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タイトル:Daily Drama Express 2007/11/29 医龍2 (8)  2007/12/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/11/29 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 医龍 Team Medical Dragon 2
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 朝田龍太郎(坂口憲二)
 伊集院登(小池徹平)
 片岡一美(内田有紀)
 霧島軍司(北村一輝)
 木原毅彦(池田鉄洋)
 野口賢雄(岸辺一徳)
  鬼頭笙子(夏木マリ)
 荒瀬門次(阿部サダヲ)
 藤吉圭介(佐々木蔵之介)
 里原ミキ(水川あさみ)
原  作 乃木坂太郎 永井明(原案) 吉沼美恵(医療監修)
『医龍〜Team Medical Dragon〜』
脚  本 林宏司
主題歌   『』

あらすじ  KARTE08 : 絶対に許せない麻酔医!!

 北洋病院・院長の善田秀樹(志賀廣太郎)は、古い写真を見る。若
い医者が5人、写っている。


 屋上に、1人たたずむ小高七海(大塚寧々)。
 ポケットからチョコレートを取り出すと、ためらいながらも、包装
紙を剥がし、口へと運ぶ。

 その包装紙は風に舞い、地面へと落ち、とある弁護士バッチを付け
た男に踏みつけられる。

 その弁護士バッチを付けた男と妻は、息子を黒塗りの車に残し、運
転手に、学校に連れて行くよう命じる。
 そしてその夫妻は、北洋病院へと足を踏み入れる。

 木原毅彦(池田鉄洋)は伊集院登(小池徹平)に、七海とデートし
た相手とは、不倫の関係じゃないのか?と、想像して苦しんでいる。

 登は木原に臨床データの入ったCDを渡すと、「先輩との力の差を
見せつけられて、落ち込んでいるんですよ」とつぶやく。

 でも、七海のことで頭がいっぱいの木原は、登のつぶやきなんて、
聞いていない。

 七海が振られたという噂は、病院内に広がっていた。

 七海が院長室をノックするが、善田は留守。

 あの弁護士夫妻が、朝田龍太郎(坂口憲二)と藤吉圭介(佐々木蔵
之介)に、息子のオペを引き受けてくれるか聞く。息子は川崎病で、
大動脈瘤もあり、手術適応症。
 弁護士は、ヴォルテール法律事務所所属の弁護士・黒田俊彦(野村
宏伸)。主に医療訴訟を担当しているという。妻は黒田早苗(中込佐
知子)。

 息子・黒田智樹(本郷奏多)は4歳の時、ぜんそくを患い、近くの
病院に運ばれたが、そこの麻酔医が未熟で、低酸素脳症に陥り、脳の
障害から、下半身麻痺となり、車いすの生活。
 このときの訴訟が、医療裁判を扱うようになった、始めだという。

 俊彦はその事件があって以来、オペスタッフ全員を把握することに
している、と言う。
 藤吉は、オペスタッフが決まったら、連絡するという。

 七海は退職願を持っていた。
 引き留める松平幸太朗(佐藤二朗)に、田舎に戻って、ホステスで
もするかな、と言う。

 龍太郎は俊彦に、そのミスをした麻酔医の名を問う。
 俊彦は、北大和病院の合田守だと言う。

 帰ろうとした俊彦達は、七海とすれ違う。
 俊彦は七海を、こんなところに隠れていたのか!と激しい剣幕での
のしる。
 おびえたような顔の七海。


 野口(岸部一徳)は、鬼頭笙子(夏木マリ)に、世の中に、憎んで
も憎みきれない奴がいる。また、これで憎む人間が増えた、と言う。

 野口は話題を変え、サイト・ビジットの日程が決まった。日本心臓
移植学会のメンバーが、明真大学附属病院の施設その他を見学する。
ここでの評価が認定にとって、一番影響を持つ。

 鬼頭が、認定後のオペ・スケジュールについて確認しようとするが、
野口に聞いてもらえない。


 俊彦はしつこく藤吉に、七海がオペに入るか聞く。
 藤吉が、まだ決めていないと答えると、俊彦は、もし七海が入るよ
うなら、ほかの病院に移す、と言う。

 龍太郎が、七海との間に、何があったのか問うと、俊彦は、七海は
智樹の母親。もっとも、母親の資格は無いが、と吐き捨てるように言
う。
 智樹は、まだ医学生だった七海と結婚し、智樹を設けた。
 でも、麻酔医となった七海は、日に五、六件の手術を掛け持ちし、
育児どころか、七海自身が寝る暇さえなかった。きっと、麻酔医とし
てのキャリア・アップが楽しかったのだろう。

 事故が起きたのは、智樹が四歳の誕生日。
 その日、七海は、七時には帰ると言って、ベビーシッターを帰して
いた。
 でも、突然発生したオペに入った七海は、約束の七時には、帰れな
かった。

 智樹へのプレゼントを手に帰宅した俊彦が見たのは、ぜんそくの発
作で倒れていた智樹だった。

 そして運ばれた病院の麻酔医が挿管もできず、智樹の脳は酸欠とな
り、下肢が不随となった。

 その後、七海と離婚し、智樹の親権は、俊彦が取った。七海はあの
時のことを悪いと思っていたのか、あるいは子育てに興味がなかった
からかわからないが、七海は対して争わなかった。
 智樹が川崎病を発症したのは、2歳の時。

 その後智樹はリハビリに励んだ。その時の理学療法士が、今の妻・
早苗。
 俊彦は、絶対七海を智樹に会わせないでくれと、念を押す。


 夕闇迫る屋上で、龍太郎は七海に、川崎病で、胸部大動脈瘤の子供
のオペをするが、七海は参加させられない、と言う。

 七海は、今日智樹が来院したか聞く。
 今日は来なかったが、明日は来る、と龍太郎。


 翌日、智樹と共に、黒田夫妻が来院。
 物陰から、そっと智樹を見る七海。
 智樹は、七海の方を見ても、無視している。

 病室のそばで七海に会った俊彦は、智樹に顔を見せないでくれ。も
う手紙も送らないでくれ、と言って、七海が智樹に送り続けた手紙の
束を、七海に返す。
 そして、先日のメッセージも、智樹が直接聞いた。でも、行かなか
ったというのは、智樹自身の選択、と俊彦。


 上司に呼ばれる一美。
 明真大学附属病院は着々と構想を進めているのに、北洋病院の方は
なかなか進まない。このままでは、一美を担当から外すと、叱責する。

 二階から下りてきた一美に、善田が、思い通りにはさせない。真っ
先に潰されるのは一美だ。野口は、"Meishin Medical City" に、も
う大手のゴールドバーグ・ブラザーズを引き込んでいる。野口は昔か
ら、そういう人の善意を集めておきながら、裏切る男なのだ、と言う。


 智樹のオペスタッフの麻酔医がブランクのまま。
 前立ちは登。外山より冠動脈バイパス手術に慣れているからだ。
 「譲ってやったんだ。いい仕事しろよ、真ん中分け」と外山誠二
(高橋一生)。


 七海は、智樹と暮らしていたときのことを思い出していた。俊彦が
大切にしていたチョコを、智樹にせがまれ、内緒で食べた。


 バーで、チョコをつまみに酒を飲む七海。その隣に荒瀬がいる。
 荒瀬に、本当に智樹のオペに入らなくていいのか問われた七海は、
そんな資格無い、と答える。

 このバーは、荒瀬が論文事件で浴びるように飲んでいたとき、朝ま
で七海だけが、付き合ってくれたところ。七海は、誰が何と言おうと、
最高の麻酔医だ、と言う。


 しょうめいを落とした廊下のベンチで、明日のオペの手順を復讐し
ている登。
 松平がやってくる。酒を止めて口寂しいので、お茶のペットボトル
を、飲んでいる。

 登は、「才能って、あるのかな.....」とつぶやく。外山を見てい
ると、そう思う。龍太郎は、最初から別格だったけど、と。
 「そうかもな」と松平。


 智樹がオペ室に運び込まれる。
 オペ室へ向かう龍太郎と登に頭を下げる七海。その後、見学室から
オペを見ている。

 剥離してみると、大きな冠動脈瘤だった。

 すでに麻酔医はパニックを起こし始めている。血圧が220にまで
跳ね上がり、動脈瘤が破裂し、出血。
 このまま血圧をコントロールできなければ、失血死に至ってしまう。
 龍太郎は、圧迫止血のため、両手が使えないので、外山と登に、作
業を指示し、輸血も命じる。
 血圧は、50,40と、ドンドン下がっていく。

 うまくできない登に代わって、外山が縫い続ける。

 俊彦が顔を上げると、オペ着に着替えた七海が歩いてくる。
 俊彦は、智樹は七海を憎んでいる、と力ずくで止めようとする。

 七海は、憎まれても言い。いや、憎めるのは、生きていてこそ。邪
魔させない、と言う。

 七海がオペ室に入って指示すると、みんな生き生きと、有能に働き
始める。

 心停止させ、冠動脈流のリペアに取りかかる。
 七海の全身管理の下、オペは順調に進む。

 オペ室から智樹が運び出され、龍太郎が、「オペは成功です」と言
う。


 智樹は術後の経過もよく、退院できることになる。

 礼を言う俊彦に龍太郎は、七海がいなかったら、このオペは成功し
なかった。七海のおかげだという。

 俊彦は七海に、七海が智樹に送った手紙は、智樹が机の中に隠して
いた。俊彦や新しい母親に気を使っていたが、やはり七海は母親だっ
たんだ。
 「オペには入るなと言ったが、病室に入るなとは、言っていないぞ」
と俊彦。
 「ありがと」と言うと、飛んでいく七海。

 おそるおそる智樹の病室に入り、退院前の体調管理をします.....
とごまかす七海。

 智樹は、「売店に売っていた」と言うと、右手の拳を開く。そこに
はチョコレートが二つ。
 「好きなんだよね」と言って、一個を七海に渡し、もう一つを口に
入れる智樹。
 涙ぐみながら受け取る七海。
 「お父さんには、内緒だけど」と智樹。

 「手術、来てくれたって?待ってたよ。ずっと待ってた。来てくれ
ると思ってた.....お母さん」と智樹。

 顔を涙でくしゃくしゃにして、「智樹」と言うと、チョコを口に入
れる七海。二人で内緒のポーズ。


 七海は退職願いを破り捨て、龍太郎に、「オペに入るわ.....治っ
たから、チョコ中毒」と言う。
 「そうか、よかった。お前の力が必要だ」と龍太郎。
 龍太郎は手にしたレントゲン写真に目をやると、みんなを集めるよ
う言う。


 鬼頭は野口に、心臓移植認定病院になったら.....と話し始めよう
とすると、野口は止め、まずは心臓移植認定病院を、大々的にお披露
目すると言う。

 鬼頭は、自分は認定を取らせるために来たのではない。心臓移植を
しに来たのだという。


 一美は善田に、まだゴールドバーグ・ブラザーズは明真大学附属病
院に出資していないと言うが、善田はそれは時間の問題。野口は、心
臓移植認定病院というブランドを寺入れたら、一美を切る。野口に任
せておいたら、本当に心臓移植を心待ちにしている人たちのためにな
らない、と言う。
 その言葉に、ショックを受ける一美。

 善田は、やむを得ない。ここまで来たら、自分とパートナーになる
んですね、と言う。


 龍太郎に従う外山、松平、藤吉、野口。そして七海。

 でも、その頃登は、1人屋上にいた。


 サイトビジットが決まったことを喜び、高笑いを続ける野口。
 でも、突然、胸を押さえて、倒れる。


寸  評  更に今週も、こんな驚きの事実が飛び出してくるとは。
 あり得なそうな善田と一美の連携。一美は、誰の心臓移植をさせた
がっているのか?−−実はシングルマザーとか?

 野口が胸を押さえて倒れました。実は、心臓移植第一号が野口だと
か?−−執刀医は龍太郎というか、チーム・ドラゴンで?
 そこには、荒瀬とミキも参加!?
 北洋も七海が加わったことで、最初ダメ医者とみなされていた全員
が、チーム・ドラゴンの即戦力となりました。
 一方、チーム・ドラゴンの一番忠実なメンバーと思われていた登が、
脱落しそうで。

 ますます目が離せないですね。
 映画になるそうですが、龍太郎役が阿部寛になって、俳優が代わっ
てしまいましたね。
 これって、「医龍3」は無いってこと!?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 さすがに自分のノートパソコンが古くなって、スペック的にも苦しくなった
ので、新しいパソコンを先月買いました。
 段々パソコンの値段が上がってきて、さては原油価格の値上がりが、パソコ
ンにまで波及したか。今買わないと、ドンドン値上がりしていくか、と思い切
って買いました。
 すると、年末商戦で、先月出たばかりの最新モデルが、先月わたしが買った
一世代前のパソコンよりも安い値段で売りに出ていました。
 ああ、一番高値づかみをして、大失敗です。(鈴木)

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