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┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃★┃雑┃学┃★┃人┃の┃体┃は┃化┃学┃工┃場┃ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ 創刊号です。 発行者より メルマガの発行者の丸山といいます。毎週木曜日予定で発行 していこうと思います。 読みにくいところもあるとは思いますが、読んでもらえたらうれ しいです。 皆さんは、当たり前のように朝起きて寝るまでの間、普通に 生活していると思いますが、私たちの体を科学という角度から 見たとき、とても不思議で面白いものが見えてきます。 また、雑学として人にさりげなく話をすると物知りと思われる かもしれません。試してみてください。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ 《食事中にお茶を飲むと、鉄分は1/5にも減ってしまう》 女性は毎月血を失われるので、貧血の人がかなりいます。 これは、血が薄まるために貧血になるのではなくて、血液中の 鉄分が不足するためです。鉄分は酸素を運搬するヘモグロビン の材料ですから、これが不足すると、体全体が酸欠状態に陥っ てしまいます。 鉄分はお茶やコーヒーに含まれるタンニンと結ぶつきやすく、 一度タンニンと結びついた鉄分は、もう体に取り入れることが できません。 それでは、お茶やコーヒーを飲むことによって、食物から採った 鉄分がどのくらい減るかというと、けっこうすごい数字です。 これを知っていたら、とても食事どきにお茶なんか飲めたもの じゃありません。 アメリカの研究によると、トーストとジャムの朝食の場合、吸収 された鉄分の量は、飲み物を紅茶にすると何とオレンジジュース にしたときの1/5にまで減ってしまうそうです。 またハンバーガーにコーヒーをつけると、吸収された鉄分の量 は、コーヒーなしのときの35%になってしまうのです。 食事中にお茶やコーヒーを飲むのはやめたほうがいいようです。 せっかくとった鉄分の大半がなくなってしまうのですから。 コーヒーやお茶なしで、ゆっくりデザートくを食べてから飲むよう にすれば、何とか少しは鉄の吸収量の減少を抑えられると思い ます。でも、朝やお昼にそんなに時間はありませんね。 貧血の人はけっこう多いのだから、タンニンなしのお茶やコーヒー が開発されてもいいと思います。 《二日酔うに迎い酒が効くような感じがするのはなぜ?》 二日酔いには迎い酒が効くという伝説があります。 実際、朝少し飲んだらすっきりしたという人も多いでしょう。 でもこれは、決して迎い酒が効いているわけではありません。 朝飲んだ酒が脳の中枢神経を麻痺させ、気分をよくする麻薬 のような作用が働いているだけなのです。 これは一時的には二日酔いの気分の悪さから逃れられます が、その原因となっているアセトアルデヒドをさらにまた作る ことになり、何時間もすれば、気分の悪さを倍増しています。 また、肝臓に追いうちをかけ痛めつけることになり、迎い酒は 体を壊すもと。 二日酔いというのは、何も食べれなくなるくらい気持ち悪いこと をいうのだと思いますが、あえてすすめれば果物がいいでしょう。 果物のなかのタンニンとペクチンが血中のアルコール濃度を 抑え、果糖やぶどう糖がアセトアルデヒドの分離を促進する からです。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 発行者:丸 山 連絡先:break_345@yahoo.co.jp ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ |