メルマガ:仮想力線電磁気学
タイトル:仮想力線電磁気学  2008/02/21


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 ━┓→
 N┃→          仮想力線電磁気学
 ━┛→
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●特別号

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当メールマガジンを御購読いただき、誠にありがとうございます。
1月中に配信すると言いながら実現できず、申し訳ありません。
環境ファシズムとの闘いに時間がとられ、なかなか本題の原稿を作成することが
出来ません。
そこで、今回も環境ファシズム批判の差し替え記事でいくことにいたしました。
重ねてお詫び申し上げます。

とはいっても、仮想力線電磁気学と全く無関係な話というわけでは決してありま
せん。
是非、一度、目を通してみて下さい。
地球温暖化説や再生可能エネルギー論が、如何に反科学的で、矛盾に満ち溢れた
酷いものであるかが、(ほんの一部にすぎませんが)おわかりいただけると思い
ます。

なお、特別号ですので、各項目の連番は「-」になっております。
また、多くの部分は、私が発行している他のメルマガを基にしたものです。

以上、よろしくお願い申し上げます。

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-.根は同じ自称科学
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非常に興味深いことに、環境赤軍たち(笑)、すなわち、地球温暖化説や再生可
能エネルギー論の盲信者・狂信者たちは、ほぼ決まって、相対論や量子論の盲信
者・狂信者たちです。
これは別に驚くべきことではありません。
なぜなら、これらは根が同じ自称科学だからです。
ちなみに、「根」とは、マルクス主義のことです。

とにかく、そういうわけなので、地球温暖化説や再生可能エネルギー論と、相対
論や量子論との間には、共通する特徴がいくつもあります。
今回は、そうした中から、一つだけを取り上げたいと思います。
それは、近接作用説の致命的問題点から逃げている…という点です。

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-.物質は隙間だらけなのに…
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近接作用説の致命的問題点は、隙間(空間、真空)の広大さの問題をごまかして
いることです。
物質の実体である素粒子は、極めて小さいものです。
原子のサイズと比べても、はるかに小さいのです。(原子核の周りを電子が回っ
ている!)
ですから、物質は隙間だらけなのです。
そのため、電磁波はすり抜けてしまうことになる…はずなのです。

なのに、近接作用説の信者たちは、この問題をごまかしているのです。
つまり、マルクス主義的な悪平等思想を用いて、物質の分布が一様(∴連続)で
あるとする、全く現実離れした理想世界をでっち上げ、隙間の問題をごまかすの
です。

そして、同じ手を、二酸化炭素の温室効果に対しても用いるわけです。
物質の実体が占める(体積の)割合はごくわずかであり、隙間だらけであるとい
うことでは、二酸化炭素も例外ではありません。
ですから、地表からの赤外線は、ほとんど素通りしてしまうことになるはずなの
です。

おまけに、二酸化炭素の場合は、大気中では、気体である場合がほとんどです。
となると、隙間は、さらに大きくなる。
なぜなら、分子間に十分な隙間がないと、分子は自由に飛び回れなくなり、気体
でいられなくなってしまうからです。

さらに、二酸化炭素の大気中の濃度は、「増えた」と言っても、せいぜい数百p
pmという、全く希薄なレベルです。
となると、隙間は、とてつもなく広くなってしまうでしょう。
そして、赤外線と反応する素粒子が占める体積の割合は、それこそ「無視できる
ほどに小さく」なってしまうでしょう。
そうなれば、温室効果も「無視できるほど小さ」いものになってしまう。
なぜなら、地表からの赤外線は(ほとんど)すり抜けてしまうからです。
これでは、環境赤軍たちが騒ぎ立てているような地球温暖化など、到底、おこり
得ないことになってしまうのです。

このように、環境赤軍たちは、近接作用説がかかえる致命的矛盾点を完全無視し
ているのです。
だからこそ、あのようなバカ騒ぎが出来てしまうのです。
ちなみに、相対論や量子論は、近接作用説です。
となれば、環境赤軍が相対論・量子論の信者であるのは、別に驚くべきことでは
ないでしょう。

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-.放出方向の問題
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隙間の問題を解決できるのは、遠隔作用説だけです。
では、遠隔作用説でなら、あの人騒がせな地球温暖化説は正当化できるのでしょ
うか?

お気の毒ながら、答えは「ノー」です。
なぜなら、赤外線の放出方向の問題があるからです。

多くの方が未だに誤解されているようですが、二酸化炭素は、赤外線を、鏡のよ
うに反射するわけではありません。
黒体のように、まず一度吸収し、それから放出するのです。

さて、そうなってくると、赤外線の放出方向が問題になってくるはずです。
二酸化炭素は、どの方向に赤外線を放出するのでしょうか?
放出方向は、何によって決まるのでしょうか?
放出方向を決めるのは、何でしょうか?

大変奇妙なことに、地球温暖化説では、これに関する説明が全くされていないの
です。
二酸化炭素が鏡とは異なるものである以上、「入射角と反射角とが等しくなるよ
うな方向に放出される」などというふうに決めつけることは出来ないはずでしょ
う。
なのに、「地表方向!」と決めつけてしまっている。
なんの根拠も示さずに。
それでも「疑似科学ではない」と言い張りますか?

話を赤外線の放出方向に戻しましょう。

遠隔作用説では、赤外線(電磁波)は、波ではなく、また、実在性のあるもので
もありません。
その波動性・実在性は、あくまでも見かけ上の姿にすぎません。
その理由は、作用やエネルギーの伝達に空間(真空)が関与しないからです。
関与するのは、物質(を構成する素粒子)のような実体のあるものだけです。

さて、そうなると、二酸化炭素が(赤外線に相当する)エネルギーを放出するた
めには、それを受け取ってくれる相手となる物質(素粒子)が存在することが必
要であることがわかるでしょう。
しかも、物質(素粒子)が存在しさえすれば良いというわけではありません。
つまり、どんな物質(素粒子)でも良いというわけではないのです。
あくまで二酸化炭素が放出するエネルギーを受け取って(吸収して)くれる物質
(素粒子)でなければならないのです。

では、それは、どんな物質(素粒子)なのでしょうか?

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-.エネルギーの移動方向
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それは、二酸化炭素よりもエネルギーが低い状態にある物質(素粒子)です。

これは、熱の移動のことを考えるとわかりやすいと思います。
熱は、熱ポンプなどを用いて仕事をしない限り、温度の高い方から低い方にしか
移動しません。
つまり、内部エネルギーの高い方から低い方にしか移動しないのです。
その逆は、あり得ない。
水も、(位置エネルギーの)高い所から低い所にしか流れません。

こんな例もあります。
今、質量が同じで、速度の大きさが異なる(方向は同じ)二つの物体があったと
します。
速度の速い物体は、速度の遅い(=運動エネルギーが低い)物体に衝突すること
により、相手を加速できますよね。
つまり、相手にエネルギーを放出することが出来るわけです。
でも、その逆は出来ません。

このように、エネルギーを放出するためには、自分よりもエネルギーが低い状態
の物質が必要なのです。
ですから、エネルギーは、自分よりもエネルギーが低い状態の物質が存在する方
向に放出されるものなのです。

ちなみに、遠隔作用での作用やエネルギーの伝わり方は、物体が(直接)衝突す
る場合と非常によく似ています。
そういう話、前にしましたよね。
そのことを思い出していただければ、ここで述べたことも容易に理解できると思
います。

さて、そうなると問題になってくるのが、「大気中の二酸化炭素よりもエネルギ
ーが低い状態にある物質は、どこにあるのか?」という問題です。
宇宙には、いくらでもあります。(∴宇宙には放出される。)
でも、地表(海も含む)には、どうでしょうか?

そもそも、大気中の二酸化炭素に向って赤外線を放出してきたのは、地表ではな
いか?
しかも、放出し続けている。
ということは、地表の方が、二酸化炭素よりも、エネルギーが高い状態にあるの
ではないか?
となれば、二酸化炭素から地表に向けて赤外線が放出されることはないはずでし
ょう。
それ故、地球が温暖化することもないでしょう。
地表に向けて放出される機会があるとすれば、大気よりも地表の方が温度が低く
なった時だけです。

このことに気付けば、地球温暖化説が、二酸化炭素の温室効果の影響を、不当な
までに誇張していることに気付くはずです。
つまりは、定量的には全くの疑似科学ということです。

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-.近接作用説の黄昏
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ところで、大気の温度は、ある高さまでは、高度が高くなるほど低くなるのです
が、オゾン層や熱圏では、逆に温度は高くなります。
ということは、高度が高いほど、エネルギーが高い状態になっているということ
ですよね。
ならば、地表や二酸化炭素から宇宙に向けて赤外線(輻射)が放出されることは
ないということになってしまうのではないでしょうか?

エネルギーは、(エネルギーの状態が)高い所から低い所にしか移動しない。
ところが、オゾン層や熱圏を通過する際には、低い所から高い所に移動しなけれ
ばならなくなる。
これは、矛盾ではないか?

否、そのような矛盾は、近接作用説においてだけ問題になることです。
遠隔作用説では問題にはなりません。
なぜなら、オゾン層や熱圏の大気は、隙間(高度の低い方へ赤外線を放出してよ
こす物質が存在しない空間)だらけだからです。
このため、オゾン層や熱圏の大気の向こう(すなわち、宇宙)に存在する、エネ
ルギーが低い状態の物質(素粒子)に、エネルギーを放出すること出来てしまう
わけです。

逆に、近接作用説では、これは大問題となります。
特に「場の理論」の場合は。
なぜなら、エネルギーは空間(真空)が有していることになっているからです。

このように、現実世界に目を向けるならば、近接作用説は矛盾だらけであること
がわかってしまうのです。
その矛盾に目をつぶるか、あるいは、矛盾から目を逸らしているから、バカ騒ぎ
が出来てしまうのです。

否、それ以前に、彼らが矛盾を(発展の原動力として)ありがたがる文化マルキ
スト(隠れマルキスト)であるせいもあるのかもしれませんが…。

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-.風に関しては嘘だらけ
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さて、ここから先は、仮想力線電磁気学とはほとんど関係ないとはいえ、どうし
ても話しておきたいことをお話ししたいと思います。
それは、風についてです。
地球温暖化説を見ていて、何より許せないのは、風に関して、夥しい嘘を吐きま
くっていることです。

たとえば、風が生じる原因からして、嘘を吐いています。
風は、温度差と重力によって生じるものです。
温度差が、空気の密度の差を生み、そこに重力が働くことで、重さの差となり、
上下(浮沈)運動が起こり、対流(循環)が生じ、そうした空気の運動の一部が
一般社会では「風」として認識されているのです。

ところが、地球温暖化説では、太陽光や温室効果によって地球に溜められた熱エ
ネルギーが原因とされているのです。
風を、気体分子の熱運動と、完全に混同しています。

風は、雲の発生・発達にも強く関与しています。
風は、水の蒸発(風のある日は洗濯物がよく乾く)や、水蒸気の上昇(上昇気流
に乗る)を促す働きがあります。
それ故、雨雲の発生・発達に強く関与してくることになるわけです。

ところが、地球温暖化説では、全く逆の疑似科学的教義を説いています。
それが、「水蒸気のエネルギー」論です。
温暖化により高温になった海水から立ちのぼる水蒸気が、風力エネルギーを生み
出す…というのです。
主従関係や因果関係が、あべこべになっています。
また、蒸気機関と混同しています。(海水は沸騰していません!)
それに、蒸気機関なら、気圧が高くなってしまう。(酸素や窒素の濃度は低くな
るのでしょうが…。)
これで、どうやって、台風(低気圧!)を発生させられるというのか?

「水蒸気のエネルギー」論は、海水を、気象や気候の「主」に据えようとする思
想です。
逆に言うと、風を「従」に卑しめる思想なわけです。
つまり、風の重要な働きを認めない疑似科学なわけです。

なぜ、このような疑似科学が人気を得ているのか?
その理由の一つが、地球温暖化の専門家と称する連中に海洋の専門家が多い…と
いうことなのです。
だから、海水が「主」で風が「従」になってしまうのです。
実際、日本でも、海洋研究開発機構なる独立行政法人(税金泥棒多し!)が、地
球温暖化に関する多額の研究費(予算)を得ています。

海の面積は、地球の表面積の約7割を占めていると言われます。
ですが、3割は陸なのです。
ですから、陸の温度も関係してくるのです。
そして、何より、大気の温度も…です。
決して海水だけで決まるのではないのです。

海水が「主」で風が「従」というのは、真っ赤な嘘です。
海水の循環には、風が強くかかわっています。
まず、表層の海流は、そのほとんどが、風によるものです。
一方、深層の流れは、塩分濃度の差によるものですが、これにも風がかかわって
いるのです。
海水は、冷やされると濃度が高くなり、比重が重くなって、沈みます。
この沈み込みが深層の流れを生み出している源となるわけですが、海水を冷やし
ているのは、実は、冷たい風なのです。
また、沈んだあとに、(冷たい風が吹きつける海域に)冷やされていない(濃度
が高くなっていない)海水を供給し続けるのは、やはり風なのです。
(冷やす風とは別の)風が、冷やされていない(濃度が高くなっていない)海水
を吹き寄せてくるのです。
このように、海水の循環は、風の関与無しには(ほとんど)起こり得ないことな
のです。
それでも、海水が「主」で風が「従」と言い張りますか?

風は、極めて重要な役割を果しています。
これまで述べたことの他に、たとえば、海の水を陸に運ぶというのがあります。

また、熱交換による温度差緩和という働きもあります。
これは、特に重要です。
「高緯度⇔低緯度」間や「陸⇔海」間などの温度差を緩和してくれる主役は、実
は、風なのです。
特に、「陸⇔海」間の熱交換は、水の温度変動抑制効果を陸にももたらしてくれ
る、とても重要な働きです。(空気は熱を伝えにくい!)

温度差緩和の働きがあるために、風は自らに対する「負のフィードバック」にな
っています。
風が吹くことによって、風が吹く原因である温度差が緩和され、風が収まってい
くのです。
このため、あまり強くない風が吹くことによって、災害をもたらすような風が吹
くのが抑えられるのです。
風は、気象や気候を安定させる天然エアコンです。
ですから、自然界にとって、風力は、とても大切なエネルギーなのです。
決して人間が搾取して良いエネルギーではないのです。
となれば、風力発電など、絶対にやってはいけない人間活動であることがわかる
でしょう。

ちなみに、文化マルキストたる環境赤軍たちは、「負のフィードバック」が大嫌
いです。
なぜなら、「負のフィードバック」は、「計画」を狂わせるものだかです。
「計画」を実践した際の成果が小さくなってしまう。(「目標」が達成できなく
なってしまう。)
だから大嫌い!(そういえば、相対論信者たちは、クーロン力(電気力)による
加速の際に、誘導によって生じるブレーキ力(光速度でクーロン力と強さが等し
くなる)を認めたがりません。これも、広い意味で、「負のフィードバック」嫌
いの一種と言えるでしょう。)

そんな彼らが大好きなのは、「正のフィードバック」です。
嬉しい誤算(?)を「期待」する。
地球温暖化説にも、出てきますでしょう。
あれは、彼らの理想なのですよ。

とにかく、「負のフィードバック」が大嫌いなので、風も大嫌いなわけです。
だから、風の働きを矮小化したがる。
そして、そのために、海水の働きを誇張する。
そのために、「水蒸気のエネルギー」などという疑似科学教義をでっち上げる。
要するに、自分の思想的趣味の世界なわけです。

環境赤軍にとって、風は嫌悪の対象でしかない。
だから、発電などに利用することに罪意識を全く覚えないのです。
しかも、風車が増えれば異常気象や気候変動が酷くなるので、都合が良い。

風力発電がもたらすのは、風の害だけではありません。
風は、雨雲の発生・発達や運搬にもかかわっています。
ですから、「バケツをひっくり返したような豪雨」や乾燥(砂漠化)などをも招
くのです。(注:温度差が大きくなるため、強い風が吹いて、水の蒸発や水蒸気
の上昇→雨雲の発達が異常に活発化されるため、豪雨になる。)

地球をぶっ壊しているのは、実は、環境赤軍たちなのです。

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-.寒気の意外な働き
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ところで、低気圧などでは、上昇気流(上に吹く風)が生じていますね。
そこで質問なのですが、上昇気流を最も勢いづけさせるのは何か?、御存知です
か?

海水温の上昇?
でも、海水温が数度上がったぐらいでは、上昇気流は、それほど強まらないので
す。

では、一体、何でしょうか?
答えは、意外や意外、寒気なのです。

寒気がやってくると、地表(海も含む)が高温でなくても、寒気は地表によって
温められるため、(寒気は)上昇するのです。
また、寒気が入ってきて、冷たくない(相対的に温かい)空気と出合うと、冷た
くない空気は、寒気よりも軽いので、上昇させられるのです。(それにつられて
寒気も上昇する。)

このように、寒気は上昇気流を生じさせるものなのです。
それ故、低気圧を発生させるものになるわけです。
よく「低気圧が寒気を伴っている」という言い方をされますが、あれは間違いで
す。
というか、見かけ上の様を言っているにすぎません。
本当は、寒気が低気圧の正体である上昇気流を引き起こしているのです。

そういえば、低気圧の中には、前線を伴っているものも多くありますね。
前線により風が吹くのも、寒気のおかげです。
寒気が上昇気流を生じさせ、それにより風が生じているのです。

台風(低気圧の一種)の発生にも、実は、寒気がかかわっているのです。
ただ高温になっても台風は発生しません。
そのことは、昨年、日本は珊瑚が白化して死滅するほどの猛暑に見舞われたのに、
日本近海で台風が発生しなかった…ということを思い出して下されば、わかるで
しょう。

寒気は、時として、低緯度に乱入することがあるのです。
貿易風・偏西風・極偏東風のリレーによる熱交換(→温度差緩和)は、常にスム
ーズかつ均一に行われているというわけではないのです。
そのため、寒気が低緯度に乱入して台風が発生するということがあるのです。

それだけではありません。
寒気の低緯度への乱入は、赤道無風帯での上昇気流を勢いづけるため、貿易風を
勢いづけることになります。
すると、ラニーニャが起こる。
昨年夏の猛暑の真犯人が、これです。
また、ラニーニャは、黒潮の流れを勢いづけます。
その影響により、ベーリング海峡から北極海に温かい海水が押し込まれることに
なるのです。
すると、ベーリング海峡側から扇状に北極海氷が解けてしまう。(もちろん、北
極圏の気温も上がる。)
これが、あの衝撃の写真が伝えていたことなのですが、環境赤軍は温暖化の証拠
写真にしてしまいました。(狡い!)

ちなみに、寒気の乱入が続くと、赤道付近の海水温が下がってしまうため、(寒
気の乱入が収まると)今度は貿易風が弱まり、エルニーニョになります。
ちなみに、昨年の暖冬は、エルニーニョによるものです。

冬のエルニーニョ、夏のラニーニャ。
2007年は、地球温暖化という疑似科学を信じ込ませるのに絶好の年だったわけで
す。

もっとも、そのような騙しを続けていると、人々は低温に対する備えをしなくな
ります。
その結果、ひとたび低温の被害が出ると、パニックになる。
冷害による不作・凶作があれば、備えが無い場合、食料不足になります。
そうなった場合、環境赤軍たちは、その責任をどうとるつもりなのか?

ちなみに、夏のエルニーニョは冷夏(→冷害→不作・凶作)の原因になります。
また、エルニーニョやラニーニャの周期は、四季の周期(=一年)とは一致して
いません。
ですから、昨年とは逆の年も、これから先、あり得るのです。
低温に対する備えは、やはり必要なのです。

日本一の文マル系無責任メディア=日本破廉恥協会ことNHKの扇動に騙されて
はいけません!

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-.脱欧論のススメ
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風力発電は、原理的に、大気循環を阻害するものです。
ですから、貿易風・偏西風・極偏東風のリレーによる熱交換を不安定にさせるも
のなのです。
すると、低緯度への寒気の乱入がおこりやすくなる。
それ故、ラニーニャや、その反動のエルニーニョが、おこりやすくなる。
陸と海の分布が不均一であることや、海岸線近くに風車が多いことにも、注目す
べきです。

それにしても、なぜ、風車の害が一切問題にされないのでしょうか?
それは、風車が欧州文化であり、なおかつ、地球温暖化ファシズムを主導してい
るのが欧州(EU)だからです。

欧州は、風力などの再生可能エネルギー・ビジネスで儲けまくっています。
つまり、欧州の利権のための疑似科学ファシズムなわけです。

笑うべきことに、「風力」の導入が最も進んでいる(∴二酸化炭素排出量が減っ
ているはずの)欧州の気候は、改善されるどころか、かえって酷くなっている観
さえあります。
これは、気候変動の原因が、二酸化炭素ではなく、「風力」利用である証拠でし
ょう。
実際、欧州を見習って「風力」を導入した国々は、ことごとく、気候変動に見舞
われているのです。
なのに、こうした都合の悪い相関性は、徹底無視とくる。

なぜ、欧州は、「地球温暖化」とか「地球環境」とか「地球規模の」というふう
に、「地球」という言葉を振り回すのか?
それは、欧州の気候が全く改善されていないからです。
つまり、「欧州の気候が改善されないのは、日本や米国が取り組まないからだ」
と、問題をすり替えているのです。
何とも反科学的で卑怯な論法です。
これが欧州流なのです。

悪いものは、欧州から来る場合が多いですね。
特に“騙し”系や“惑わし”系は。
マルクス主義といい、相対論といい、量子論といい…。
ちなみに、相対論や量子論に見られる光崇拝は、欧州の伝統的なオカルティズム
です。

困るのは、日本に福沢諭吉のような欧州コンプレックス人間が多いことです。
(注:彼の脱亜論は、欧州崇拝主義の裏返しという観がある。ちなみに、福沢
   は一万円札の肖像。ということは、環境は金儲けのためということか?)
「欧州のものは何でも良い」主義。
「だから欧州を真似ましょう」主義。
特に、(福沢が創設者である)慶大出身の大物政治家には、重症患者が多い。
故・橋本総理(当時)は、京都議定書に金融ビッグバン。
小泉総理(同)は、環境ファシズムを国民運動化。
サマータイム推進議連の会長も、慶大出身者です。
なんでもかんでも、欧州の猿真似。(真似マネー?)

「欧州の国は、米国に比べて、大人の国だ」だって?
だが、大人だからこそ汚いということだってあるのではないか?
欧州が有色人種の国々を植民地化し搾取してきた歴史的事実をお忘れか?
欧州が米国・黒船に便乗して、不公平極まる通商条約を押しつけてきた(それを
解消するために、日本はアジアを侵略しなければならなくなった)事実をお忘れ
か?
欧州は、日本がサミット議長国であることや、国連常任理事国入りを目指してい
ること、そして、拉致問題解決のための協力を求めていることにつけ込んで、日
本に重い負担をおわせ、日本の唯一の強みである経済を弱体化させようとしてい
るのです。
騙されてはいけません!

欧州は、世界中に災いをもたしてきました。
それは今も変わっていません。
中東問題も、元はと言えば、欧州が引き起こしたことです。
米国が悪い?
ならば、その米国を築いたのは、どこの国の人たちなのか?

欧州は、ユダヤから聖書やキリスト教を横取りし、ユダヤに対する差別や迫害を
行いました。
さらに、聖書やキリスト教の教義を著しく歪め、天動説や魔女狩りのような、全
く関係の無い、反科学的な教義を生み出しました。
嘘・歪曲・誇張・牽強付会・差別・迫害は、欧州文化精神の十八番なのです。
そして、これらは全て地球温暖化説に見られる精神です。

以上のようなわけで、私は、科学の健全化のために、そして何より、真の自然環
境保護のために、“脱欧論”をおすすめしたいと思います。
欧州にコンプレックスを抱いているから、欧州の疑似科学にまんまと騙されてい
まうのです。
欧州コンプレックスは一種の人種差別だと私は思っています。

そもそも、なぜ、二酸化炭素は気候変動の犯人に仕立て上げられたのか?
それは、産業革命が寒冷期におきたからです。
14〜19世紀という時代は、それより前の時代(たとえば、中世の時代)よりも気
温が低かったのです。
これは、おそらくは、(黒点の数の減少に代表されるような)太陽活動の変化に
よるものでしょう。
20世紀には寒冷期は終わってしまったので、気温が上がってきた(というより、
戻ってきた)のです。
ちなみに、寒冷化は、産業革命のために必要な出来事でした。
寒冷化は、農業や生活に打撃を与え、社会不安や不満鬱積を引き起こし、当時、
与党的立場にあった宗教(カトリック)の権威を失墜させました。
当時のカトリックは、天動説に代表されるように、健全な科学発展の障害となっ
ており、寒冷化は、この障害を取り除いてくれたわけです。(産業革命には科学
技術の発展が欠かせない!)
また、寒冷化は、農業の人気をも失墜させました。
これが、労働者や資本の工業志向を生み出したのです。(これまた、産業革命に
必要なこと。)
寒冷期が終わり、欧州は再び中世暗黒時代に先祖帰りしようとしています。
日本がそんなものに付き合う必要など、全くないはずです。

                −・−

以上、殴り書き的に地球温暖化説や再生可能エネルギー論を斬ってきましたが、
これらは欺瞞のほんの一部でしかありません。
また、説明が雑かつ不十分で、わかりにくいところもあったと思います。
それでも、少しは、その酷さがおわかりいただけたと思います。

最後に、次回こそは、本題に戻りたいと思っています。
というより、最低でも月刊ぐらいの周期で発行できるようにしたいと思っており
ます。
皆様方には迷惑をかけっぱなしですが、今後も当メルマガをよろしくお願い申し
上げます。

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