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タイトル:Daily Drama Express 2007/11/08 医龍2 (5)  2007/11/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/11/18 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 医龍 Team Medical Dragon 2
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 朝田龍太郎(坂口憲二)
 伊集院登(小池徹平)
 片岡一美(内田有紀)
 霧島軍司(北村一輝)
 木原毅彦(池田鉄洋)
 野口賢雄(岸辺一徳)
  鬼頭笙子(夏木マリ)
 荒瀬門次(阿部サダヲ)
 藤吉圭介(佐々木蔵之介)
 里原ミキ(水川あさみ)
原  作 乃木坂太郎 永井明(原案) 吉沼美恵(医療監修)
『医龍〜Team Medical Dragon〜』
脚  本 林宏司
主題歌   『』

あらすじ  KARTE05 : 決行!!運命の無輸血手術

 朝田龍太郎(坂口憲二)は、緊急オペを宣言。
 外山誠二(高橋一生)は、無輸血でどうするんだと言うが、藤吉圭
介(佐々木蔵之介)は、少しでも輸血の確保に努めるという。

 伊集院登(小池徹平)は座ったままのME(臨床工学士)の野村博
人(中村靖日)に、オペには野村が必要、と言う。


 元厚生労働大臣・恩田哲三議員(竜雷太)に野口(岸部一徳)は、
緒方美羽(黒川智花)は看護師の目を盗んで出て行ってしまった。で
も、大動脈乖離を起こしていて、今は動かせない。北洋病院に任せる
しか無い、と言う。
 くどくどと言い訳をしようとする野口を無視して電話を切ると、恩
田は車を北洋病院へ向かわせる。

 野口は、あの患者は必ず死ぬ、とつぶやく。


 オペの準備をしているが、野村は、自分にはこんな難しいオペは無
理だという。
 登が必死に大丈夫、と言う。

 藤吉が血液センターを当たってみたが、ストックはないと言う。
 その時、スタッフの1人が、学会でバーディー・バーダーのオペに
ついて、山王大学の上田教授が発表していたことほ思い出す。
 登は、上田教授にかわいがって貰っていると言い、龍太郎は登に、
上田教授に、そのバーディー・バーダーの患者さんを紹介して貰うよ
う指示。第一助手は外山に任せるという。

 龍太郎は、無輸血手術で行くという。
 そのためには循環停止し、膀胱温度を20度に下げる。

 循環停止にすれば、確かに輸血無しで手術できるかもしれない。で
も、問題は、制限時間が40分しかないこと。大動脈乖離と、ベンタ
ール手術は、両方とも大手術。40分で終わるわけ無い、と投げやり
な外山。

 龍太郎は、輸血できないのだから、やるしかないのだと言う。


 北洋病院・院長の善田秀樹(志賀廣太郎)は小高七海(大塚寧々)
に、美羽のオペに入ってくれと懇願するが、無視する七海。


 里原ミキ(水川あさみ)は、無輸血手術と言うことに、ソワソワす
るが、荒瀬門次(阿部サダヲ)は、今から行っても間に合わない、と
言う。


 野口は木原毅彦(池田鉄洋)に、すぐ戻ってくるよう電話する。明
真大学附属病院の人間が、美羽の手術と接点があってはいけない。

 バーディー・バーダーの人に会いに行くために飛び出してくる登に、
声を掛ける木原。
 でも登は急いでいる、と先を急ぐ。


 登は、バーディー・バーダーの女性がわかったが、今、近くのショ
ッピングモールに出かけていると連絡する。


 複雑に入り組んだ血管を、龍太郎はたった3分で外すが、心臓に切
れ目を入れたところで、手が止まる。

 乖離が弓部大動脈にまで達している。術前検査の後、更に病状が進
んだのか!?

 上方大動脈だけなら、縫合は2カ所。でも、弓部大動脈は脳へ行く
2本と、左手への1本があり、合計5カ所縫わなければならない。

 外山は、龍太郎の速度を持っても、間に合わないと言うが、龍太郎
は、処置を続ける。
 最後まで諦めない。それがオレのチームだ、と言って。


 恩田は片岡一美(内田有紀)に、自分の血を輸血できないのか聞く。
 一美は、美羽はバーディー・バーダーという特殊な血液型のため、
親子でも適合しない、と言う。

 恩田は、また自分は美羽に何もしてやれないのだと、頭を抱えて嘆
く。またとは、幼い頃の大けがをさしている。

 部下が、毎朝新聞の記者がかぎつけてきた。今、スキャンダルが出
ては、次の選挙に勝てないと言うが、それでも病院を出ず、一美に、
どうか美羽を助けてください、とすがる。
 一美は、今、美羽をオペしているのは、北洋病院でも最高の外科医。
絶対美羽は死なせない、と言う。

 血液保管センターに冷凍保存血が見つかる。たった400ccだが、
善田は、至急送って下さい、と頼む。

 登は、ショッピングモール中を駆け回り、バーディー・バーダーの
女性に電話し続けるが、未だにつかまらない。

 龍太郎が、弓部大動脈をつなぐ。
 でも、ベンタール手術まで、手が回るのか!?


 鬼頭笙子(夏木マリ)が荒瀬に、カンファレンスだと声を掛ける。
 荒瀬は鬼頭に、患者を見捨てたのか?と問う。
 鬼頭は、患者が勝手に出て行ったのだという。

 荒瀬は、発作が明真大学附属病院で起きたらどうするのだと問う。
 鬼頭は、いずれにしても、美羽は助からない、と言う。
 荒瀬は、龍太郎なら助けるかもしれない、と言う。

 鬼頭は、目の前の1人より、10年後の1万人を救いたいと言う。


 登はまだ必死にバーディー・バーダーの女性を捜している。
 すると木原も一緒に探していた。1人より、2人の方が早いだろう
と言って。

 野口から木原の携帯に着信。
 木原は散々悩んだ挙げ句、出ずに切る。「明真大学附属病院にも医
者はいる」と言って。
 でも、そうしながらも、心の底では、本当に野口を断ったのは、い
いのかな?と迷っている。

 残り時間、あと7分。

 一美は七海に、大動脈乖離の手術は成功する。でも、問題は次のベ
ンタール、と言う。

 大動脈乖離の手術は終わるが、残り時間はあと3分。

 血液が無ければダメね、と七海。
 一美は、それでも龍太郎は.....と言う。

 龍太郎は、血液を希釈して、流量を増やせば、人工心肺を回せると
言う。
 確かにそうすれば、血球などで失う血液も減り、理論上は充分輸血
が無くても、手術できる。
 でも、難しいのは、どれだけ希釈するか。間違えば、脳に酸素が行
き渡らず、患者は死ぬ。

 一美は、七海の腕で引き受けて欲しいと頼む。
 七海は、それは買いかぶり、と断る。

 一美は七海に、美羽は議員の娘。一美の構想のためには、死なせる
わけにはいかない、と言う。

 野村は、自分には、この管理はできない。患者を死なせるだけだ、
と言う。
 龍太郎は、オペが怖いのは野村だけではない。患者を前にして、怖
れを抱かない者などいない。
 でも、それでもオペができるのは、チームだからだ。野村の後ろに
は、みんながいる、と言う。

 七海がオペ室に入っていく。今回の騒ぎに参加してもいいか.....
と。
 そして血液の状態をチェックし、いくら希釈したとしても、
700cc切ったら、人工心肺からの離脱はできなくなる、と言う。

 見つかった血液400ccを載せた車は、事故渋滞に巻き込まれ、
動けなくなっていた。

 血液は末端で消費される。700ccのラインまで、もう少ししか
ない。

 バーディー・バーダーの女性は、携帯をベンチに置いていて、登の
呼び出しに気づかない。

 七海の指示を受け、テキパキと作業を行う野村。いつもと違う。

 このままでは、血液はすぐに700ccを切ってしまう。

 ついにバーディー・バーダーの女性捜しは木原に任せ、登は血液の
受け取りに行くことにする。

 尿に血が混じっている。

 美羽の肝臓にも、亀裂が見つかる。龍太郎は、外山に血管採取を命
じる。

 登は、原付で血液センターの車の横へ行くと、血液を受け取る。

 すでに血液は750ccを切っている。

 登が北洋病院に到着。血液を持って、院内を駆ける。

 看護師に血液を渡した登が、見学室に駆け上がると、みんな静止し
ている。間に合わなかったか.....。

 次に龍太郎が発した言葉は、「ベンタール手術終了」。
 なんと無輸血でやり終えたのだ。

 野村は、見学室の登に、ほほえむ。

 恩田は、美羽のオペ成功の知らせを受け、「やってくれたな.....
北洋病院の連中」とつぶやく。


 無輸血オペの報を受けた野村は、ガックリと椅子に倒れ込む。

 そこに木原がやってきて、「つい良心の呵責に耐えきれず、一緒に
探してしまいました。でも、見つからなかったので、明真大学附属病
院は、全く関係なしです」と言う。

 それを聞いた野口は身体を起こし、「よくやった」と言って、ニヤ
リとする。

 恩田は野口に、もう明真大学附属病院の心臓移植認定の目は無くな
ったな、と言う。しかも美羽を切った医者は、元明真大学附属病院の
医者だったそうじゃないか。それを追い出すなんて、野口には、人を
見る目もない、と怒る。

 野口は、切ったのは明真大学附属病院の医者だ。北洋病院の施設を
借りただけだという。そして、一美にもそうだよなと言い、頷かせる。

 恩田が、一美は北洋病院で一番腕のいい医者だと言っていたと言う
と、そういうことにしてくれないと、恩田に愛人に生ませた娘がいる
というスキャンダルが公になることになる。それに麹町の事務所経費
の問題もまだどこもつかんでいないはずだが、と言う。
 野口は、今まで通りお願いします、と言う。
 一美は、これでWIN−WINの関係だという。


 目を覚ました美羽は龍太郎たちに、この病院に来てよかった、と言
う。
 七海は美羽に、チョコを返す。借りたものは返す主義。これはカカ
オ70%。ビターな大人の味、と言って。

 藤原が龍太郎に、美羽の資料を渡す。そして野村に、こんなことが
できるなんて、一緒についた麻酔医が、よほど腕がよかったんだな、
と言う。

 野村は藤原に言いたいことがある。自分がこうしてできたのは、藤
原のおかげだ。藤原のおかげで、チームとはどんなものかがわかった、
と言う。


 恩田も美羽が助かって、喜んでいるという一美に、美羽は、恩田は
金さえ振り込めば、美羽が幸せだと思っているんでしょ、と言う。
 一美は、そんなことない。子供の頃、大けがをした美羽を背負って、
病院を探してくれたのは、母親ではなく、恩田だ。恩田の部下が、ス
キャンダルになることを怖れて、話をすり替えた、と言う。
 今回の件も、恩田はスキャンダルを怖れず、病院に来ていた、と。

 美羽は恩田の部下に、恩田に渡して欲しいと、メモを託す。


 善田が一美に、小さいとき、美羽を助けたのは母親じゃないですか。
それをなんで恩田というのか、と聞く。
 一美は、美羽に騒がれては困るから、と言う。


 野口は藤原にクビを言い渡す。
 野口は、一美に美羽が助かってよかったか聞く。
 一美は、美羽は恩田の娘なので、死なれると困る。自分の計画にと
っても、と言う。

 野口は一美に、自分は湿っぽいのは嫌いだと言う。
 一美は、あくまで、ビジネスのためと言う。


 恩田は官僚に頼らない主義。
 その恩田が官僚に質問する。その内容は、携帯メールの送り方だっ
た。

 登校途中の美羽は、携帯メールを見て、笑っている。


寸  評  龍太郎は、手術を成功させるとは予想していましたが。
 でも無輸血で人工心肺を稼働させるための裏技が、血液を希釈する
ことだったとは。ある意味、コロンブスの卵的発想ですね。

 一美が美羽が助かることを願ったのは、本当にビジネスだけでしょ
うか?それとも、人間的感情も生じていた?

 内田有紀−−技術者ではなく、経営陣で、タイトスカートのスーツ
に髪はアップでまとめる、という役がすっかり定番になったように感
じます。
 って、このドラマ以外では、「バンビーノ」だけかもしれませんが。
あれも、コックでもパティシエでも、ウェイトレスでもないんですよ
ね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 TBS日曜9時枠のドラマ、このところ、いいドラマが続いているな、と感
じます。
 一頃、よくやっていた、今時そんなに兄弟の数が多いなんて無いだろう、と
いう設定で騒動が起こるストーリーではなく、楽しめますね。
 圭祐の気持ち、なんとなくわかる気がします。定年も目の前に見えていて、
それなのに仕事のやり方は、管理は変わり、現場は変わらず。そこに自分では
無い人気作家に化けられて、若い女性と。
 妻には知られてはいけないけど、手は出していない、いや、出せない?
 さんまは、情けない中年男を自然に演じられる人ですね。あの人相が、演技
しなくても、すでに情けない?
 一つ気になるのは、わたしの場合、このドラマを純粋に見ているのか、この
ドラマに、サザンを重ねて見ているのかが、分からなくなっていることです。

 桑田佳祐の12月に出る今年のシングル第3弾、予約しました。楽しみです。
(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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