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タイトル:Daily Drama Express 2008/01/26 1ポンドの福音 (3)  2008/02/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/01/26 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 1ポンドの福音
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 畑中耕作(亀梨和也)
 シスターアンジェラ(黒木メイサ)
 修道院長(もたいまさこ)
 向田勝己(山田涼介)
 向田聖子(小林聡美)
 三鷹秀夫(光石研)
原  作 高橋留美子『1ポンドの福音』
脚  本 福田雄一
主題歌   『』

あらすじ  Round 3 母の仕事って?ウルトラマンになる方法

 試合まであと2週間もないのに、11キロオーバーの畑中耕作(亀
梨和也)。
 向田聖子(小林聡美)は、倍走ってこいと命じ、ほかのボクサーも
一緒に走らせる。

 途中、シスターアンジェラ(黒木メイサ)が所属する『東京福音教
会』で、チャリティー・バザーをやっているというチラシを貰い、飛
んでいく耕作。

 手編みのマフラーなどを売っているコーナーがあり、耕作がアンジ
ェラの編んだマフラーを探す。
 でも、すでに同じジムのボクサー・石坂(高橋一生)が買ってしま
って、首に巻いていた。

 耕作がそのマフラーを取ろうとすると、石坂は、赤はこれしか無か
った。赤はチャンピオンコーナーの色だから、と譲らない。

 耕作は、石坂には、それだけの意味しかないだろう、と取ろうとし、
二人の追いかけっこで、バザーはメチャクチャになる。

 耕作は、教会に出入り禁止となってしまう。


 ジムに突然、中学生が入ってきて、このジムで一番強い人は誰?と、
向田勝己(山田涼介)に問う。
 中学生が耕作に殴りかかるが、耕作は軽くかわす。

 中学生・善彦(知念侑李)は、聖子に入門したいと言う。喧嘩じゃ
負けたことがない。人を殴ってお金貰えて、チヤホヤされるなんて、
いい商売だと言う。
 聖子が、ボクシングは喧嘩じゃない、と言っても聞かない。

 ジムに新品の用具が沢山届く。聖子が頼んだのではない。善彦の父
親が送ったのだ。

 善彦はジムでトレーニングを始める。

 掃除の時、善彦は学校でも掃除をしたことがない、とやらない。
 聖子は善彦に、掃除しろと命じる。ジムでは、会長は親より偉いの
だ、と言って。

 善彦が金持ちの息子と知った耕作は、今晩メシでも食いながら、ボ
クシングについて語り合おうと、誘う。

 善彦のおごりで、三品食堂でカツ玉丼を次々と平らげる耕作。
 善彦の狙いは、なんとしても、耕作にパンチを入れること。
 でも、ことごとくタイミングを外されてしまう。


 アンジェラは修道院長(もたいまさこ)から、耕作には二度と会わ
ないようにと、申し渡される。


 朝、耕作と一緒に善彦はロードワークに出る。今晩は、お好み焼き
でも、と耕作を誘う善彦。

 アンジェラが自転車で走ってくると、かごをつかむ耕作。
 アンジェラは、耕作には会えないと言う。
 その耕作に、善彦が、パンチしようとする。

 その善彦の腕をつかむ聖子。プロボクサーを殴ろうなんて、10年
早い。聖子のことだって、殴れないという。
 本当に聖子は、ヒョイヒョイと、善彦のパンチをかわす。そして聖
子のこぶしは、善彦のあごの前で、寸止め。10年ではなく、聖子を
殴るにも、13年早い、と言う。

 自転車を起こそうとした聖子は、そのまま固まる。


 勝己は下校しようとするが、下足がない。イジメにあって、隠され
たのだ。
 仕方なく、上履きのまま、帰る。

 その勝己の前に三鷹秀夫(光石研)が現れ、聖子が入院したと知ら
せる。


 聖子は、ぎっくり腰で入院したのだ。
 耕作は聖子に、聖子がいない間にも、キッチリとトレーニングをす
る、と言う。
 聖子は、耕作を信じているから、頑張るよう言う。

 聖子は着替えると言って、男を全部病室から追い出し、アンジェラ
には手伝って、と言う。

 廊下で善彦は、ジムで一番強い人に、一発でもパンチを入れられた
ら、ボクサーになることを許してくれると、父親に言われた、と打ち
明ける。
 耕作は今まで、善彦に襲われているなんて気付いていなかった。

 アンジェラと二人きりになると聖子は、アンジェラに、耕作が食べ
ないよう、見張っていて欲しいと頼む。
 さっき、耕作を信じると言ったのでしょ?といぶかるアンジェラに
聖子は、耕作は食べ物については、1%も信じられない、と言う。

 アンジェラは、耕作とは会うなと言われていると言う。
 聖子は、そこを曲げて、耕作を見張ってください、と頼む。


 アンジェラは修道院長に、聖子に頼まれてしまった件を話し、聖子
に頼まれたので、仕方なく耕作を見張る、と言う。


 翌朝、走っている耕作に、善彦が、たこ焼きを持ってくる。食べよ
うとする耕作。
 その耕作を殴ろうとする善彦。

 すると、アンジェラの止める声。
 耕作も善彦も手を止める。
 アンジェラは、聖子の依頼で、耕作の練習を見ることになったと言
うと、たこ焼きを全部食べてしまう。
 耕作は、アンジェラが練習を見てくるなんて嬉しい。今夜、食事ど
う?と誘う。
 怒るアンジェラ。

 ジムに座って、耕作を見ているアンジェラ。耕作は、アンジェラの
前で張り切っている。

 耕作はロードワークで、毎日アンジェラに見守られて嬉しいという。
 アンジェラは、ただ耕作を見張っているだけという。

 耕作は、もう限界だと思っても、アンジェラの前では、もっと頑張
れると言う。
 すごい精神力ね、とアンジェラ。
 耕作は調子に乗って、アンジェラに、好きになってくれましたか?
と聞く。こうしているとデートみたいだ、と。

 そこでハタと、アンジェラについて、何も知らないことに気付く。
好きな食べ物も、修道院での生活もしらない、と耕作。
 アンジェラは、知らなくていいのです、と言う。

 耕作が凶暴になっている。空腹だからだ。


 三鷹秀夫(光石研)は、聖子の見舞いに行き、リンゴの皮を、ウサ
ギの耳に剥く。そして耕作は頑張っている、と言う。
 聖子は、とりあえず作戦はうまくいったけど、7日で7キロの減量
は厳しいだろう、と言う。


 机の上に突っ伏している耕作。
 心配するアンジェラに、11キロの減量は初めてだ。でも、ボクサ
ーは減量して、パワーも付くし、キレもよくなる。ウルトラマンの変
身のようなものだ、と三鷹。

 三鷹は帰り、アンジェラと二人きりになる耕作。耕作はアンジェラ
も帰った方がいいのでは、と言う。

 アンジェラは、耕作の首に、十字架の付いた小さな箱が付いたペン
ダントを掛ける。

 早速箱を開けようとする耕作を、アンジェラは止め、開けるのは、
どうしてもつらいときにして欲しい、と言う。
 十字を切る耕作。


 翌日、聖子が退院して、アンジェラの会長代行は終わる。明らかに
がっかりする、耕作。

 善彦は父親から、殴れたか?と聞かれる。
 善彦は、もう少し、と答える。


 夜、目覚める耕作。すると目の前に、大量のごちそうが並んでいる。
 耕作は、誘惑から逃れようと、部屋から出ようとするが、ドアが開
かず、部屋から出られない。
 善彦が外からドアを押さえているのだ。

 風呂から出てきた同室の上田(岡田義徳)が、不審な行動の善彦を
見とがめる。
 善彦は逃げていき、上田はドアを明かなくしていたつっかえ棒を取
り、部屋へはいる。

 中では耕作が、ムシャムシャとむさぼり食べていた。
 上田は人を呼び、耕作を止める。


 翌日、三鷹が計量すると、耕作の体重は1キロ増えていた。5日で
7キロ減量か、と嘆く聖子。
 三鷹は、今回は無理かも知れないという。

 上田が、善彦を責める。
 耕作は、悪いのは自分だから、善彦を責めないで欲しい、と言う。
 石坂は、確かに食べてしまった耕作が、一番悪いという。
 上田は、そうだとしても、ボクサーにとっての減量の苦しさは分か
っているだろう。プロボクサーは、リングに命を賭けているのだ。一
杯のご飯で、リングに立てなくなることもあるのだ、と言う。

 アンジェラが駆けつけてきて、耕作を信じていたのに、見損なった
という。

 聖子は、自分では、耕作は食べてしまうの?と言う。


 三鷹とロードワークをしていた耕作は、無理ならこれ以上やっても
無駄じゃないのか、と立ち止まった。
 三鷹は、人の期待を背負って戦うのは、重い。でも、それに応えら
れて初めてプロのボクサーといえるのだ、と言う。

 耕作はロケットの中を見る。そこには聖子の写真。
 思い切り、走り始める耕作。

 ジムでも必死にトレーニングしている耕作。


 アンジェラは、廊下に飾ってあった花瓶を落として、割ってしまう。

 通りかかった修道院長は、珍しくイライラしているようね、と声を
掛ける。そして耕作の減量がうまくいっているか、聞く。
 アンジェラは、耕作はサイテイの人です、と怒っている。


 水も飲まず、ストーブに囲まれ、汗を出す耕作。

 無事、計量でOKになる耕作。

 控え室で、聖子と三鷹に礼を言う耕作。ここに立てるだけでも素晴
らしい、と。そして、アンジェラが見に来てくれるかな?と言う。
 三鷹は、アンジェラは、だいぶ怒っていたからな、と言う。

 勝己はアンジェラを訪ね、耕作は減量して計量をパスした。確かに
アンジェラを裏切ったが、耕作は頑張った。もうすぐ試合だから、見
に来て欲しいと頼む。

 耕作の試合のポスターを見ていた善彦。そして離れようとした時、
不良にぶつかってしまう。
 三人の不良に絡まれ、立ち向かっていく善彦。

 そこに丁度、アンジェラと勝己が通りかかり、アンジェラは、善彦
を助けようとする。
 でも、簡単につかまってしまう。
 勝己が人を呼びに行く。

 勝己は、最後のトレーニングをしていた耕作に、アンジェラの危機
を伝える。

 耕作が駆けつけ、アンジェラに約束が守れなかったことを詫びる。
そして今まで自分の思いばかり押しつけてきたと、殴りかかってくる
不良達をヒョイヒョイとかわしながら言う。

 耕作は遂に不良を殴ろうとしたが、アンジェラが止める。

 不良に、ボコボコに殴られ、蹴られながらも、必死に三人を守る耕
作。

 遂に不良達は、つまらないからと去っていく。
 耕作は善彦に、こんな時は殴ってこないんだ、と言う。

 傷を負った身体で、控え室に現れる耕作。そして、試合に臨む。

 試合を見ながら、善彦と勝己は、耕作はカッコイイと言い、アンジ
ェラの同意も求める。
 耕作を見つめているアンジェラ。

 耕作はKO勝ち。


 翌日ジムで、善彦はすっかりおとなしく、素直になり、卒業したら
来ますという。
 いい子になって、とみんなが感心していると、善彦は、贈ったグロ
ーブや用具は返してください、と言って出て行く。
 みんなあきれる。


 翌日、聖子の伴走でロードワークをしていた耕作は、聖子が入院し
ていてくれたおかげで、長い間、アンジェラと一緒にいられたと、嬉
しそうに言う。

 そこに、自転車の前かごに花を満載したアンジェラが走ってくる。
 耕作が声を掛けると、アンジェラは、慌てて自転車の向きを変え、
逃げ出す。
 訳の分からない耕作。


寸  評  アンジェラの気持ちが、少し耕作に傾いたのかな?と思えました
が、どうでしょう。
 最後、逃げていったのは耕作を意識しすぎたのか、それとも、単に
耕作を避けたのか?

 前回耕作は勝つのではと思ったのに負けて、今回は負けるのでは?
と思ったのに勝ちました。
 耕作の勝ち負けの予測は難しいです。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 今期、「斉藤さん」と「エジソンの母」で、幼稚園児、小学校一年生と、幼
い子供達の出演が多くなっています。実年齢はもう少し高いのかとは思います
が、そうは変わらないでしょう。この頃の子供の成長は著しいから。そうする
と、小学校低学年以下の子供達が、あんな達者な「演技」をすることにびっく
りです。
 特に、「エジソン君」は、常識と違うことをしなければならなくて、大変で
しょう。私生活まで、ドラマのようになってしまったら、大変ですね。
 この間の放送を見て、谷岡章介プラス大杉れん(ウェブで表示が保証されな
い漢字)で、湯川準教授ですか!?という感じでした。

 ところで、斉藤さん、危険すぎ。よく今まで切られたり刺されたり、誘拐さ
れたりしなかったものですよね。そんな子供は近所のみんなで叱って育てまし
ょうという昔の下町じゃなくて、現代は夜はおろか、昼間だって、凶悪事件が
多発しているのですから。
 また、あの事件は、斉藤さんが犯人に謝らせて終わりではなく、警察沙汰に
なるような傷害事件などでしょう。
 派手さを狙って事件を大きくするものだから、そういうしっくり来ない点が
多くなるのだと思います。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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