|
===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/02/03 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 1ポンドの福音 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時 キャスト 畑中耕作(亀梨和也) シスターアンジェラ(黒木メイサ) 修道院長(もたいまさこ) 向田勝己(山田涼介) 向田聖子(小林聡美) 三鷹秀夫(光石研) 原 作 高橋留美子『1ポンドの福音』 脚 本 福田雄一 主題歌 『』 あらすじ Raound 4 恋敵は天才シェフQ世界一のラブレター 向田ジムの仲間が、ボクシングの試合で負ける。畑中耕作(亀梨和 也)に、どうしても勝って欲しいと頼む。 本当に耕作が、その相手と試合をすることになる。 向田聖子(小林聡美)は、今度の相手は、今まで耕作が対決してき た中で、一番強い。減量でつまずいている場合ではない。今までの倍、 練習しなければならない、と言う。 耕作は、倍でも5倍でも、10倍でも練習すると言う。 上田(岡田義徳)は、二人続けて負けては、向田ジムの名が廃る、 と言う。 聖子は、そんな耕作が、鯛焼きなんて買ってくるな、と言う。 耕作は、まだ一匹しか食べていないという。 聖子は、やっぱり食ったのか!と、突っ込む。 シスターアンジェラ(黒木メイサ)が庭掃除をしていると、身なり のいい年配の男性がやってきて、アンジェラを無理矢理車に乗せる。 今度の相手の怖いところは、繰り出すパンチが速すぎて、見えない こと。 どうやれば見えるようになるかと問う耕作に、目を鍛えるのだ、と 石坂(高橋一生)。向こうの大通りを走る車に乗っている人が、何を しているか見る。 みんな見えないと言うのに、耕作だけはわかる。家族でアイスクリ ームを食べている車。カップルでサンドイッチを食べている車。男の 方はタマゴサンド、女の方はツナサンドにコーヒー牛乳も持っていた という。 すべて食べ物絡み。 次に来た高級外車に、アンジェラが乗っているのを見つけ、ショッ クを受ける耕作。 アンジェラは、レストランに連れてこられる。向かいの席には、若 いイケメンの男性が座っている。 なんとその男性・大手ファミレスチェーン社長の御曹子・若王子守 (黄川田将也)とのお見合いの席だったのだ。 アンジェラは、お見合いを断る。 耕作がチャベルは忍び込み、アンジェラに、昨日なんで高級外車に 乗っていたのか、と問う。やましいことがなければ、答えられるだろ う、と。 そこに若王子がやってきて、サンドウィッチが詰まった箱のふたを 開ける。 耕作が手を伸ばすと、シスター・ミリー(江口のりこ)に阻止され る。 若王子はアンジェラに、見合いの件を考て欲しいと言う。 若王子とアンジェラは、奥の部屋へ行く。 耕作も後を追おうとするが、シスター・ミリーに襟首をつかまれ、 ここには出入り禁止のはずでしょ、と言われる。 若王子は、アンジェラを車で迎えに行った男性・森下に、サンドウ ィッチを作った件を指摘され、ジェノバソースで、作ってみたと、そ ばの緑色の液体を指す。 でも、それは森下の青汁。 森下は若王子に、料理は自分が作りますと言う。 修道院では、みんながアンジェラが貰ったサンドウィッチを食べる。 みんなそのまずさに、顔をしかめる。 耕作はものすごく練習している。 石坂(高橋一生)は、自分のスタイルで頑張るしかないんじゃない か、とアドバイスする。 耕作は、上田のアドバイスを受けながら、ラブレターを書いている。 ラブレターをアンジェラに渡しに行くと、若王子がまた、サンドウ ィッチを持ってきて、アンジェラを口説いていた。 耕作は素早くサンドウィッチを食べ、手紙をアンジェラに渡す。 若王子は、サンドウィッチを食べておいて、手紙まで渡すなんて、 ずるい、と言う。 アンジェラは、耕作とは二度と会いたくない。耕作と会うと、心が かき乱されるから、と言う。 耕作は調理師免許の勉強をしている。本を読み、調理師学校にも通 っている。 三品食堂では、この店を継ぎ、支店も沢山出して、大きくすると言 う耕作。 三品食道の娘は、まだ20才だけど、耕作とならいいか、と1人つ ぶやくが、耕作は全く気にしていない。 若王子が向田ジムを訪ねてくる。 若王子は、自分にはお金がある。アンジェラも結婚したら、シスタ ーを辞めなければならない。それには、かなりの覚悟がいるだろうけ れども、自分はアンジェラを幸せにする、と言う。 耕作は、今度の試合で、ファイトマネーが手取りで7万円入る。貯 金も5000円ある、と言う。 仲間から、金のことで争うな、と止められる耕作。 聖子が耕作に、ボクシングがやりたいのか、調理師になりたいのか、 と詰め寄る。 耕作は、迷わず、調理師と答え、あきれられる。 掃除をしていたアンジェラに、シスター・ミリーが、お見合いにつ いて聞く。 アンジェラは、それはシスター・グレース(中村果生莉)が勝手に 言っているだけで、キッパリ断った、と答える。 シスター・ミリーは、断ったかどうかではなく、そういう話がある ことが問題だと言う。 修道院の廊下には、若王子からアンジェラへの大量の贈り物が積ま れている。 耕作は、調理師の免許目指して頑張っている。1人で大量のキャベ ツの千切りを作る。 元いじめられっ子ボクサー・堀口(石黒英雄)は、耕作はもう、敵 を取ることを忘れているんじゃないだろうか、と嘆く。 三鷹秀夫(光石研)は、好きな女を他の人に取られるのは、きつい、 と言う。そして、聖子のことを大切にしてくれる人は、いると言う。 どこに?と聞かれると、ちょっと緊張するが、無難に聖子の息子・ 向田勝己(山田涼介)がいる、と言う。 でも聖子は、勝己では全く頼りにならない、と言う。 勝己は学校でイジメに遭っていた。 いじめっ子がいなくなると、キレる勝己。 調理師学校の帰り道、自転車に乗っているアンジェラを見つけた耕 作は、大声で叫んで追いかける。 アンジェラは必死に逃げるが、耕作に追いつかれてしまう。 耕作はね調理師の資格を取って、三品食堂を継ぐ。アンジェラと一 緒に三品食堂の支店を作って、ドンドン大きくして、アンジェラに贅 沢をさせてあげるのだ、と一気にまくし立てる。 アンジェラは耕作に、そんなこと、頼んでいないと言う。 耕作は、若王子に負けたくない。でも、アンジェラにどうしてあげ たらいいかわからない、と言う。 アンジェラは、耕作はこんなことをしている人じゃないでしょ、と 言って、調理師免許の本を取り上げる。 三品食堂で、カレーライスにも手をつけず、勝己にアンジェラのこ とを相談する耕作。 勝己は、アンジェラは、ボクシングで戦っている耕作が好きなんだ と言う。 耕作は、勝己にもう一度ゆっくりとそう言わせると、三品食堂の主 人に、この店は継がない!と叫び、ジムへ駆け戻る。 ジムに戻ると聖子に、まだ試合が取り消されていないことを確かめ、 猛然と練習を始める。 夕食の食卓に着くシスターたち。 シスター・グレースは、食べているときに、本当に幸せそうな顔を している。 修道院長(もたいまさこ)は、デジタル時計が、5時55分になっ ているのを指し、それを見たとき、ちょっと嬉しくなると言う。 次々に、お買い物の時、お財布の中の一円玉を使い切ったとき。ね この肉球を触ったとき、といろいろちょっと幸せな時が出てくる。 ミスター・ミリーには、そういう気持ちは理解できない。 修道院長から、幸せな瞬間について問われたアンジェラは、神への 信仰が気持ちいいと答える。安心する修道院長。 アンジェラは、若王子からの贈り物を、若王子に返しに、レストラ ンへ行く。 若王子は、レストランの厨房にいたが、そこは、使われた皿が洗わ れずに放置され、野菜の切りくずなども、床に散乱し、ひどい有様。 若王子は、自分は三男で、所詮森下がいなければ何一つできないの だ。料理もすべて森下に作ってもらっている、とぼやく。 アンジェラは、汚れた食器を、洗い始める。洗い始める。 ラブレターを手に、修道院の門前で、ウロウロしながら待っている 耕作。 シスターグレースに声を掛け、アンジェラの行方を聞くと、「なん でもレストランに......」と教えてくれる。 耕作が若王子のレストランを訪ねると、アンジェラはテーブルに花 を飾って、若王子を手伝っていた。 耕作は独り合点して、「シスター・アンジェラ、幸せになって下さ い」と言って、走り去ってしまう。 若王子がアンジェラにこれでいいのかと問うと、いいんです、とア ンジェラ。 若王子は、耕作が落としていったラブレターに気付くが、そのまま 自分のポケットに入れてしまう。 無人のジムで、リングの上に、大の字に横たわる耕作。 みんな夜食を買って戻ってくる。 耕作は、アンジェラを諦めたという。 何か食ったか?と問われ、食ってない、と耕作。 上田が、おにぎりを差し出す。 石坂は、試合が近いと止めるが、みんな、まあいいんじゃないのと いい、耕作はそのおにぎりを食べる。 翌日計量すると、耕作の体重は増えている。おにぎりを食べてしま ったからだけど、おかげで元気が出た、と耕作。 それから耕作は練習に打ち込む。 アンジェラは自室で神に、心の平穏を祈る。 若王子は、頑張ってイタリアンを作ろうとするが、失敗ばかり。そ れでも、耕作が落としていったラブレターを見て、また頑張って作る。 若王子がアンジェラを訪ね。だいぶ料理もうまくなったので、二人 でお店を大きくしよう、と言う。 アンジェラは、それはできない、と言う。 若王子が、耕作のことかと問うと、アンジェラは、耕作はアンジェ ラの心を乱すだけの存在だという。 若王子は、耕作が落としていったけど、今まで渡せなくて、と言っ て、耕作のラブレターを渡す。 中には、 『シスター好きです! 次の試合勝ちます!』 と書かれた便せんと、試合のチケットが入っている。 耕作は準備を整え、あとはアンジェラがいてくれたら、と思う。 上田はリングへと通じる通路で、ここを通る瞬間、試合ができて幸 せと思うと言う。 耕作は、アンジェラを取られてしまって、幸せじゃない、と言う。 でも、上田は好きな女がいて、好きなボクシングができて、最高じ ゃないか、と言う。 試合で、見事耕作が勝つ。 でも、アンジェラがいなくて、うれしさも半分という気持ちの耕作 が控え室を出ようとすると、アンジェラが立っている。 みんな気を利かせて、二人だけにする。 耕作はアンジェラに、なんで来たんですか?会えないと思っていま した。どうすれば、アンジェラを幸せにできるかわからないけども、 耕作自身は、アンジェラを好きなだけで、幸せ、と言う。 アンジェラは、壁のアナログ時計を見て、「もうすぐ重なる.....」 とつぶやく。 若王子は、空港のそばで、ぶちまけてしまったスーツケースの中身 を拾ってくれた女性に一目惚れし、森下に、彼女とお見合いをし、イ タリアに連れて行く、と言う。 耕作が食事を作るが、味は失敗。こんなから、ボクサーでよかった ね、と慰められる。 寸 評 食べるのは好きでも、だからと言って、料理が上手というわけで はないですよね。 これって、食べるのが好きっていうことからの派生だけでなく、カ ッコイイ男の子に料理させてみたい!という、SMAPXSMAPの 路線でしょうか。 今回は、調理師の勉強に夢中になっていて、ボクシングの練習をあ まりやっていないのに、勝ちましたね。 勝ちそうなときには負け、勝てそうにないときには勝つ耕作。何者 でしょうか。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 「ハチミツとクローバー」を見ていて、松重豊は、「プロポーズ大作戦」の 時には、高校の先生が突然陶芸に目覚めていましたが、今回、遂に美術大学の 先生になれたのですね!という勝手な想像をしてしまいました。 ハグちゃんって、実は財政的に豊かなのでしょうか。あんなに大きいサイズ のキャンバスって、結構値段が高いはずなんですよね。それを思い通りに描け ないからって、あんな簡単に次々と変えるなんて。ふつう学生なら、描き直す ときは白く塗るとか、厚みが付いてしまったところは、パレットナイフで削る とかして、同じキャンバスに描き直すと思うんですよね。 中学2年生の時の必修のクラブの時に、油絵をやったのですが、その時は、 四つ切りのケント紙ぐらいの大きさのキャンバスが、すごく高くて。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |