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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/11/27 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 有閑倶楽部 局 名 日本テレビ系 放映日時 火曜22時 キャスト 松竹梅魅録(赤西 仁) 菊正宗清四郎(横山 裕) 美童グランマニエ(田口淳之介) 白鹿野梨子(香椎由宇) 黄桜可憐(鈴木えみ) 剣菱悠理(美 波) 原 作 一条ゆかり『有閑倶楽部』 脚 本 江頭美智留 主題歌 あらすじ 第7話 極上の玉の輿 警視総監を父に持ち、硬派で頼れる男。そして無類のメカ好き、松 竹梅魅録。 父は日本画の大家、母は茶道の家元。由緒正しきお嬢様。ただし、 大の男嫌い、白鹿野梨子。 大病院の御曹司。あらゆる学問に精通し、武道も極めたマルチ高校 生、菊正宗清四郎。 宝石商の母と二人暮らし。魅惑の美貌とスタイルを武器に、日夜玉 の輿を夢見ている、黄桜可憐。 スウェーデン大使を父に持つクオーター。多数の女性と浮き名を流 すプレーボーイ、美童グランマニエ。 世界の大富豪・剣菱財閥会長の娘。運動神経は男顔負け。趣味は大 食い、剣菱悠理。 超セレブなこの六人、金と暇をもてあまし、あらゆる事件にしゃし ゃり出る。そんな彼らを『有閑倶楽部』と人は呼ぶ。 今日も碁の対戦をする白鹿野梨子(香椎由宇)と菊正宗清四郎(横 山裕)。 ラブレターの熟語が読めない黄桜可憐(鈴木えみ)。美童グランマ ニエ(田口淳之介)に聞いても分からない。 そのやりとりを小耳に挟んだ清四郎が、『明鏡止水』と教える。 意味も分からない二人に、野梨子が意味を教える。 可憐は、こんな小難しい手紙を書く男とは、つきあえないという。 剣菱悠理(美波)が、マキシム・ド・パリのミルフィーユを貰った とやってくる。 お茶を淹れますわ、と野梨子。 松竹梅魅録(赤西仁)がさっきから作っていたのはテレビ。そこに 映ったニュースは、キール王国の王子のカサル(マイク・ハー)王子 が、日本にやってきたというニュース。 キール王国では、国王が改革推進派のため、その改革に反対する勢 力による暗殺の危機にさらされていた。それなので、国王はカサ王子 を日本に留学させたのだ。 キール国王は大の日本びいき。 悠理がえらく詳しい。なぜなら、カサル王子が泊まるのが、剣菱家 だからだ。 悠理の父・万作(片岡鶴太郎)とキール国王は、同じ大学に通って いたのだ。その大学が、ケンブリッジ大学。 みんなあの顔で!?と驚く。 「能ある鷹は爪を隠す、って本当なんですね」と野梨子。 「あまりに奥が深すぎる」清四郎。 可憐は、『王子様』ということは、家がお金持ちってこと。玉の輿 のチャンス!と浮かれる。 気合いを入れて、ファッションを決める可憐。 剣菱家で、カサル王子と会う有閑倶楽部のメンバー達。 カサル王子は、みんなと同じ聖プレジデント学園に通うのだ。カサ ル王子は学校に通うのは初めて、と言う。国では、王族は家庭教師が 付くのだ。 今まで、友達もいなかったカサル王子。有閑倶楽部のメンバー達の じゃれあいを、うらやましがる。 可憐は、カサル王子に青春をプレゼントすると言う。 翌朝、カサル王子のためにお弁当を作ってくる可憐。 でも、悠理とカサル王子が遅い。まさか悠理が寝坊した!? すると、パトカーのサイレンが近づいてくる。なんと、カサル王子 と悠理が、パトカーに乗せられて、登校したのだ。警視総監の魅録の 父・松竹梅時宗(鹿賀丈史)が、暗殺者に狙われるといけないので、 カサル王子から一時も目を離すなと、部下達に厳命したからだ。 授業中も、お昼の時も、トイレの中まで、警官はカサル王子に付い てくる。 カサル王子は、可憐の手作りのお弁当を、オイシイと食べるが、見 張っている警官達と、更にその回りに集まっている生徒達が気になっ て、食が進まない。 有閑倶楽部の部室に入ると、その部屋の前にも、警官が張り付く。 でも、さすがに部室の中には入ってきていない。 可憐は、これじゃデートもできない、とぼやく。 デートとは?と問うカサル王子に、あちこち観光すること、と教え る可憐。 野梨子は、明日は土曜日。カサル王子をどこかに連れて行って差し 上げたら?と言う。 清四郎は、不可能を可能にするのが、有閑倶楽部だ、と言う。 カサル王子は、みんなに迷惑を掛けてしまっては悪い、と言う。 魅録が、迷惑を掛けたり、掛けられたりするのが『ダチ』だと教え る。 土曜日。剣菱家で和やかにトランプに興じるカサル王子、可憐、悠 理。 悠理がイヤホンで合図を受け、カサル王子に伝えると、カサル王子 が突然お腹が痛いと言い出す。 すかさず悠理が救急車を呼び、救急隊員がやってきて、カサル王子 の脈を診ると、危険な状態だから、すぐに病院へ運ばなければならな いと言う。 脈を診た隊員には、清四郎が扮していた。 もう1人の隊員と、カサル王子を担架に乗せるが、そっちの隊員は、 美童が扮している。 カサル王子と、可憐、悠理は菊正宗病院の救急車に乗せられ、菊正 宗病院に運ばれる。 ストレッチャーを押す、清四郎と美童は、大急ぎで病院の廊下を進 む。 途中、顔の上の布がめくれ、ひょっとこのお面が現れたが、どうや ら警官達に、見られる前に隠せたようだ。 ストレッチャーが通った後の廊下に、女医が仁王立ちになり、ここ から先は、関係者以外入れられないと言う。 その女医には、野梨子が扮していた。 救急車を運転していたのは魅録。 救急車の中には、可憐と悠理、そして普通の服を着たカサル王子。 悠理と魅録は、可憐とカサル王子を、二人だけで、デートに送り出 す。 デートプランを楽しそうに話す可憐。 カサル王子は、屋台に興味を持ち、二人は屋台に入る。 「まあ、いいか」と思う可憐。 屋台にいたおじさん達に、「カップルか?」と聞かれ、ニコニコす る可憐。 でもカサル王子は、「ダチです」と答え、がっかりする可憐。 可憐が、お茶しようというと、カサル王子が興味を持ったのは、自 動販売機。キール王国には無いのだ。 公園のベンチに座り、缶コーヒーを飲む二人。 カサル王子は、これが自由というものだと、嬉しそうに可憐にいう。 子供の笑顔を等ぶりに見た。日本は自由で明るい国。キール王国もそ うしたいという。 時宗が部下達をしかりつける。カサル王子に逃げられなんて!と。 その時ニュースが流れ、キール王国のクーデターは失敗し、マリア ジ将軍は、ガルシア国王に拘束されたと言う。 携帯でそのニュースを伝えられた可憐は、カサル王子にそのことを 伝える。 カサル王子は、国に帰らなければならない。可憐を連れていきたい。 ダチになったばかりなのに、悪い男ですか?と言う。 可憐は、絶対行きたい。卒業したら、すぐ行く、と言う。 カサル王子は、首から提げていたペンダントを、可憐に掛ける。そ こにはカサル王子の子供の時の歯が入っている。プロポーズの時に、 キール王国ではこうするのだとカサル王子。 喜ぶ可憐。 剣菱家では、帰国するカサル王子のめたの盛大なパーティーの準備 をしている。 その時、臨時ニュースが入る。カサル王子と可憐が、解放軍に連行 されたのだ。 放映される二人。可憐が、解放軍の声明文を読み上げさせられる。 午後六時までにマルシア将軍を解放し、キール王国に、カサル王子と 共に帰る飛行機を用意しろというものだ。 カサル王子は、可憐を巻き込んでしまったことを詫びる。 可憐は、プロポーズしてくれたのだから、ずっと付いていくという。 万作が、ガルシア国王に電話すると、ガルシア国王は、例えカサル 王子の命を失っても、テロリストに屈服することはできないと返事す る。 どうしたらいいんだと問われた清四郎は、今回ばかりは難しい。万 作と時宗の協力も必要と言う。 時宗から、そっと犯人が、水と食料を要求していると聞き出す魅録。 その情報は使える、と清四郎。 人質になっているのは、テレビ局のスタッフ1人と確認。テレビ局 の見取り図も、頭の中にたたき込む。 悠理がお弁当と水を台車に乗せて、テレビ局内に運び入れる。 人目のないところにたどり着くと、弁当と水の下から、飛び出す清 四郎と魅録。 三人は、いろいろな細工をして、解放軍の兵士達を1人ずつ倒す。 魅録は人質になっていたテレビ局の局員のジャンパーを借り、局員 に化け、悠理と清四郎はベールで顔を覆った解放軍の兵士に扮する。 魅録が、調整室の配線をつないでする。 やってきた解放軍の兵士に、魅録は中継が入っているから、と切り 替える。 そこには、レポーターに扮した野梨子。 たった今、ガルシア国王が、マルシア将軍を解放した、と言う。 時宗も登場し、このことについて、コメントを添える。 でも、その後すぐに時宗が野梨子に、こんなことやって、許される のか、と文句を言う。 カメラマンをやっていた清四郎が、慌てて止めに入り、お叱りなら、 後でいくらでも受けますから、と言う。 まだ中継がつながっていて、その騒ぎをいぶかしく思った解放軍兵 士達に、なんの騒ぎだと問われた魅録は、とりあえず分かりませんと ごまかし、美童に切り替えようとする。 慌てて位置に付く美童。 美童もレポーターに扮し、剣菱空港前にいた。そして解放軍が要求 したジェット機が用意できたと伝える。 バスの用意もでき、解放軍は、カサル王子と可憐を人質に、バスへ と向かう。 解放軍の兵士の中には、悠理のほか、時宗の部下達も含まれていた。 バスの中に隠れている時宗。 バスの調査に入ってきたのは、解放軍の兵士に扮した時宗の部下達。 バスの運転手に扮した清四郎と、二人が入ったら即座にドアを閉め るのだな、と段取りを確認する。 バスに乗る直前、可憐は転んでしまう。 カサル王子に助け起こされ、バスに乗り込む。 でも可憐は、あのペンダントが無いのに気づき、バスから飛び降り る。路上に落ちているのに、気付いたからだ。 可憐はそれを拾うが、銃で撃たれて、倒れる。 警察官が、一斉に解放軍の兵士たちを逮捕。 みんな、可憐が撃たれて亡くなってしまったのか、と泣く。 その時、1人だけ冷静な清四郎が、可憐が倒れたのは、撃たれたせ いではない。ブーツのヒールが折れたからだと、折れたヒールをみん なに見せる。 可憐は起き上がる。 その時魅録が、ジャンパーの前を開ける。 すると防弾チョッキの胸に、弾が刺さっている。 たいしたこと無いと思うけど、と魅録。 有閑倶楽部の部室で、メンバー達はカサル王子と別れを惜しむ。 そこに、キール王国の女性が三人入ってきて、カサル王子の無事を 喜ぶ。 彼女たちを、フィアンセと紹介するカサル王子。キール王国では、 妻は10人まで持てる、と言う。 怒る可憐に、もう可憐で終わりにすると、カサル王子。 可憐が、ペンダントを貰ったというと、三人のフィアンセもみんな 同じペンダントを持っている。 清四郎は、冷静に、歯は沢山ありのすからね、と言う。 可憐は、そのペンダントを引きちぎり、カサル王子に投げつけると、 カサル王子と三人のフィアンセ達を部屋から追い出す。 落ち込む可憐に、清四郎がギリシアの大富豪が来日したとの新聞記 事を見せる。 写真を見た可憐は、タイプ! 絶対落とす! と、もう次のターゲ ットに向かって、動き始めた。 寸 評 まさか可憐が、国際結婚!?と本気で思いましたが、最後に大ど んでん返しが用意されていましたね。 ところで、カサル王子役の人って、どういう人?と思いました。 最初日本人かと思ったのですが、俳優の名前を見ると、外人。誰か と思って検索したら、台湾の人気俳優だったんですね。 でも、なんで台湾!? 服装は中東、アラブのような服だし、そちらの国の人だって、日本 で俳優をやってもいいという人もいるでしょうに。 逆に、東南アジアの俳優を使うなら、日本人でも効果は同じでは? どういう基準で、俳優を選んでいるのでしょうか? 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 12月、予定がいろいろ入っていて、スケジュールを組むのが大変な状態に 陥っています。 しかも、風邪で寝込んでしまったため、仕事も至急と依頼されたもの以外は、 全然手が付けられていません。 例年以上の、大変な状態になっています。あーあ、どうしましょう。 どうにかしないといけない、のレベルを超えて、『そんなの関係ねぇ』って いう気分になっています。。。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |