メルマガ:人の体は化学工場★雑学★
タイトル:人の体は化学工場★雑学★  2008/02/28


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 ┃★┃雑┃学┃★┃人┃の┃体┃は┃化┃学┃工┃場┃
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第7号です。

発行者より

メルマガの発行者の丸山といいます。
毎週木曜日予定で発行していきます。
ご購読ありがとうございます。 
今後も引き続き購読おねがいします。
 



皆さんは、当たり前のように朝起きて寝るまでの間、普通に
生活していると思いますが、私たちの体を科学という角度から
見たとき、とても不思議で面白いものが見えてきます。

また、雑学として人にさりげなく話をすると物知りと思われる
かもしれません。試してみてください。

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                  《虫歯の虫の正体は?》   



虫歯になることを「虫が食う」といいますが、本当は食ってい
るのでしょうか。どのようにして虫歯になるのでしょう。

でんぷんや糖を含む食べ物のカスが歯について歯垢になる
と、そこに細菌がすみつきます。歯垢を取って400倍くらい
の顕微鏡で見ると、最近がウヨウヨ動き回っているのが
見えます。

この細菌は、活動すると乳酸を出します。この乳酸が、歯の
表面のエナメル質を溶かすのです。溶けてできた穴は細菌
にかっこうのすみかとなり、入り込んだ細菌はエナメル質の
下の象牙質をも溶かし出します。

このようにして、細菌は歯をどんどん溶かしていき、放ってお
けば歯ぐきだけしか残らなくなってしまうのです。細菌が歯と
歯ぐきの間に入って炎症を起こすと、歯肉炎や歯槽膿漏に
なります。




        《ゲコは淘汰されたヨーロッパの歴史》



欧米人は日本人よりアルコールに強いといわれていますが、
たくさん飲めるという飲めない人がいない、飲んでもあまり
悪酔いしないということのようです。

アルコールは体内で、アセトアルデヒドという有害な物質に
変わります。これは分解して酢酸に変わる働きをもつ酵素を、
ヨーロッパではほぼ100%の人が2種類もっています。

他方アジアでは、この酵素を1種類しかもっていない人が半分
を占めています。
酵素は1種類しかもっていなくて、アセトアルデヒドが体内に
蓄積してしまう人です。

さて、本題に戻ってどうしてヨーロッパ人はアルコールに強く
なったかということですが、ヨーロッパでは昔、冬場に蓄えて
あった麦がよく発酵しました。そんな麦でも、食べないわけ
にはいきません。

赤ちゃんだって、ビールで煮るようなかゆを毎日食べさせられ
ます。当然、アルコールに弱い子供は生まれてきません。

このようにして、次第にゲコが淘汰されてしまったため、
ほぼ100%の人が酒飲みになったと推測されています。



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発行者:丸 山
連絡先:break_345@yahoo.co.jp
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