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┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃★┃雑┃学┃★┃人┃の┃体┃は┃化┃学┃工┃場┃ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ 第7号です。 発行者より メルマガの発行者の丸山といいます。 毎週木曜日予定で発行していきます。 ご購読ありがとうございます。 今後も引き続き購読おねがいします。 皆さんは、当たり前のように朝起きて寝るまでの間、普通に 生活していると思いますが、私たちの体を科学という角度から 見たとき、とても不思議で面白いものが見えてきます。 また、雑学として人にさりげなく話をすると物知りと思われる かもしれません。試してみてください。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- 《虫歯の虫の正体は?》 虫歯になることを「虫が食う」といいますが、本当は食ってい るのでしょうか。どのようにして虫歯になるのでしょう。 でんぷんや糖を含む食べ物のカスが歯について歯垢になる と、そこに細菌がすみつきます。歯垢を取って400倍くらい の顕微鏡で見ると、最近がウヨウヨ動き回っているのが 見えます。 この細菌は、活動すると乳酸を出します。この乳酸が、歯の 表面のエナメル質を溶かすのです。溶けてできた穴は細菌 にかっこうのすみかとなり、入り込んだ細菌はエナメル質の 下の象牙質をも溶かし出します。 このようにして、細菌は歯をどんどん溶かしていき、放ってお けば歯ぐきだけしか残らなくなってしまうのです。細菌が歯と 歯ぐきの間に入って炎症を起こすと、歯肉炎や歯槽膿漏に なります。 《ゲコは淘汰されたヨーロッパの歴史》 欧米人は日本人よりアルコールに強いといわれていますが、 たくさん飲めるという飲めない人がいない、飲んでもあまり 悪酔いしないということのようです。 アルコールは体内で、アセトアルデヒドという有害な物質に 変わります。これは分解して酢酸に変わる働きをもつ酵素を、 ヨーロッパではほぼ100%の人が2種類もっています。 他方アジアでは、この酵素を1種類しかもっていない人が半分 を占めています。 酵素は1種類しかもっていなくて、アセトアルデヒドが体内に 蓄積してしまう人です。 さて、本題に戻ってどうしてヨーロッパ人はアルコールに強く なったかということですが、ヨーロッパでは昔、冬場に蓄えて あった麦がよく発酵しました。そんな麦でも、食べないわけ にはいきません。 赤ちゃんだって、ビールで煮るようなかゆを毎日食べさせられ ます。当然、アルコールに弱い子供は生まれてきません。 このようにして、次第にゲコが淘汰されてしまったため、 ほぼ100%の人が酒飲みになったと推測されています。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 発行者:丸 山 連絡先:break_345@yahoo.co.jp ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ |