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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/12/10 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ガリレオ 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 湯川 学(福山雅治) 内海 薫(柴咲コウ) 栗林宏美(渡辺いっけい) 草薙俊平(北村一輝) 城ノ内桜子(真矢みき) 弓削志郎(品川 祐) 原 作 東野圭吾『探偵ガリレオ』『予知夢』 脚 本 福田靖 主題歌 KOH+ 『♪KISSして』 あらすじ 第9話「爆る(はぜる)前編・悪魔が仕掛けた連続殺人」 湖でボートに乗っている男(升毅)。間もなくボートが爆発炎上。 中学校で文化祭の防犯授業を行う内海薫(柴咲コウ)と弓削志郎 (品川祐)。自主参加のため生徒の参加はなく途中で止める。二人は 賑わっている美術部の展示を見学。ゾンビのデスマスクが展示されて いる。妙にリアルで、薫は死相が漂っているのが気になる。 藤川という婦人がデスマスクを見て「雄一」と叫ぶ。デスマスクを 作った生徒は自然公園に落ちていた顔型を型にしたと見せる。 湯川学(福山雅治)の研究室。薫が事件について説明している。 3日前、自然公園の池の下に死体が沈んでいたのを発見。藤川雄一 (坂本真)33。1ヶ月前から連絡が取れず捜索願が出ていた。額を 銃で打ち抜かれて何者かに殺害されたのは間違いない。死体の顔型が 落ちていて中学生が拾ってデスマスクを作った。その中学の教師が藤 川の友だちでそれを見て驚き藤川の母を呼んだ。 顔型を見た湯川は実によくできていると言う。助手の栗林宏美(渡 辺いっけい)は、「怨念だよ」と科学的でない推察。湯川は「さっぱ りわからない」と言いながらも、栗林の顔に金属板を押し付けて顔型 を取ってみるが、うまくいかない。皮膚が柔らかすぎるためだが、死 後硬直しても型は難しいという。 栗林は捜査により研究が中断されるのを不快に思い、捜査に協力し ないように湯川に働きかけるが、薫は被害者は帝都大学の卒業生で大 学とは無関係ではないと主張。 藤川は原子力工学科の卒業生。今はエネルギー工学科と名称が変わ った。その時の教授は木島征志郎(久米宏)。 11月26日。大田区の林の中に薫と湯川はいた。藤川の死体があった 場所に来ていたが、そこは不法投棄の場所になっており、ゴミが多い。 薫は事件概要を説明。藤川は10月21日午後3時半から11月12日の間 に殺された。10月21日11時15分頃アパートの管理人にヘルメットを被 りバイクで外出するところを目撃された。10月21日の15時31分に実家 の留守番電話にメッセージを残していた。その後連絡がとれず、母が 捜索願を出した。11月1日に中学生が顔型を拾った。被害者が銃殺さ れたのは41口径の拳銃。 藤川の遺体から新事実が判明。薫と湯川は監察医・城ノ内桜子(真 矢みき)に話を聞く。ESR(歯のエナメル質に蓄積された放射線の影 響を電子化しスピン共鳴法で測定した)の分析の結果、藤川が放射線 被爆していることがわかった。血液分析の結果、ナトリウム24が検出。 中性子線を浴びた可能性がある。中性子線を扱う業種は限られている。 大学や専門の研究室など。桜子は湯川が放射線についての知識もあり 話が弾むのに喜んでいる。原子力発電の仕事でも限度量を超えている。 藤川の会社はKSメディカルエンジニアリング。業務中に被爆したか どうかはわからない。設立者は木島征志郎。木島は大学を辞めた後こ の会社を作った。事件の少し前に、木島と藤川がもめているのを木島 の近所の人が目撃している。藤川は事件前に退職。薫は木島を訪ねた が海外出張中。 秘書・穂積京子(本上まなみ)によると、木島は10月21日にから 11月1日は海外出張。薫は湯川に木島の人柄を聞くがいそがしいと言 って答えてくれない。いつも感情的にならない湯川なのに、その日は 冷静さを失っている様子なので薫は不思議に思う。 草薙俊平(北村一輝)が桜子の所にいた。呼ばれた弓削と薫は、栃 木県警からの依頼を聞く。1ヶ月前に栃木県の龍仁湖で起きた爆発事 故。10月13日の夜、捜索が行われたが爆発物は発見されず、見つかっ たのはボートの残骸とこま切れの成人男性の肉片。監察医によると放 射線被爆、中性子線に被爆したという。藤川と同じ。二人に何か関り? つながりがあれば被爆の謎も解けるかもしれない。藤川の周辺に行方 不明者がいないかを調べることに。 草薙に呼び止められた薫。草薙は湯川に電話したら元気がなかった という。 湯川は研究室で龍仁湖の事故の記事を読んでいる。栗林からは警察 に関らないように警告される。「今回の事件からは手を引いた方がい い。嫌なことは思い出されないほうがいいと思う。木島先生が関って いたらどうされるおつもりですか?」と栗林に言われる湯川。 湯川は藤川の死体が見つかった場所にいた。湯川はボランティアで ゴミを片付けている業者(不破万作)と出会う。湯川はゴミを運ぶの を手伝い、業者から、遺体発見場所から回収したゴミの山を見せても らう。湯川は鉄骨にコードが巻きついているのを見て、廃棄物の上に 式を書く。何かがつながったようだ。 湯川の研究室に実験中の張り紙。中に入った薫は感電に注意と学生 に言われる。 薫は湯川の依頼で事件現場の雷が起きた日を調べていた。10月3日、 19日、11月25日だ。 湯川の研究室にはコンデンサー(蓄電器)と池に見立てた水槽があ った。 湯川の仮説。 雷発生装置。この機械で小さな雷を発生させる。あの池には雷が落 ちたんだ。捨てられた鉄骨が避雷針代わりになった。雷雲の中でたく わえられた電気エネルギーが鉄骨に向かって一気に放電したんだ。こ の鉄骨には電気コードがからまっていてその先端は水の中に浸かって いた。つまり電気エネルギーはコードを通って水の中に放出された。 コードがそれほど太くなかった場合を今から実証ししよう。充電開 始。2つの電極の間には何万ボルトもの電圧が生じる。二極間を遮っ ているのは空間の壁だ。だがその壁を破るほど電位差が大きくなる雷 が発生。(水槽の中には人形の顔があり、金属片がデスマスクになる) デスマスクが作れる技術は昔からよく知られていた。 例えば歯に被せるための金冠などもこれを応用して作ることができ る。その際に人工的に衝撃波を発生させるために水中でライフルを発 生させる。 薫は10月21日に雷は起きていませんという。それ以前に殺されたと する湯川だが、それでは目撃証言と留守電のメッセージとは合わない。 弓削から薫に呼び出しの電話。龍仁湖の遺体の身元がわかった。藤 川の会社の同僚。梅崎直彦42歳。爆発事件が起きた頃から行方不明。 同じ会社で二人が死んでいる。 木島の家の前に立つ湯川。出張から木島が戻って来た。木島は出張 先でトラブルがあり、帰国を1日延ばすかどうか迷っていたと言う。 湯川は「今日お会いできなければ、再度訪問することはなかったと思 います」と意味深な発言。 木島と湯川は互いに久しぶりと挨拶する。 寸 評 このドラマの主題歌ですが、恋愛物的な歌で、事件絡みの番組に は少しふさわしくないような気がしています。 木島が犯人として関っているようで、次回には湯川の身にも危険が 及びそうな予感。 湯川と木島の間には過去に何かあった様子。どうなっていくのでし ょう。 ドラマには不法投棄場所よく出てきますね。「働きマン」でも菅野 美穂と速水もこみちが不法投棄場所で粗大ゴミを片付けていました。 ドラマは、衣装だからいいですが、実際に自前の服でゴミを片付ける のはちょっと勇気が必要かと思います。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 私の住む地方では「1リットルの涙」が再放送されていました。初めて見ま したが、沢尻エリカ、なかなか良い女優になりそうだと思いました。映画の舞 台挨拶以来CMも激減していますが、今後の仕事はどうなっているのでしょう。 顔が高島礼子に似ていると思います。このドラマ薬師丸ひろ子のお母さんぶり がいいなあと思いました。難病の娘を気丈に支えています。 「プロポーズ大作戦」にスペシャルが誕生するそうです。何でも最終回が視 聴者にとって消化不良で、今後の二人の成行きが知りたいという問合せが多か ったからと聞いています。楽しみにしています。(たま) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |