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タイトル:Daily Drama Express 2008/02/29 エジソンの母 (8)  2008/03/07


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/02/29 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル エジソンの母
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 鮎川規子(伊東美咲)
 美浦博之(谷原章介)
 加賀見佑子(松下由樹)
 花房あおい(坂井真紀)
 青柳美月(杉田かおる)
 岩井雄三(田中要次)
 久保裕樹(織田よしひこ)
 花房賢人(清水優哉)
 花房チエ(上村香子)
脚  本 大森美香
主題歌  『』

あらすじ 第8話「怪物ママのプチ誘拐事件」

 縄跳びができない花房賢人(清水優哉)。「先生どうしてぼく縄跳
びができないの?」と鮎川規子(伊東美咲)に尋ねる。

 職員室。規子がお祓いに行って来たと話す。変質者が捕まったのは
「花房君のマシーンのおかげかもしれませんよ」と久保裕樹(織田よ
しひこ)が言う。

 規子の独白「別に彼が天才なんて思ってないけど、もっと全力であ
の好奇心を応援してあげたらなんて今はそう思う」

 教育委員会。青柳美月(杉田かおる)が他の保護者が連れ立って織
田(森口瑶子)を尋ねていた。美月は、花房賢人に関する調査報告書
を提出する。
 それには、賢人から被害を受けた児童として、青柳玲実(村中暖奈)
、藍沢永久、赤根修斗、緑川堵馬の名が上げられていた。

 織田は「すごいですね。何かの事情調書みたい」と驚く。

 1年2組教室。「先生、どうしてこうすると静電気がおこるの?」
と賢人。規子は摩擦が起きると説明する。

 賢人は乾電池とテレポーテーションの機械を出して実験。爆発する。


 加賀見佑子(松下由樹)から注意を受ける規子と久保。加賀見は、
天才はただのエゴイストと厳しい口調で言う。
 規子は、岩井雄三(田中要次)から加賀見の夫・博(大杉れん)の
調子が悪いから機嫌が悪いことを教えられる。

 公園で縄跳びをしていた賢人は、博と出会う。博は、「考えること
はいいことだよ」と言う。

 規子は花房あおい(坂井真紀)の家で、賢人が爆発騒動を起こした
ことを報告。
 賢人は3歳の時に話し始めてから、好奇心が旺盛で、危険なことに
も挑戦していたという話をするあおい。

 佐々木則和(安田顕)と食事をする規子。佐々木なら良いお父さん
になりそうと思っていると、佐々木に後輩から電話で、佐々木が席を
立つ。佐々木のカバンに目をやると、中にはなぜかバービー人形が入
っていた。

 美月は、教育委員会で織田から言われたことを思い起こしていた。
生徒の転校に関することは校長に一任され、教員委員会の管轄外。教
育委員会は、教師の人事やアドバイス・指導を任されていると聞かさ
れ、賢人の転校はできなかったのだ。

 3時間目の生活の授業。角田という講師を呼んで静電気の授業。賢
人が静電気について、質問。



 <静電気の説明>
 普段は、人間も下敷きもプラスの量とマイナスの量が普通の状態。
2つのものをこすって摩擦を起こすと片方のマイナスの電気がはがれ
てもう片方の物に移ります。
 そのバランスが崩れた状態を静電気というのね。プラスの電気とマ
イナスの電気はやっぱり一緒にいたいの。だから足りなくなるとお互
いに求め合って、だから今プラスの電気がいる下敷きに上を向くこと
になっちゃうの。


 角田が帰ってからも、賢人の電気に対する興味は失われない。賢人
に影響を受けたかのように、他の児童たちも「どうして?」という質
問を次々に出す。教室がざわつき出したので、加賀見が入ってきた。
規子は、美月が校門の外から双眼鏡で教室を監視しているのを見つけ
て加賀見に教える。

 美浦博之(谷原章介)は博の人生観を聞きたいと呼び出していた。


 博は「人はちょっとしたことで道を踏み外してしまうことがあるの
です」と話し出す。博は、ポアンカレの投げかけた問題によって、人
生を狂わされてしまったというのだ。

 美浦は博を純粋なる探究心で道から外れたと評価するが、博は世間
様の何の役に立たないことを嘆いている。

 美月の監視について、加賀見は教師たちと学校一丸となって対応策
を考えようと提案する。緊迫したムードを破るかのように、あおいが
みかんの箱を差し入れとして、持って入って来る。

 加賀見と規子は、あおいに話をする。加賀見は「もっと真剣にこれ
からのことを考えていただかないと」と話す。

 そこへ、教育委員会の織田と馬場(大鷹明良)が入って来た。ニュ
ーヨークには、潜在能力の高い子どもを教育する機関があると話をす
る。ギフテッド教育のパンフレットを見せて説明する。

 あおいは留学なんてとてもと言うと、織田は隣の学校の方が教師が
充実していると転校を勧める。あおいは「仕事もありますし」と断る
と、織田は厳しい口調で「はっきり言うけど、母親がそれでいいの」
と美月が提出した調査報告書を見せる。

 織田は「学校を追い出そうとしている教師や保護者からの嫌がらせ
を我慢してここにいるよりも、もっといい環境で息子さんに教育を受
けさせることができるかもしれないのよ。あなたのその我慢して我慢
してのやり方が、本当にお子さんのためになっているんですか?」と
問う。

 花房家。規子と久保が夕食に招待されている。そこへ美浦と美浦の
学生たちもやって来る。

 あおいは、美浦に留学のことを話す。美浦はぜひ支援したいと申し
出る。それを耳にする規子。

 青柳家。美月、玲実、友だちの堵馬と永久が食事をしている。美月
は、玲実たちに、賢人が転校するとほのめかす。それを聞いた玲実は、
転校しても会い行くし、将来結婚すると言う。
 それを聞いた美月はショックを受ける。

 次の日。規子は、縄跳びのやり方を理論的に賢人に説明する。頭で
納得できた賢人は、縄跳びがとべるようになった。規子は、賢人を転
校させたくないと思う。

 賢人たちは下校時に、焼き芋販売車を見つめている。通りかかった
美月が賢人を抱えて連れ去る。公園まで来たところで、静電気が起こ
り我に返る美月。自分が誘拐しようとしたことに気付き、慌てて賢人
を置き去りにして立ち去る。賢人は帽子を目深に被っていたため、美
月に連れて来られたとは思わず、テレポーテーションに成功したと思
って喜ぶ。


寸  評  映画の「大奥」やドラマ「不信のとき」を見てからこのドラマを
見ていると、松下由樹と杉田かおるは怖い系の役が定着しているなあ
と思います。
 賢人は、海外に行く?それとも転校?そのまま文部小学校にいる?
選択肢が増えてきて、最終回をどうまとめるのか気になります。
 賢人にとってはどういう教育がいいのでしょうね。他人事ならおも
しろい子ですみますが、もし教室にいて授業のさまたげになっている
としたら、親としてやはり考えてしまいます。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 朝ドラマの「ちりとてちん」がおもしろくて見ています。落語のネタと現実
の話をうまくリンクさせているし、脇役の登場人物も魅力的に描けていると思
います。3月末には、最終回を迎えますが、好評につき、続編が作成されそう
な動きがあると知り喜んでいます。(たま)

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