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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/11/13 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 有閑倶楽部 局 名 日本テレビ系 放映日時 火曜22時 キャスト 松竹梅魅録(赤西 仁) 菊正宗清四郎(横山 裕) 美童グランマニエ(田口淳之介) 白鹿野梨子(香椎由宇) 黄桜可憐(鈴木えみ) 剣菱悠理(美 波) 原 作 一条ゆかり『有閑倶楽部』 脚 本 江頭美智留 主題歌 あらすじ 第五話 崩壊の危機 警視総監を父に持ち、硬派で頼れる男。そして無類のメカ好き、松 竹梅魅録。 父は日本画の大家、母は茶道の家元。由緒正しきお嬢様。ただし、 大の男嫌い、白鹿野梨子。 大病院の御曹司。あらゆる学問に精通し、武道も極めたマルチ高校 生、菊正宗清四郎。 宝石商の母と二人暮らし。魅惑の美貌とスタイルを武器に、日夜玉 の輿を夢見ている、黄桜可憐。 スウェーデン大使を父に持つクオーター。多数の女性と浮き名を流 すプレーボーイ、美童グランマニエ。 世界の大富豪・剣菱財閥会長の娘。運動神経は男顔負け。趣味は大 食い、剣菱悠理。 白鹿野梨子(香椎由宇)は、暇すぎてジグソーパズルをやっていた。 剣菱悠理(美波)は、肉まん片手に、ジグソーパズルは、肉まんの 図柄だと言う。 そこに校長の蔵田(長谷川初範)と教頭の村上(半海一晃)がやっ てきて、剣菱悠理(美波)のテストを見せ、学年最下位。次回もこの 成績だったら、留年だという。 黄桜可憐(鈴木えみ)も下から11番目。 蔵田校長は、今は授業中だ。今後もこういうことを続けていたら、 全員退学だという。 悠理の母・百合子(かとうかず子)の理想は、フリルの洋服を着た かわいい女の子と、優雅な時間を過ごすこと。 そこにドタドタと足音を立て、「腹減った」と帰ってくる悠理。 百合子の夢が潰れる。 そこで百合子は考えた。すぐさま悠理を結婚させ、孫を生ませて、 理想を叶えようと。 百合子がこうと決めたら、悠理の父・万作(片岡鶴太郎)にも、止 めることができない。 有閑倶楽部の部室にいると、百合子が入ってきて、先生にもこれか らお見合いで早退と断ってきた、と言う。 悠理は逃げだそうとしたが、百合子に睨まれ、おとなしく従う。 ほかの五人も、恰好の暇つぶし、と付いていく。 悠理の婿候補は、みんなおっさん。 菊正宗清四郎(横山裕)は、剣菱財閥を継げるだけの人材となると、 どうしても年配者になってしまう、と解説する。 可憐は、玉のことを探そうとしたが、あのルックスではがっかり、 と言う。 百合子に睨まれ悠理は、この中から結婚相手を選んでもいい。でも、 それは自分より強いことが条件と言う。 相手になりましょうと進み出た男性を一撃のもとに倒す悠理。 ほかの候補者達は、恐怖のあまり、戦いもせず、逃げていく。 候補者が誰もいなくなり、それでも悠理より強い男がいるのか..... ということになる。 みんな、『いる』と気づく。それは清四郎。 野梨子が、清四郎は菊正宗病院を継がなければならないから、無理 と反対する。 悠理は、清四郎とでは、一生馬鹿にされるからイヤ、と言う。 清四郎も、悠理を女として見たことは無いし、病院もあるので無理 だという。 五人が帰った後も、清四郎のことを諦めきれない百合子。 帰り道、美童グランマニエ(田口淳之介)は、剣菱財閥と言えば、 世界有数で、その傘下におさめる企業は数知れず。それを一人で束ね ている万作は、普通ではない、と言う。 菊正宗病院の玄関に来た清四郎は、白衣を着た姉と会う。 姉はインターンとして戻ってきた。天才外科医の娘なのだから、卒 業は間違いない。卒業したら、この病院の全権を握る。清四郎には、 事務方を任せる、と言う。 清四郎は、姉の下で働くなんて、ゴメンだと言う。 清四郎は、美童の、剣菱財閥の事業分野は数知れずという言葉を思 い出す。もし剣菱財閥を継げれば、自分の力を試せる。 清四郎は、早速空手の技を磨く。 有閑倶楽部で、結婚を決めたと言う清四郎。 野梨子が、そんなにお金が魅力なの?と聞くと、清四郎は、剣菱財 閥を思いのままにするのには、大いに魅力を感じると言う。 野梨子は、清四郎の頬を叩き、金に目がくらむなんて、見損なった という。 可憐は、野梨子が妬いていると言うが、美童は、野梨子はブラコン。 野梨子の男のスタンダードは清四郎だから、と言う。 松竹梅魅録(赤西仁)は、力のある男は、自分の能力を試したくな るものだからな、と言う。 野梨子は校庭のベンチに座り、生徒手帳の間から写真を取り出して 眺める。それは幼稚園の頃の清四郎と野梨子。二人は、幼稚園の時か ら、ずっと隣同士だったのだ。 野梨子は魅録に、問わず語りに話す。 幼稚園生の頃、清四郎はとても弱かった。その頃、悠理も一緒の幼 稚園にいて、いつも野梨子のことを、『金魚の糞』と言って虐めてい た。 清四郎が野梨子を助けようと、悠理に向かっていくがいとも簡単に 倒されてしまった。 それを見た野梨子は、悠理の頬を平手打ち。 そんなことがあってから、幼い清四郎は、一念発起し、東村寺の住 職(泉谷しげる)に武道を習った。 東村寺の住職は、武道の神様と言われる人間国宝。 そして清四郎は強くなったが、今の清四郎はあの頃の目的を見失っ ているように見える。 悠理が清四郎に果たし状を突きつける。 清四郎は『ハたし状』と書いてあるのを見て、果たし状くらい、漢 字で書け、と言う。 悠理は、こんな風に一生馬鹿にされるのは、絶対イヤだという。 悠理が東村寺の住職に、自分を強くしてくれと頼みに行く。清四郎 をあんなに強くしてしまった責任を取ってくれ、と。 住職は、貧乏だという。 悠理は、自分のお小遣いを全部持ってきたと言って、鍋一杯の百万 円の束を差し出す。 嬉しそうに札束を数え始めた住職に、悠理は向かっていくが、住職 は音も立てず、瞬間移動する。 悠理の攻撃は、ことごとく空を切る。 いよいよ婚約記念決闘の日がやってきた。 最初悠理は、剣道の面と胴を付け、ぬんちゃくを手に現れたが、あ っけなくぬんちゃくを清四郎に取られる。 さすがに面と胴を付けていては、動きにくいので、「タイム」と言 って外す悠理。 清四郎は悠理に、そんなに自分との結婚がイヤなのか、と聞く。 絶対イヤ!と悠理。 清四郎は、そんなにいやがられるなら、考え直さなければならない な、と言う。 悠理は期待を込めて、清四郎に近づく。 その悠理の隙を突いて、清四郎は悠理を投げ飛ばす。 悠理は飛ばされ、堀の水の中に落ちる。 それを見た野梨子は帰ってしまう。 遂に清四郎と野梨子の婚約発表。 この期に及んでも、悠理は清四郎を嫌っている。 清四郎は、記者の質問に答えて、剣菱財閥を率いていく自信がある と言い切る。 婚約パーティーの時、野梨子は、有閑倶楽部の部室で、ジグソー・ パズルをやっていたが、完成すると、ゴミ箱に捨てる。 そこにエール理事長(白川由美)が入ってくる。 すると野梨子は、逃げるように部室を出て行く。 二人の結婚について聞かれた百合子と万作。 万作は結婚式は寺と主張。 百合子は、ウェストミンスター寺院でと主張し、二人はすごいにら み合い。 婚約パーティーから帰ろうとする魅録と美童。 清四郎が、「仲間の婚約パーティーなのに冷たいですね」と呼び止 めるが、魅録たちは、「仲間?」と語尾を上げる。そして、ここに 1人足らないのに気づかないのか?と言う。 そこに可憐が、大変!と飛んでくる。 会場では、万作対百合子のバトルがヒートアップ。 遂に百合子は、剣菱家と自分のどちらが大切?と聞く。 「剣菱家」と答える万作。 百合子は結婚指輪を外すと、「お暇を取らせていただきます」と言 って、出て行ってしまう。 万作が、「百合子の方が大切」と言い直したときはすでに遅し。 ショックの余り熱を出す万作。 でも、決済しなければならない書類が山のようにたまっている。 万作は遂にキレ、婿の清四郎に任せた!と言う。 清四郎は、迎えに来た剣菱家の家老に、首脳陣を集めるよう言う。 集まってきた首脳陣は、たかが高校生にとバカにしていたが、清四 郎の鋭い質問に、たじたじ。 魅録が有閑倶楽部の部室に行くが、誰もいない。 清四郎は休みも取らず、仕事を続けている。夢は、剣菱財閥を世界 一にすること。剣菱家の晩餐会に招かれることが上流社会のステータ スとなるようにしたいと言う。 手づかみで食事をし、おかわりする悠理。 そこに清四郎が現れ、外国では、パーティーは夫婦同伴が基本。妻 の恥は夫の恥、と言う。 徹底した悠理の教育が始まる。英語、歩き方、食事のマナー。 悠理は、どりもやる気が出ない。 魅録が1人でジグソー・パズルに取り組んでいると、美童と可憐が やってきて、部室が広く感じる。今まで六人でいたから、と言う。 あれ以来、野梨子の姿を見かけない。 そこにエール理事長がやってきて、宝石は簡単に手放してはダメ。 宝石とは、固くてキラキラしているもの。そう、友情、という。 可憐、美童、野梨子は、悠理に差し入れの肉まんを持って行く。 ハードスケジュールに音を上げていた悠理は、喜んで肉まんを食べ る。 そこに清四郎がやってきて悠理に、もうとっくに休憩時間は終わっ ている、と言う。 野梨子が、少し悠理のことも考えてあげたら?と言うが、清四郎は、 これは剣菱家の問題だから、口を出さないでくれ、と言う。 野梨子は、こんな清四郎を信じた自分がバカだったと言って、出て 行ってしまう。 可憐が今日はゆっくりお話しできるでしょ?と言っても、清四郎は そんな時間は無い、と可憐の手をふりほどく。 魅録は、清四郎は余裕を無くしているのでは?と言っても、鏡を見 てみろ。仲間を大切にしろ、と言う。 でも清四郎は、今は仲間より、剣菱財閥を大きくすることが大切と、 やつれた寝不足の顔で言うと、忙しそうに去っていく。 長刀を手にする野梨子。 清四郎の前で食の進まない悠理。 そこに長刀を手にした野梨子が現れ、清四郎に果たし状を突きつけ る。もし自分が勝ったら、剣菱家から手を引いて貰う、と。 野梨子が掛かっていくが、清四郎は体をかわすだけで、相手にして いない。 野梨子は、不可能を可能にするのが有閑倶楽部!と果敢に掛かって いく。 遂に野梨子は、手から長刀を取り落としてしまう。 そこに魅録たちが現れる。そして今度は魅録が相手すると言う。 清四郎は、魅録相手なら遠慮せずに、戦えるという。 二人は互角に戦っている。 清四郎がここ一週間ろくに寝ていないのも響いているようだ。 魅録は清四郎に、「その何でも一番になりたがる性格を直せ」と言 う。 清四郎は、「自然に一番になっちゃうんだから、仕方ないでしょ」 と言う。 清四郎が不利になってくると、思わず、「清四郎頑張れ!」と応援 してしまう野梨子。 可憐と美童は、「二人とも頑張れ」と言う。 焦る悠理。 遂に二人が相打ちか?というところに、間に東村寺の住職が入る。 清四郎にカツを入れに来たと言って、清四郎に一撃を与え、清四郎 は気を失う。 野梨子は、気を失った清四郎に、必死に呼びかける。 そこにハワイから帰ってきた万作と百合子が現れる。二人はハワイ の教会で挙式してきた、と浮かれている。 その二人に東村寺の住職は、親は子供の幸せを考えるべきだろう、 と一喝する。 東雲寺の住職が、清四郎にカツを入れ、正気付く清四郎。 魅録が清四郎を助け起こす。 有閑倶楽部に六人のメンバーが揃う。 「生徒会長」と呼ばれると清四郎は、当分その呼び方は止めてくれ。 あんなすごい仕事を何年もやっている万作はやはりすごい、と言う。 そこに蔵田校長と村上教頭がやってきて、いったい何日授業をさぼ っているのか。そんなに退学になりたいのか、と問う。 寸 評 ちょっとやり過ぎかな、と思いました。 清四郎って、自分の力を試すためには、愛のない結婚ができる人だ ったの!? 高校生の判断としては、イヤですよね。 個人的に、清四郎のように、何でもできる人に、魅力を感じられな いんですよね。 たとえばSMAPだと、キムタクは好きではありません。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 来年のNHKの大河が『篤姫』とのことですが、篤姫と聞くと、どうしても 菅野美穂を思い浮かべてしまいます。 なんで敢えてフジテレビの大奥と張り合うような設定を選んだのでしょうか? 大河では、幕末ものは視聴率が取れないというジンクスがあるそうですが、 どうなのでしょう。とはいえ、まずは見てみると思うんですよね。飽きるまで は。『義経』の時は、途中でギブアップしましたので。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |