子はジムの資金繰りに頭を悩ませている。 そこに勝己が来て、ゼッケンを縫いつけてくれと頼む。 聖子は、自分に針仕事を頼むなと言う。 勝己は、ゼッケンを持ってくるの、忘れたと取りに行く。 聖子は、勝己が置いていったスポーツバックのポケットに、ゼッケ ンが挟まっているのを見つけ、「あるじゃない」と引っ張り出す。 広げてみると、靴あとだらけ。更にバッグの中を見ると、ボンドで 固められた国語の教科書。 聖子は勝己に、虐められているんだろうという。 勝己は、自分でやったと言う。 聖子はそんなはずはない。虐められてそのままにしているなんて、 情けないなと言う。そんな弱い子に育てた覚えはない、と。 みんなに止められる聖子。 勝己は、こんな家に生まれて来たくなかったと言って、飛び出す。 勝己の後を追うアンジェラと耕作。 聖子は三鷹に、自分は母親失格だ、と言う。そして、なんで勝己は 言わないんだ、とぼやく。 三鷹は、虐められていることって、人に言えない。特に勝己はプラ イドが高いから、と言う。 聖子は三鷹に、三鷹も昔虐められていたんだよね、と言う。 三鷹は、イジメはつらいものだという。 聖子は、どうやって抜け出したのか聞く。 三鷹は、覚えていないと答える。 そんなはず無いでしょ、と聖子。 三鷹は自分のロッカーからそっとグローブを取り出す。そこには、 聖子が三鷹に、いじめっ子に負けるなと書いたメッセージ。 上田が、勝己のいじめを知っていたことがわかると、みんな勝己は 上田に、助けて貰いたかったのではないかという。 上田は、勝己を守れなかった自分を殴ってくれと言い、本当に殴る 元ヤン・ボクサー児島（浪岡一喜）。 アンジェラと耕作は夜の町中を勝己を捜して走り回る。 耕作が公園の電車の隠れ場所を思いつく。 そこへ行ってみると、果たして勝己がいた。 耕作は、ここで食べていても、いつも見つからないのだが、一度だ け見つかった。それが勝己にだったと言う。 アンジェラは勝己に、強くなりましょう、と言う。 でも勝己は、そんなこと、簡単に言われてもできない。アンジェラ には神様がいるし、耕作にはボクシングがあるから、強くなれる。で も、勝己には何もない、と言う。 アンジェラは、自分が強くなれたのは、耕作がいたからという。 勝己が耕作に話をしようとすると、耕作は寒い、腹減った、早く帰 ろう、と言う。 勝己は、耕作に相談しようとした自分がバカだったという。 三人でジムに戻ると、上田がシチューを作って待っていた。 アンジェラは、修道院に戻ると言う。 耕作が、二日だけでなく、もっと練習しましょうと誘うが、アンジ ェラは、もう修行は終わりました。自分の家はあの修道院なので、帰 りますと言う。 修道院へ戻り、詫びるアンジェラ。 シスター・ミリーは、規則を破ったら、もう修道院には戻れない。 どこにども好きなところへ行きなさい、と言う。 アンジェラがきびすを返すと、シスター・グレース（中村果生莉） が、「どこへいくのです」と声を掛ける。 そこに耕作が駆けてきて、アンジェラを許して欲しい、と言う。こ の修道院がアンジェラの家なのだから、と。 シスター・ミリーは、耕作にとっては、アンジェラが追放された方 が好都合なのでは？と意地悪く言う。 耕作は、ここにアンジェラの夢があるから、おいて欲しいと言う。 シスター・ミリーは、修道院長が待っているので、急ぎなさいとア ンジェラに言う。 耕作は、ついにタイガーとの対戦に臨む。 タイガーは家族のために、耕作はアンジェラの愛を賭けて戦う。 そして耕作がＫＯ勝ち。 自転車で走っているアンジェラに声を掛ける耕作。神様に勝ってみ せるという。 国語の授業中、教科書を読むよう、教師から指示される勝己。 勝己は力ずくで教科書を開こうとする。教科書に『力ずくで開け！ 母』と書かれていたから。 勝己が教科書を開くと、びっくりするいじめっ子達。 開いたけれど、ページが張り付いて、読めない。正直に、「読めま せん」と言う勝己。あざ笑ういじめっ子達。 勝己も口元に笑みを浮かべている。 ジムではボクサー達が、聖子は勝己の心のケアをしたのだろうか。 でも、急に面倒見のいい母親になる聖子も気持ち悪いけど、と言い合 っている。 そこに入ってくる、大柄でむさ苦しい年配の男性。 上田がその男性を見て、「父さん.....」と言う。 その男性は、いきなり上田を殴り倒す。 寸 評 聖子と勝己の親子は登場しますが、ボクサー達の家族関係は、全 然出てきていませんでした。やっと、家族が現れたのが上田。 親に、ついつい見栄を張ってしまう気持ち、痛いほどよくわかりま す。 耕作はアンジェラと両思いになれましたが、結局アンジェラを修道 院に戻すことにし、恋人となることもできませんでした。 でも、それても神様と戦って、アンジェラを得ようとする耕作。彼 がどこへ向かおうとしているのか、よくわからなくなってきました。 そして耕作が強いのか、弱いのかも。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- あっという間に、東京で開花宣言が出てしまいました。事前の予測では、 ３月末の開花予報だったので、お花見は、４月４日かな、７日かなと思ってい たのですが、そんな悠長なことを言っている暇が無くなってしまいました。 さて、花が散らないように早く招集を掛けなければならないのですが、もう 一つの気がかりな要素が、お天気。平日は降水確率が高くて困ります。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |