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タイトル:Daily Drama Express 2007/11/14 働きマン (6)  2007/11/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/11/14 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル 働きマン
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 松方弘子(菅野美穂)
 梅宮龍彦(伊武雅刀)
 成田君男(沢村一樹)
 山城新二(吉沢 悠)
 田中邦男(速水もこみち)
 荒木雅美(佐田真由美)
  渚 マユ(平山あや)
 小林明久(荒川良々)
 梶舞子(吉瀬美智子)
 菅原文哉(津田寛治)
原  作 安野モヨコ『働きマン』
脚  本 吉田智子
主題歌  

あらすじ  第6話 ついに…恋と仕事の危機!!

 こうかい【後悔】
 あとになって悔やむこと。

 Q.あなたは後悔のない日々を過ごしていますか?

 松方弘子(菅野美穂)と渚マユ(平山あや)は、占ってもらう。
 弘子を見て占い師は、こんなに男のオーラが強い人を見たのは初め
て。衣食、寝食、衛生を無視して仕事していたら、男オーラがでるの
も当たり前。そんなに仕事ばかりしていない方がいい。
 近いうちに、人生の転機が訪れると言う。

 その占い師は、半年待ちというぐらいの人気。
 弘子は取材に来たはずが、取材にならない。

 マユも占って欲しい。特に恋愛運、と言う。
 占い師は、マユは恋愛以前に、もっと仕事をしなさいと言う。そん
なんだから、後輩にバカにされるのだ、と。
 恋なんて、当分無し、と言われ、落ち込むマユ。バカにした後輩と
は、田中邦男(速水もこみち)!?

 弘子(28) 仕事に没頭しすぎの女。
 弘子は、別に仕事に没頭するつもりは無いのだが、仕事スイッチが
入ってしまうと、どうも.....と思う。

 マユは、田中のせいで!と逆恨みしている。


 山城新二(吉沢悠)は、マンション建設現場で、周辺住民の苦情に
頭を下げ、対応している。

 新二(28) 仕事に打ち込めない男。
 今の仕事が好きかって言われると、そんなことないのだけど、大き
な橋を造りたいという夢があるので、今はそれを支えに頑張っている。

 新二が建設現場の事務所の電話を取ると、本社からで、新二が本社
勤務になると言う連絡だった。


 弘子の、『今時都心のマンション事情』という企画が通った、と成
田君男(沢村一樹)。

 成田は、今、弘子が何本企画を抱えているか問う。
 すでに5本抱えている弘子。
 梅宮龍彦(伊武雅刀)は、更にもう1本では、抱えすぎだと言う。

 もう1本ぐらいできますという弘子に、身体は大切にしろ、と梅宮。
 梅宮は、健康診断で方々引っかかっていた。

 成田はマンションの企画を田中に任せる。
 弘子の企画書をパラパラとめくった田中は、「意外といいんじゃな
いですか」と言う。

 なんで田中に評価されなければならないんだ!と、カチンと来る弘
子。
 田中は、マンションを買う側の視点だけでなく、作る側の視点も入
れた方がいいんじゃないですか?と言い、なるほど、と思う弘子。

 では取材、ということになり、マユが、弘子の彼氏がマンション作
っているじゃないですか、と言う。

 弘子は、嫌々ながら、田中を連れて、新二が監督しているマンショ
ンの建設現場へ行く。

 現場では、いつも田中を呼び捨てにしている弘子だが、今回は「君」
を付ける。慣れないことなので、しばしば「君」を付けることを忘れ
るが。

 新二は弘子に、本社に戻れることになった。湾岸プロジェクトと言
っていたから、今度こそ橋を造れるかもしれない、と言う。
 弘子は、やっと新二の夢が叶う。お祝いしなくちゃ。明日の夜だっ
たら手料理作って待っていると言う。

 弘子の締め切りを心配する新二に、心配しなくて大丈夫、と弘子。

 弘子が電話で呼ばれて行ってしまうと、残された田中は新二に、弘
子はいつも忙しくしているが、と問いかける。
 新二は、弘子は昔からああだし、仕事が好きなことは分かっている
から、と言う。
 田中は、新二は心が広いんですね、と言う。
 新二は、そんなことないと思うけど、と言う。


 弘子は頑張って仕事する。
 荒木雅美(佐田真由美)と夕食を食べたときも、酒を飲まない。ま
た戻って一仕事だから。
 雅美は、やっと弘子も女らしいことができるようになってよかった、
と言う。
 新二が本社に異動するということは、新二も人生について考えるき
っかけになる。ということは当然、結婚についても考えることになる
わけで、新二の異動は、弘子にも大きな意味を持つ、と雅美。
 弘子は、占い師の、「近いうち、人生の転機が訪れる」という言葉
を思い出す。


 家で新二の好物のビーフシチューを一晩煮込みながら、記事を書い
ている弘子。

 でも、風呂上がりに仕事していて、気づかないうちに寝てしまい、
朝を迎えてしまう。
 風呂上がりの恰好のまま、布団も掛けずに寝てしまった弘子は、風
邪を引く。熱を測ると、38.4度。

 それでも弘子は出社する。
 田中に、うつさないでくださいよ、と言われながらも8時までに入
稿するよう頑張るという。

 成田は、入稿は日付が変わらなければいいと言うが、弘子は用事が
あるから、と言う。


 本社で辞令を受け取る新二。異動先は営業だった。
 湾岸プロジェクトは人気があり、希望者が殺到した。だから新二は
営業で頑張って成績を残して欲しい。そうすれば、いずれチャンスは
ある。新二は人当たりがいいので、営業向きだという。


 取材先にタクシーで向かいながらメールを打つ弘子。額には、熱を
冷ますためのシートを貼っている。


 意気消沈して、現場事務所に腰を下ろす新二。着信したメールに気
づいて、読む。
 弘子からで
 件名『お祝い』
 本文『今日何時に来れる?私は9時には帰れると思う。仕事頑張っ
て』

 「何頑張れっていうんだよ」と毒づき、異動先は営業、というメー
ルを打とうとしてやめる。


 次の取材先に向かおうとタクシーを待っている間に、メールをチェ
ックするが、来ていない。


 新二は、現場で働いている人たちに、八つ当たりしてしまう。


 体調が悪いが、頑張って原稿を書く弘子。新二からはメールが返っ
てこないが、どうしても20時までに仕上げなければならない。
 弘子の『働きマン』スイッチが入る。

 でも、どう頑張っても、20時を回ってしまう。新二に電話しても、
つながるのは留守電。約束を10時に遅らせる伝言を残す。

 梅宮が弘子に、栄養ドリンクを差し入れる。

 原稿をアップしたときには、すでに22時過ぎ。メールの着信に気
づき、見ると、新二からで、今日は行けなくなった、と入っている。
 がっかりする弘子。
 田中が一足先に帰り、立ち上がろうとした弘子は倒れる。
 弘子の異変に気づいた田中が駆け寄り、声を掛ける。

 弘子は病院へ運ばれ、田中が待っている。

 診察を終えた弘子は、田中に礼を言うと、1人で帰れるから、と言
うが、ふらついてしまい、田中が送っていく。

 タクシーの中で弘子は田中に、マンションの記事、直すところ無く
て、むかついたという。
 田中がそれって、と反論しようとすると、礼を言う弘子。
 あの記事には、思い入れがあった。きっかけは、新二の言葉だった。
『早く、安くの集合マンションを造って、頭を下げることが、自分の
仕事』と。
 新二に、それだけではないと言いたかった.....と、弘子。


 朝、弘子が目覚めると、椅子で寝ていた新二が起き、弘子の具合を
聞き、熱が下がってよかった、と言う。

 新二がいたのは、田中が連絡をくれたから。
 「あいつ!」と怒ろうとする弘子に、新二は、弘子をここまで運ん
でくれたのは田中だ、と言う。

 弘子は、だんだん思い出してきた。昨日新二のおめでたい日だった
のに。また、仕切り直しさせて、と言う。
 でも、浮かない顔の新二。

 弘子は、自分も仕事に行かなければならないので、新二も忙しいだ
ろうから、もういいよ、と言う。
 新二は、どうして弘子は熱があるのに、倒れるまで働くのかと聞く。
 弘子は、昨日は入稿日。自分が頑張らなければ、雑誌が出ない、と
言う。
 新二は、弘子がいなくても、何とかなるだろう。何で弘子は人にも
仕事にも、甘えないんだという。
 弘子は、甘えられない人間もいる。新二だって、毎日遅くまで頑張
っているじゃないか、と言う。

 新二は頑張っていない。毎日、ペコペコ頭下げているのも、無理し
ているだけだ。弘子のようには、頑張れない。弘子を見ていると、つ
らくなる。
 異動先は本社営業。来週から営業マンだ、と自嘲すると、弘子の部
屋を出て行ってしまう。


 弘子は雅美に、あんなに新二が苦しんでいたなんて知らなかったと
いう。
 雅美は、新二は弘子に愚痴言わないものね、と相槌を打つ。
 弘子は、新二がつらいことも知らず、自分の愚痴だけ言って、怒っ
ていたという。

 雅美は気づいただけよかったじゃない。このまま知らないより、よ
ほどよかったじゃない、と言う。


 弘子が編集部に現れると、成田が留守電聞かなかったのか?今日は
来なくていいって、入れておいたのに、と言う。
 ゲラ、チェックしなければならないからと弘子が言うと、もう終わ
ってます、とマユ。
 小林明久(荒川良々)が、今朝早出しろと連絡があって、と言う。
 田中が連絡をくれたんだよ、と成田。

 弘子がチェックされたゲラを見ていると、梅宮が、支えてくれる人
がいる。雑誌は1人ではできない。人生も、と言う。

 席に戻った弘子が田中に礼を言うと、田中は、マンションの記事の
締めの言葉の部分にバツ印が付いたゲラを渡し、最後は弘子が締めて
下さい、と言う。自分の企画じゃないので、弘子の言いたいことは分
からない、と。

 自分の言いたかったこと.....と考える弘子。


 新二がマンションの建設現場へ来ると、老夫婦が現場を見ていた。
このマンションに住む予定だという。
 新二が、新二は予定通りに進んでいますよと声を掛けると、老夫婦
は、まだ土台しかできていないけど、ここにこれから住むと思うと、
なんだか嬉しくなって、と言う。
 そして新二にお願いします、と頭を下げる。

 新二は弘子が書いた締めの文書を読む。
 『マンションはただの物ではない。そこに住む人たちの人生が詰ま
っている。だから、マンションを買うということは、これからの人生
を安心して過ごす場所を買うということであり、それを作るというこ
とは、そこに住む人たちの『未来』をつくるということなのかも知れ
ない。大切な人と幸せに過ごす『未来』を』

 新二から弘子への電話。「オレ、何やってたんだろうな。何も残し
てないとか、やりたいことやれてないとかばかり言っていて。ここで
の仕事にも、ちゃんと意味があったのに。そんなこと思うぐらいなら、
ちゃんとやればよかったよ。今、すごく後悔している。次の仕事、好
きになれるかどうか分からないけど、こんな後悔だけは、二度とした
くない。ありがとうな、ヒロ」と。

 −− 終わってしまったことを悔やんでも、もう遅い。でも後悔す
るような生き方をしたことに気づかないより、よほどいい。そこから
新しい生き方をできるのだから。(弘子)

 もう一度占いを見て貰おうと言うマユを、断る弘子。
 「運命は自分で切り開いていくものだ」と拳を突き上げる弘子。
 「それって、誰の言葉ですか?」とマユ。
 「松方弘子」と弘子。
 「え!?」とマユ。

 後悔することは悪いことじゃない。
 でも、明日は公開しないように、今日を生きていきたい。


寸  評  弘子の気持ち、よく分かります。きっと女性の方が、仕事に対す
る重圧と責任を感じていると思うのです。焦りといったらいいのかも
しれませんが。
 自分がいなかったら、仕事が回らないと思いこんでいます。客観的
に考えれば、社員は歯車の一つであり、自分がいなくても、会社は回
っていくのに、そのことが見えません。
 女性は、男性より、自分をアピールしない限り、自分の価値が認め
られないと思っていると感じます。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 東京もだいぶ寒くなってきました。
 でも、どこまで寒いのか、最近、感覚がおかしくなっているのかなと思いま
す。
 男性でも、コートを着ている人がいます。でも、それほど寒いのかな?と思
います。まだ、普通のスーツで耐えられる気温に思えて。
 結構寒がりの方なのですが、これって、フィットネス通いをしている効果!?
(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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