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タイトル:Daily Drama Express 2008/01/29 あしたの、喜田善男 (4)  2008/02/20


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/01/29 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル あしたの、喜田善男 〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 喜田善男(小日向文世)
 矢代平太(松田龍平)
 杉本サマル(生瀬勝久)
 三波貴男(今井雅之)
 長谷川リカ(栗山千明)
 鷲巣みずほ(小西真奈美)
  森脇大輔(要潤)
 宵町しのぶ(吉高由里子)
原  案 島田雅彦『自由死刑』
脚  本 飯田譲治
主題歌  

あらすじ  第四話 アイドルを誘拐!?

 喜田善男(小日向文世)は、鷲巣みずほ(小西真奈美)に、結婚し
た時本当のみずほでなかったなら、どんなみずほだったんだとしつこ
く聞くと、いきなり殴られる−−それは宵町しのぶ(吉高由里子)が
投げた枕だった。
 しのぶは、修学旅行の時って、みんな枕投げするんでしょ。やった
ことなくて、と言う。
 喜田は、もう寝る時間だからと、布団に潜り込むが、寂しそうなし
のぶの背中を見て、枕投げに付き合う。


 みずほはベッドの上で、1人膝を抱え、喜田が三波貴男(今井雅之)
の死を知らせてきたときのことを思い出していた。
 三波の命日まで、あと8日か.....とため息をつくみずほ。


 4日目 世界一臆病な誘拐犯

 夜中に矢代平太(松田龍平)は、殺し屋・片山(温水洋一)の作っ
たパスタを食べている。

 片山はなぜ、今すぐではなく、11日後でなければならないのだ、
と問う。
 平太は、本人が11日後に死ぬことを望んでいるからだ、と答える。

 片山は、デビュー戦なのに、面倒なことを頼まれて。それに事故に
も見せかけなければならないし、とぼやく。
 平太は、今回が初めての仕事、というのに不安を覚える。

 でも、片山は、元外科医だから、こういうことには慣れている。自
分の作ったパスタを食べ、保険金も貰おうって言うのに、文句が多い
な、と言う。

 平太は、オヤジが言っていた。世の中は、必要か不要かだ、と。
 片山は、自分のオヤジは、人の上に立つために生まれてきたような
者だった。そして片山は、父親が敷いたレールに乗って、外科医にな
った、と言う。

 平太は、ファザコンじゃないぞ、と言う。
 片山は、自分はファザコンだと言う。


 喜田が起きて外を見ていると、しのぶが起きてくる。そして喜田と
昔会ったことがあるかと聞く。そんなことは無いだろう、と喜田。

 そこに宿の人が布団を上げに来る。
 喜田は慌てて躓いて転ぶ。

 1人露天風呂につかっていたしのぶは、喜田のことを思い出す。
 昔、喜田の勤めていた会社に仕事で行ったときマネージャーに、会
社の偉い人に気に入られることが、この仕事には大切だ。でもその偉
い人は、偉そうには見えない、と言われていた。
 そのため、目の前で転び、箱に入れていた資料をぶちまけてしまっ
た喜田を助けたのだった。


 みずほが車を会社の地下駐車場に停めると、待っていた森脇大輔
(要潤)が、声を掛ける。
 大輔は、みずほが昨日の失敗を気にしているかも知れないが、社員
全員が、みずほが完璧であることを望んでいるわけではない。むしろ、
みずほの人間的な側面が見られて、よかったと思っているはずだ、と
言う。

 みずほが、カウンセラーにでもなったみたいね、と冷たく言い、大
輔は練習した、と言う。


 喜田の母を訪ねる長谷川リカ(栗山千明)。年金の件で、支払額が
少なかったので、不足分を渡しに来た、と偽る。
 そして、3万円を渡すと、署名と捺印をして欲しいと用紙を差し出
す。
 その用紙は、喜田の生命保険の申込書でもあったが、喜田の記入等
は、別の紙を貼って、隠してある。

 署名捺印する、喜田の母親。
 リカは手続きに必要と言って、喜田の母親の健康保険証も借りる。

 去り際リカは、これから振込額は多少増える、と言う。


 雪が降るロープウェーのゴンドラの中。ゴンドラは、雪で動いてい
ない。
 しのぶは、やめちゃおうかなと言う。
 アイドルをやめるというのだ。アイドルをやっていても、水着で笑
っているか、小指の爪を噛めと言うオヤジと会うだけだから、と。

 アイドルをやめてどうするのかと問われたしのぶは、喜田とずっと
一緒にいると言う。
 喜田は、あと8日しか生きていないのにと言うと、しのぶは死ぬの
止めちゃえば?と言う。

 喜田が、それはできないと断ると、しのぶは怒ってゴンドラを降り
ていってしまう。

 しのぶを追いかける喜田。


 リカは平太に、どっぷりとこの世界に浸かってしまって悪いことを
してしまった。お年寄りだまして、通帳作って、と言う。
 そして書類を操作して、契約を2ヶ月前にしておいた。契約して、
すぐ死ぬと不自然だから、と。

 そこにしのぶのマネージャーが来て平太に、しのぶが大切なアポを
すっぽかした。しのぶの部屋へ行っても、グチャグチャで掃除もでき
ない。これじゃ、警察に誘拐されたと言っても、相手にして貰えない、
とぼやく。


 旅館に戻ってくる喜田。部屋に入ると、「もっと真剣に聞かせて!」
と言って、押し入れからしのぶが出てくる。
 でも、いなくなったとき、結構真剣に焦ってくれたようだから、許
す。次、どこ行く?と言う。

 喜田は、一度連絡を入れた方がいいんじゃないか?と言う。
 しのぶは、喜田が一緒に東京に帰ってくれるなら、電話すると言う。

 しのぶがマネージャーに電話し、誘拐されたとすすり泣く。
 喜田がとめようとして発した声が、背景に入り、本当に誘拐らしく
なっている。

 マネージャーは、慌てて飛び出す。

 クラブの女の子達が出勤してくる。
 平太が、喜田と温泉に行ったのでは?と問うと、喜田はしのぶって
いう女に呼び出されて行ってしまった、と言う。

 平太が喜田に渡した携帯は、GPS機能付きで、平太はいつでも喜
田の居場所を知ることができた。
 リカは、パソコンで喜田の居場所が箱根であることを確認する。
 リカは平太に、誘拐犯では、死んでも保釈金は下りない、と慌てる。

 片山は平太に、8日後には用事が入ったので、明日やってもいいで
しょう、と言う。
 平太は、されじゃ、この話は無しだと、電話を切る。
 リカは、なんで断るの!と平太を責めるが、平太は無視する。

 また平太がGPSをサーチすると、消えている。喜田が電源を切っ
たのか!?

 平太は、店の女の子達から、喜田の泊まった旅館を聞き出そうとす
るが、女の子達はご褒美をくれないと答えないと言う。


 喜田が泊まっている旅館・河鹿荘の玄関で、しのぶを探す喜田。
 すると、『ネガティブ善男』が現れ、今日はいじめるの中止。今日
はいいことをいいに来た。喜田は死ぬまでに、世の中のためになるこ
とを一つぐらいはたいと言っていただろう。自分が言うとおりにした
ら、しのぶも喜ぶ、と言う。

 教えてくれよ!と迫る喜田。

 その様子を物陰から見ていた杉本サマル(生瀬勝久)には、喜田の
1人芝居に見えた。

 喜田のカバンの中身を、勝手に見るしのぶ。
 アンドリューYSの画集『クリスティーナの世界』を出し、「何こ
れ?」と放る。
 手帳の間からは、みずほとの結婚写真を見つける。


 大輔はみずほに、これから喜田とのことでいろいろな噂が立つかも
知れない。それに対処するために、知っておきたい。喜田とは看護師
をしていたとき、怪我したのに同情したからか?と聞く。

 みずほは、それは違う。アンドリューYSの画集『クリスティーナ
の世界』とつぶやく。
 そして結婚は、11年前に半年間だけ。
 看護師をやめたみずほは、少しの間、知り合いのバーで働いていて、
鷲巣と知り合い、結婚した、と言う。


 喜田は、しのぶが散らかした画集と手帳を拾って、カバンに詰め、
携帯の所在を聞く。
 喜田の携帯は、しのぶの携帯と並べて置かれていた。

 喜田は携帯で、しのぶの事務所に電話する。非通知。しのぶを誘拐
した。明日までに2000万円用意しろ、と言う。
 名前を聞かれて、『福沢諭吉』と答える喜田。
 しのぶの声を聞かせろと言われると、1人で叫び声を上げるしのぶ。
 喜田は、お金を出さないと、『有名な先生』がパンツ一丁でVサイ
ンしている写真とかも、公表しちゃう、と言う。

 しのぶは、喜田がかっこいいと抱きつくが、偽名がダサイと言う。
しのぶは、『福沢諭吉』が誰だか、知らないのだ。


 杉本は、部下の示す新聞を見る。三波が飛行機事故で亡くなったと
きの記事。


 喜田がサウナに入っていくと、隣に、『ネガティブ善男』が座って
いる。そして第壱段階は、しのぶも喜んでいるし、世の中のためにも
なる、と言う。
 喜田がサウナを出ようとすると、ドアが開かない。

 やっと部屋に戻った喜田は、「死ぬかと思った」と、布団に倒れ込
む。

 しのぶは喜田に、今日も足裏マッサージさせてあげる。今日は特別
に、好きなところに線を引かせてあげる、と口紅を取り出す。

 喜田が何もしないと、しのぶは自分で寝間着の裾をまくり、どんど
ん上を指す。

 それでも喜田が動かないと、しのぶは布団に横になる。

 喜田はその顔を覗くと、思わず「みずほ」とつぶやいてしまう。

 しのぶは、「奥さん、『みずほ』って言うんだ」と言うと、今日は
もう足裏マッサージさせてあげないと言って、布団をかぶってしまう。
 それでもまだ、ボーッとしていて、動かない喜田。


 平太は、箱根の町を、喜田をを探し歩いている。

 リカは片山に電話し、平太の代理で電話している。喜田をやっちゃ
ってください、と言うる
 それは、明日でもいいってことですか?と片山に聞かれ、そうだと
答えるリカ。お金もリカがきちんと払う、と約束する。


 −− いったい、どんな明日が待っているんだ。オレの残り少ない、
明日に。


寸  評  リカが、平太殺しを依頼するなんて!しかも、保険契約日の操作
もするし。

 平太は悪人で、リカはそんな平太と一緒にいるが、平太の暴走を止
めている人かと思ったのですが。
 リカがこんなに怖い人だと思いませんでした。

 ところでね杉本は、喜田を調べて、みずほの亡夫・鷲巣の保険金を
出さなくて済む何を捕まえようとしているのでしょうか?

 まさか、箱根という狭い町に、こんなに主要人物が集結するなんて。

 喜田が身代金の振込先を赤十字社もどきのところにしたのは、『ネ
ガティブ善男』の策?

 しのぶは、喜田と、どういう関係を築きたいのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 最近、きれいな女性は、部屋が散らかっていて、片付けられないというのが
定番なのでしょうか?佐々木律子、このドラマのしのぶと。恋愛までなら、美
女は相手に困らないけれども、結婚となると、片付けられない女性は困る!?
 そういえば、綾瀬はるかがやっていた干物女も片付けられない。

 綾瀬はるかと言えば、すっかりおやじギャルのような役が板に付いてしまい
ましたね。今回の鹿男でも、干物女と似たような雰囲気を漂わせています。
 この雰囲気って、仲間由紀恵とも似ているような気がします。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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